強み

強みを見える化する方法|転職・ビジネスで市場価値を高める秘訣【事例&ツールも公開】

強みを見える化する方法|転職・ビジネスで市場価値を高める秘訣【事例&ツールも公開】この記事では、自分の強みを客観的に認識できる状態「見える化」する方法を紹介します。

この「見える化」とは、自己満足にとどまらず、誰もが認識できる状態のこと。

私は、13年間にわたり2000人以上の起業家や転職者の強みを見える化する指導をしてきた経験があります。

また、専門家として「自分の”強み”を活かして稼ぐ方法〜私はこの仕事が好き!(大和出版)」という書籍も出版し、多くの受講生と向き合ってきました。

9割の人が自分の強みを活かし切れずに人生を終えてしまうと言われています。その主な原因は、強みがハッキリと見える化できていないことにあります。

この記事を通して、その解決策を共に見つけ出しましょう。

自分自身の市場価値を高め転職やビジネスの世界で一歩リードするための知識を手に入れることができます。

ただし、簡単にできることではないです。手っ取り早さを求める方は、読まない方がいいですよ。

音声でも少し解説【ざっくりまとめ】

「とりあえず本記事はどんな内容か聞きたい」人はこちらで聞いてくださいね。(8分くらいで語ってます)

なぜ強みを見える化できないのか?(原因)

なぜ強みを見える化できないのか?(原因)強みを見える化する方法を解説する前に、知っておくべき大事なことがあります。

なぜ多くの人々(企業を含む)が、強みを見える化するのに苦労するのでしょうか?

その原因は主に5つ。順に解説しますね。

1.自分に向き合う時間が少なすぎる

1.自分に向き合う時間が少なすぎる強みを見える化できない原因の1つ目は、自分自身と向き合う時間が不足していることです。

多くの人は、日々の忙しさに追われ、自己分析に充分な時間を割けていません

1時間や2時間向き合ったところで焼け石に水です。その証拠にその程度の時間で見える化できるならば、誰でもできているはずです。

短い時間で自分の強みを見つけ出そうとしても表面的な理解にとどまりがち。

本当に自分の強みを理解するには、じっくりと時間をかけ、深い自己分析が必要になります。(※3~4ヶ月は普通です)

2. “傾向”をつかんで満足している

2. "傾向"をつかんで満足している強みを見える化できない原因の2つ目は、自己の”傾向”をつかんで満足してしまうことです。

多くの人は、「分析力がある」「コミュニケーション能力が高い」といった自分の特性を認識し、それで満足してしまいます。

しかし、これだけではその特性が本当の強みであると自信を持って断言することは難しいはず。

本当の強みを見える化するためには、その特性がどのような具体的な成果やエピソードに結びついているのかを深掘りする必要があります。

たとえば、「分析力が高い」のであれば、それがどのような成功や問題解決につながったのかを表現せねばなりません。

さらに、その強みをどのように活かしていけるのか、その活用法まで考えることが重要です。具体化することで、自分の強みをより明確に見える化することができます。

3. 他人との比較から受け入れられない

3. 他人との比較から受け入れられない強みを見える化できない原因の3つ目は、他人と自分を過剰に比較する余り、自分の強みを見つけられないことです。

他人の成功や能力を見て、自分にはそれがないと感じることは珍しくないこと。

しかし、それは自分の独自の強みを見落としているだけかもしれません。

他人と自分を比較しすぎることなく、自分の経験や成果に注目し、その中から自分だけの強みを見つけ出すことが重要になります。

4. 間違った自己評価

4. 間違った自己評価強みを見える化できない原因の4つ目は、間違った自己評価によるものです。

自分の能力や成果を過小評価していると、自分の本当の強みを認識しにくくなります。

低い自己評価は、過去の失敗経験や親・他人の叱咤によるものが多く、ポジティブな側面を見落としがちになりますね。

5. 他人からのフィードバックの不足

5. 他人からのフィードバックの不足強みを見える化できない原因の5つ目は、他人からのフィードバックの不足によるものです。

フィードバックが足りないと、自分の強みをしっかりと理解するのが難しくなります。

特に、会社や学校などでは、他の人から客観的な評価を受ける機会があります。しかし、そこで期待するようなフィードバックがもらえないこともあります。

この不足が、自己評価の低下を生み出し、自分の強みを見落とす原因になり得ます。

また、他の組織であればより自分の評価が高まるケースもあり、正しいフィードバックを得るのは意外にむずかしいものです。

うーん
うーん
ナメてました…。
強みを確実に見える化する方法を知りたいです。

自分の強みを確実に見える化する方法

自分の強みを確実に見える化する方法自分の強みを見える化する方法を解説します。

いきなり結論。

自分の強みを見える化するためには、自分史(生まれてから現在まで記憶に残る限りの経験談)をすべて書き出す。その中に必ず強みとして認識されるものが含まれています。

めちゃくちゃ手間と時間がかかりますが、「自分にしかない」レベルの強みを見つけて見える化するには大切なプロセス。

ちなみに下記は、私の塾の受講生が書いた自分史の画像です。
(※実物です。15万字以上)↓

自分史

うーん
こんなことから始めなきゃならないの?大変そう
浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

