「自分らしさがわからない」そんな状態にいつの間にかなってしまう人が増えてますよね。
子どもの頃は、みんな自分らしく生きていたはずなのになぜわからなくなるのでしょう？
そんな疑問に切り込んでいきます。
本記事では、自分らしさがわからない状態に陥る理由や、自分らしさを取り戻す方法を解説します。
社会の価値観に翻弄(ほんろう)されていたり、ありのままの自分を受け入れていないときに起こりがち。
本記事をお読みになれば、自分らしさを取り戻し、自分の人生を生きるヒントをつかめます。
ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、自分らしさがわからなくなった人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!！自分の“強み”を活かして稼ぐ方法（大和出版）」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
自分らしさがわからない理由
自分らしさとは、自分自身が最も自然に、一貫性を持って行動できる状態や振る舞いを指します。
なぜ自分らしさがわからない状態に陥ってしまうのでしょう？
その理由は主に5つあります。
- 自分らしさがわからない理由
- 世間の同調圧力
- 自分を出せない環境
- 自己受容の欠如
- 自己認識の不足
- 他人との比較
順に解説します。
世間の同調圧力
自分らしさがわからない最も大きな理由は、社会や周囲からの同調圧力です。
例えば、SNSで友達や有名人が投稿するライフスタイルや価値観に自分も合わせようとする傾向があります。
これにより、自分自身が何を望んでいるのか、何が本当に大切なのかが見えにくくなります。
自分を出せない環境
自分らしさがわからない理由の2つ目は、自分を出せない環境にいることです。
例えば、家庭環境や職場で自分の意見や感情を表現しにくい環境に長期間いると、自然に自分を抑えるようになる。
その結果、自分らしさを見失ってしまう可能性が高くなります。
自己受容の欠如
自分らしさがわからない理由の3つ目は、自己受容の欠如です。
簡単に言えばありのままの自分を受け入れていない状態。
過去の失敗や自分の欠点を受け入れられないと、他人の評価を気にして生きるようになります。
それでは自分らしい生き方ができませんよね。
自己認識の不足
自分らしさがわからない理由の4つ目は、自己認識の不足によるものです。
自分の強みや弱み、価値観や自分の存在価値を自覚していないと、どのような行動の選択が自分らしいのか判断できなくなります。
自分のことを深く知らないと自信が持てませんからね
他人との比較
自分らしさがわからない理由の最後は、他人と自分を常に比較してしまうことが挙げられます。
例えば、
友達が成功していると感じたとき、無意識に自分もそのようにならなければならないと感じて、自分自身を見失いやすくなります。
自分らしさを取り戻す7つの方法
自分らしさがわからないと感じたら、何から始めていいのか迷うことでしょう。
以下に、自分らしさを取り戻すための効果的な7つの方法をご紹介します。
喜怒哀楽＆好き嫌いを書き出す
自分らしさを取り戻す方法の1つ目は、喜怒哀楽＆好き嫌いを書き出すことです。
ジャーナリングと呼ばれるもので、書き出すことにより、自分を客観視できて頭が整理される効果があります。
これまでの人生で最も印象に残っている喜怒哀楽の思い出を書き出しましょう。
喜怒哀楽とは、喜び・怒り・哀しみ・楽しみのことです。
| (1)今までで最も悲しかったことは？その理由は？ |
| (2)今までで最も怒りが湧いたことは？その理由は？ |
| (3)今までで最も楽しかったことは？その理由は？ |
| (4)今までで最もうれしかったことは？その理由は？ |
喜怒哀楽は自分にしかない絶対的主観であり、自分らしさのモノサシです。
すべて書き出し終えたら、次にあらゆる物事を好きか嫌いにわけて考えてみましょう。
例えば、
- 旅行が好き
- 部屋にこもるのが嫌い
- ひとりで行動するのが好き
- 自分のペースを乱されるのが嫌い
などのようにです。
この例の人のマイペース感が伝わってくるでしょう。そのイメージが「らしさ」です。
自分らしさは好き嫌いに現れやすい。好きなことをしているときを思い浮かべてください。自分らしく振る舞っているときのはずです。
「喜怒哀楽」「好き嫌い」は自分らしさを知る上で、重要なキーワードになるものです。
自己認識を深め自分を受け入れる
自分らしさを取り戻す方法の2つ目は、自己認識を深め自分を受け入れること。
この方法が効果的な理由は、自己受容が自分らしさの土台となるからです。
きちんと整理すると「私はこんな人なんだ」と理解できます。
自分を深く知るポイントや方法は以下に詳細を書いてます。参考にどうぞ。
▶自分を知る方法を教えます！知り尽くすための自己分析ポイント10選
自分で決めたことをやってみる
自分らしさを取り戻す方法の4つ目は、自分で決めたことをやってみること。
自分で調べ、自分で決める、そして行動を起こしてみる。
どんな小さなことでも良いのでこのプロセスを繰り返し行うことです。
自分で決めて、やり抜く経験を積み重ねることで、自信も湧き上がり、自分を取り戻せるようになります。
他人を一切介入させないことが重要ですよ。
自分の心の声に従う
自分らしさを取り戻す方法の5つ目は、自分の心の声に従うことです。
私たちは少なからず他人や社会の影響を受けて生きている。
頭で考えているとそんな世間の常識に縛られ、無意識に自分を抑えてしまう可能性があります。
そこで自分らしさを取り戻すには、自分の中から自然に湧き上がる心の声(直感)に従ってみることです。
すると、本来の自分の気持ちに従った行動をすることになり、自分らしさを取り戻すきっかけになります。以下も参考にどうぞ。
▶自分の心の声に従うと人生はうまくいく｜頭に従うと9割後悔する理由【本心に従う生き方】
世間の常識はあなたにとっては非常識なこともあります。
ひとりの時間を増やす
自分らしさを取り戻す方法の6つ目は、ひとりの時間を増やすことです。
この方法が効果的な理由は、ひとりの時間で自分自身と向き合うことで、内面の声が聞こえやすくなるからです。
