他人と比較してしまう自分が嫌いです。
やめる方法を知りたいな。
他人と自分を比べてしまう人の特徴や、その原因も知りたい。
そのような疑問に答えます。
自分より優れた人を見たとき、落ち込む経験は誰しも一度や二度はあるのではないでしょうか?
人と比べることによって、自分の優れたところや足りないことがわかったりするので悪いことではないのですけどね。
とはいえ「他人と比較するのをやめたいな」と思うのが人情でしょう。
人と比べてしまう人の特徴やその原因のみならず、他人と比べないようにする方法についても解説しています。
考え方を少し変えたり、自分を見つめ直す必要がありますね。
この記事に書いてあることを実践すると、他人があまり気にならなくなり、落ち込むのを防ぎますよ。
お役立ちツールも紹介していますので、最後まで読み逃しのないようにご注意くださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
他人と自分を比較しがちな人を含め、2000人以上指導して知り得たことをお伝えします。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
人と比べてしまう原因
なぜ自分と他人を比べてしまうのか?
その原因について解説しますね。
本能によるもの
人と比べてしまう原因の1つ目は、本能によるものです。
私たちは人に囲まれて生活するときに、自分がどこに位置するのか、どう評価されているのかを知りたいという本能を持っています。
また、古代から生き残るための手段として進化した能力でもあります。
他の人がある食物を食べているのを見たときに、それが安全と理解したり、栄養があることを学んだりしています。
他人がどうしているか気になるのは避けられない本能でもあるのですよ。
私たちは他人を見て学び、
生き延びてきたのですよ
自分自身の信頼性の低さ
人と比べてしまう原因の2つ目は、自分自身の信頼性の低さによるものです。
自分に自信がないと、他人と自分を過剰に比較しがちになります。
これは、「他人の成功と照らし合わせることで、自分の成功のレベルを評価する」思考の癖によって起こります。
子供時代の経験
人と比べてしまう原因の3つ目は、子供時代の経験によるものです。
例えば、兄弟と比較されて育った場合、大人になってもその癖が残ることがありますね。
家庭環境や育った環境によって、人と比べる癖が身につくことがあります。
競争社会によるもの
人と比べてしまう原因の4つ目は、競争社会の影響ですね。
現代社会は競争が激しく、絶えず他人と比べられる環境にありますからね。
昇進競争や学校の成績など、他人と比較される状況が多く、その結果他人と比べる習慣が身につくわけです。
ソーシャルメディアの影響
人と比べてしまう原因の5つ目は、ソーシャルメディアの影響です。
ブログ・Instagram・Facebookなど、他人が幸せいっぱいであるかのような投稿が並びますからね。
否応なしに自分と比べてしまうわけです。
他人と比べて落ち込む心理
人が他人と自分を比較し、それにより落ち込む理由はいくつかあります。そんな心理的な悪影響を整理して解説します。
期待と現実のギャップに苦しむ
他人と比べて落ち込む理由の1つ目は、期待と現実のギャップに苦しむからです。
他人が成功しているのを見て、自分も同じようになりたいという期待と、現状がそれに遠く及ばないことに失望することがあります。
自己評価が低下する
他人と比べて落ち込む理由の2つ目は、自己評価が低下するからです。
他人と自分を比較して、自分よりも優れていると感じた場合、自己評価が低下し、自信を失うことがあります。その結果、気持ちが落ち込むことがあります。
自分を否定する
他人と比べて落ち込む理由の3つ目は、自分を否定するようになるからです。
他人と比較することで自分が不十分であると感じ、自己否定に陥ることがあります。これにより、悲しみや絶望感が生じることがあります。
「自分はダメな人」と卑下する言葉を
使うようになりますね。
嫉妬心が湧く
他人と比べて落ち込む理由の4つ目は、嫉妬心が湧くからです。
他人の成功や幸せを見て嫉妬して、その結果、自分が不幸せであると感じることがあります。
他人と自分を比べてしまう人の特徴
他人と自分を比べてしまう人には、いくつかの共通した特徴があります。以下に、その主な特徴を詳しく解説します。
完璧主義である