はい。大変です。強みの見える化するには必要なのです。

ここまでやらねばならないのは、都合よく過去の経験を思い出せないからです。記憶にある限りのものを順を追って書き出さない限り、思い出せないでしょう。

特に自分の強みに関わる経験は手応えもなくできることが多く、記憶に残りづらいのです。

大切なので繰り返し言いますが、自分史をすべて書き出す。自分の生い立ちから現在まで、すべての経験や当時の感情を書き出します。

記憶にある限り自分の経験をアウトプット(出力)する作業です。アウトプットされた経験の中に、強みと印象付ける明確なエピソードが含まれているはず。

詳しい書き方は下記に書いてます。

▶自分を振り返る完璧な方法【成長に繋がる自分史の書き方と効果】

なるほど
なるほど
時間はかかるだろうけど
一人でもできそうね!
浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

いえいえ。自分史を書くだけでは、強みの見える化には不十分なんです。

  • 自分史を専門家に見てもらうことが重要。

「ここが強みだね」という点を専門家にピックアップしてもらうのです。他者評価によって強みを認識するためですね。

自分史には様々なエピソードが盛り込まれているはず。ともすると「分析力がある」「コミュニケーション力が高い」のようのなんやりした強み理解では終わりません。強みの根拠となる実績やエピソードまですべて表に出るから。完全に見える化するのです。

すると腹落ち感が断然違います。ちなみに下記は私が受講生たちの自分史を読んでいる画像です。何度も読み返しながら細かいチェックが必要で、プロの私でも1週間くらいかかりますね。
(この作業はめちゃくちゃ大変)

実績やエピソードが可視化されるので腹落ち感が断然違います

補足ですが、残念ながら親・友人・知人・配偶者に読ませても、彼らの価値観や経験の中でのフィードバックになってしまい、誤った認識になる可能性があります。ご注意くださいね。

強みの見える化『ブランド・プロフィール』

強みの見える化『ブランド・プロフィール』

強みの見える化は、これからお伝えすることまでやって、初めて完了します。

自分の強みや、それを証明する実績やエピソードを誰でも理解できるようにコンパクトな文章にまとめる必要があります。具体的にしないと他人に伝えられません。

そこで、

  • 自分史を元に「ブランド・プロフィール」を作るのです。

ブランド・プロフィールは、ただの自己紹介文とは違います。

  1. 誰に何ができるか
  2. 自分にしかない強み
  3. 1と2を証拠付ける体験談

以上の3つの要素を含む自己紹介文です。上記3つが揃うことで、自分の強みが見える化され、人に伝わるものとなります。

実物をお見せしたほうが早いと思いますので、こちらが私の著書の裏表紙に書き込んだブランド・プロフィールです。

ブランド・プロフィール

誰に何を提供できるかハッキリさせているでしょう。根拠となる実績も記されている。

ブランド・プロフィールは、哲学者アリストテレスの人を動かす3要素、「論理」「信頼」「共感」を活用したものです。

詳しい書き方は、下記をお読みくださいね。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

私が初めて強みを見える化したときの体験談を、赤裸々に告白しました。ブランド・プロフィールってすごいです(音声のみ)↓

強みを見える化する目的【重要】

強みを見える化する目的【重要】

この記事を書いている私はブランド・プロフィールの制作依頼のお仕事をよくいただきます。依頼者は会社の経営者や個人事業、転職したい人までさまざま。

どのような依頼者にも必ず目的があります。以下のような目的ですね。

  • 自分探しをするため
  • 自信をつけるため
  • 自分の活かし方知るため
  • 就職したい企業に就職するため
  • 起業のネタを手に入れるため
  • 違いをアピールするため
  • 自分のブランドを作るため
  • メディアへ売り込みをするため
  • 出版への足がかりを作るため

以上のように強みを見える化しようと考えたということは、ソノサキの目的が必ずあるはずです。

目的をハッキリさせておかないと、見える化の途中で挫折しますよ。自分史を書くにもブランド・プロフィールを作るにも知恵熱できるくらい大変な作業なので。

少し補足しますと、自己満足&他者満足の2つを満たさないと効果ないです。

他人にすごいと言われても、違和感あればそれがすべて。自分にも腹落ちさせて初めて強みを活かす準備が整う。

腹落ちさせるには、ブランド・プロフィールをつくるプロセス(経過)が大事。自分を見つめ直す混沌とした時間です。厳しい時間ではありますが、この時間を経た上で強みが見える化されると腹落ち感が断然違います。

一生に一回やれば充分です。

ここまで書いたことを詳しく自習したいならこちらの本をどうぞ(宣伝っぽくってすいません)

https://asanoyoshio.com/book-order.html

私の指導を直接受けたいという方は、先ずは体験入門コースからどうぞ。

自分を見つめるのが苦手なの。

良いツールはありませんか?

