好きなことを仕事にするために必要なものって何かな?
そんな疑問に答えます。
本記事では、好きなことを仕事にするために必要なたった1つのものや、好きなことを仕事している割合の情報、これだけはやっておこうというポイントまでお話します。
3分くらいで読めます。
この記事の信頼性
この記事を書いている私は通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。
自分の強みを活かして起業や転職をしたり、仕事を楽しめる女性を生み出す支援活動を行っています。
私も今は好きな仕事をさせてもらってますが、覚悟が決まるまで10年以上の歳月はかかっていると思います。※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
好きなことを仕事にするために必要なたった1つのこと
好きなことを仕事にするために必要なたった1つのことは「覚悟を決めること」です。
「覚悟を決める」ってどういうことですか?
好きなことを仕事にできる人の割合
好きなことを仕事にするためにどのような覚悟をしなければならないかを語る前に、知っておいて欲しいことがあります。
好きなことを仕事にできている人の割合です。
マイナビニュース会員のうち男女495名に、今就いている仕事は好きなことかどうかの統計調査によると、「はい」と答えたのは 39.8%です。
つまり労働者の6割は好きなことを仕事にしたわけではないということです。
なので、少数派の方に入らなけばならないということを頭に置いてくださいね。
好きなことを仕事にするために必要な5つの覚悟
(1)捨てる覚悟
好きなことを仕事にするために必要な覚悟の1つめ。
「捨てる覚悟」が必要です。
この記事を読んでいる人が、まだ好きなことを仕事にできていないと仮定すると、今までやってきたことの何かを捨てなければならなくなります。
よくあるのは「今の収入」です。
私もそれなりの給料をもらっている仕事をしていただけに、この葛藤は大きかったです。
また同族経営だっただけに、家族のしがらみが普通の人よりも強かったと思いますよ。
詳しくは週末起業で会社を辞めずに副業を10年続けて知ったこと【初告白】を読んでくださいね。
(2)好きなことに需要があるとは限らない覚悟
好きなことを仕事にするために必要な覚悟の2つめは「好きなことに需要があるとは限らない」ということです。
「読書が好き」と言われても読書そのものがビジネスになるかどうかと言われれば「?」となります。
「トンボが好き」と言われても同じです。
自分の好きなことは需要を考えて好きになっているわけではないので、稼げないか、もしくは稼ぐことが非常に困難な危険性をはらんでいるということを忘れない方が良いです。
(3)お金の生産性が悪いことが多い覚悟
好きなことを仕事にするために必要な覚悟の3つめは「お金の生産性が悪い場合が多い」ということです。
好きなことが手間のかかることだとすると、長時間労働になるかもしれませんね。
お金の生産性という側面からすると、他の仕事をしていたほうが稼げるんじゃないのという人も少なくありません。
私自身の講師という仕事も、見た目以上に手間のかかる仕事です。
講義のない日は受講生へのフィードバックなどに時間がかかります。
それだけに好きでなければやっていられない仕事とも言えます。
好きなことを仕事にするときは「お金の生産性が悪い場合が多い」ということを知った上で考えることも大切になるということですね。
(4)仕事にしたら好きなことが嫌いになるリスクの覚悟
好きなことを仕事にするために必要な覚悟の4つめは、「仕事をしたら嫌いになるリスクもある」ということです。
学生の頃、オートバイが好きだったので、バイク便のアルバイトをしたことがあります。
一日中バイクを乗り回して企業をまわるのですが、バイトの無い日にバイクに乗る気がしなくなってしまいました。
私の場合は嫌いにこそなりませんでしたが、趣味と仕事とはかなり感覚が変わってくるので注意です。
(5)まわりに反対される覚悟
好きなことを仕事にするために必要な覚悟の5つめは「まわりに反対される覚悟」が必要になるということです。
先ほども申し上げたように好きなことを仕事に出来た人の割合は40%弱。
