美容師から学ぶ自分の強みを作る方法

中１の頃からずっと同じ理髪店で髪を切っていました。

自宅から少し離れたところにあります。 週末に講義があるため、

髪を切らなければと思ったのですが、時間が取れず、

仕方なしに自宅から近い理髪店を探しました。

夜遅くまで営業していること・駐車場があること。

その条件で見つけ出したある美容院。

その美容院は総勢３０人以上の美容師がひしめいて いる大きなお店です。

今まではマスタープラス１名の小さな店にお世話になっていたので、新鮮。

そこで、

「指名される・されない美容師」の違いを聞きました。

すると、「技術はまあまあ。接客抜群じゃないけどちょっといい」が 一番、

指名される美容師らしい。

「技術抜群。接客イマイチ」の人は、１年位でそのお店を 去っていくそうです。

なるほどなぁと思いました。

自分の強みをどう活かすか、強みをどう作るかを 考えたとき。

ぶっちぎりの技術で生きていくのか、複数のほどほどスキル

を掛け合わせて違いを出すかの二つの道があります。

ぶっちぎりの技術は、そのレベルのものを求めているお客さまなら

ハマりますけど、「そこまで気にしないよ」という人にはちょっと

持て余してしまう。

そう考えると、理髪技術・接客技術それぞれがぶっちぎっていなくても、

それを求めるお客さまにはハマるというわけです。

よく受講生たちから「自分より優れた人がいる。自分には抜きに出た 技術も実績もない」

悲しそうにつぶやかれます。

でもそれってまったく悲しむことはないんですよ。

自分のできることと別に、 もうひとつ「潜在的なニーズ」に合った技術を、

ほどほど身に着ける 生き方もあるから。

今回の美容師のケースの場合、髪を切る行為自体には直接つながっていない

「接客」という技術。

でも密かにお客さまから求められるこの要素を

こっそりと磨くっていう のもありっていうことですね。

自分よりも優れた技術を持っている人がいるからって 悲しまないでください。

生きる道は、一本ではないですよ！

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