自信・自分らしさ・自分軸

打たれ強い性格を育む方法|失敗に屈しないメンタルの人の特徴

打たれ強くなりたい人
「打たれ強い」の本当の意味と重要性を教えて。
打たれ強さを育むにはどうしたらいい?失敗に屈しないメンタルの人の特徴も知りたいな。

そんな疑問に答えます。

日々の生活の中で起こる難しい問題や厳しい状況に立ち向かう力、それが「打たれ強さ」です。

人生は挫折や失敗が付きものですよね。でも、そんなときにへこたれず、前向きに行動できる人がいますよね。

彼らの共通点は何でしょう?もともとの性格でしょうか?それとも…。

この記事では、失敗にも屈しないメンタルの持ち主である打たれ強い人の特徴をもとに、打たれ強い性格を育む方法を紹介します。打たれ強い人になる秘訣がわかりますよ。

考え方をリセットしたり、物事の向き合い方を少し変えたりする必要があります。無理なくできるように具体的に書いてます。

役立つツールも紹介していますので、最後までお読みくださいね。

  • この記事の信頼性が不安な方へ
    ※読み飛ばしOKです

この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。

打たれ強い人を含む、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。

日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。


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打たれ強いとは?その重要性も解説

「打たれ強い」とは本来どのような意味なのか、その重要性も解説します。正しく理解しないと、打たれ強くなれないのできちんとおさえてくださいね。

「打たれ強い」とは、失敗や挫折を経験しても、その後も前向きに取り組む精神力を指します。

打たれ強さが重要な理由は、人生には常に失敗や挫折があるためです。

失敗や挫折に直面したとき、多くの人は自信を失ったり、心が折れてしまったりします。しかし、打たれ強い人は、失敗や挫折を経験しても、前向きに取り組み続けることができます。

つまり、打たれ強さを身に着けなければ、何に対してもうまくいかず、前向きに生きられなくなります。「打たれ強さ」は、人生において非常に重要であると言えます。

また、打たれ強さは、仕事だけでなくプライベートでも必要とされます。

例えば、恋愛や家庭の問題に直面したときにも、打たれ強いメンタルがあれば、前向きに取り組むことができますね。

打たれ強い!失敗に屈しない人の特徴

打たれ強い人に共通するのは、失敗に屈しないメンタルを持っていること。彼らの特徴から打たれ強さのヒントを得ていきましょう。

1.ポジティブな視点を軸にする

打たれ強い人の特徴の1つ目は、ポジティブな視点を軸にすることです。目のつけどころが普通と違います。

彼らはネガティブなことが起きても、ポジティブな視点で見ることができます。そうすることにより、問題に立ち向かう勇気を持てるからですね。

例えば、仕事がうまく進まなかったときでも、「何を改善すればいいのか考えるいい機会」と考えます。困難を乗り越える機会の一つとして捉え、自分をマネジメントしているわけですね。