自分の棚卸&分析に使える70の質問集

自分の棚卸&分析に使える70の質問集

自分を見つめるのが苦手な人や、自分をとことん棚卸ししたい人のためにおすすめのツールを用意しました。

自分にできることをあらゆる角度からの質問に応えることで棚卸しができます。この質問集を使えば取りこぼしがありません。強みを見つける専門職の私がセレクトしました。

自分の成功体験を思い出したり、過去の実績を振り返ることで、自分の価値を再確認することが可能になります。

しかい、やっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。

この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。

そこで「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。

有料にすべきか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひと先ず無料で配布します。

但し、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。

下記からどうぞ。

▶自分の棚卸&分析に使える70の質問集

強みがわからない人向けおすすめ記事

強みがわからない人向けおすすめ記事

「強みがわかない」「自分には何もない」という人向けの記事をセレクトしました。強み”の解釈を間違っている人多いのでシェアしますね。

強みを見える化して好きな人と仕事する

強みを見える化して好きな人と仕事する

強み見える化させるブランド・プロフィールには素敵なメリットが隠れています。それは好きな人とだけ仕事ができるようになること。

好きな人を相手に仕事をするとノン・ストレスですよね。

この記事を書いている私も今は好きな人としか仕事をしません。そんな私の会社員時代は苦手なタイプの人ばかりを相手にする仕事でした。

粗雑な男性の多い業界にいたので、ほんとうに苦痛でした。私は偉そうな男性が死ぬほど嫌いです。そもそも上下関係が苦手で嫌悪感が出ます。

実は、ブランド・プロフィールは自分の好きな人と仕事をするために必要なツールでもあります。

先ほど私のブランド・プロフィールを紹介しましたよね。粗雑な男性は、私のプロフィールを見たら寄ってこないです。

ブランド・プロフィールをつくると以下のメリットもあるのです。

  1. 好きな人を引きつける
  2. 好きではない人から離れられる
やったー!
え!どうしてそんなこと起こるの?もう少し詳しく教えてください

自分らしさも同時に見える化される

自分らしさも同時に見える化される

ブランド・プロフィールを作るとなぜ好きな人が引きつけられ、嫌いな人が離れるのか。原理をお話しますね。

ブランド・プロフィールには、当人の一貫した行動、すなわち「自分らしさ」が記されるからです。相手が好きか嫌いかどうかを決める判断軸は「らしさ」によるものです。

私の場合、

  • なぜ強みにこだわるか?
  • なぜ女性向けなのか?

以上のらしさが伝わるプロフィールとなっています。ここをがっつり解説すると長くなるので、「らしさ」についての詳しい解説は下記に書きました。

自分らしさは自分だけの強み【オンリーワンの見つけ方】自己最高の売り・魅力になります

弱みを克服か?強みを伸ばすか?

弱みを克服か?強みを伸ばすか?

弱みを克服した方がいいのか?強みを伸ばした方がいいのか?

この問いに対しては、強みを伸ばす方がお得というお答えになります。なぜなら弱みを克服したところで「普通」程度で終わるから。しかも長い時間と苦労がついてまわる。

一方、強みであることは長時間やっても苦にならず幸せ感満載です。ちなみに強み&弱みの判断も難しいところがあるので、下記もお読みになれば理解できます。

弱みを強みに!自分を活かすハイブリッドな7つの活用方法

強みを見える化して楽しく働こう

強みを見える化して楽しく働こう

前に書いたとおり、自分の強みを見える化して人に伝えることで、自分を必要としてくれる人に囲まれるようになります。それは健やかに過ごす最高の環境です。

断言します。強みを見つけるだけでは何の意味もありません。その能力を誰かのために使ってこそ幸せな人生を生きることができますよ。

自分の強みを見える化し人に伝えること。そして誰かの役に立つように行動すること。やがて人生の幸福度はケタ違いに上がります。

強みの見える化に成功した人インタビュー

強みの見える化に成功した人インタビュー追伸ですけど、強みの見える化に成功した人たちのインタビュー動画を撮りました。

特別な才能がある人たちではありません。自分史も書き、ブランド・プロフィールも作り、人生を動かした女性たちです。

参考にどうぞ。(※各4分くらいです)

自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

ここまでお読みになった方は、かなり「強みの見える化」に本気な方々とお察しします。

ここまでお読みになればお気づきだと思いますが、自分の強みを可視化するプロセスは、けっこう骨の折れる作業です。

そこで、効率的に自分を深堀りできる「自分の見つめ直し完全マニュアル」を制作しました。制作に10年の歳月をかけた逸品。

以下、充実の内容です。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

但し、こちらも無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

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浅野ヨシオ
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強みの見える化に本気で取り組みたい。専門家のサポートを受けながら実行したい」と感じている人は、こちらの受講からスタートしてみるのも一つの方法です。

ただ、私も既に契約しているクライアントの仕事を最優先しているため、いつまで開催を続けるかわかりません募集を終了していたらごめんないさいね。

それでは強みの見える化を実現して、ワークライフをお楽しみにくださいね。以上となります。

ではまた。

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