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社風が合わないときの対処法と社風の不一致を転職時に防ぐ方法

社風が合わないときの対処法と社風の不一致を転職時に防ぐ方法

会社の社風が合わないストレスを抱えた人
勤めている会社の社風が自分に合わないです。
どう対処したらいい?転職して良いの?悪いの?
社風の不一致を転職時に防ぐ方法も教えて欲しい。

そんな疑問に答えます。

仕事が面白くても、自分の能力が十分に発揮できていても、ときに「この会社の社風、私に合ってないかも」と感じることがあります。

この問題にぶつかると転職して良いのか、悪いのか悩みどころですね。

自分に合わない社風に対して我慢していると、ストレスが溜まり、仕事のパフォーマンスやモチベーションに影響を及ぼす可能性があります。場合によっては、心身を傷つけるリスクもあります。

例えば、ほのぼのとした性格の人が、昭和時代の体育会のように、ゴリゴリの上下関係が横行している会社に勤務したらきつそうです。

そこで、社風が合わないと感じたら、どのように対処すればいいのでしょうか?

また、転職するにしても、社風の不一致を事前に防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

この記事では、その対処法と予防策について解説します。それだけではなく転職を考え始めても良い5つのポイントまで紹介していますよ。

最後までお読みくださいね。

  • この記事の信頼性が不安な方へ
    ※読み飛ばしOKです

この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。

「社風が合わない」と悩んでいた人を含む、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。

日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。


詳しい私のことはこちらです

社風が合わない!転職して良い?悪い?

社風が合わない!転職して良い?悪い?

社風とは、その会社が持つ特有の雰囲気や風習、行動規範、価値観などを指します。会社特有の風味みたいなものです。

同じ仕事でも、社風によって仕事のやりやすさや楽しさは大きく変わることがあります。もしも社風が合わない会社に就職してしまったとしたら、転職して良いものなのでしょうか?

結論から言うと、社風が合わないとき、すぐに転職を考えるのは少し待ってみた方がいいです。

なぜなら、まずは現状をしっかり理解し、自分が何に困っているのか、どう変えたいのかを考えることが大切だから。そんなときはストレスが溜まり、冷静さを失っていることも多いですよ。

例えば、ある人が感じた「社風が合わない」のは、実は上司との人間関係が難く感じているからかもしれません。

ストレスの本当の原因は、社風の問題ではない可能性もあります。とりあえず社風が合わないときの対処法を試してから転職を考えても遅くはないでしょう。

社風が合わないときの15の対処法

社風が合わないときの15の対処法

「社風が合わない」とストレスを感じたら先ずは何をすればいいのか、その対処法を紹介します。ご自身の状況によると思うので、実践できそうなものからお試しくださいね。

自分の感じていることを整理する

社風が合わないと感じたときは、先ずは何より不満やストレスの原因を明確にすることから開始。

前にも少しふれましたが、ストレスの原因は社風ではないかもしれません。それも詳しく書き出すことで、本当の問題点が見えてくるかも。

どんな小さなことでも大丈夫。一日の終わりに自分が何に不満を感じたのか、何がストレスになったのかをメモに残すこと。それを詳しく書き出すことで、問題が見えやすくなります。

