強みは弱みの裏返しとよく言われるけど本当?自分の強みもわかりません。
面接で強みや弱みを聞かれたらどうするの?
そんな疑問に答えます。
結論、「強みは弱みの裏返し」と単純なものじゃないです。単純に裏返しても、本人はピンとこない場合がほとんど。
それでは面接の際に胸を張って「これが強みです」と言えませんよね。違和感の正体をこの記事で解説します。
もしも面接で弱み(短所)を聞かれても回答に困りません。うまくかわす方法がありますよ。「弱みを強みに裏返す20の成功事例」も合わせて紹介します。
最後までチェックしてみてくださいね。
- 本記事の内容です
- 強みは弱みの裏返しの違和感
- 弱みを深堀りして解決
- 弱みは自分の個性【重要です】
- 面接で強みや弱みを質問された
ときの回答方法 - 弱みを強みに裏返す20の成功事例
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
「強みは弱みの裏返し」に潜む違和感
繰り返しになりますけれど「強みは弱みの裏返し」という単純なものではないのです。
以前、弱みを強みに!自分を活かすハイブリッドな7つの活用方法という記事を書きました。
この記事に、本人は弱みと思い込んでいたものが、実は強みであったというケースが多発していると書いてます。
それでも「強みは弱みの裏返し」という単純なものではないです。事例をもとに説明しますね。
⇒(弱みの裏返し):仕事が丁寧
⇒(弱みの裏返し):積極的
⇒(弱みの裏返し):思いやりがある
いかがでしょう。
なんとなく違和感ありませんか?
単純に弱みを裏返すと「事実とズレている」「間違いじゃないけどしっくりこない」というちぐはぐな感じが残るでしょう。
弱みを深堀りしよう【違和感の原因】
「強みは弱みの裏返し」の違和感を消すには、弱みと思い込んでいるものを分析し、事実と異なるところを追求(深掘り)することです。
先ずは違和感の原因を、先ほどあげた例をもとに解説しますね。
以上を深堀りします。
《「作業に時間がかかる」の深堀り》
- 集中力が続かないので時間かかる。
- 好きでないことに時間がかかる。
- 子どもの用事を優先してしまう。
上記「作業に時間がかかる」ことについて、もしかすると好きなことをしているときは、時間はかからないかもしれませんよね。集中できるかもしれないので。
また、子どもが寝た後なら同じく集中してできるし、限られた時間ということもありスピードアップするかも。
ともすると、
「作業に時間がかかる」と単純に言い切れません。本当の弱みと、弱みと言い切れないものが混ざっている。混ざった状態こそが、違和感のもとになっているのです。
弱みは自分の個性【重要】
ここであらためて見直すべきは「弱み(短所)」のとらえ方です。弱み(短所)は決して悪ものではありません。
今生きている私たち一人ひとりは、「ヒト」という生物の中で、最強の遺伝子を持った個体です。
まったく自覚ないことですけれど、現在の環境に最も合う最強の遺伝子の組み合わせの個体が生き残っている。
「いきなり遺伝子の話?」とビックリされたかもですね。でも大事なことです。
何が言いたいかというとですね。
人間社会はジグソーパズルのように成り立っている。強みと弱みを持った個体が、寄り添いつつ生きているから成り立つ。
誰かの弱みは誰かの強みであり、逆に誰かの強みは誰かの弱みです。
そこで断言します。
- 弱みは個性のひとつです。
自分の弱みをサポートする人がいて、自分の強みを必要とする人も必ずいます。
私たちの弱みは、だれかの強みを活かす場をつくっていると言えるのです。
もちつもたれつで私たちは生きている。「弱みがあるのは当たり前のこと」と胸を張りましょう!
先ほども紹介しましたけど、弱みを利用し強みとして活かしたいなら下記の記事を参考にどうぞ。
ありがとうございます。面接で強み(長所)や弱み(短所)を聞かれたら、どう回答すればいい?
面接で強みや弱みを質問された時の回答方法
「あなたの弱み(短所)は?」という、くだらない質問を就活面接のときに聞かれることもあるでしょう。この質問は、うまくかわしましょう。
この質問により面接官の知りたいことは、
- 業務に支障がない弱みか?
- 周りに迷惑をかけることはないか?
- 弱みを本人はどうとらえているか?
以上を知りたいだけです。
その質問に対し、さしさわりない答えを用意すればいいだけ。
例えばあなたが営業職を希望していたとします。
背が低いので目立たないことが弱みです。なるべく姿勢を正して歩くように心がけています
みたいな回答でOK。弱みとして伝えたことは、営業職にまったく差し障りない。
さらに「伝え方」にもコツあります。弱みに対して答えるときは、堂々と胸を張って面接官に答えること。弱みに対して質問されると自信なさげに答える人が多いので注意が必要。
むしろ他の人と差をつけるチャンスですよ。自分の見せ場と思うくらいでちょうどいい。
私は前職では採用面接を行う立場だったもので、これをやられたらたまらないわ、苦笑
私は弱みがたくさんあります…。裏返して強みにしたい。成功事例を教えて
弱みを強みに裏返す10の成功事例
面接や転職の場で、企業に強い印象を残すために、「弱みを強みに裏返す10の成功事例」をご紹介しますね。対比して表にまとめました。
これらの事例は、自分の弱みを強みとしてアピールし、回答するかについての貴重なヒントになりますよ。
弱み | 強み |
---|---|
楽観的 | 他者を励ます能力がある |
抱え込みがち | 責任感が強い |
臆病 | 冷静な判断力がある |
指示待ち | 従順性が備わっている |
非情熱的 | 冷静沈着である |
人の感情に流されやすい | 共感力が高い |
事務作業が苦手 | 行動力が高い |
柔軟性が低い | 一貫性がある |
時間管理が苦手 | 創造性が高い |
細かいことにこだわる | 注意深い |
社交的でない | 集中力が高い |
直感的 | 素早い意思決定ができる |
忘れっぽい | 新しい情報に柔軟である |
感情的 | 情熱的である |
決断が遅い | 慎重である |
競争が苦手 | 協力的である |
話し過ぎる | コミュニケーションが豊か |
緊張しやすい | 細部に注意を払う |
保守的 | 伝統やルールを重んじる |
物静か | 聞き上手である |
私はもっと自分にできることを棚卸ししたいわ。良いツールない?
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弱みに目が向くのは本能【朗報】
強みを見つけようと過去を振り返ると、弱みにつながりそうな経験ばかり思い出してしまう経験ないでしょうか。それは危険回避するための本能なので安心してくださいね。
私たちには危険回避の本能があります。
それだけの話ですよ。下記の記事も合わせてお読みになるといいでしょう。自分の強み&長所を見つける突破口になりますよ。
弱みに引きづられないように、強み(長所)に気持ちを集中すること。うまく自分の棚卸しをするコツについては、下記の記事に詳しく書いてますので参考にどうぞ。
今回の記事のまとめ
- 強みは弱みの裏返しと単純なものではない。
- 事実と相違するところを追求すること。
- 弱みは自分の個性である。
- 私たちの弱みは誰かの強みを活かす場をつくっている。
- 面接で弱みを質問されたらさしさわりない弱みを伝える。
- 弱みに目が向くのは本能でしかない。
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- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
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