他人と自分を比べてしまう人の特徴の1つ目は、完璧主義であること。
完璧主義であると、他人と比べて自分がどれだけ優れているかを確認することが多くなります。
それにより自分が完璧にこなせなかったり、他人がうまくやり遂げた姿を見ると落ち込む傾向が強くなります。
自己評価が低い
他人と自分を比べてしまう人の特徴の2つ目は、自己評価が低いことです。
自分の能力や価値に低い評価を持つ人は、他人の成功や能力を自分と比較することが多いです。
これは、自分自身が成功や能力を優れたものと認識するのが困難だからですね。
承認欲求が強い
他人と自分を比べてしまう人の特徴の3つ目は、承認欲求が強いことです。
他人からの評価を求める傾向が強くなり、自分がどのように認識されているかを知るために他人と比較します。
他人が自分に注目していると感じると、安心する傾向がありますね。
競争心が強い
他人と自分を比べてしまう人の特徴の4つ目は、競争心が強い傾向です。
「他人との比較は競争の一部」と見なすことがありますね。
他人が自分より優れていると感じると、その人を超えるために努力することで、自分の評価を高めようとします。
勝つことに重きを置き、負けることを酷く嫌う傾向がありますね。
自己肯定感が低い
他人と自分を比べてしまう人の特徴の5つ目は、自己肯定感が低いことです。
ありのままの自分を肯定できないため、他人の動向を気にする傾向があります。
他人と自分を比較して、自分がどれだけ価値があるかを理解しようとしますね。
よく嫉妬する
他人と自分を比べてしまう人の6つ目の特徴は、よく嫉妬することです。
他人の達成を受け入れられず、自分が成し得てないことに苛立ちを感じる場合が多いですね。
人と比べないための7つの方法
人と比べないようにするための方法を解説します。いずれも考え方を少し変えたり、視点をズラすだけでできることばかりですよ。
自分の成長を確認する
人と比べないようにする方法の1つ目は、自分の成長を確認することです。
自分自身の成長を確認することは、他人と自分を比べるのを防ぐ大切なステップですね。
過去の自分と現在の自分を比べて、自分がどの程度成長したかを見つけてみるのですよ。
例えば、自分が過去に苦労していたことが現在では簡単にできるようになったかを思い出してみるとかね。
これは自己肯定感を高め、他人との比較から目をそらすのに役立ちます。
長所も短所もすべて受け入れる
人と比べないようにする方法の2つ目は、長所も短所もすべて受け入れること。
- つまり「自己受容」することです。
自己受容は、他人と比べることから自分を解放する強力なツールですよ。
自分の長所だけでなく、短所もすべて受け入れると、自分の特性を大切に思うことができます。
人と比べないようにするためには、自己受容は大切ですね。深く理解したい場合は、以下の記事も参考にどうぞ。
▶自己受容を実践するための具体的な方法とツール|注意点やコツを紹介!
自分だけの目標を立てる
人と比べないようにする方法の3つ目は、自分だけの目標を立てることです。
他人と比べる代わりに、自分だけの目標を立てることで、自分自身の道を歩むことに集中することができますね。
これは自分の成長を促進し、他人と比べることから離れるのに役立ちます。
例えば「1ヶ月に1キロ痩せる」と自分だけの目標を決めていれば、意識が自分自身に向かうため、周りは気にならなくなりますよ。
デジタルデトックスをする
人と比べないようにする方法の4つ目は、デジタルデトックスをすることです。
スマートフォン、パソコンなどの機器と距離をおいて、ソーシャルメディアを見ないようにすることですね。
リアルな社会以外の情報を遮断できるので、自分自身に焦点を当てる時間を増やせます。
読書や散歩など、自分の好きな活動を楽しむ時間を作ると、ゆったりとした気持ちを手にするため、他人と比べることから距離を置けますよ。
目の前のことに集中する
人と比べないようにする方法の5つ目は、目の前のことに集中することです。
例えば、職場で新しい仕事に取り組んでいたとします。
そこで同僚の進捗状況やパフォーマンスに気を取られるのではなく、自分の仕事に集中することで、他人と比べることから気をそらせますよね。
これは、自分自身の仕事の質を向上させるだけでなく、心の平静さを保つのにも役立ちます。
目の前に集中する具体的な方法については、以下に詳しく書いてます。
▶目の前のことに集中する方法7選|集中できない人の特徴と原因は?