一度自分の感情を整理してみることは、自分がどうしたいのか、何が必要なのかを見つける大切な一歩ですね。

同僚がどう考えているのか聞く

社風が合わないと感じたときは、同僚にどう考えているのか聞くのも一つの対処法です。

もしかしたら考え過ぎなだけなのかもしれませんし、自分にはない視点を同僚は持っている可能性もあります。新しい気づきになりストレスが緩和されるかもしれませんよね。

また、同僚も同じストレスを抱えていたら「私だけがストレスを抱えていたわけじゃないのね」と思えるので、それだけでも気持ちが落ち着くかもしれません。

そんな話を同僚とすることで意気投合し、お互いの距離感がより深くなる可能性もあります。

社風について、同僚がどう考えているのか一度話を聞いてみるといいですよ。

上司に相談してみる

上司に相談してみる

社風が合わないと感じたら、上司に相談してみるのも一つの対処法です。もちろん上司との関係が円満であればの話ですけどね。

もしかしたら上司も入社した当初は同じ社風に不満を持っていたかもしれませんしね。

そうだとしたら、どのように気持ちを整理したらいいかアドバイスをもらえるでしょう。聞いてみる価値はある。

また、社風が合わないと感じていることを上司に理解してもらえるので、フォローをしてくれる可能性も期待できますよね。

改善の提案をしてみる

社風が合わないと感じたら、改善の提案をしてみるのも対処法の一つです。

常態化していると難しいところもありますが、良い改善案であれば採用されるかもしれません。

そのときに自分と同じようにストレスを感じている人が、改善案に賛成してくれるかもしれませんしね。

いいにくいことかもしれませんが、転職を決意する前に、ダメ元でやってみるくらいの気持ちで挑戦する価値はあるでしょう。

気分転換をする

社風が合わないと感じたら、意識的に気分転換をすることもすぐに実践できる対処法ですね。

社風問題に限らないのですが、ストレスを感じているときは、ネガティブな思考になりがちです。そんなときに前向きな答えを出そうとしても難しいです。

休日には自分の好きなことをするとか、仕事が終わってから趣味を楽しむとかリラックスするよう心がけてみること。

できれば身体を動かして、テストステロンやセロトニン、ドーパミンなどの活性化ホルモン(通称:幸せホルモン)の力も借りてしまいましょう。これだけでもかなりスッキリします。

根本的な対処法とは言い難いですが、ストレスを溜め込まないためには大切なことですよ。

社風以外の会社のいい所を探す

社風以外の会社のいい所を探す

社風が合わないと感じたら、少し視点をズラし、社風「以外」に目を向け、お勤めの会社のいい所を探してみましょう。

社風が多少合わなくても、その会社で仕事を続けてみようという気持ちになれるかもしれません。

  • 好きな仕事はできている
  • 給料に満足感している
  • 休みは取れている
  • 会社が成長する望みはある
  • スキルや知識が身につく

などを紙に書き出して見える化するといいですよ。心のよりどころになります。

業務に意識を集中する

業務自体が嫌いではないのであれば、業務に意識を集中させるのも一つの対処法になります。

私の塾の受講生の例をご紹介します。

リフォーム会社に勤務していた営業職のNさんは、売上絶対主義の社風にストレスを感じていました。

「社風のことを考えても何も始まらない」と考え、営業の職務に集中したところ、顧客からお礼を言われることも多くなり、結果的に営業成績もトップクラスになりました。するとかなり自由に働けるようになり、社風のストレスも軽減したそうです。

業務に集中するのは口で言うほど簡単ではありませんけれど、「社風のことを考えないようにする時間」と考えるといいかもしれませんね。

社風の問題から意識を背ける工夫のひとつです。

入社した理由(初心)を思い出す

社風にストレスを感じたときは、なぜその会社を選び入社したのか初心を思い出してみましょう。「職種に魅力があった」「仕事内容が良かった」「将来性が見込める」など自分で選んだ決め手があったはず。

自分を見つめ直し、入社した理由をもう一度思い出してみるといいですね。

厳しく聞こえるかもしれませんが、思うようにならないことを社風のせいにしているだけかもしれませんよ。一度じっくり自分を見つめ直すといいです。

自分にご褒美を与える

社風にストレスを感じたときに、合わない社風に耐えている自分にご褒美を与えるのもなかなかの対処法です。

一度に思い切ったご褒美を与えるより、小さなご褒美をちょこちょこ自分に与えた方が持続的な効果を見込めます。

例えば、仕事終わりに大好きなカフェに立ち寄ってもいいですよね。ストレスを溜めない工夫のひとつですよ。

また、お酒が好きな人はお酒を少々。飲み過ぎ注意ですけど(笑)

