自信がどこからくるのか、どのようにして自分の内面から引き出せるのか?
この問いに答えられる人は意外に少ないです。
しかし、その自信がどこから来ているのか、その根拠は何なのかを理解するのは簡単ではないのです。
この記事では、自信はどこからくるのか、その根拠の解説だけではなく、自分の内面から自信を引き出す方法や、日常生活で実践できる自信を作る3つのステップを紹介します。
この記事を読めば、自信を大きく高める秘訣が明らかになります。
人前で堂々と振る舞いたい、自信を持って発言したい方々に必読の価値があります。最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
自分のキャリアに自信をもてるようになった人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
自信はどこからくるのか。その根拠は?
自信は、自分自身の能力や、その価値に対する信頼から生まれます。その理由は、自信が過去の経験や成果に基づくことが多いからです。
つまり、
自分自身の成果や能力を認識し、その価値を受け入れることが、自信を育むキーポイントになるということです。
自信がもてない原因
自信が持てない主な理由は、過去の失敗や周りの否定的な反応に焦点を当てすぎることにあります。
たとえば、小さな失敗を大きく捉えてしまったり、他人による評価に自分の価値を重ねてしまうと、自信は揺らぎやすくなります。誹謗中傷を受けると、自信を失いやすいのはそのためです。
つまり、
自分の価値を外部の要因に左右されないようにすることが、自信をもつカギになります。
自分の内面から自信を引き出す7つの方法
それでは、自分の内面から自信を引き出す方法を解説します。いずれも誰にでもできるようなことばかりですよ。
次に紹介する7つの方法を順番に行いましょう。
1.成功の記憶を呼び覚ます
自信を引き出す方法の1つ目は、成功の記憶を呼び覚ますことですね。自分が過去に成功した瞬間を思い出すことで、自信を感じることができます。
その理由は、人間の心理が過去の成功体験に基づいて自信を感じる傾向があるからです。
たとえば、資格をとった、問題をクリアした、同僚に褒められたといったようなものでOK。狙いは、現在の自己評価を高めるためなので。
成功の記憶は自信の源泉になります。
2.小さな達成をコレクションする
自信を引き出す方法の2つ目は、小さな達成(成功)を集めることです。具体的には、ハードルの低い目標をいくつも立てて、一つ一つ達成するのです。
むしろ、自分の中でやり遂げた感覚を持つ機会を増やした方が持続性があり、大事ともいえますね。
狙いとしては「自分はやればできるんだ」という自己効力感を高めるのが狙い。日々の小さな目標を達成することで、やればできるという感覚を強化できます。
つまり、
小さな達成を積み重ねることで、効率よく大きな自信を手にするわけです。
3.ポジティブ・ワードを浴びせ続ける
自信を引き出す方法の3つ目は、ポジティブな言葉を自分に浴びせ続けること。
たとえば「私はできる」「必ずやり遂げられる」と唱え続ける感じです。
アスリートの人たちがやっている姿を見たことがあるかもしれませんが、効果が高いからです。
お金もかからないし、誰でもできるでしょう?
4.自分の強みにフォーカスする
自信を引き出す方法の4つ目は、自分の強みに焦点を当てることです。
たいそうなものを探す必要はありません。「おおらかである」「慎重に対処できる」「誰とでも話せる」というものでかまいません。
自分の強みを認識し、活かす経験を増やすことが大切です。自信が自然に高まりますよ。強みの見つけ方については以下に詳しく書いてます。
▶強みを発見!自分の棚卸し20の秘訣完全ガイド|転職・起業の武器に役立つ最新ツール公開
5.自己受容を心がける
自信を引き出す方法の5つ目は、自己受容を心がけることです。
自己受容とは、自分の良いところも悪いところも全部受け入れることです。これにより自分のことを大切に思うことができるようになります。
このような心の開放性は、新しいチャレンジに対する恐れを減らし、それが積み重なることで、やがて自信という形で実を結びます。
自己受容に対しては、以下に詳細を書いてます。
▶自己受容を実践するための具体的な方法とツール|注意点やコツを紹介!
