考えすぎる原因は何かな?
どうすれば改善できるの?
考える・行動するの理想的なバランスも知りたいな。
そんな疑問に答えます。
頭で考えすぎて行動できないことありますよね。考えてもムダとわかっていてもつい…なんてことはありませんか?
全く考えないで行動するのも問題ですが、考えすぎも良くないですよね。
チャンスを失ったり、時間切れになるなんてこともありますから。
本記事では、考えすぎて行動できない原因や失うもの。また、今すぐできる改善策や適切な思考と行動のバランスを紹介しています。
考えすぎる状態は、過去の苦い経験や完璧主義によるものなど、さまざまな原因で起こります。
改善する方法や、考えることと行動することの適切なバランスを理解すれば、考えすぎ問題は解決しますよ。
今すぐできることばかりですので、最後までお読みくださいね。
考えすぎて行動できないよくある原因
考えすぎて行動できない原因は、後ほど解説する改善策を効果的にするために必要な知識です。
「考えすぎて行動できない」とは、人が自分の考えや心配に深く囚われてしまい、実際の行動に移せなくなる状態を指します。自分自身によって、自分の行動をブロックする状況と言えます。
よくある原因は、次のとおりです。
(※今すぐ考えすぎの改善方法を知りたい人はコチラ)
自己肯定感が低い
考えすぎて行動できないよくある原因の1つ目は、自己肯定感が低いことによるものです。
自己肯定感が低いと、自分自身の能力に疑問を持つことが多くなりますからね。自信が持てないと、新しいことに挑戦したり、困難な状況に立ち向かったりするのが怖くなるでしょう。
たとえば、新しい業務に取り組むことを提案されたとします。
しかし、自己肯定感が低いと、その業務を成功させる能力がないと思い込んでしまうかもしれませんよね。
その結果、計画や実行について考える時間が増えてしまい、結果的に何も行動できなくなってしまうでしょう。
つまり、自己肯定感が低いと、自分の能力を低く見積もりすぎてしまう。そして考える時間が増えて、最終的に行動できなくなってしまうのです。
人目が気になる
考えすぎて行動できないよくある原因の2つ目は、人目が気になることによるものですね。
他人からの評価を気にしすぎると、自分の意見を控えめにし、自分の行動を制限しがちです。
たとえば、セレクトショップを開業したいと思ったとき、それが周囲の人々からどう思われるかを気にしてしまうかもしれませんね。
あるいは、新しいアイデアを提案したいけど、他人から変だと思われるのではないかと心配になるかもしれない。
その結果、始めたい仕事を始められずにいたり、新しいアイデアを提案することをためらってしまうことになる。
つまり、人目が気になると、自分の行動や意見を制限してしまい、考えすぎて行動できなくなってしまうのです。
完璧主義な性格
考えすぎて行動できないよくある原因の3つ目は、完璧主義の性格によるもの。
完璧主義の性格の人は、すべてのことを完全に行おうとするため、結果的に多くの時間を考えることに費やしてしまうからです。
つまり、すべてを完全にすることへの強迫観念が行動を妨げてしまうのです。
情報や知識の不足
考えすぎて行動できないよくある原因の4つ目は、情報や知識の不足によるもの。
自分が何をすべきか、どう行動すべきかを判断するために必要な情報がないと、動きようがないからです。
例えば、新しいジムに参加しようと考えているとしましょう。
しかし、どのクラスが自分に適するか、どのトレーナーを選ぶかなど、情報が十分にないと、どう行動すべきかわからず、そのままになってしまうかもしれません。
つまり情報や知識は、行動に移すために不可欠なものということです。
過去の苦い経験
考えすぎて行動できないよくある原因の5つ目は、過去の苦い経験によるもの。
過去の失敗やつらい経験が心に残り、新しいチャレンジや経験を恐れてしまうからですね。
たとえば、新しい英語クラスに参加したとしましょう。しかし、そのクラスは難しく、結果的に挫折したとします。
この苦い経験が心に残り、新しい英語クラスに参加することを考えるだけで、疲れてしまい、行動に移せなくなってしまいます。
つまり、過去の苦い経験が考えすぎて行動できない原因となるのは、その経験が自信を奪い、新しい挑戦に対する恐れを生み出すからですね。
ここまでを表にまとめました。
考えすぎて行動できない原因 | 解説 |
自己肯定感が低い | 自分の能力を疑い、挑戦を恐れてしまう。 |
人目が気になる | 他人の評価を気にし、自分の意見や行動を制限してしまう。 |
完璧主義の性格 | すべてを完全に行おうとする強迫観念が、行動を妨げてしまう。 |
