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仕事を逃げた後の後悔|その理由と苦しみを軽減する7つの方法【その後が大切になる話】

仕事を逃げた後の後悔|その理由と苦しみを軽減する7つの方法【その後が大切になる話】

仕事を逃げた後に後悔している人
仕事がツラく逃げました。後悔しています。他の人はどうなのかな…。
後悔している人によくある理由や、その苦しみへの対処法を教えて。

そんな疑問に答えます。

仕事を逃げた後悔の感覚…。「ああしておけばよかった」と後悔する瞬間は、後味が悪いものですよね。

逃げた経験と言えば、私も新卒で入社した会社を8ヶ月で辞めた経験があります。仕事がツラく、逃げるように辞めました。あの挫折感はハンパなかったです。

でも、今はまったく後悔していません。なぜなら本記事でご紹介する方法を実践したからです。

どれも決して難しいことではありませんよ。誰にでもできることばかり。逃げた経験をきちんと受け入れ、“新しい挑戦”からは逃げないことが大切です。

この記事では、仕事を逃げた後の後悔によくある理由と、その苦しみを軽くする7つの対処方法について解説しています。

逃げ癖もつかないとっておきの方法ですので、ぜひ最後までお読みくださいね。

  • この記事の信頼性が不安な方へ
    ※読み飛ばしOKです

この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。

仕事を逃げた後に後悔した経験のある人を含む、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。

日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。


詳しい私のことはこちらです

★本記事の内容を音声で聞きたい方へ

私がこの記事の内容を簡単に語っています(※音声のみです)。7分程度で聞けます。通勤や家事をしながらどうぞ。

仕事を逃げた後の後悔によくある理由

仕事を逃げた後の後悔によくある理由

逃げた後の苦しみを軽くするために先ずは、後悔した理由をはっきり自覚する必要があります。よくある理由をいくつか紹介しますね。

理由1:選択を間違ったかもという思い

仕事を逃げた後に後悔するよくある1つ目の理由は、自分の選択が間違っていたのではないかという思いです。

逃げた直後はその選択が合っていたのか間違っていたのかわかりません。そのため逃げる選択をして果たしてよかったのだろうかという思いがぐるぐる頭を駆け巡るものです。

いつその状態を抜け出せるかわからず、しかもかなり精神的にきついので、後悔につながりやすいですね。

理由2:自己評価が下がる

仕事を逃げた後に後悔するよくある2つ目の理由は、自己評価が下がることです。

自分が思っていたよりも弱い人間だと感じ、自尊心が傷つき後悔の感情が生じるのですね。

自分をガンガン責めてしまい、ひどくなると、自分自身を全否定したくなる衝動にかられるときもあるくらいです。

理由3:逃げても問題が解決しなかった

仕事を逃げた後に後悔するよくある3つ目の理由は、逃げることで問題が解決しなかったと感じることです。あるいは、その問題が自分自身にあったと気づくこともありますね。

例えば、逃げた仕事の問題が、新しい職場でも同じように再現された場合、後悔の感情が湧き上がります。

会社員の場合、入社した後に仕事内容や条件、共に働く人を選ぶことができないのでけっこう起こりやすい後悔でもありますね。

理由4:収入の安定性の喪失

仕事を逃げた後に後悔するよくある4つ目の理由は、収入の安定性の喪失によるものですね。

安定した給料を失ってしまう喪失感による後悔、新しい職を見つけるまでの不安金銭的なストレスにより、失ったものの大きさを後悔することがあります。

理由5:期待に答えられなかった無念

仕事を逃げた後に後悔するよくある5つ目の理由は、期待に答えられなかった無念によるもの。

上司・家族・友人やこれまで応援してくれた人などの期待に応えられなかった後悔です。

自分自身や他人から期待されていた未来像を手放したことによる喪失感は苦しいものですよね。

仕事を逃げた後の後悔感を軽減する方法

仕事を逃げた後の後悔感を軽減する方法

逃げた後の後悔感を軽減する方法を解説します。ちなみにですが、逃げる行動自体は決して悪いことではありません。

  • ヒトに備わる本能ですから。

ヒトには、危険が迫ったら逃げる機能が備わっています。「つらい」「苦しい」と感じたとき、逃げるスイッチがカチッと入るのは自然なこと。

問題なのは、逃げることではなく後悔することですね。

逃げた経験を正しく受け入れる

逃げた経験を正しく受け入れる

逃げた後の後悔感を軽減する方法の1つ目は、逃げた経験を正しく受け入れることです。重要なのは「逃げたその後」の生き方です。逃げた経験をどのように捉えるかが大事になる。