散歩をする、ひとりでカフェに入る、日記をつけるなどの時間を持つことが大切です。
静かな環境で自分自身に問いかけ、答えを見つける過程で、自分らしさが明確になるでしょう。
短時間でもいいので、ひとりの時間を持ちましょう
新しい人とつながる
自分らしさを取り戻す方法の7つ目は、新しい人とつながることです。
この方法が効果的な理由は、新しい人と関わることで、これまでにない視点により新しい自分を引き出し、それが自分らしさにつながるからです。
興味のある活動や趣味で新しい人たちと交流すると、自分が何を大切に思うのかが見えることがあります。
私自身も、この方法で楽しんで仕事をしている人たちに出会い、自分もそんな働き方をしようと心に決めたことで今があります。
多様な価値観に触れることで、自分らしさを発見しやすくなります。
自己肯定感を高める
自分らしさを取り戻す方法の最後は、自己肯定感を高めることです。
この方法が効果的な理由は、自己肯定感が高まると、自分らしい選択がしやすくなるから。
成功体験を振り返り、その感情や達成感を再確認することが大切です。
実践するには、自分自身にポジティブ視点の質問の数々を問いかけること。
これがなかなか難しく、うまくやらないと「ネガティブ・バイアス」と呼ばれる心理本能が働き、失敗や辛い経験ばかりを思い出し逆効果。
この問題を解決したのが「自己肯定感を高める100の質問集」です。
ポジティブな視点を軸にした質問を専門家の私が厳選しました。
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自分らしさを持続させるための日常習慣
「自分らしさ」はやっかいなもので、気を抜いているとわからなくなるので、日々の心がけが重要になります。
忙しい毎日を送り続けていると、生活がルーティン化して、感情が動かなくなります。
やがてロボットのようになり、自分らしさがわからなくなってしまいます。
そこで具体的には、自分と向き合う時間を定期的に作ること。
寝る前の瞑想、朝の散歩などを習慣づければ、自分と向き合うチャンスタイムになりますよ。
自分と向き合う時間がいかに大切なのかは以下をお読みになればわかりますので、気になる人は参考にどうぞ。
▶自分と向き合う時間を作ると人生が激変する理由【逃げると危険】
自分らしさがわからない人向きの仕事
自分らしさがわからなくなる人の多くは、心の優しい他人の気持ちを大切にする人が多いです。
「人に喜んでもらえる仕事」が合っていますね。例えば接客業です。
場の空気を読むのがうまい人が多いので、おすすめです。
そのほか自分らしさを生かす仕事についての詳しい解説は、下記の記事に書いてます。
参考にどうぞ。
▶自分らしさを生かす仕事に必要なこと｜最適な仕事に出会う方法。
おすすめの書籍
「自分らしさがわからない。自分を取り戻したい」「自分らしく働きたい」という人におすすめの書籍があります。
ここに書いたメソッドにより、自分の強みを軸にした仕事に転職し、新しい会社でMVPをとったり年収が1.4倍になった女性も現れています。
そんな実績だけ語るとすさまじい努力をしたように思うかもしれませんが、彼女たちは本当に仕事が楽しそうです。
「自分らしく働く」とはそんな状態のことを言うのではないでしょうか？
少なくとも私はそう考えています。手前みそで恐縮ですが、以下の書籍です。
▶私はこの仕事が好き!！自分の“強み”を活かして稼ぐ方法（大和出版）
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自分らしさを取り戻した体験談
この記事を書いている私は40代になるまで、常に親の顔色を伺いながら生きてきました。
特に父の経営する会社に勤めていたことで、親の影響が色濃くありました。
公私ともに、親の意向に背くことがあろうものなら「ここから出ていけ」という声が待っていた。
そのような環境で育ったからこそ、自分らしさを見失い、何をしたいのかもわからなくなっていましたね。
しかしある日、仕事とは結局、自分自身の人生を充実させる手段であることに気づきました。
それまでどれだけお金を稼いでも、真の幸せは感じられなかった。その理由を自分に問いかけると、自分らしくない仕事をしているからだと気づきました。
自分自身を見つめ直すことの重要性を知ったのはそのことに気づいたときです。そこで強み、弱み、興味、価値観を理解するために、自己分析を始めた。
その結果、「私はこんな人なんだ」と自分を受け入れることができました。
「自分らしさがわからない」「自分を取り戻したい」という悩みは、人に相談しづらいですよね。
私の運営する塾でも、講座を通じてそんな人達に向き合っていますが、とても苦しそう。
どうかひとりで抱え込まずに専門家にご相談くださいね。
一日も早く自分の人生を生きるヒントをつかんだほうがいい。
人生は「やりたいことを見つけ、それを追求する」という繰り返しです。
この繰り返しの中で、自分らしさを感じ、人生が楽しくなってきますよ。
本記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
この記事を読んで、自分らしさを取り戻したいと考えたなら、おすすめするのが「自分の見つめ直し完全マニュアル」です。
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チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
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自分らしさを取り戻した人へのインタビュー
追伸ですけど、自分らしさを取り戻した人たちのインタビュー動画を撮りました。
特別な才能がある人たちではありません。本当の自分を取り戻しただけ。
自分らしく生きる＆働く人生を選択した人たちの動画です。
（※各4分くらいです）
参考にどうぞ。
最後になりますがこちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。
私との直接のやりとりもできますよ
以上となります。
ではまた。
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