
悩む無駄な時間が長く、うじうじする性格です。直したいなぁ。うじうじしない方法を教えて。
そんな疑問に答えます。
悩む時間ほど無駄に感じることはありませんよね。同じ状況にぶつかっても、考えすぎてしまう人もいれば、そうでもない人もいるのはなぜでしょう?
実は、悩んでも仕方ないことで悩む人が9割といっても過言ではありません。
この記事では、悩む時間を効果的に減らし、考えすぎる習慣を克服する方法を紹介します。考えすぎを防ぎ、うじうじしない生活を送るための具体的なステップを解説していきます。
この記事を読めば、悩む時間を大幅に減らし、より積極的で決断力のある人生を送ることができるようになります。
最後までお読みくださいね。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
うじうじする性格の人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
考えすぎる原因【うじうじ悩む理由】
考えすぎを防ぎ、時間を無駄にしないようにするには、考え過ぎる原因を理解することが大切です。考えすぎる(無駄に悩む)ときは、下記の状況です。
- 知識や情報が足りない
- 経験が足りない
- 先行きが見えない
- 自分でコントロールできない
以上のような状況で考えすぎ状態に陥りやすく、いくら考えても答えは出ないため、無駄な時間が流れます。つまり考えすぎる主な原因は、考えても仕方ないことで悩んでいるからです。
考えすぎる(うじうじ悩む)人の特徴
うじうじしてしまう性格は、心理学的に見ると几帳面で責任感の強い人に多い特徴です。この感情をうまくコントロールすることで、人間関係でのストレスを解決できます。
このような状況に陥りやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。自分に該当するものがないか考えながらお読みくださいね。
特徴1:極度に失敗を恐れる
考え過ぎる(無駄に悩む)人の特徴1つ目は、極度に失敗を恐れる傾向があります。
失敗が怖いときは、失敗したときの状況が頭を駆け巡るときですよね。
リスクを恐れてなかなか行動できず、無駄に悩む時間が流れる感じです。
特徴2:人目を気にする
考え過ぎる(無駄に悩む)人の特徴2つ目は、人目を気にする傾向です。
世間体が気になり、周りに自分はどう見えるか過剰に考えてしまうのです。
自分がやりたいように動けない状況に陥ることも多く、無駄に悩むのですね。
特徴3:「○○しなきゃ」が口グセ
考え過ぎる(無駄に悩む)人の特徴3つ目は、「○○しなきゃ」が口グセの人が多い。
特に人目を気にするため、自分がやりたくないことをせねばならない場面が多くなります。「○○しなきゃ」という言葉には、半分やりたくない気持ちが含まれている。
葛藤が生まれ、悩む時間が長くなるわけですね。
特徴4:相談が苦手である
考え過ぎる(無駄に悩む)人の特徴4つ目は、相談が苦手である傾向です。
周りの目が気になり相談が苦手です。そのため悩みを解決する知識を得られなかったり、他の視点を得られなかったりします。
そして一人で考え堂々巡りすることになり、無駄に悩むループにハマりますね。
特徴5:自己肯定感が低い
考えすぎる(無駄に悩む)人の特徴5つ目は、自己肯定感が低い傾向があります。
「なんとかなる」気持ちになれず考えすぎてしまい、行動に移せない傾向があります。

まとめると次のような特徴がありますね
- 考え過ぎる(無駄に悩む)人の特徴
- 極度に失敗を恐れる
- 「○○しなきゃ」が口グセ
- 相談が苦手
- 人目を気にする
- 自己肯定感が低い