「後悔」とするのか、逃げた経験をバネにするのかで人生が大きく変わります。後悔するとは、自分がしてしまったことを、あとになって失敗であったとくやむことです。

後悔しているうちは、その経験(現実と言った方がわかりやすいかも)を受け入れていません。それでは自信を失いますし、新しいことに挑戦しづらくなるでしょう。

大切なので繰り返し言いますけれど、逃げる行動自体は決して悪くありません。もちろん場合によっては反省は必要です。

  • しかし後悔する必然性はない。

逃げた経験は、あくまで経験の一つとして受け入れない限り、人生のバネとすることができないのです。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

逃げた経験を後悔するのではなく「一つの経験」と捉えましょう

挑戦から逃げない

挑戦から逃げない

逃げた後の後悔感を軽減する方法の2つ目は、挑戦から逃げないことです。

逃げた経験を後悔するのではなく一つの経験と捉えましょうとお伝えしましたが、もう一歩考え方を進め、新しい挑戦の機会を得たと考える。

逃げずにがんばり抜くのも素敵なお話ですが、場合によっては軌道修正することも大事です。

そこで大切なのは、挑戦から逃げないことです。新しいことに挑戦し、満足の結果を得られれば「あのときに逃げてよかった」と思えるはずですよ。

良い結果が出るまで諦めずにやり抜く、そのためには逃げることもときに必要です。

  • 人生はそれでいい。

新しいことに挑戦するのが怖い人は、下記の記事を読むといいでしょう。

新しいことに挑戦できない人へ。不安や恐れへの対処法7選【挑戦できない人の特徴と理由】

目標を見直すこと

目標を見直すこと

逃げた後の後悔感を軽減する方法の3つ目は、目標を見直すことです。目標を高め過ぎると、立ちはだかる壁も大きくなります。

少し乗り越える壁(目標)を低くして、成功する経験の積み上げを意識するといい。決して後ろ向きな対処法ではないのでご安心ください。実現可能なレベルに設定しようというお話です。

やがて自信も湧いてくるし、新しいことに次々挑戦する意欲も湧くでしょう。すると逃げた経験は、いつの間にか忘却の彼方に消えます。

長い人生ですから焦らず一歩一歩前に進めばいいと考えればできるはず。目標の見直しはおすすめの方法ですよ。

自分の理解を深める

自分の理解を深める

逃げた後の後悔感を軽減する方法の4つ目は、自分の理解を深めることです。

逃げた経験をしたとすると、自分に合ってないことをしていた可能性もある。親や人の勧めに従ったばっかりに、起きたことかもしれませんよ。そこで大切なのは自分の理解を深めることです。

自分を理解していれば、人の意見や考えは参考にする一つの情報と捉えて、最終的な決断軸は自分自身の中に存在するようになる。

自分自身の決断軸に従い、決めたことであれば逃げる確率はグッと下がります。自分がよくわからない人は、下記記事をお読みになれば理解できます。

自分がよくわからないから脱け出す方法【50の質問で即解決】自分を見つめ直すと人生好転!

