今の仕事を退職するか迷います。どうしたらいいの?
退職に迷う人それぞれの理由や理由別の解決法を知りたい。
そんな疑問に答えます。
仕事を辞めるか迷う人は多いですよね。
迷う理由は人それぞれ。今の仕事が合っているのか迷う人もいれば、辞めどきはいつなのか迷う人もいるでしょう。
この記事を書いている私も10年間迷い続けた経験があり、そこでわかったことは漠然と迷っていても前に進めないということです。
- 必要なのは頭の整理です。
迷う理由をはっきりさせて、その理由に沿った対処をすることが大事です。
口で言うのは簡単ですけど、実践するには時間がかかります…。迷い始めたら、今すぐ対処することをおすすめします。
本記事では退職に迷う人のさまざまな理由をもとに、『理由別』の解決方法を説明する希少性の高い記事です。
仕事を辞めた方がいい人、辞めない方がいい人の特徴とその違いも書いてます。
この記事に書いてあることを実践すると、退職の迷いを解消できますよ。
最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
仕事を辞めるか迷う人を含め、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
仕事を辞めるか迷う人によくある理由
辞めるべきか、とどまるべきか、仕事を辞めるか迷う人によくある理由を解説します。
辞めても転職できるか不安
仕事を辞めるか迷う人の理由の1つ目は、辞めても転職できるかの不安によるものです。
今の自分のスキルが他社でも通用するのか、そもそも仕事が見つかるかという不安は、仕事を辞める大きなハードルになりますよね。
経済的な安定が見込めなくなるかもという恐怖は、次への一歩をためらわせますよね。
その結果、新しいチャンスを見逃す可能性があります。
何の仕事をしたいかわからない
仕事を辞めるか迷う人の理由2つ目は、何をしたいかわからないからです。
仕事は何をしたいのか、何が自分に合っているのかを理解していないと、次の一歩を踏み出すのは難しいですよね。
深掘りすると、本当は何を求めているのか、何に興味があるのかがわからないと、新たな仕事にたどりつくのは難しいですね。
甘えかもという躊躇
仕事を辞めるか迷う人の理由の3つ目は、甘えかもという躊躇によるものです。
辞めたい願望を「甘え」と決めつけてしまうと、辞めるのはいけないことと考えてしまう傾向がありますね。
この思考パターンは、自分の感情を無視し、本当の欲求を遠ざけてしまうことがありますよ。
辞めどきがわからない
仕事を辞めるか迷う人の理由4つ目は、辞めどきがわからないからです。
人によって大切にしているものや、置かれている状況に違いがあり、「辞めどき」かどうかの状況判断は非常に難しいものです。
「まだ我慢できるかも」「やり残したことがある」などと考えながら、自分が本当に何を求めているのか、何が必要なのかを認識するのは難しいですね。
会社・上司が辞めさせてくれない
仕事を辞めるか迷う人の理由5つ目は、会社・上司が辞めさせてくれないことによるものです。
会社側から見れば、経験豊富なスタッフを失うのは大きな損失であり、引き留めようとするのは自然な反応。
また、重要なプロジェクトを担当していたり、特定のスキルを持っている場合、その能力がなくなることへの懸念から、引き留められることがあります。
上司や会社が退職に難色を示した場合、退職を迷う一つの理由となりますよね。
まとめると以下になります。
- 仕事を辞めるか迷う人によくある理由
- 辞めても転職できるか不安
- 何の仕事をしたいかわからない
- 甘えかもと躊躇する
- 辞めどきがわからない
- 会社・上司が辞めさせてくれない
仕事を辞めるか迷うときの理由別の解決法
仕事を辞めるか迷うときの理由別の解決法をそれぞれ解説します。
辞めても転職できるか不安の解決法
転職の不安を解消するためには、まず自身のスキルと経験をはっきり理解することから始めた方がいいです。
具体的には、どのような業務をこなしてきたのか、どのようなスキルを身につけてきたのかをリストアップすること。
それにより、自分が何に強いのか、どの職種や業界で活躍できる可能性があるのか絞り込めます。
さらに、そのスキルが求められる企業や業界を調査して、可能性がある職種を見つけることも重要ですね。
実践するには、一人では情報不足になるので、転職エージェントに登録し、転職できそうな会社をリサーチしてもらった方が早いです。
「転職をするか決めるため」に、転職エージェントに登録するということ。
もらえる給料や、自分の市場価値も見えますよ。
それに、転職先の候補が見つからないなら、辞める選択の余地はないかもしれませんしね。
「転職エージェント」でググるとズラッと出てきます。
何をしたいかわからない解決法
何の仕事をしたいのかがわからない場合、自分の内面に向き合わねばなりませんよね。
私の塾では10年以上もの間、この問題に取り組んでいますが、何をしたいかのヒントは過去の経験の中に必ず眠っています。
自分が何を得意とし、どんなことに価値を感じるのか、何に対して情熱を感じるのかなど、自分自身を深く理解することが重要です。
また、新しい経験を積むことも効果的。転職を重ねなさいという意味ではないですよ。
新しい趣味を始めたり、未経験の領域に挑戦したり、異なるバックグラウンドを持つ人々と交流したりする。
これにより新たな視点を得られ、自分は本当に何に興味があるのか、何を追求したいのかヒントを得られます。
とりあえず仕事の方向性だけでも見つけ出したいところ。
仕事の方向性を見つけるためには、押さえておきたいポイントがあります。詳細は、以下に詳しく書いてますので、参考にどうぞ。
▶仕事の方向性がわからないときに押さえるべき4つのこと|キャリアや転職の方向が決まる!
