この記事は、自分の持ち味がわからない人にうってつけの内容です。自分の持ち味の見つけ方から、仕事に活かす方法まで解説しています。
自分の持ち味と評価されるものに特別な実績が必要なわけではありません。自然ににじみ出る自分の強みの一つと思ってOKです。
ただ、持ち味の使い方を誤ると”痛い人”になるので注意が必要です。
自分の持ち味を活かせる仕事をすると、自分らしく働けます。最高の毎日が待ってますよ。
私自身も自分の持ち味がわからないで苦しんだ経験があります。
後ほど体験談もお話しますのでぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
自分の持ち味がわからない人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
自分の持ち味とは?持ち味の意味【重要】
自分の持ち味を見つけて使いこなすには、意味をキチンと理解することが大切。「持ち味」の解釈を間違えるとうまく機能しないですからね。
「持ち味」とは、一人ひとりが持つ独自の特性、スキルのことを指します。
持ち味を活かすメリットは、より少ない労力と時間で成果を上げることが可能になり自信がつきます。これがさらに良い成果を生む好循環に繋がります。
さらにここからが大事なのですが、「持ち味を活かす」を深掘りして類語を調べてみると、以下のような言葉がならびます。
- 個性を出す
- 実力を発揮する
- 持ち前の力を発揮する
引用:Weblio類語辞書より
これらをまるっとまとめると、
持ち味と強みの違い
持ち味と強みの違いについても簡単に説明します。ほぼ同じ意味と思って差し支えないです。
ただ一点違いがあります。下記の表をご覧くださいね。知らないと「自分に持ち味はない!」とか言い出すことになりますよ。
▶持ち味と強みの違い
持ち味 | 強み |
他人との比較なし | 他人との比較あり |
- 「持ち味」は他人と比較する必要がない。
例えばいつも明るい人は、他人と明るさと比較する必要はないし、その明るい性格は持ち味になります。
自分の持ち味を見つける方法
自分の持ち味を見つける方法を解説します。
例えば、「困っている人がいたら放っておけない」というのは、その人の持ち味を示す。持ち味とは自分があたりまえにやってしまう一貫した動きを指します。
この一貫した動きを「らしさ」と表現されることが多いですね。らしさとは各個人が持っている偏執性(偏った気質)です。
たとえば、
- こだわってやってしまうこと
- 長時間やっても苦にならないこと
- みな嫌がるけれど自分は快感なこと
- 長く続いていること
などのようなものです。
いずれも意識せずやっていることだと思うので、じっくり自分を見つめ直してみましょう。
また、自分の行動に対して他人がどう反応しているかを観察するのも自分の持ち味を知る方法のひとつ。
- 感謝される
- 「あなたらしい」と言われる
- 驚かれる
- 頼られる
- 人が動き出す
以上のような反応をされた瞬間を見逃してはいけません。自分の持ち味を活かしているときです。
もっと自分の過去を振り返り、自分の持ち味を引き出したい人のために、自分の棚卸&分析に使える70の質問集 を作りました。
この質問集は製作に10年かかりました。
漠然と過去の経験を振り返ると、失敗したことを思い出したり、自分には何もないと無力感を抱く恐れがあります。※「ネガティブ・バイアス」と言います。
この質問集を使い振り返ると、ポジティブな経験を思い出すことができます。
本来ば有料でお渡ししたいところですが、お困りの人も多いため、今なら無料でお配りします。
但し、いつ配布を終了するかわかりません。必要な方は今すぐ入手して保存することをおすすめします。
下記からどうぞ。
自分の持ち味を活かすための7つの習慣
自分の持ち味を活かすには、ちょっとしたマインドセット(考え方のセッティングのこと)が必要。パッとできることではありません。習慣の見直しが大切です。
自分の持ち味を活かす7つの習慣をご紹介します。次のとおり。
- 自分の持ち味を活かす7つの習慣
- 短所と闘わない習慣
- 好評価を受け入れる習慣
- 「持ち味活かし」に集中する習慣