教訓を後進に伝える

教訓を後進に伝える

逃げた後の後悔感を軽減する方法その5つ目は、教訓を後進に伝えることですね。

もしも身近に逃げようとしている人、もしくは迷っている人がいたら、自分自身が逃げた経験によって知り得た教訓を伝えてあげることです。

これにより感謝されたときは、自分の経験がムダではなかったと思えるでしょう。そうなれば気持ちも楽になります。

また、人の役に立ったことによってその経験を心から自分も受け入れられるようになりますよ。

とにかく時間をかける

とにかく時間をかける

逃げた後の後悔感を軽減する方法その6つ目は、とにかく時間をかけることですね。

今すぐその苦しみを押さえたい気持ちも理解できますが、時間が最も効果的な癒しの方法であることを忘れないでくださいね。

後悔や苦しみは一夜にして消えるものではありませんが、時間をかけて心が回復していきます。それに、多少苦しまないと同じことを繰り返してしまう可能性もありますよね。

自己肯定感を取り戻す

自己肯定感を取り戻す

逃げた後の後悔感を軽減する方法その7つ目は、自己肯定感を取り戻すことですね。

前にも書きましたけど、逃げた後は、自己評価が下がりやすいです。しかしそのままでは前に進みにくいですし、今後にも影響して間違った選択をしてしまう可能性もあります。

そこで大切になるのが自己肯定感を取り戻すこと。自己肯定感はありのままの自分をまるごと受け入れる感覚です。最も効果的な方法は、自分の成功体験を棚卸しすることです。

後悔しているときは自分のダメなところや失敗した経験に意識が向きがち。そこで半ば強制的にでも成功体験を思い出し、ポジティブな感覚を取り戻す必要があります。

具体的には、さまざまな視点の質問を自分に浴びせて、記憶の奥底に沈む成功体験を思い出すことです。

とは言え、どのような質問を自分に浴びせれば良いかわからないと思います。そこで、「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。10年以上継続している私の講座で受講生たちに投げかけている質問から厳選したものです。

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仕事を逃げた後に失いやすいもの8選

仕事を逃げた後に失いやすいもの8選

補足になりますが、仕事から逃げると何を失いやすいか今後のために表にまとめました。

失いやすいもの 解説
安定した収入 仕事を逃げた後は、一時的に収入が途絶える可能性があります。
社会的繋がり 仕事はただの職場だけでなく、社会と繋がる手段でもあります。その繋がりを逃すと、孤独感を感じることがあります。
自分の肩書 仕事を辞めると、自分が何者なのか(例えば、「教師」や「エンジニア」など)という肩書を失う可能性があり、それが混乱を引き起こすことがあります。
スキルの低下 仕事を逃げた後、身につけたスキルが使われない期間が長くなると、スキルの一部が低下する可能性があります。
キャリアの進行 仕事から逃げると、キャリアの進行が停止します。その後、新しい仕事を見つけるまでの間、キャリアの積み上げが途切れる可能性があります。
保険の保護 会社勤めをしていると、一部の保険(健康保険や雇用保険など)が提供されることが多いです。しかし、仕事から逃げると、それらの保険の保障が失われる可能性があります。
職場での友人 場を離れると、それらの人々との関係が遠くなるか、または完全に切れる可能性があります。
自己実現 特定のキャリアや業界に情熱を感じている場合、それを離れることは自己実現の機会を失う場合があります。

後悔ではなく「思い出」にしよう【体験談】

後悔ではなく「思い出」にしよう【体験談】

まとめになりますが逃げた経験は、後悔するのではなく思い出にしましょう。いきなり思い出にしようと言われても無理な話だと思うので、少しこの記事を書いている私の経験談をお話しますね。

私は新卒で入社した会社を8ヶ月で辞めてしまいました仕事がきつい。人間関係がうまくいかない。休みがない。という状態に絶えられませんでしたよ。

クリスマス・イブの日が退職日でしたけど、歩道橋を歩くとき、地球上全ての人が自分と逆向きに歩いているように思えましたね。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

自分は社会に溶け込めない

そう思った瞬間でしたね。きつい経験ではありますが、今となっては、世の中の人と少しズレた生き方にカジを切るプロローグのように思います。
(懐かしい当時の名刺↓)

今でこそ、好きなときに好きなように働いてますけど、そんな自分になるには「まとも」じゃ無理な話。そして、本記事の前半に書いたことをコツコツやって今があります。

逃げた経験はヒリヒリしますけど、後悔はしていません。

  • あのときに逃げなければ今がないから。

自分に必要だった思い出なのです。逃げる経験はないにこしたことはありません。

でも、

天才でも神童でもない限り、私たちは過ちを犯すこともあるし、間違えることだってあるはず。良いと言えない出来事も真摯に受け止め、前を向いて歩くしか幸せに生活する方法は残されていないじゃないですか。

私たちに後悔する時間はないはずです。逃げた経験を思い出に変えられるように、上を向いて前に進みましょう!

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