
お金のためと割り切る方法を知りたい。割り切れない人はどうしたらいいの?
そんな疑問に答えます。
仕事はお金のため&生活のためと割り切り、がっつり働ける人はラッキーです。
どのような仕事でも、どのような理不尽なことでもガマンできますからね。
でも、そんなに簡単じゃないですよね。割り切れない人もいるでしょう。(私もそのひとりです)。
その難しさは身に染みてますよ。
本記事は、仕事はお金のためと割り切ることができない人に向けて書いてます。
結論としては、仕事のやる気には個人差があり、5つのタイプに分かれます。追求すべきは“自分とお金の両方”です。
要は「自己満足と他者満足」を同時に考える必要がある。本文で、詳しく解説しますね。実践すれば毎日楽しく働けます。
文末には、お金のためと割り切れない人に役立つツールの紹介もありますので、最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
「仕事はお金のため」と割り切れない人を含む、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
仕事をお金のためと割り切る3つの方法
お金と割り切る仕事をする方法を解説します。
この記事を書いている私も前職が家族経営だったこともあり、割り切って働くしかありませんでした。そこで、私が実践したことや考えたことは下記のとおりです。
- 仕事をお金のためと割り切る3つの方法
- 割り切り仕事とやりがい仕事をする
- お金の本質を知る(お金は汚くない)
- いくら必要か?数字で出す
順に解説します。
1.割り切り仕事とやりがい仕事をする
最も効果が高かったものからご紹介します。
仕事をお金のためと割り切る方法の1つ目は、割り切り仕事とやりがい仕事を同時にすること。
割り切り仕事 | やりがい仕事 |
生活・お金のための仕事 | やりがいを追求する仕事 |
以上2つの仕事をするのです。
副業というよりダブルワークという言い方の方がしっくりきますかね。私は週末のみ講師の仕事をしていた時期が10年あります。私にとっての「やりがい仕事」でした。
私の実体験から断言できます。
週末にゴルフに行ったり映画を見たり、大抵の人は消費活動(お金を使う活動)でストレスを発散しますよね。私は生産活動(お金を生む活動)でストレスを発散する流れを作っていただけです。

要は「仕事で仕事のストレスを発散していた」感じです。(こちらに私の体験談を詳しく書いてます。)
2.お金を稼ぐ本質を知る
仕事をお金のためと割り切る方法の2つ目は、お金を稼ぐ本質を知ることです
お金は、社会へ提供する価値に対する報酬です。
このようなお金の本質を理解すると、「お金を稼ぐことは良いこと」と思えます。下記をお読みになると、より理解が深まります。
▶お金をもらう罪悪感を消し去る方法【もらわない方が罪】お金は感謝のバロメーター
3.「いくら必要か」を数字で出す
仕事をお金のためと割り切る方法の3つ目は、「いくら必要か」を数字で出すことです。
お金と割り切り仕事をするためには、いくら必要なのか、いくら欲しいのか数字で出すといい。個人差あるはずだからですよ。
たとえば、東京都心の高層マンションで優雅に暮らしたい人と、田舎暮らしを楽しみたい人では必要となる金額が変わるはず。
300万円で充分の人もいれば、1000万円では足りない人もいるかもしれません。その金額に見合う仕事をすることになるでしょう。
他人と比べる必要はありません。自分が本当に必要な額だけ稼げばいい。仕事の目標となるので、働く気持ちを保ちやすくなりますよ。

どうしたらいいの?