- 好評価を得られる人と付き合う習慣
- 評価の低い人から距離を置く習慣
- 持ち味を活かせる人と組む習慣
- 他人の持ち味を尊敬する習慣
順にわかりやすく解説しますね。
習慣1:自分の短所と闘わない習慣
自分の持ち味を活かす7つの習慣1つ目は、自分の短所と闘わない習慣です。
具体的には自分の短所(弱み)を受け入れること。
自分の短所克服に意識を向けると、心が張り詰めた風船状態となりやすい。そんな状態では持ち味を活かす心のすき間ができませんよ。
短所が気になる人は下記を参考にどうぞ。
▶長所を伸ばすか?短所を克服するか?の答えを出す話【朗報】長所も短所も自分の魅力です
短所の受け入れを意識して、心のすき間を空ける習慣を身につけましょう。
習慣2:好評価を受け入れる習慣
自分の持ち味を活かす7つの習慣2つ目は、好評価を受け入れる習慣です。
具体的には、人に褒められたことを拒絶しない習慣です。
褒められたことには、自分の持ち味を知る大切なヒントがある。自分の行動に対する相手の良い反応です。とは言え「お世辞では?」と拒否したくなる気持ちもわかります。
そのようなときは「3割お世辞。7割はホンモノ」と考えると受け入れやすくなりますよ。10回褒められて10回ともお世辞とは考えられないでしょうからね。
褒められても受け入れられない人は、下記の記事をお読みいただくと受け入れられますよ
習慣3:持ち味活かしに集中する習慣
自分の持ち味を活かす7つの習慣つ3目は「持ち味活かし」に意識を集中する習慣です。
持ち味を活かす時間は精神的に安定します。
いい結果も出るでしょうし、人に喜ばれる場面も多くなりいいこと尽くしですよ。次第に自信も湧き、持ち味活かしが加速します。
自分の持ち味を活かすことに意識を集中させる習慣づけを行いましょう。
習慣4:好評価を得る人と付き合う習慣
自分の持ち味を活かす7つの習慣4つ目は、好評価を得る人と付き合う習慣です。
具体的には、自分の持ち味に惹かれる人とお付き合いすること。
持ち味には相性があり、持ち味と感じる人と感じない人に分かれます。
例えば、人情に厚い持ち味を持つ人が「好き」という人もいれば「ウザい」と思う人もいます。
自分の持ち味に惹かれる人とのみ、お付き合いする習慣をつけましょう。
習慣5:低評価の人から距離を置く習慣
自分の持ち味を活かす7つの習慣5つ目は、好評価を得られない人とは離れる習慣です。
(4)の逆になります。
自分の持ち味を、受け手がどう判断するかまでコントロールできないからです。
単純な好みによるものだから。恋愛みたいなものですよ。情に厚い人が好きな人に、嫌いになれと言えないのと同じです。
自分の持ち味にいい反応を示さない人とは距離を取った方がお互い幸せです。(職場の上司だったりすると最悪ですけど)
好評価を得られない人とは離れる意識が大切ですよ。
習慣6:持ち味を活かせる人と組む習慣
自分の持ち味を活かす7つの習慣6つ目は、持ち味を活かせる人と組む習慣です。
具体的には、自分の持ち味を高めてくれる人とパートナーシップを結ぶ習慣のこと。
自分にない持ち味の人と組むことで、自分にできることの幅も広がります。
ひとつ例を上げましょう。
大胆なことができる持ち味の人が、計画的で緻密なことのできる持ち味の人と組むシーンを想像してください。
お互いの持ち味が相乗効果となり、持ち味がより際立つことになるでしょう。
自分の持ち味を最大限に引き上げる習慣とも言えますね。
習慣7:他人の持ち味を尊敬する習慣
自分の持ち味を活かす7つの習慣の最後は、他人の持ち味を尊敬する習慣です。
私たちは持ちつ持たれつで生きています。
仮に、理解し難い持ち味の人に出会っても、その持ち味がいいと思う人がこの世には必ずいる。多様性と受け止め、他人の持ち味を常に尊敬することは大切ですよ。
他人の持ち味を否定するのはダメ
自分の持ち味を仕事に活かす方法
持ち味を活かせる仕事とは、自分の強みや特性が十分に発揮でき、その結果として高い成果を出しやすい職種や業務です。このような仕事では、自信がつき、キャリアも有利に進める可能性が高いです。
そこで、自分の持ち味を仕事に活かす方法について解説します。誰にでもできることですが、じっくり周りを観察する必要があります。