社外の人脈を増やしまくる

社外の人脈を増やしまくる

社風にストレスを感じたならば、社外の人脈を増やしまくるのもいい対処法です。外部の人々と交流することにより、視野も広がり、新しい考え方を学べますからね。

また、彼らに現在の状況をお話すれば、自分の状況を客観的な視点で見てくれるかもしれませんよ。良いアドバイスを得られるかもしれません。

この記事を書いている私の経験ですが、自分の価値観にも大きく影響を与えてくれたのも社外の人脈です。

仕事を楽しんでいる人たちに出会い、「仕事で楽しむなんてアリなんだ」と驚いた経験があります。「辛いことを我慢して仕事はするもの」というそれまでの価値観を壊してくれました。

社外の人脈を増やすと、自分や自分の身近にいる人と違う価値観やライフスタイルの人と出会えるので自分の視野もぐっと広がりますよ。

社風のストレス問題の突破口になるかもしれませんね。

人脈を広げる効果的な方法7選|広げる意味とそのメリットも解説します

部署の異動願いを出しみる

社風が合わないと感じたら、部署を変えてもらうことで対処できるときがある。部署によって、職場の雰囲気が違うことはよくありますからね。

私の塾の受講生の例(公務員Kさん)ですが、部署を異動したところ残業も無く、同僚たちもソフトな人たちで、快適に働けるようになったと喜んでいました。

もしも部署の異動の可能性があるのであれば一度試してみるのもありですね。

自己成長に集中する

社風が合わないと感じたときこそ、自己成長に集中するときかもしれませんね。

自己成長とは、自らの能力を最大限に活かし、人生の目標や夢を達成するために継続的に努力することを指します。

具体的には、 新しいスキルを学んだり、身につけることにお金・時間・労力を投資するのです。

仕事への新たな見方を得ることができます。これも耳の痛いお話ですが、社風が合わないと感じているのは、自分が未熟だからなのかもしれませんしね。

また、自己成長に集中すれば、スキルも向上し、自分の世界がどんどん広がり自信になるでしょう。社風がどうのということも気にならなくなるかもしれませんよ。

「自己成長」についての詳細は、以下に書いていますので参考にどうぞ。

自己成長を加速させるための行動10選|やってはいけない5つのことも紹介します

退職届けを書いて保管する

社風が合わないとストレスを感じたなら、退職届を書いて机の中に保管しておくのもいいですよ。

もちろん、今すぐ提出するわけではありません。“最後の切り札”を用意するのです。「どうしても嫌になったらこの会社を辞める」という選択肢を持つことで、大胆な行動をとれるようになるはず。

これまで紹介した対処法を実践する勇気が湧かない人には特におすすめします。

プロに相談する

専門家に相談するのも一つの対処法です。外の視点で自分を客観的に見てもらうことにより、最高のポテンシャルを引き出してくれる人の存在が重要ですね。頭を整理したり、ストレスのはけ口にもなる大人の存在は大切です。

