ワールドカップの日に、死について語る人

昨日。

すばらしい「講師」が誕生しました。

時田さくらさん。

彼女は元刑事で、現在は葬儀会社にお勤めという異色の経歴を持つ。

先日のブログでも書きましたが。

とうとう講演デビュー。

浅野は仕事をなんとか切り上げることができて。

講演５分前くらいに会場にすべりこみました。

なんと会場の半分の電気を消して。

各テーブルにロウソクを灯していました。

テーブルにはお菓子と。

「エンディングノート」という

自分に万が一のことが起こった時のために、

残された人に伝えるべき事項をまとめたことを

記入するためのノートが置かれていた。

受講生のために用意したもの。

そんな心遣いから、彼女のやさしさを感じました。

時田さんはこの講演をするために大変なご苦労をされていたのを

浅野は知っています。

講演というのは。

聞いてくださるお客さまに。

自分の思いが

伝わる話し方をしなければならない。

しかも

語るのは「死」について。

とても繊細な気遣いが必要となる

内容です。

時田さんは話をするネタをなんどもなんどもブラッシュアップして。

すごく悩んで。。

ときに体調を崩して。。。。

昨日の講演に挑んだ。

講演時間は１時間。

その「１時間」のために。

彼女はここ１カ月。ネタを考えに考え抜いた。

新人のときの納棺に関するエピソード。

大嫌いで怖かった上司が。

時田さんに葬儀会社で仕事をするうえで一番大切な

遺族。そしてご遺体に対する気持ち・・・

彼女の話を聞いていると。

自分もいつ死ぬかわからない。

そのときに後悔しないように。

思い切って生きていかなければならないなぁ～って

思った。

日本の自殺者の数は。

年間約１０万人の人がいるそうです。

彼女は。

「死」を語ることで。死を食い止めることもできる。

そして経営者にむけては生前準備も語ることができる。

そんな自分の「使命」を見つけた。

ザ・プロフィール講座も。

命の使い方を見つける講座なんだなぁって。

彼女の講演を聞きながら思った。

自分がどんな人を救えるのかを見つけ出し。

そのひとに伝わるように活字化してプロフィールを

作り。

話し方・伝え方を学ぶ。

講演はあっと言う間の１時間でした。

こらからも彼女は講演を続けていくそうなので。

今から次回講演が楽しみです！