自分のポジション(立ち位置)を確立することが大切です。
仕事には必ず目的がある。与えられた目的を遂行するために、自分にできることを提供するのが仕事です。
複数の社員がいれば得意・不得意は必ずあります。そこで自分は“どこの穴埋めができるか”考えるのです。
持ち味を評価してくれるところに出向き、自分のポジション(立ち位置)を確立する。これを間違えると悲しいことが起こります。
例えばファッションについて好評価を受けている人が、建築業界に行っても持ち味は活かせないでしょう。
自分の持ち味を仕事に活かすとなると、持ち味を超えた”自分の強み”を理解しなければならないでしょう。自分の強みの見つけ方については、下記の記事が参考になりますよ。
▶強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】
自分の持ち味に気づかせてくれる人とは
持ち味に気づかせてくれる人は、残念なことに身近に大抵いません。例えば同じ職場では、自分と同じような持ち味の人に囲まれてしまうでしょうしね。
そこで、
- 気の乗らない誘いにものってみる。
- やったことのないことをやってみる
- 興味がわかなくても行ってみる
以上の行動をすると、これまで出会ったことのない人と縁がつながる。そのとき出会う人の中に、自分の持ち味に好評価を与えてくれる人がいるでしょう。
- 持ち味に気づかせてくれる人たちです。
これまでの行動範囲の「外」に出ることを心がけましょうね
ただ、それでもやはり限界がありまして、間違った評価を受ける可能性も否定できません。人生を踏み誤る可能性があるのでご注意ください。
こちらの講座に参加することで誤った評価は防げます。
持ち味を活かすと楽に生きられる
自分の持ち味を最大限に活かせると、人生はぐっと楽になります。私がその最たる例です。
もともと私は「大人になりきれていない」と自己評価していました。
この性格がコンプレックスで、ビジネスの場では不利だと考えていました。しかし、あるビジネスセミナーに参加して意識が大きく変わった。
そこで出会った多くの人々は、コミカルな言動が醸し出す私の子供っぽさを逆に新鮮で面白いと感じ、高く評価してくれました。
これがきっかけになり、私は今では講師としてその持ち味を生かしています。
受講生を飽きさせない一つの持ち味になっているのです。
この変化を経て気づいたのは、多くの人が「せまい生簀(いけす)で泳いでいる魚」である可能性が高いということ。
自己評価にとらわれることなく、もっと広い世界で自分を表現してみる価値があります。
事実、私が子供っぽさを活かせる場を見つけた結果、生き生きとした毎日を送れています。
単なる「イワシ」だと思っていた自分が、実はちょっとした価値のある「熱帯魚」だったのです。(美化しすぎ?)
勿論、このステップは簡単なものではありません。でも、行動を起こさないと、年を取って後悔する日が来るかもしれませんよ。少なくともそれなりに年齢を重ねた私はそう思います。
勇気を出して、自分の持ち味を見つけ、活かす場所を探してみてはいかがでしょうか?
この記事がそのきっかけになったらうれしく思います。
自分の持ち味を見つけた人のインタビュー
自分の持ち味を見つけて仕事に活かしている人たちのインタビュー動画を撮りました。私の講座のカリキュラムを修了し、人生を大きく動かした人たちですので参考にどうぞ。(※各4分くらいです)
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
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100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
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また、
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私との直接のやりとりもできますよ
以上となります。
ではまた。
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