注意点としては、カウンセラーやコーチに相談しても物足りなさを感じてしまうかもしれません。

自分から引き出すだけではなく、今後の行動指針までコンサルティングしてもらえるプロをおすすめします。自分自身の将来がかかっているので。

それなりに人生経験が豊富で、少し耳の痛いこともきちんとアドバイスしてくれる専門家ですね。身近にいないのであればこちらの講座に参加してみるのも一つの手段です。

最終手段として転職を考える

最後に、ここまでご紹介した対処法全てを試した後で改善しないのであれば、新しい職場を探すことも考えてみるといいでしょう。

身体を壊したり、精神を病んだりしたら何のために仕事をしているかわからなくなりますからね。

転職を考え始めても良い5つのポイント

転職を考え始めても良い5つのポイント

以下のような理由であれば、転職することを検討するタイミングです。

1.健康への影響が出ている

現在の職場の社風が精神的、または肉体的な健康に悪影響を及ぼしている場合であれば、もはや転職を考え始めるタイミングと言っていいです。

なぜなら、自分自身の健康は最も重要な資源であり、これが犠牲になるような状況は避けるべきだからですよ。

体調不良を引き起こしている場合は、間違っても「私の我慢が足りないから」とか思わない方がいいですね。自己評価が下がり、前向きな行動ができなくなるからです。

反省するのはいいことですが、自己評価を低下させるのは良くありませんよ。

2.個人的な価値観との乖離がある

自分自身の個人的な価値観や目指すべき方向性と会社の社風が大きく乖離している場合、その会社で働き続けるのは難しいかもしれませんね。

理由は簡単で、自分の信念と会社の方針が合わない状況は、長期的にストレスを感じる原因となり得るからです。

このときばかりは夫婦の離婚みたいなもの。どちらが良い悪いではなく相性や価値観の問題だったりするじゃないですか。同じようなものですね。

3.将来の展望が見えない

現職の社風が、自分が目指すキャリアの道すじや長期的な目標と合っていない場合は、転職を検討するタイミングと言っていいでしょう。

なぜなら、自分のキャリアを築く上で、長期的なビジョンと現状が一致していなければ、日々の仕事へのやりがいやモチベーションが低下してしまうからです。

“その会社のご卒業”のときと考えるといいでしょう。次に“進学”するときかもしれませんね。

4.改善の意志が見られない

もしも何度も問題点を伝えても、組織が改善の意志を見せない、または社風そのものが問題となっている場合、転職を考えるタイミングと言っていいでしょう。

なぜなら、問題解決に向けた組織の取り組みがない場合、同じ問題が繰り返される可能性が高いからですね。

企業は、経営者の経営スタイルがそのまま反映されるものですから、一人の社員の意見が通る範囲にも限界があります。

もしも改善の意志が見られないようであれば、こちらから身を引くと考えていいでしょう。

社風の不一致を転職時に防ぐ7つの方法

社風の不一致を転職時に防ぐ7つの方法

転職先の社風と自分の不一致を未然に防ぐためには、転職する前に以下の方法を試してみるといいですよ。

1.企業の研究を徹底する

社風の不一致を転職時に防ぐためには、二度と失敗しないように、企業の研究を徹底したほうがいいですよ。

  • その会社のウェブサイトやSNS
  • その会社関連のニュース記事
  • 業界の雑誌
  • CSR(企業の社会的責任)報告書
  • サステナビリティ報告書

などとにかく調べまくる。

また、「企業名+評判」「企業名+口コミ」とGoogle検索して表示されるサイトを片っ端から見ると生の声に近い情報を拾うこともできますよ。

2.面接で聞く

面接で社風について質問をするのも、不一致を転職時に防ぐ方法の一つです。

面接では、具体的な職場環境や社風について聞くことが重要です。そのとき、以下のような質問をすると効果的ですよ。

普段の業務におけるコミュニケーションのスタイルはどのようなものですか?

[解説]この質問により、企業がオープンなコミュニケーションを重視しているのか、それとも上下関係が厳格なのか、チームワークが重視されているのかなど、社内のコミュニケーションスタイルを掴むことができます。

この職場ではどのような成果が評価されますか?

[解説]この質問により、企業が目に見える成果だけを評価するのか、それとも過程やチームへの貢献も評価するのかを知ることができます。

職場の風通しが良いと感じるポイントは何ですか?

[解説]企業側から見て、風通しが良いと感じるポイントを聞くことで、企業がどのような環境を良いと感じているのかを知ることができます。

社員同士が悩みや問題を共有する場はありますか?

[解説]この質問により、企業が社員のメンタルヘルスをどの程度重視しているか、また社員同士の関係はどの程度オープンかを把握できます。

仕事とプライベートのバランスを保つための取り組みはありますか?