ともすると「好きなことを仕事にするなんて無理だよ」「甘くないよ」とか言われてしまうパターンが多くなるでしょう。
これまでの知人や友人と話が合わなくなる可能性もあります。
好きなことを仕事にしたいならこれだけはやっておこう
ここまで読み進めると、「好きなことを仕事にするってこわいな」とお思いになるかもですが、そんなことはありません。
覚悟さえ決めてすべきことをすれば本当は誰でもできることなのだと思います。
そこで好きなことを仕事にしたいときに、これだけはやっておきたい5つのポイントについてお話します。
(ポイント1)お金をためておこう
いきなり生生しいお話で恐縮ですが、先立つものをしっかりと貯めておくことは重要です。
私はバイクのレースや何やらお金がかかることもやっていましたが、常に預金をするなどお金は貯め続けていました。
これがのちのちの投資の資金になったり、ガツガツ仕事をしなくてもよい安心感につながったりと本当によかったなぁと感じています。
好きなことを仕事にした場合、2~3年は稼げない期間があっても大丈夫なくらいの蓄えがあった方が良いと思いますよ。
(ポイント2)やりたくないことを決めておこう
やりたくないことや嫌いなことを見つめ直すと、がぜん「好きなことを仕事にしたい!」というやる気が出ます。
私の場合、決まった時間や曜日に仕事をするのが苦痛。
事務所にずっといなければならないのが苦痛。
通勤が苦痛。
などけっこうありました。
どれもが無くなる仕事を選んでいます。
(ポイント3)まわりの理解を得ておこう
家族には了承を得ておいたほうが良いです。
私も妻に相談したときに気持ちよく「やってみたら」と言ってもらえたのが最後の決め手になりました。
家族からの反発のある中で好きなことを仕事にするのは、逆風が吹き荒れる中でやり抜くくらいの厳しさがあります。
じっくり時間をかけて、まわりの人に自分はほんとうにやりたいんだと説得することは必要ですね。
(ポイント4)ビジネスを学ぼう。
多くの女性がこれを嫌がります。
しかし好きなことを仕事にするために必要なのであれば、やらなくてはならないでしょう。
製品やサービスの存在をお客さまに知らしめるマーケティング。
製品やサービスを売る技術であるセールス。
そのノウハウは最低でも身につけておかなければ、いつまでも誰かの台所の中で仕事をしなければならなくなります。
(ポイント5)投資はおすすめ
さきほども少し触れましたが、好きなことを仕事にするとお金の生産性が悪い可能性があります。
特に女性の場合はその傾向が強く見られます。
それだけに自分が体を動かさずともお金を稼げる手段である「投資」をすることをおすすめします。
私自身も株、公社債投信、外貨預金、銀行への出資、不動産投資・・などをコツコツ積み上げていきました。
投資が好きなわけではなく、自分のやりたい仕事を好きなタイミングでやりたいから意図的にやっているだけのことです。
自分の好きなことがわからない人はどうすればいい?
この記事を読まれている方の中には「自分の好きなことややりたいことがわからない」という人もいるかと思います(私もずっとそうでした)。
自分に自信がないときや、心に余裕がないときに自分の好きなことややりたいことは、湧き上がってこない感情です。
そこでまずは自分にできることの棚卸しをして、自分の強みを知ることをおすすめします。
自分の強みを発見して仕事に活かす女性になる方法を参考にしてみてくださいね。
好きなことを仕事にしてわかったこと【自分が変わります】
好きなことを仕事にしてわかったことは、あれこれ壁にぶつかってもやめようとまったく思わないことです。
好きなことをしているときはいつもワクワクします。
イヤだった早起きもデスクワークもできたりしている自分がいます。
目覚ましをかけなくてもスッと目が覚める。
そのときにさぁ仕事するぞという気になれること自体に幸せを感じたりします。
厳しさはあるのですが、その厳しさも気にならないのです。
たった1回しかない人生です。
後悔のないように自分の働き方を考えてみてくださいね。
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