悩うじうじしない方法を知りたいなぁ
うじうじしない方法|考えすぎない秘訣
悩む無駄を防いでうじうじしない方法を解説します。この5ステップを実践すれば、悩む時間を大幅に短縮し、行動力のある自分に変われます。
14年間に渡り、2000人以上のキャリア指導を行い続けた経験から生まれた、効果的な方法です。
- うじうじしないための5つのステップ
- 悩みの詳細を書き出す(事実のみ)
- 仕訳けする
- 足りない情報を集める
- 相談する
- できることから行動する
順に解説します。
(ステップ1)悩みの詳細(事実)を書き出す
悩む無駄を防ぎうじうじしない方法の1ステップ目は、悩みの詳細(実際に起こった出来事)を書き出します。
冷静さを取り戻し、事態を客観視するためです。悩んでいるときはちょっとしたパニック状態です。そのような状態では、視野も狭くなりモノゴトを冷静に判断できません。
たとえば『上司に聞かれた質問に答えられなかった』という出来事に対し、『私は無能だ』と解釈してしまいがちですが、実際は『準備が不十分だった』という改善可能な要因です。
このように事実と感情的な判断を切り分けることで、具体的な解決策が見えてきます。
きちんと書き出し、気持ちを落ち着けます。
(ステップ2)仕分けする
悩む無駄を防ぎうじうじしない方法の2ステップ目は、悩みの仕分けです。
具体的に、ステップ1で書き出した悩みに対し、自分で「コントロールできること」と「コントロールできないこと」のどちらか判別すること。
以下の例をご覧ください。
【例1:人間関係の悩み】
・コントロールできないこと:「相手の気持ち」「相手の性格」
・コントロールできること:「相手への接し方」「自分の伝え方」
【例2:転職の悩み】
・コントロールできないこと:「他の応募者のレベル」「会社の採用方針」
・コントロールできること:「職務経歴書の内容」「面接対策の強化」
自分でコントロールできないことに悩むのは無駄な時間。どちらに属する悩みか仕分けし、自分でコントロールできることに意識集中しましょう。
(ステップ3)情報を集める
悩む無駄を防ぎうじうじしない方法の3ステップ目は、情報を集めです。
悩む無駄を防ぐには、情報集めは必須ですよ。
(ステップ4)相談する
悩む無駄を防ぎうじうじしない方法の4ステップ目は、相談するステップです。
自分なりに情報を集め終えたら次に相談です。有識者に助言をもらう狙いもありますが、頭を整理する狙いもあります。ただし、「とりあえず誰かに愚痴を聞いてもらおう」という相談は逆効果。愚痴だけでは問題解決につながりません。
- 効果的な相談の仕方
- 状況を整理して伝える:「〇〇で悩んでいて、△△と××を調べました」
- 具体的に質問する:「どちらを選ぶべきでしょうか?」「他に考慮すべき点はありますか?」
- 相手の経験を聞く:「同じような状況を経験されたことはありますか?」
念のため言いますが、相談するのは自分で情報を集め尽くした後にしましょう。相談する人のアドバイスを深く理解するためですよ。
(ステップ5)できることから行動する
悩む無駄を防ぎうじうじしない方法の最後はできることから行動です。当たり前なのですが考えるだけでは、悩みは解決しません。
ステップ1~4をやり尽くしたら、今できることから行動を起こすこと。とりあえず踏み出すことが大切でして、行動を始めることで悩み解決の突破口が見つかることが多いです。

もう一度、悩む無駄を防ぎうじうじしない5ステップを下記にまとめます
- 悩む無駄を防ぎうじうじしない
5ステップ
- 書き出す
- 仕訳けする
- 足りない情報を集める
- 相談する
- できることから行動する
自分の「うじうじ度」診断チェック
5つのステップを学んだら、まずは自分の現状を把握することから始めましょう。
うじうじしてしまう傾向の強さを知ることで、どのステップに重点を置くべきかが見えてきます。客観的に自分の特徴を理解することは、効果的な改善の第一歩です。
診断結果はいかがでしたか?
うじうじ度が高めだった方も心配する必要はありませんよ。
考えすぎてしまう性格には、実は多くのメリットがあります。この特性を理解して上手に活用することで、より充実した人生を送ることができるのでご安心くださいね。
考え過ぎる(悩む)性格のメリット
「考え過ぎる性格」というと悪いことのように思うかもしれませんが、実はそうではありません。うじうじ悩んでしまう性格にも、3つのメリットがあります。
メリット1:失敗を未然に防ぐ力
考え過ぎて悩むことは一つの『痛み』です。痛みを感じれば直そうと努力しますよね。
もしも私たちが何も考えず悩まなくなったら同じ過ちを繰り返すでしょうね。すると事件や事故に巻き込まれる可能性も高まる。
たとえば、転職を決める際に「給料が高いから」だけで即決する人と、「職場環境は?将来性は?自分に合うか?」と悩みながら検討する人では、後者の方が後悔するリスクは確実に減ります。
メリット2:深い洞察力
「考え過ぎる」と表現するとネガティブですが、「深く考えている」と表現するとポジティブになるでしょう。その違いは、答えが出るかどうかです。
- 考え過ぎる:同じことを延々と繰り返し考えて答えが出ない
- 深く考える:時間をかけても最終的に納得できる結論に辿り着く
たとえば、友人から相談を受けたとき、表面的な返事ではなく「なぜその人はそう感じるのか?」「本当の原因は何か?」まで考えられる人は、的確なアドバイスができます。
普段からじっくり考える習慣がある人ほど、相手の気持ちを理解したり、問題の本当の原因を見つけたりする力があるのです。
メリット3:胆力を養う時間
「胆力」とは、物事を恐れたり気おくれしたりしない気力や度胸のことを意味します。
大いに悩み、混沌としながら考える時間により覚悟も決まるもの。「悩む⇒覚悟を決めて動く」を繰り返すことで胆力は磨かれる。
悩む時間は、成長する上で大切な時間でもあります。
うじうじしてしまう自分を責める必要はありません。その特性を理解して5ステップで上手にコントロールすることで、考える力を武器に変えることができるのです。
26年仕事に悩んだ経験談
↑当時の私です
この記事を書いている私も仕事のことで、悩みまくった経験があります。
26年勤務していた会社は、私の父が創業者であり給料も高く将来性もありました。しかしやりがいを感じることもなく心が乾くのです。
しかしながら振り返ってみると、私に必要な時間だったと思います。悩みが重ければ重いほど、行動を起こす覚悟を決める時間が必要ですからね。
会社に勤務していた頃、晴れた空を見ると虚しく思えました。しかし今は晴れた空を見ただけでも幸せを感じることができる。
そんなささやかなことに幸せを感じられるようになったのは、葛藤の日々の経験があるからこそだと思います。
26年という時間は、必要だったと思えるのです。
うまく悩むコツ【体を動かすこと】
うまく悩むコツは、悩みながらでも小さな行動を起こし続けることです。
動くためには今何ができるか具体的に考えなければなりませんよね。悩むヒマは無くなる。困った困ったと右往左往する無駄な時間を排除できるのです。
- 悩みながらでもできる5つの行動
1. 情報を1つだけ調べる
「転職すべきか」悩むなら、まず求人サイトを1つだけ見る。完璧な情報を集めようとせず、「今日は1社だけ」と決めて調べる。
2. 人に話してみる
家族でも友人でもいいので、悩んでいることを口に出してみる。話すだけで頭が整理され、意外な気づきが生まれます。
3. 紙に3つだけ書く
「今できることを3つ」だけ書き出す。100個のリストは不要。3つあれば十分です。
4. 15分だけ時間を決めて動く
「とりあえず15分だけ」と時間を区切って行動する。掃除でも散歩でも、体を動かすことで思考がクリアになります。
5. 明日1つだけやることを決める
今日は悩んでもいいから、「明日これだけはやる」を1つ決める。小さな約束を自分と交わす。
大事なので繰り返し言いますが、スタート時にその行動が合っているか、間違っているかわからなくてもいいです。