[解説]ワークライフバランスが重視されているかどうかを知ることができます。具体的な取り組みや制度がある場合、企業が社員の生活を大切にしている証拠ですね。

以上のような質問をすることで、企業の社風や職場環境をより具体的に知ることができます。

ただし、質問する際は慎重に行い、あくまで自分が知りたい情報を得る手段であることを忘れないようにしましょうね。

3. 職場見学をする

社風の不一致を転職時に防ぐには、職場見学をするのもいいです。

職場見学を通じて、実際の職場の雰囲気をダイレクトに見ることができれば、社風の不一致を未然に防ぐことができるでしょう。

もしも職場を見せてくれないようであれば、まずい雰囲気が横行しているのかもしれませんね。

4.社員との交流

社員と交流し、直接社風について尋ねることも転職時に社風の不一致を防ぐ一つの方法です。

私の知人は、Facebookでその会社の社員に片っ端にメッセージを送り、アポをとって話す機会をもうけた人がいます。

できれば誰かの紹介によって、話を聞くチャンスをもらうのが最高ですけどね。

5.退職者の声を聞く

退職者の声を聞くのも、社風の不一致を転職時に防ぐいい方法ですね。

可能であれば、その会社で働いていた元社員(退職者)の声を聞き、実際の社風や問題点も調べたいところです。

退職者から話を聞く場合は、その本人の感想だけではなく、職場で起こったことなどの「事実」も同時に聞くようにする。なぜなら感想は、主観的なものなので人によって捉え方が変わるからです。

例えば「あの職場はきつかった」は感想ですが、「夜11時過ぎまで働くのが普通の会社だった」は事実です。

6. 試用期間を利用する

社風の不一致を転職時に防ぐには、試用期間を利用するのも一つの方法です。

一部の企業では、試用期間を設けています。これを利用して実際に働きながら、自分がその社風に馴染めるかを確認することも可能です。

また、アルバイトで一度働いてみるというのでもいいですね。

7.最後は心の声に従う

社風の不一致を転職時に防ぐために、最後は心の声に従うことですよ。

面接や情報収集を通じて得た情報をもとに、自分自身がその企業の社風に馴染めるかどうかの直感も大切ですよ。

自分自身が不快感を感じるようなことがあれば、それは社風が合わない可能性の一つのサインかもしれません。

ちょっと怖い人は、以下をお読みになると理解できますよ。

自分の心の声に従うと人生はうまくいく|頭に従うと9割後悔する理由【本心に従う生き方】

【結論】自分を知り相手(会社)を知る

【結論】自分を知り相手(会社)を知る

会社の社風との不一致を防ぐ方法のまとめになりますが、結論、自分を知り、相手(会社)を知るに尽きます。自分の分析と、会社の分析の両方をすることになる。要はマッチングの問題になります。恋愛に似ていますね。