情報や知識の不足 | 行動を決定するための情報が不足し、どう動くべきか分からない。 |
過去の苦い経験 | 過去の失敗やつらい経験が心に残り、新たなチャレンジを恐れる。 |
考えすぎて行動できない思考パターン
考えすぎて行動できない思考パターンをまとめます。以下の3つです。
- 自己否定的な思考
- マイナス思考
- 未来への不安
順に解説しますね。
自己否定的な思考
自己否定的な思考とは、自分をおとしめるような考え方のことです。例えば、「自分にはできない」と思ってしまうような思考が自己否定的な思考ですね。
マイナス思考
マイナス思考とは、物事を否定的に考える傾向のことです。
例えば、うまくいっているときでも、「これから先うまくいくかどうか分からない」と考えてしまうような思考がマイナス思考です。
未来への不安
未来への不安とは、将来に対して不安を感じることです。
例えば、「このままだと、将来どうなってしまうのだろうか」と考えてしまうような思考が未来への不安です。
これらの思考パターンに陥ってしまうと、「考えすぎて行動できない」という状態に陥ってしまうことがあります。
ですが、こうした思考パターンを避けることにより、行動ができるようになると言えますね。
考えすぎると失うもの3選
考えすぎると失うものについても解説しますね。次の項目で解説する改善策をやり抜くモチベーションになりますよ。
考えすぎると失うものは以下の3つです。
1. 新しいチャンス
考えすぎると失うもの1つ目は、新しいチャンスです。
考えすぎて行動できないと、新しいチャンスを逃す可能性があります。
なぜなら、考える時間が増えると、その間に他の人がそのチャンスを掴んでしまうからです。
例えば、家を買おうと思っている人が、おすすめされた良い物件を購入しようか考えているうちに、他の人が買ってしまったみたいな。
つまり、考えすぎて行動できないと、他の人がチャンスをつかむスピードに追いつけない可能性があるということです。
2. 信用
考えすぎると失うもの2つ目は、信用です。行動しないでいると、他の人から信頼性がないと判断されやすいです。
たとえば、仲間との仕事で、あなたがアイデアを出す役割を担当していたとしましょう。
しかし、完璧なアイデアを出そうと時間をかけすぎて、結局、期限までに何も提出できなかったら、チームのメンバーから信用を失うでしょう。
考えすぎて行動できないと、他人から信頼される機会を失う可能性があります。
3. 自分の成長
考えすぎると失うもの3つ目は、自分の成長です。新しいことを学ぶ、新しいスキルを習得するといった行動は、自分自身を成長させる大切な要素ですものね。
しかし、考えすぎて何も始められないことがあれば、それぞれを習得する機会を失うことになる。
つまり、考えすぎて行動できないと、自己成長の機会を逃すことになるのです。
「考えすぎ」を改善する7つの方法
考えすぎて行動できない問題に対処・改善する方法を解説します。
徹底的に調べる
考えすぎを改善する方法の1つ目は、徹底的に調べることです。
前に書いたように知識や情報が不足していると、いくら考えても行動に移せないですよね。
例えば「舌平目のムニエルを作りたい」と持っても、作り方がわからなければ行動できない。いくらじっと考えても行動に移せない。
考えすぎを改善するには、徹底的に調べて情報や知識を得ることが重要です。
「最適主義」を目指す
考えすぎを改善する方法の2つ目は、「最適主義」を目指すことです。
完璧主義の性格の人におすすめの方法ですよ。
最適主義とは、与えられた課題に対して、相手が満足できる範囲で最適化を図る考え方です。どうでもいいことに無駄な労力を使わず、本当に大切なことに焦点をあてる考え方です。
ほどよく合格点をとるイメージですよ。考えすぎを防ぎ、行動をうながすことができます。
以下に詳しく書いてます。
▶完璧主義をやめたい人必見!今すぐやめられる最適主義のすすめ
自己肯定感を高める
考えすぎを改善する方法の3つ目は、自己肯定感を高めることです。
そこで、過去の「成功体験」を半ば強制的に思い出すことが大事になる。
具体的には、あらゆる視点の質問を自分に問いかけ、忘れていた記憶を蘇らせることです。
ところがなかなかできる人が少ないので「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。
長年データを集めて、ようやくカタチになりました。どうしようか迷いましたが、悩まれている人が多いためとりあえず無料で配布します。
但し、いつまで無料で配布するかわかりません。
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不安を乗り越える方法を学ぶ