甘えかもという躊躇に対する解決法
仕事を辞めたい気持ちが甘えかどうか見極めるのは難しいですよね。
この問題は、自分の気持ちよりも他人がどう判断するかを気にしている場合が多いです。
以下の記事には、甘えと判断されやすい&されにくいケースを解説しています。
▶仕事を辞めたいのは甘えか?甘えと判断される・されないケースと甘え問題を解決する方法
ちなみに、この記事を書いている私は新卒で入社した会社を8ヶ月で退職した経験があります。甘えなのかどうか悩みましたよ。
しかし今振り返ってみると、甘えかどうかは大きな問題ではありませんでした。
大事なことは、次以降のキャリアでどのような結果を出すかなのですよね。
辞め時がわからない時の解決法
「辞めどき」を見極めるためには、幸福感や満足度を定期的に評価することになりますね。
具体的には、現状の仕事で感じる喜び、ストレス、成長の機会等をリストアップする。それらが自分の人生の目標や価値観とどの程度合致しているのかを考えることで、辞めどきを自身で判断するのに必要な情報になります。
仕事のやめどきは、主に以下のタイミングではないでしょうか?
5つ以上当てはまったときは、考えた方がいいかもしれません。
- 仕事の辞めどき20選
- スキルを活かせないと感じたとき
- ライフバランスが乱れたとき
- ストレスで健康が悪化したとき
- 仕事への情熱が消えたとき
- 学習の機会が減ったとき
- 将来の昇進が不確かなとき
- 給与が自己価値を反映しないと感じた
- 組織の文化と合わないと感じたとき
- 他の業界への興味が湧いたとき
- 長時間労働でQOLが低下したとき
- 人間関係が厳しくなったとき
- モチベーションが低下したとき
- 仕事内容が単調でつまらないと感じた
- 自身の成長が止まったと感じたとき
- 働きがいを感じられないとき
- 自己実現の機会がないと感じたとき
- プライベートの時間が取れないとき
- 職場の雰囲気が悪いと感じたとき
- 睡眠時間が確保できないとき
- 家族との時間が足りないと感じた
辞めさせてくれないときの解決法
上司が退職を引き留める場合は、屈することなく自身の意志をしっかりと伝えることが大切です。
具体的には、なぜ退職を考えているか、その決断に至った理由や背景を説明すること。本気の自分の意志を理解してもらうのがポイント。
また、労働法や退職に関する知識を身につけることも重要ですよね。
法律上は退職を願い出てから2週間で退職することができる。
特によくあるのは、「次の担当者が見つかるまで退職しないで欲しい」と先延ばしされるケース。
本来は企業側がなんとかすべき問題ですから気にせず辞めた方がいいですね。
ちなみに退職しやすくなる理由として、
- 夫の仕事上の都合にする
- 体調を理由にする
- 家族との時間確保を理由にする
など、私生活のことを全面的に押し出す理由にすると、会社側はひき止めにくくなります。
円満退社するのが理想ですから、しっかり話し合うことが先決ですよね。
辞めた方がいい&辞めない方がいい人の特徴
仕事を辞めた方がいい人と、辞めない方がいい人の特徴を表にまとめました。違いがはっきりわかると思います。
参考にどうぞ。
仕事を辞めた方がいい人の特徴 | 仕事を辞めない方がいい人の特徴 | |
1 | 情熱欠如 | 情熱を持ち続ける |
2 | ストレスによる健康被害 | ストレスを健康的に管理する |
3 | ワークライフバランスの崩壊 | ワークライフバランスの調整が可能 |
4 | 職場の倫理環境に違和感がある | 職場の倫理環境に満足している |
5 | 自己成長やキャリアアップの機会が無い | 自己成長の機会や挑戦がある |
6 | 人間関係で悩んでいる | 人間関係で悩んでいない |
7 | 自分のスキルが十分活用されていない | 自分のスキルを十分活用できている |
8 | 報酬が労働に見合っていない | 報酬が労働に見合っている |
9 | 個人の価値観と職場の価値観が合わない | 個人の価値観と職場の価値観が一致している |
10 | 仕事の目的や意義を見失っている | 仕事の目的や意義に誇りを持てている |
11 | 体調不良や健康問題がある | 健康管理をしっかりと行っている |
12 | 興味や関心が他の領域に移っている | 仕事への関心を持ち続けている |
13 | 成長やスキルアップの機会がない | 自己成長やスキルアップの機会がある |
14 | 報酬が不適切で不満がある | 報酬が適切で満足している |
15 | ワークライフバランスが崩れている | 自己実現のための時間とバランスが取れている |