2.レジリエンス(回復力)がある

打たれ強い人の特徴の2つ目は、レジリエンス(回復力)があることです。失敗や困難から立ち直る能力があります。

問題が発生したときに素早く適応して行動を修正し、同じ失敗を繰り返さないようにしているからですね。

仮に同じ失敗を繰り返したとしても、「失敗から何を学ぶべきか」を考え続け、自分自身を改善できます。つまり、レジリエンスは打たれ強さの要因となるのです。

3.自己評価が適正である

打たれ強い人の特徴の3つ目は、自己評価が適正であることです。他人の意見や評価に左右されず、自分自身の価値を理解しています。

自分自身の価値を知っていると、外部の評価に振り回されず、自分の目標に向かって進めます。

仮に仕事でミスをしたときでも、「これは私自身の価値を減らすものではない、次に活かすための学びでしかないわ」と考え、自己評価を落としたりしません。

自己評価は、打たれ強さを支える大切な要素ということですね。

4.自己効力感が高い

打たれ強い人の特徴の4つ目は、自己効力感が高いことです。

困難に立ち向かい、乗り越える能力があるという思い込みがあります。

それにより、未経験の仕事を始めるときでも、「私には成功させる力がある」と自信を持って挑むことができます。

つまり、自己効力感も打たれ強さを育む大切な要素なのです。

5.柔軟性がある

打たれ強い人の特徴の5つ目は、柔軟性があることです。新しい状況に適応し、変化に対応する能力がありますね。

柔軟性があれば、変化の多い現代社会で困難に対処することができますよね。

例えば、新型コロナウイルスのようないまだかつてない災難にも、状況を理解し、適切に対応できる。つまり、柔軟性は打たれ強さを支える重要な要素ということすね。

6.成長のマインドセットがある

打たれ強い人の特徴の6つ目は、成長のマインドセットがあることです。「能力は決められたものではなく、努力によって成長する」という考えを持っています。

それにより自身の成長を信じることで、困難にぶつかっても勇気を持つことができる。

仮に一度失敗しても、それが自分の能力の限界を示すものではなく、努力によって必ず改善できると信じていますね。

成長のマインドセットは打たれ強さを育む上で欠かせない要素です。

7.内発的な動機がある

打たれ強い人の特徴の7つ目は、内発的な動機があることです。

内発的な動機がある人々は、自分の成長、学習、楽しみのために行動します。

彼らは外部の報酬や承認ではなく、内部の欲求や関心によって駆り立てられているため、困難な状況でも持続力を持つことができます。

打たれ強い人は、特別な人ではないのですね。打たれ強さを育むにはどうしたらいいの?

打たれ強い性格を育む10の方法

「打たれ強い」性格を育むための具体的な方法を紹介します。

ネガティブ思考の向き合い方を覚える

打たれ強さを育む方法の1つ目は、ネガティブ思考との向き合い方を覚えることです。

ネガティブな思考を否定せず、その存在を認めて向き合うことが大切です。

ネガティブな思考を否定し続けていると、猛烈なストレスが襲い逆効果です。そこで、ネガティブな思考を否定せずに受け入れることで、ストレスを和らげることができる。

例えば、「これは上手くいかないかも」という思考が浮かんだら、「もしも上手くいかなくても、そのあとに何とかするわ」と自分を励ますことが大切。

ネガティブな思考と向き合うこともまた、打たれ強さを育む方法の一つです。

ネガティブな思考への対処法については以下で詳しく解説しています。

ネガティブ思考をやめたい!今日から無理なく始められる改善法

自分の理解を深める

打たれ強さを育む方法の2つ目は、自分の理解を深めることです。

自分の強みや弱み、好きなことや苦手なことを理解することで、いい意味での潔さが生まれ、打たれ強さが育ちます。

自分が他人と比べてどの点で優れているか、どの点で努力が必要かを知ることが第一。自分の理解を深めると、自分がどのように行動すれば良いか明確になり、自信を持つことができる。

例えば失敗しても、「私は不器用なのだから仕方ない。さぁ次」と考えられるみたいな感じです。

自分を深く理解することは、打たれ強さを育む重要なステップなのです。自分の理解を深めるには、人生の棚卸しが必要です。

どのような人生を歩んできたのか見つめ直すことで、自分の考え方や行動の傾向などが理解できます。人生の棚卸しについては、以下で詳しく解説しています。

強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】

謙虚さを保つ

打たれ強さを育む方法の3つ目は、謙虚さを保つことです。

自分に対して謙虚な態度を持つことで、常に成長し続けることができますよね。

謙虚な態度が自己成長の原動力となり、新たな挑戦を恐れずに進むことができるでしょう。多少の失敗にめげない打たれ強さを得られるようになります。

例えば、自分がまだ学ぶべきことがたくさんあると感じることで、新たな知識や経験(失敗や挫折経験を含む)に対しても、すべて受け入れるはずです。

つまり、謙虚さを保つこともまた、打たれ強さを育む方法の一つなのです。

ポジティブな自分との対話

打たれ強さを育む方法の4つ目は、ポジティブな自分との対話(自己対話)です。

自分自身に対する言葉は、行動や感情に大きな影響を与えます。その理由は、自己対話が心のあり方を決めるからです。

例えば、失敗したときに「私はダメだ」と自分自身に言うのではなく、「何事も経験だ」とポジティブな言葉を投げかけると心が折れません。

つまり、自己対話は自分自身の感情や行動を形成する強力なツールなのです。

自己肯定感を作り出す

打たれ強さを育む方法の5つ目は、自己肯定感を作り出すことです。

自己肯定感が高いと、失敗に立ち向かう力が強くなります。自分に自信を持つことができ、失敗を恐れなくなるから。

例えば、人前で話すことが苦手な人でも、自分自身を肯定できればその怖さを乗り越えることができます。自己肯定感を育てることで打たれ強さも醸成されるのです。

自己肯定感を高めるには、過去の成功経験を棚卸しする必要があります。

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感謝の意識の養成

打たれ強さを育む方法の6つ目は、感謝の意識の養成です。

毎日の中で感謝することを意識することで、ポジティブな視点を持ち続け、打たれ強さを養えます。その理由は、感謝の気持ちがポジティブな思考を引き出し、困難に立ち向かう勇気を与えるからですよ。

例えば、一日の終わりに今日感謝できることを思い出してメモを残すのもいいですよ。メモがたまると見た目的にも感謝のボリュームを可視化できます。これにより、毎日をポジティブに捉えることができます。