考えすぎを改善する方法の4つ目は、不安を乗り越える方法を学ぶことです。
その前に大切な知識として、「不安の96%は起こらない」ことを覚えておいてくださいね。
不安や心配事は、ほぼそのとおりにならないという調査結果があります。
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米国ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになりました。さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能なもの。つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%だったのです。
心配事や不安の96%は実際には起こらない。つまり、ただの「取り越し苦労」にすぎないのです。引用:https://diamond.jp/articles/-/189277?page=4
以上の調査結果を知っておくことで、不安はかなり緩和されるでしょう。これが理解できましたら、不安を乗り越える方法も合わせて知っておくと最高です。
ダメ元を覚える
考えすぎを改善する方法の6つ目は、ダメ元を覚えることです。
ダメ元とは「ダメでもともと」の略語です。ダメでもいいからやってみようと、行動をほどこす意味があります。
失敗するのは誰だってイヤですが、行動しなければ何も始まらないと、心の中でせめぎ合いが始まります。
そんなとき背中を押してくれるのはダメ元精神です。以下をお読みになれば深く理解できますよ。
▶ダメ元の意味とやってみる価値|成功者は知っているダメ元精神を覚えないと人生を損する話
専門家に話す
考えすぎを改善する方法の7つ目は、専門家や信頼できる人に話すことです。
知識や情報を与えてくれるだけではなく、行動をうながしてくれる専門家を選ぶのがコツです。
具体的には思考の整理を手伝ってくれて、適切なアドバイスをくれる人です。
この記事を書いている私は、今後のキャリアやこれからの生き方に悩む人たちをサポートしましたが、考えすぎる人が多かったですね。
考えすぎている人は、本人が気づいてない問題要因がある場合が多いです。
信頼できる専門家にアドバイスを受けた方が早く解決できますよ。
以下にまとめます
「考えすぎ」を改善する方法 | 詳細説明 |
---|---|
徹底的に調べる | 必要な情報や知識を得るための調査 |
「最適主義」を目指す | 完璧主義を止め、効率的に物事をこなす思考を持つ |
自己肯定感を高める | 自己の価値を認め、自信を育てる |
不安を乗り越える方法を学ぶ | 不安を理解し、それを緩和する方法を学ぶ |
ダメ元を覚える | 失敗を恐れずに行動を起こす考え方を覚える |
専門家に話す | 専門家の助言を得て、思考を整理する |
考える・行動するの理想的なバランス
考える・行動するの理想的なバランスについて解説します。
全体の時間の30%を情報収集や計画を練る時間(考える時間)に割き、残りの70%を行動とその結果の反省に使うことを目安にするといい。
但し、この比率は状況や目的により変わる可能性があります。
例えば、転職や重要な仕事など複雑なことやリスクの高さが伴うものは、情報収集や計画を練る時間の比率が高くなるでしょう。
一般的には、情報集めや計画案の段階では「考える」ことが重要であり、その後の行動開始や評価・調整の段階では「行動する」ことが重要になります。
「考える30。行動70」が基本バランスです。
【体験談】行動しながら考えよう
この記事を書いている私は、起業するまで10年間を、考える時間にあてました。しかし考えすぎたとはまったく思っていませんよ。
むしろ私の人生において、覚悟を決めるには必要な時間でした。
それくらい私にとっては重要な問題だった。
父が創業者である会社で生涯働くか、自分で事業を起こすか悩み抜きました。
しかし、考えていただけではありません。行動しながら考えたのです。
自分と妻を食わせる力をつけなければ、そもそも自分で事業を起こす選択肢はありませんからね。
前職の仕事をしながら、今の仕事につながるスキルと経験を積みました。
さらに投資も覚えたからこそ、どうするか選択する権利が得られたと思います。
考えすぎてしまう物事は、頭で考えているだけでは答えが出ないものが多いですからね。
結論、「答えは前に歩きながら考えよ」ですよ。
この記事が参考になれば幸いです。
ではまた。
将来のことを考えすぎて行動できない方向けの講座。
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