上司からの指示を待ち、与えられた仕事だけ無難にこなす“受け身”の人いますよね。でも、そんなスタイルはキャリアにとってリスクです。
今の時代は、仕事に対して能動的であることを求められますからね。主体性のない人は厳しいです。
この記事では、受け身で仕事をする人の特徴と共に、職を失う危険性について解説します。これから10年以上働き続けたい人は必読ですよ。受け身を改善する方法も紹介しています。
同時に、
受け身で仕事をする人にイライラする・疲れる人たちに向けて、彼らの対処法も紹介する珍しい記事です。
ここでしか読めない貴重な情報なので、最後までチェックしてみてくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
受け身で仕事をする人が職を失いやすい理由
受け身で仕事をする人が職を失いやすい理由は、アウトプット(出力)する仕事の価値量が少ないからです。
自分からすすんで仕事をする(自発的に仕事をする)人が提供する価値量に負けてしまうのです。
となるわけです。
いただけるお金というものは、提供できる仕事の価値に対して支払われるもの。景気の良かった昔と違い、どの企業もギリギリの雇用者数で仕事をまわそうとしています。
ともすると提供できる価値量の低い人は、必然的に淘汰されてしまうわけです。以上が、受け身で仕事をする人が職を失いやすい理由です。
受け身で仕事をする人の危険な特徴7選
受け身で仕事をする人たちは、どのような特徴を持つのでしょうか?
もしも、自分に当てはまるものがあったら危険なので、ご紹介しますね。
主に次の7つです。
- 受け身で仕事をする人の危険な特徴7選
- 与えられたことしかしない
- 意見を言わない(意見がない)
- 改善しない
- 保守的である
- 挑戦しない
- 失敗を極度に恐れる
- 存在感がない
順に解説します。
1.与えられたことしかしない
受け身で仕事をする人の危険な特徴1つ目は、与えられたことしかしないことです。具体的には、最低限のアウトプット(出力)の人です。
- 積極性に欠けています。
間違いをするわけではないため叱られることも少なく、当人が受け身であることに気づかない場合もあります。
気づけないと突然、部署異動させられたり、リストラを勧告されたりする危険性が高まります。
2.意見を言わない(意見がない)
受け身で仕事をする人の危険な特徴2つ目は、自分の意見を言わない傾向です。
仕事に向き合う執着心が薄いため意見そのものがないという感じですね。
3.保守的である
受け身で仕事をする人の危険な特徴3つ目は、保守的である傾向です。
完全な前例主義の特徴があります。「今までどうしていたか」が仕事の判断軸となっている。今までどおりが鉄則となっています。
4.改善しない
受け身で仕事をする人の危険な特徴4つ目は、改善しないことです。
これまでのやり方に従い続けるだけ。どのような欠陥があっても改善しません。
前にも書きましたけれど、仕事に対する執着心がうすいので、改善点に気づけません。そのだけに非効率であってもストレスを感じていない様子です。
5.挑戦しない
受け身で仕事をする人の危険な特徴5つ目は、挑戦しないことです。
受け身で仕事をする人の辞書に、”挑戦”という言葉はありません。
受け身とは辞書によると、「積極的にでない、消極的な態度」とあります。挑戦は、もってのほかということでしょうね。
6.失敗を極度に恐れる
受け身で仕事をする人の危険な特徴6つ目は、失敗を極度に恐れることです。
つまり、受け身で仕事をする人にとっては、「ダメージ軽減は命」というわけです。
成功するよりも失敗しないという概念が根強く、失敗を極度に恐れます。
7.存在感がない
受け身で仕事をする人の危険な特徴7つ目は、存在感がないことです。
たとえるなら、「毒にも薬にもならない」という感じでしょう。これといった特徴もないため存在感はありません。
職を失う危険から逃れる方法ありませんか?
職を失う危険から逃れる方法
受け身で仕事をする人が職を失う危険から逃れるためには、意識改革が必要です。誰にでもできることですよ。
と、言われてもどうしていいかわからないと思います。
具体的には、仕事をするとき次の5つの質問を自分に問いかけながら働くのです。
- 職を失う危険から逃れる5つの質問
- その仕事の本当の目的(意図するもの)はなにか?
- どのくらいのボリュームをこなしたか?
- 反省点はないか?
- 改善点はないか?
- 次回の課題や目標は?
以上の5つを自問自答しながら仕事をすすめていると、次第に考えるクセがつき積極的な仕事ができるようになりますよ。
はい。あります
受け身な人に向いてる仕事
受け身な人に向いてる仕事をあげるとするならば、マニュアルがそろっており、それ意外のやり方は一切認められないような仕事でしょうか。
- 事務職
- プログラマー
- 製造や組み立て
などがそのイメージですが…。
ざっくばらんな話、これらも受け身で仕事をしていたら、やがて淘汰される恐れがあります。
つまり、
残念ながら受け身な人に向いてる「職種」はないです。
言われた通りに動かないとイライラする人から与えられた職務全般です。ちなみに、小さな会社の社長にワンマンな人は多いですよ。必要とされるかもしれません。
「言われたとおりにやればいい」と指示してくるような上役のもとでは、受け身体質は強みに変わります。
具体的な職種の回答を期待していたらごめんなさい。
受け身で仕事をする働き方は、おすすめできないのです。
受け身の人の仕事に疲れる!その対処法
ここでは、受け身で仕事をする人にイライラする・疲れる人たちに向けて、彼らにどのように対処すればいいかを解説します。
もしも、受け身で仕事をしている人と働かなければならない場合は、積極的に自分で考える場面を作ってあげるといいですよ。
本人が自ら行動する”旨味”を知ってもらうのが狙いです。
受け身で仕事をする人たちは、悪意もなく無意識に行っている人も多いです。
全員が改善される保証はないのですが、周りからの働きかけにより、自ら積極的に動く姿勢をもってくれたら幸せですよね。
やってみる価値はありますよ。
受け身の部下を指導する立場の方はお試しくださいね。
受け身で仕事をせざるをえない人に進言
補足になります。
この記事を読んでいる人の中には、「受け身で仕事をせざるを得ない人」もいると思います。
そのようなときは環境を変えることをおすすめします。
もちろん簡単なことではないのはわかっています
迷ったときはそのまま3年、5年とガマンできるかどうか自分に問いかけてみてくださいね。
絶望の中で働くのはツライですし、体が動かなくなったとき後悔するのではないでしょうか。
私もワンマン社長のもとで働いていた経験があるだけに、そのキツさが身にしています。
- 年齢を重ねるごとに状況は厳しくなります。
いつかやらねばならないのであるならば、一日も早く動き出した方が自分のためになりますよ。自分の人生を動かすのは、自分にしかできないことですもの。
仕事の方向性がわからないときに押さえるべき4つのことも合わせて読むと、ご自身の背中を押せるかもなので参考にしてくださいね。
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