感謝の意識を養うことも打たれ強さを育む堅実な方法の一つなのです。

新しいチャレンジを受け入れる

打たれ強さを育む方法の7つ目は、新しいチャレンジを受け入れ、体験型の学びをすることです。

本などから学ぶのも良いですが、自身の直接的な経験から学ぶことで、困難を乗り越える力が身につくのです。

例えば普段使わない新しいアプリやソフトを学び、使いこなすことを試みる、新しいレシピを試して料理するなどこれまでやったことのないものにチャレンジをすることです。

そして難易度を徐々に高める。そうすることによって、未知の領域に立ち向かう勇気と柔軟性を育てます。

新しいチャレンジは、初めは困難に感じるかもしれませんが、乗り越えたときの達成感は自信につながります。

それらの経験こそ問題解決能力を高め、困難な状況に立ち向かう力を身につけることを助けます。

新しいチャレンジを受け入れることは、打たれ強さを育む有効な方法です。

とにかくリラックスすること

打たれ強さを育む方法の8つ目は、とにかくリラックスすることです。

リラックスすることで、ストレスを軽減し、打たれ強いメンタルを育むことができます。

なぜなら、心と体の緊張がほぐれ、ストレスや不安からくる消耗を防ぎ、リフレッシュできるからです。

リラックスするためには、趣味を持つ、マッサージを受ける、瞑想を行う、散歩をする、好きな音楽を聴く、深呼吸をするなどいろいろありますが、自分に合ったリラクゼーション法を見つけることが重要です。

リラックスできれば、心身ともに穏やかな状態を保ち思考がクリアになり、新たな視点やアイデアも見つけやすくなります。

そして、リラックスした状態になれば、困難な状況に遭遇したときでも冷静さを保つことができ、効果的な対応が可能になります。

つまり、リラックスすることは、困難に打ち勝つための精神的な余裕を育む重要な要素なのです。

専門家に定期的に思考整理してもらう

打たれ強さを育む方法の9つ目は、専門家に思考整理してもらうことです。

困難な状況に陥ると、心が混乱したり、問題を客観的に見ることが難しくなったりします。

そんなときに専門家に思考整理してもらうことで、自分自身の状況や問題に対する理解を深め、自分の思考や感情をより明確に理解することができます。

それにより、問題解決のための新たな視点を得ることができ、困難に対する恐怖感を和らげ、前向きに行動するためのエネルギーを充電することになります。

友人や知人ですと、偏ったアドバイスをしてしまうことや、主観的な意見を挟んでしまう可能性の恐れがありますのでご注意ください。

また、専門家に相談することで、プライバシーが守られ、より専門的なアドバイスを得ることができます。

私の塾のカリキュラムの中で、思考整理を必ず行うようにしています。問題点を見極めたり、改善策を考えるときに必ず必要になるからですね。

専門家に思考整理してもらうのも打たれ強さを育む方法の一つですよ。

自分の在りたい姿の解像度を上げる

打たれ強さを育む方法の10番目は、自分の在りたい姿の解像度を上げること。

自分がどうありたいのか具体的にイメージすることで、目指すべき方向が明確になり、困難を乗り越えて進む力が生まれます。

認識している自分の強みや能力、進化させたいスキル、なりたい姿など、具体的なビジョンを描くことが重要です。

そのビジョンは、困難な状況が発生したときにどのように対処するべきかを明確にします。そして挫折感を乗り越え、新たな学びへと繋げるアイデアや戦略を見つけ出すヒントにもなる。

明確な自己像は自信を育て、新たな困難への恐れも減らし、障害があっても進む勇気と希望を与えます。

自分の在りたい姿を高解像度で描くことは、自分自身の打たれ強さを育む上で非常に重要なステップとなります。

打たれ強さの前に大切なもの【体験談】

人生は挫折や困難があって当たり前。でも、打たれ強さを身につければ、失敗からも強くなれます。この記事を書いている私もさまざまな失敗を経験しました。

今でこそ好きな仕事をしながら自由に生活していますが、ここにたどり着くまではモガきまくった半生です。

私の塾の受講生にも、100社以上に入社希望を出しても決まらなかった女性が最後に誰もが知っている有名企業に就職した人もいれば、10年間婚活をして素敵な旦那さんを見つけた人もいます。

打たれ強さは性格的なものだけではなく、自分の欲望に従い、何が起きてもあきらめない気持ちが大切なのだと彼女たちを見ていて思います。

その経験は無駄ではなく、人としての美しさを生み出しているように思います。

ぜひ、今回ご紹介した方法を試して、自分だけの「打たれ強さ」を育ててみてください。

そして、もし道中でつまずいたとしても、それが自分自身を更に強く、美しく磨き上げる経験になることでしょう。この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。

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