仕事に対する考え方や、モチベーションにタイプの違いがありますからね。次をじっくりお読みください。
割り切る人と割り切れない人の違い
どうしても仕事をお金のためと割り切れない人もご安心くださいね。先ずは、仕事はお金のためと割り切る人と、割り切れない人の考え方の違いを理解しましょう。
ちなみにどちらが善い悪いはありません。考え方の違いだけです。自分に当てはまるところはないか確認しながらお読みくださいね。
お金のためと割り切る人の考え方
先ずは、仕事をお金のため&生活のためと割り切る人の考え方から解説しますね。
「お金はガマン料」という考え方を持つ人が多いです。
創業経営者の父が、この記事を書いている私によく突きつけた言葉でもあります。
仕事とはそういうものと思い込み、私も共に働いてました。理不尽なことを言われても、歯ぎしりしながら耐えていました。
- 確かにお金は稼げました。
「お金はガマン料」。まぎれもない事実であることは、私も身をもって理解しています。
「お金はガマン料」。一本筋の通った仕事をお金のためと割り切る人の考え方です。
お金のためと割り切れない人の考え方
次に仕事をお金のためと割り切れない人の考え方について解説します。
前にも書いたように、「お金はガマン料」という教えに従って私は仕事をしていましたが、年々心が乾きました。当時頭に浮かんだ思いを上げると…。
- みんなガマンして働いている。
- ワガママは言えない。
- 誰でもできる仕事はやりたくない。
- 早く週末にならないかな…。
- 楽しく毎日過ごしたいな。
- もっと人に喜ばれることをしたい。
- 決まった時間に働くのが苦痛。
- この生活いつまで続くのかな…。
以上が思い浮かびました。さらに深掘りすると、心の根底に下記のような思いがある。
- 毎日楽しく働きたい
- 誰かの役に立つことをしたい
- やりがいを感じたい
- 自分らしく働きたい
仕事をお金のためと割り切れない人によくある考え方でしょう。全てに共通するのは…
- 仕事の「やる気」とお金が直結しない
ここすごく大事なポイント。深掘り解説します。
【吉報】仕事のやる気には個人差
仕事のやる気(モチベーション)には、個人差がある。
“お金はガマン料”という気持ちで働いていた前職の26年間と、仕事だか遊びなのか境界線もない働き方をしている現在の私。
さらに「自分らしく働きたい」願望の女性たちを2000人以上指導し続けた経験。これらの仕事の経験から総合的に理解できたことがあります。
お金を軸に仕事できる人もいますけれど、できない人もいる。仕事に対する考えが甘いのどうのというお話じゃないのです。
大事なことなので繰り返し言います。仕事のやる気(モチベーション)には、個人差があるのです
この個人差を受け入れながら働かない限り、幸せな人生を送ることができないといっても過言ではないです。

「仕事のやる気体質には違いがある」と考えたほうがいいです。
仕事のモチベーション5つのタイプ
では、仕事のやる気(モチベーション)にはどのような個人差があるのでしょうか?
具体的に解説します。
すごく大事なことですよ。いわば仕事の「やりがい」のポイントですから。自分はどのタイプに当てはまるか、考えながらお読みください。
5つのタイプに分かれます。
(1)お金やモノタイプ
お金を稼ぐことやモノを買うことに対して、仕事のモチベーションが上がるタイプの人がいます。
「◯◯ブランドのバッグが欲しい」「1千万円稼ぎたい」などお金やモノのために全力を尽くせます。

好き嫌いで仕事をしないため、お金を稼ぎやすいタイプです
(2)地位や名誉タイプ
出世や他人からの高い評価によって、仕事のモチベーションが上がるタイプです。
「社長になりたい」「日本一になりたい」など地位や名誉のために全力を尽くせます。
「(1)お金やモノタイプ」と同様に、出世や名誉のためなら好き嫌いで仕事をしません。

このタイプもお金を稼ぎやすいドラマでもこのタイプの役柄はお金持ちキャラですよね、笑
(3)自己実現タイプ
自己充実や自分の成長そのものに、仕事のモチベーションが上がるタイプです。
「スキルアップしたい」「やりたいことをしたい」など“自分自身へのこだわり”が中心。
収入がよくても、自分の成長感がないと仕事のモチベーションが下がるタイプですね。

こちらのタイプは、仕事はお金のためと割り切れない人に多いです。
(4)社会への貢献タイプ
社会への価値提供によって、仕事のモチベーションが上がるタイプです。
たとえば、「街の子どもたちが笑顔で暮らせるような街づくりをしたい」などのように、社会貢献へのこだわりが働く意欲になります。
人を喜ばせることに生きがいを感じる人に多いですね。

このタイプも、仕事はお金のためと割り切れない人に多いです
(5)人材の育成タイプ
身近な人の成長によって、仕事のモチベーションが上がるタイプ。
「部下が一人前になる姿がうれしい」など人材育成に強い意欲を感じます。リーダーに最適ですね。

ここまでをまとめます
- 仕事のモチベーション5タイプ
- お金やモノタイプ
- 地位や名誉タイプ
- 自己実現タイプ
- 社会への貢献タイプ
- 人材の育成タイプ
自分自身はどのタイプの傾向が強いか把握しましょう。さもないと仕事を選ぶ軸が定まりませんからね。