6.イライラするシーンを思い出す
自信を引き出す方法の6つ目は、他人の行動でイライラするシーンを思い出すことです。
多くの場合、これらのシーンには「なぜそんなこともできないのだろう?」と感じる瞬間が含まれているはずです。
このプロセスを通じて、自分自身の特有の能力やスキルを認識できます。
この方法は、自己評価を高めるだけではなく、自分の価値や他人への貢献を見直す機会を与えてくれます。結果として、自己の能力に対する信頼と自信が深まりますよ。
7.カタチからアプローチする
自信を引き出す方法の7つ目は、カタチから入ってみることです。
この方法が効果的な理由は、外見を整えることが内面にポジティブな影響を与え、自信につながるからです。
身体を鍛える、身だしなみを整える、仕事用のユニフォームを揃えるなどがこれに該当します。自分をその気にさせるのが狙いです。
私の場合は、仕事着としてピンクのスーツを着用しています。これを着たときはやる気のスイッチが入る感じがします。
見た目、身なりを整えることは、日々の生活にポジティブな変化をもたらすことができます。
これにより行動も前向きになり、やがて自信を生み出すでしょう。
今よりもっと根拠のある自信をつけたいです。どうしたらいいですか?
根拠のある自信を作る3つのステップ
根拠のある自信を作るためには、ひたすら行動を続けることが大切になります。
ただし、ただ行動すればいいというものではありません。考えながら行動を繰り返すことが大切です。具体的には「決断⇒行動⇒成果」サイクルを回すことになります。
のサイクルです。
ちょっと説明を加えます。
1.何をするか自分で決める(決断)
根拠のある自信を付けるためには、自分で決める(決断)クセをつけること。
具体的には、これまで経験したことがないことをするときも「なんかできそう」という予測が経つ。その状態が「根拠のない自信がある」と言われるものなのでしょうね。
自分の内面に根拠はあるのですけどね。
2.行動を起こす(行動)
根拠のない自信を付けるための「行動」は、次に繋がる途中の動きと考えるのがコツ。行動すること自体に価値があります。
根拠のない自信を生み出すための経験集めと割り切ってしまいましょう。行動することが怖い人は、以下をお読みくださいね。
▶行動ブレーキの外し方7選|思いっきり成果を出す自分の作り方【環境づくりが必要です】
3.結果を検証する(成果)
根拠のない自信を付けるためには、行動したことによってもたらされた結果を検証することが大切。
- 成功したときの成果:
過去のどの経験が今回の成功に繋がったか考えましょう。 - 失敗したときの成果:
失敗した原因と繰り返さないための改善案を考えましょう。
以上2パターンの成果検証を淡々とすることです。
成功したときは、過去のどのような経験が役立ったか、必ず検証するようにね。過去の失敗経験が役立っている場合もあるでしょうし、過去の成功体験を再現できた場合もあるでしょう。
失敗したときは、必ず原因を突き止め、改善点を考えましょう。ちなみに、このときの失敗は、損失ではない。次の成功成果に繋げるための、大切な失敗の経験でしかないです。
(1)~(3)サイクル回しましょう!根拠のない自信から、根拠のある自信へ成長します
【結論】小さな背伸びの繰り返しをする
なんだかんだ言っても、自信をもつためには行動することが不可欠です。自信は、『自己更新』を続けた先に付いてくるものと言っても過言ではないでしょう。昨日の自分が今日の自分のライバルということですね。
やがて自然にあきらめが悪くなり、うまくいく可能性が上がります。あきらめの悪い心理が「根拠のない自信」と言われるものですね。
背伸びをした体験談
私の背伸びは、初めてこの本を出版したときだと思います。
当時40歳でしたね。くすぶっていた私の過去の経験に、価値を見出してくれた出版社のおかげですね。この経験からも、自分の能力(できること)は、自分ではわかりにくいです。
私が浅野塾をを始めたのも、以前の私のように自分の能力や価値に気づかない人たちを救いたいと思ったから。自ら前のめりになって自信の根拠を見つけるアクションを起こさない限り、なかなか前に進めないものです。
この記事に書かれていることを実践し、多くの人に自信をもってもらえることを祈っています。
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自信をもつためには、後にも先にも自分の特性を認識することが大切です。自分を見つめ返す時間を待たずに忙しい毎日を過ごしていると、次第に自信を失う可能性もあります。
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