開き直る
人と比べないようにする方法の6つ目は、開き直ることです。
完璧主義の人は特に意識した方がよいことです。完璧を目指すことでストレスを生むだけでなく、他人と比べる傾向を強めますからね。
「完璧ではない自分でもいい」と開き直ることで、他人と比べることから距離を置くことができますよ。
完璧主義の自分から開き直りたい人は、以下の記事を参考にどうぞ。
▶完璧主義をやめたい人必見!今すぐやめられる最適主義のすすめ
自分の価値観を再確認する
人と比べないようにする方法の7つ目は、自分の価値観を再確認すること。
例えば仲の良い独身の友人が、フルタイムでバリバリ仕事をしている姿を見たとしましょう。
そんなとき、「子供と過ごす時間を大切にしたい」という自分自身の価値観を持っているとするなら、きちんとその価値観に向き合うこと。
友人がどのような活動をしていようが気にならなくなるはず。
自分の価値観を再確認するのは、自分と他人を比べることから解放する重要なステップですよ。
人と比べないようにする方法を表にざっくりまとめました。
7つの方法 | 解説の要約 |
---|---|
自分の成長を確認する | 過去の自分と現在の自分を比べて、どれほど成長したかを見つめ直しましょう。これは自己肯定感を高め、他人との比較から目をそらすのに役立ちます。 |
長所も短所もすべて受け入れる | 自分の長所だけでなく短所も全て受け入れることで、自己受容を実践しましょう。自分を解放し、自分自身を大切に思うことができます。 |
自分だけの目標を立てる | 自分だけの目標を立てることで、自分自身の道を歩むことに集中することができます。これにより、他人と比べることから離れることができます。 |
デジタルデトックスをする | 機器と距離を置き、ソーシャルメディアを見ない時間を増やすことで、他人と比べることから距離を置くことができます。 |
目の前のことに集中する | 目の前のことに集中することで、他人との比較から目をそらすことができます。これは心の平静を保つのにも役立ちます。 |
開き直る | 「完璧ではない自分でもいい」と開き直ることで、他人と比べることから距離を置くことができます。 |
自分の価値観を再確認する | 自分の価値観を再確認することで、他人の活動に左右されず、自分自身の道を進むことができます。自分と他人を比べることから解放されます。 |
【朗報】人と比べることがもたらす価値
人と比べることは、何も悪いことばかりではありません。他人と比べることで得られるさまざまなメリットがあります。
順に解説しますね。
自分の強みがわかる
人と比べることがもたらす価値の1つ目は、自分の強みがわかることです。
たとえば、お仕事の中で、ある業務を自分だけが他の人よりも早く終えてしまう場面があったとします。それはその業務をこなすのが得意だということを示しています。
こうして、他人と比べることで自分の強みや得意な点を発見できるのです。
新しく学びたいことがわかる
人と比べることがもたらす価値の2つ目は、新しく学びたいことがわかること。
他人と比べると、自分がこれから学びたいと思うことが見つかります。
なぜなら、他人が持っているスキルや知識を見ることで、自分に不足していることや、まだ学んでいないものを発見できるからです。
例えば、同僚が上手にプレゼンテーションを行っている姿を見たとき、「自分もプレゼンテーションが上手になりたい」と思うきっかけになるでしょう。
これは、学びたいものがわかる瞬間でもありますよね。
自分が何を改善したいかわかる
人と比べることがもたらす価値の3つ目は、自分が何を改善したいかわかることですね。
人と比べることで、自分が劣っていると気づけたなら、自分が改善したいものが見えるでしょう。
例えば、「友人が食事のマナーをきちんと守っている姿を見て、自分のマナー不足に気づき、改善しようと思った」みたいな感じですかね。
他人と比べることで、自分が何をより良くできるようになりたいか見えますよ。
成長の進捗状況がわかる
人と比べることがもたらす価値の4つ目は、自分の成長の進捗状況がわかることですね。
なぜなら、他人の進み具合を見て、自分がどれだけ進んでいるのか、成長具合を確認できるから。
例えば、同じ業務をこなす同僚の仕事の進み具合を見て、自分のスキルや仕事の速さがどの程度なのか理解できる。
人と比べることで得られるメリットですよね。
自分に意外な価値があるとわかる
人と比べることがもたらす価値の5つ目は、思った以上に、自分には価値があると気づけること。
他人と自分を比べると、自分が意外とすごいと気づくこともあります。
なぜなら、他人からの高い評価を通じて、自己評価以上の能力を認識することができるからです。
例えば、チームメイトからリーダーシップについて褒められたとき、自分にはリーダーシップの才能があると気づくことができるみたいな。
詳しくは、以下の記事を参考にどうぞ。
▶自分の評価は他人が決める件【他人と比べてしまう人に朗報】自分の価値を正しく評価する方法
【最後に】大切なのはバランスです
まとめになります。
人と比べることは、自分の成長の糧(かて)になりますが、それが自分自身を苦しめる原因になることもあります。
大切なのはバランスですよ。自分に都合のいいときだけ、人と比べればいい。
他人と比べて学ぶこと、それと同時に自分自身を受け入れ、自分だけの道を進むこと。
私たち一人一人が独特で価値ある存在であることを忘れないでください。
自分らしくいることこそが、あなただけの強みになるものですよ。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
本文でお伝えしたように、人と比べてしまうのをやめたいと思うのであれば、自分の特性をきちんとつかみ、受け入れることが大切です。そんなときに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」が完成しました。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
但し、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
「他人と比べてブレないようにしたい」と感じている人は、こちらの受講を検討するのも一つの方法です。個別に相談する時間ももうけていますので。
また、
こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。
私との直接のやりとりもできますよ
以上となります。
ではまた。
自分が何者かを知りたい女性限定講座。本当にやりたいこと、収入を生むオンリーワンの強み、その答えを二人三脚で見つけます。職歴に左右されない生き方の方法や、転職・仕事の悩みも解決します。(※こちらに100人以上の受講生の声を掲載中)
コメント