お金もきちんといただきながら、自分を満足させたいなぁ。

はい。もちろんです。
大事なのは自分自身の特性とお金を共に追求することです。
【重要】自分とお金を共に追求する
ではお金を稼ぎつつ仕事を楽しむにはどうしたらいいか?
そんな自分になるには、追求しなければならないことがあります。
- 「自分」と「お金」の両方の追求です。
「自分」の追求とは
自分の追求とは「自分の強み」の追求です。
- 強みは”偏った個性”とも言えます。
わかりやすく言うと、人は誰しも何かしらの変態(へんたい)です。程度の差こそあれ行動や考えに偏り(かたより)がある。
同じ仕事でも大好きな人もいれば大嫌いな人も現れる。得意な人もいれば不得意な人も現れるのも当然です。
例えば事務仕事が大好きな人もいれば、不得意な人もいるようにね。
自分にどのような偏った個性(強み)があるのか、棚卸しすることが重要です。
以下で詳しく解説していますので興味のある人はお読みくださいね。
▶強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】
「お金」の追求とは
次にすべきことはお金の追求です。お金が生まれる本質は実にシンプル。
- 要は「自己満足と他者満足」を同時に考えること。
「自分」と「お金」の両軸を追求することになります。具体的には「好きなこと」「得意なこと」「社会に役に立つこと」の3つを突き詰める必要があるということです。
もう少し詳しい解説を読みたい人は、以下の記事を参考にどうぞ。


はい。できます
その際に一点注意することがあります。優れた能力や実績の多い人が周りにいると、自分は誰の役にも立てないと思い込みがちです。
そのようなときは、今まで買ったものや受けたサービスを思い浮かべてください。必ずしも世界一高機能なものを選んだわけではないでしょう。
何が言いたいかというと、自分より優れた技術、多い実績、優れた能力の人がいても問題ないということです。
必ず誰かの役に立つことができます。このへんは下記に詳しく書いてます。
「人のため」は自分のため
繰り返します。
お金を稼ぐには、自分以外の誰かに役立つことをしなければなりません。
とはいえ、ムリに「人のため」と考えなくていいです。人のために働いて自分が不幸になっては本末転倒ですからね。
人のためという気持ちのみで走ると、どこかで気持ちがなえます。結論を言えば、自分のために働いた結果、誰かのためになればいいだけ。
このあたりの知識は、以下に詳しく書いてます。
▶「自分より人のため」に頑張る人と自分のために頑張る人の特徴
お金のためと割り切れたら幸せなのか?
お金のためと割り切る仕事ができるのなら、それに越したことはないなという感じです。
稼ぎ高だけを追求できるので合理的です。
やりがいや好きなことを追いかけると、合理的とはいい難いことが起こります。ただ、合理的に働けば幸せかどうかは別のお話。
ちなみに私のやっている講師の仕事は、人を扱うヘビーな仕事です。お金を稼ぐことだけを考えると、決して合理的と言えません。毎回、受講生に合わせてアレンジしなければなりませんしね。
行きつくところ、生きている時間をどう使いたいのかによって答えは変わる。生き方そのものを考える必要があるのです。
私は仕事を楽しみたかったので前職から軌道修正しました。仕事はお金のためと割り切っていればいいなら、前職のまま働き続けていましたよ。
一度自分を見つめ直し、将来のことを考えるといいですよ。一生は一回しかありませんから。


私も同じでしたから理解できます。次に解説しますね。
【結論】割り切れない人が先ずすべきこと
前にも少し書きましたが、仕事はお金のためと割り切れないならば、生き方そのものの見直しが必要です。仕事をしている時間は長いですからね。
仕事はお金のためと割り切れない人たちは、仕事に「生き方そのもの」がかぶさっています。そして、生き方を考えるには、自分自身を見つめ直す必要があります。
そんな人たちに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作りしました。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
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但し、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
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「お金のためと割り切れない。今後を考えるサポートをして欲しい」と感じている人は、こちらの受講を検討するのも一つの方法です。個別に相談する時間ももうけていますので。
仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選
最後になります。
もしも次のステップを考えたいと思いましたらご活用くださいね。記載されていることをひとつひとつクリアすると、仕事を辞める踏ん切りをつけられます。
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下記からお申し込みください。
※予告なく配布を終了致します
お金のためと割り切らない人インタビュー
お金のためと割り切る仕事をしなかった人たちのインタビュー動画です。今後どのように生きるべきか、考えたいときに参考にするといいですよ。(※各4分くらいです)
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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