退職に迷うときの頭の整理法
冒頭にも書きましたが、退職に迷うときに先ず必要なことは頭の整理です。
モヤモヤ考えているだけでは前に進むことができません。前に進むにしろ、留まるにしろ何かしら折り合いをつけない限り迷いは続きます。
退職に迷うときの頭の整理法は次の順に従って行うといいですよ。
- 退職に迷うときの頭の整理法
- 辞めたい理由を書き出す
- できることは何かを考える
- 会社の制度を調べる
- 解消見込みのないものを書き出す
順に解説しますね。
(1)辞めたい理由を書き出す
先ずはなぜ今の仕事を辞めたいのか退職に気持ちが向かう理由を書き出します。
「今の仕事が自分の成長に繋がらない」
「業務量が多すぎる」
「に見合った給料がもらえない」
など退職を考え出した動機は様々あるでしょう。
なるべく具体的に書き出すといい。
理想的にはどのような状態でいたいかまで掘り下げると、次の仕事選びの判断軸ができる。
例えば業務量が多いことが退職を考え始めた理由ならば、次は業務量が今より少ない仕事を選ぶことになるでしょう。
理由を書き出すだけでも、かなり頭がクリアになりますよ
(2)できることは何かを考える
(1)が終わったら次は今の自分に何ができるか全て書き出すことです。
当然のことながら、次の仕事へ導く大切なもの。
とは言え、無意識にやっていることも多く、自分にできることは見えづらい。
できることを認識するには、正しく自分を見つめ直すことが必要です。
詳しくは、
▶自分にできることがわからない理由と見つけ方の秘策20選【自分にできることの探究ガイド】
(3)会社の制度・しきたりを書き出す
(2)を終えたら、次は会社の制度・しきたりも書き出してみましょう。
もしかしたら退職しなくても解決の道が開けるかもしれません。
- 休職に関する制度
- 異動に関する制度
- 副業に関する制度
などをあらためて確認するといいですよ。
また、
- 月1回の飲み会がある
- 会議が多い
- 朝礼でスピーチをする
などその会社独特のしきたりで苦痛になるものがあれば書き出しておくといいですよ。
退職の理由につながるケースもあるので。
(4)解消見込みのないものを書き出す
最後は(1)~(3)をながめつつ、現状の仕事(会社)のままでは解消の見込みのないものを書き出してみましょう。
以上の1〜4を書き出すうちに、ぼんやりしていたものがハッキリしますよ。
仕事を辞める覚悟を生むコツ
仕事を辞める怖さを乗り越えるには、次に進む期待値を上げることが大切。
仕事を辞める覚悟を生むには、次の仕事への期待値を上げる目的で、さまざまな行動を起こす必要がありますね。
そこで「今の仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選シート」を作りました。
この記事を書いている私が自らの経験や、2000人以上指導した実績の中で知り得たことをベースに作り上げたもの。
このシートを使い踏ん切りをつけた人たちからお礼の連絡を多数いただき、反響の高さに驚いています。
正直、迷いましたが悩まれている人が多いため、しばらく無料で配布します。
但し、いつまで無料配布を続けるかわかりませんので必要な方は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からすぐに入手できます。
(まとめ)人生のトビラは自分で開けるもの
この記事を書いている私も、やりたくない仕事を26年間続けてきた経験があります。葛藤の日々でした。
そこで前職の仕事を続けながら副業的な位置づけで講師の仕事を始めています。完全独立まで結果的に10年以上かかりました。
長い期間悩みましたけれど、10年という葛藤の期間は自分には必要だったと思います。
それだけ退職というものには重みがあり、覚悟も必要ですよね。今になって思うことは「人生のトビラは自分でしか開けられない」ということ。
真面目に同じ業務のくりかえしの日々を送っていても、なにも起こらない。
調べたり、勉強したり、話を聞きにいったり・・・。正解なのかわからないことでもあがきまくって前に進むことが大切。新しい人生のトビラが開く可能性は1%づつ高まります。
本記事をきっかけに考えるといいですよ。
自分が何者かを知りたい女性限定講座。本当にやりたいこと、収入を生むオンリーワンの強み、その答えを二人三脚で見つけます。職歴に左右されない生き方の方法や、転職・仕事の悩みも解決します。(※こちらに100人以上の受講生の声を掲載中)
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