少し前に書いたことと内容が重複しているところもありますが、確認のためと思って読むといいですよ。

1.不一致を防ぐ自分の分析ポイント

会社の社風との不一致を防ぐための自分の分析のポイントは、下記のとおり。

  • 強みの棚卸し
  • キャリアの棚卸し
  • 仕事の方向性
  • 自分の価値観
  • 仕事にときめくツボ

順に解説します。

強みの棚卸し

自己分析には鉄板ネタですけど、自分の強みの棚卸しです。会社への自分の売りモノと考えてもいいでしょう。

棚卸し方法については、強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】 をお読みくださいね。

キャリアの棚卸し

キャリア(実績)の棚卸しも大事です。注意点として、よくある職務経歴の棚卸しだけでは不十分です。なぜなら実績多数の人に勝てないから。

キャリアに自信のない人は自分に合う転職先が決まるキャリアの棚卸し方法 に書いてあることを実践するといいです。

仕事の方向性

自分のこれからの仕事の方向性も決めておくことです。

万が一、社風が合わなくても方向を決めておけば自分を見失わなくなるから。

仕事の方向性がわからないときに押さえるべき4つのこと をお読みになると、自分の向かうべき方向をセットできます。

自分の価値観

自分の価値観も分析しておくことが大事。きちんと押さえておかないと間違いなく他人に流されます。自分の軸みたいなものですよ。

分析方法については、今すぐできる自分の価値観の見つけ方ガイド【12の質問で解決。自分の価値観が天職に導く話】をお読みくださいね。

仕事にときめくツボ

仕事に対する自分のモチベーションの元を分析しておきましょう。個人差があり、間違えると病みます。

例えばお金によってやる気の出る人と、社会貢献によってやる気の出る人とは、モチベーションの上がるポイントが全く違いますでしょう。

大事なことなのに、けっこう見逃しがちなところですよ。

【厳選】仕事選びの基準を知る7つのポイント【常識破ります】に詳しい解説あります。

2.不一致を防ぐ会社の分析ポイント

続いて会社の社風との不一致を防ぐための会社(社風)の分析ポイントについて解説します。

  • 会社の方向性
  • 職場の雰囲気
  • 共に働く人の性格や興味関心
  • 商品・サービスに対する考え

順に解説します。

会社の方向性

会社がどの方向に向かうのか確認すること。

例えば伝統を守ろうとする企業と、イケイケ上場狙いのベンチャー企業とはマンボウとサメくらい生き方の方向に違いがあります。

先ほども書きましたが、会社のホームページ、転職情報サイト、更に「会社名+評判」とネット検索して調べておきましょう。

職場の雰囲気

職場の雰囲気を見ておくのも大切です。これも好み分かれますからね。シーンとしてピリッとしている職場もあれば、和気あいあいと仕事をしている雰囲気の職場もあるでしょう。

職場が片付いているか、散らかっているかも見ておいたほうがいいです。経営者や社員が仕事に向き合う姿勢に通じるところもあるから。

上司や社長がどのような人かで、職場の雰囲気もかなり変わるものですよ。できれば一度見ておきたいところ。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

職場の雰囲気をつかむ目的で、その会社のサービスをお客として体験できるのであれば、一度試してみるのもおすすめです。

共に働く人の性格や興味関心

共に働く人の性格や興味関心ごともできるだけ情報集めたいところです。体育会系気質の人が集まっているとか、インドア系の人が多いとかね。

できれば会社を辞めた人の話を聞くと、かなり真実に近い情報を得られます。Facebookや会社名でネット検索して探し、一度アポとって見るのも手ですね。

なるべく正確な情報を得るため3人以上からは情報は集めたいところです。

商品・サービスに対する考え

商品やサービスについてどのような考えを持つ会社かを調べるといいです。例えば、安売り路線なのか高級路線なのかでも、目指す方向に違いがあるため、社風は変わると考えられます。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

ホームページで確認する、商品やサービスを買ってみる、社員にダイレクトに質問するなどの方法がありますね

社風のストレスから確実に逃れる働き方

 

社風のストレスから確実に逃れる働き方

社風のストレスから確実に逃れたいのであれば、働き方自体を見直すことが必要です。組織に属した働き方では限界ありますからね。

社風や人間関係に過敏な人ですと、組織に馴染むことができず、ストレス強くなる傾向にあります。個人で稼ぐ働き方にシフトした方が精神的に楽になるケースもありますよ。

組織に属さない生き方で得られるもの失うもの【安定か自由か】を読んで決めるといいです。

【重要】自分の見つめ直しから

もしも多少なりとも社風にストレスを感じているのであれば、早めに自分の見つめ直しをしておいた方がいいです。仕事だけではなく、自分の生き方も問われる問題ですので。

私の塾の受講生の例(営業職30代女性)ですが、勤務していた会社で売りたくないものも売らざるを得なくなり鬱の発症経験のある人もいます。

会社は営利組織ですから間違ったことはしていないと思われましたけど、彼女の生き方にはそぐわなかったのかもしれませんね。

自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

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大切なことなので繰り返し良います。もしも多少なりとも社風にストレスを感じているのであれば、早めに自分の見つめ直しをしておいた方がいいです。そんなときに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」が完成しました。

制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。

  • 自分の棚卸しに使える
    100の質問シート
  • 自己肯定感を高めるための
    100の質問シート
  • 今の仕事合う?合わない
    チェックリスト
  • やる気ペンタゴンチャート
  • ときめきのツボワークシート

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

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