起こした行動はどのみち「経験」として残ります。無駄にはなりませんよ
悩みと期待は表裏一体
悩みと期待は表裏一体です。
悩みは生きている限りついて回るもの。「より良くしたい」とか「成長したい」など、何かしら自分に期待もあるからこそ悩みに向き合い行動することができる。
自分に期待するものが無かったら、悩みすらしないでしょう。悩めるのは、幸せなことかもしれません。
そして悩みが深ければ深いほど、その先に素晴らしいギフトが待っています。
- 細やかなことにも幸せを感じる
- 感謝の気持ちが湧く
- 人にやさしくなれる
- 自分が変われる
- 成長できる
以上のようなものです。
悩みと期待は表裏一体であり、過ぎた先にギフトが待っている。よく覚えておくといいですよ。
悩まない自分の作り方
なんだかんだ言って悩まないに越したことはありませんよね。悩まない自分になるには、自己肯定感を高めることが重要です
そうした状態を改善する一つの方法は、自分の成功体験を思い出したり、過去の実績を振り返ることで、自分の価値を再確認することです。
このときにやっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。
そこで「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。
どうしようか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひと先ず無料で配布します。
但し、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
人生を無駄にしないために必要なこと
将来のことを考えると不安になる人もいるかと思います。あらためて言うことではないかもしれませんが、考えても仕方のないことですよね。
私たちは不安をある程度抱えて生きていかねばなりません。人生を無駄にしないために必要なことは、ある程度の不安を許容して前に進むことです。
とは言え、不安はストレスですよね。下記の記事も合わせて読むと楽になりますよ。
人生を無駄にしないためには、物ごとを的確にとらえ、適切な行動を取捨選択する「決断力」も大切です。
決断力が弱い人は以下を参考にどうぞ。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後になりますが大切なことをひとつお伝えします。「うじうじ考えてしまう。悩むのをやめたい」という人に共通するものがあり、それは自分自身の理解が不十分なことです。
そんな人に役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」を、必要と思う人だけに配布したいと思います、
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。

私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
うじうじ悩んでしまう性格は、決して悪いことではありません。
私自身、26年間も仕事で悩み続けました。完全な”うじうじ期”です。当時は「なぜこんなに悩んでしまうのか」と自分を責めていましたが、今振り返ると、その悩む時間があったからこそ今の自分があります。
悩むことは成長の証です。何も感じない人より、深く考え、真剣に向き合える人の方が、結果的により良い人生を送れるものです。
この記事でお伝えした5ステップを使って、悩む力を前に進む力に変えてくださいね。
うじうじしてしまう自分を否定するのではなく、その特性を理解し、上手にコントロールしていきましょう。
今まで以上に充実した毎日が待っていますよ。最後までお読みいただきありがとうございます。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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