私みたいな人によくある特徴は?取り組むべきことを知りたいな。才能がないと思う人におすすめの生き方や働き方は?
そんな疑問に答えます。
「自分に何の才能もない」と感じる人からの相談が増えています。
そんなときこそ、もう一度考えてみてくださいね。本当に才能がないのでしょうか?
そう決めてしまう前に、取り組むべきことがあるのではないでしょうか?
自分の特性や可能性を見つけるための視点が欠けているだけかもしれませんよ。
なんの才能もないと感じている人に役立つツールも文末に紹介しているので、最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
「自分には何の才能もない」と感じている人を含む、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
なんの才能もないと思う人の特徴
なんの才能もないと思う人の特徴について解説します。繰り返し言いますが、自分の特性や可能性を見つけるための視点が欠けているだけかもしれませんよ。
自分に当てはまるものがないか確認しながらお読みいただくことを推奨します。
1.ありのままの自分を受け入れない
なんの才能もないと思う人によくある特徴は、ありのままの自分を受け入れない傾向です。自分には何の能力もないと思い込みは、自己評価を下げてしまいます。
自己評価が低いと、自分を否定しがちになります。小さな失敗や過ちに対して大きく反応し、それが自分自身の価値評価に影響を与えてしまう。
例えば、料理が好きではないと気づいたとき、それが全ての能力を測るバロメーターだと考え、”主婦には向いてない”と結論づけてしまうみたいな。
つまり、自分の全ての部分を受け入れることができない感じですね。
2. 自分を理解するのを拒否している
なんの才能もないと思う人によくある特徴は、自分を理解するのを拒否している傾向ですね。
自分の感情や考えを深く探ることなく、表面的な自分の評価のみで自分を判断してしまいます。
たとえば、自分が困難に直面した時、それが自分の問題だと認めず、外部要因にすべてを結びつけることで、自分を保護しようとします。「仕事が忙しいから能力を磨くヒマがない」とかね。
つまり、自分を理解するプロセスを避けてしまうのです。
3. 才能を見つける精神状態ではない
なんの才能もないと思う人によくある特徴は、才能を見つける精神状態ではない傾向です。
才能を見つけるためのポジティブな精神状態を持っていない。「才能がない」と決めつけており、新たな可能性を見つける機会を失っていますね。否定的な考え方が、自己肯定感を低下させ、新たなチャンスを見逃すからです。
例えば、絵を描くのが好きなのに、「上手に描けない」と思い込んでしまうので、それ以上の技術を学ぶ気持ちが失せてしまうみたいな感じ。
つまり、自分自身を否定することで、新たな才能を見つける機会を閉ざしてしまうのです。
4. 努力を嫌がる傾向がある
なんの才能もないと思う人によくある特徴は、努力を嫌がる傾向です。
才能は一部は生まれつき持っているものかもしれませんが、時間と努力をかけて磨き上げるものも多いです。
しかし、このタイプの人は努力することを嫌がる傾向があります。瞬時に結果が出ないと、それを「自分には向いていない」と解釈してしまう。
たとえば、新しい言語を学ぶことに挑戦した時、すぐにうまく話せないと、「私には才能がない」と感じてしまいます。つまり、継続的な努力を避けてしまうのですね。
5. 行動量が不足している
なんの才能もないと思う人によくある特徴は、行動量が不足している傾向です。
自分が何を好きで、何に才能があるかを知るためには、さまざまなことを試すことが必要です。私たちは知っていることか経験したことのいずれかの中からしか判断できないから。
しかし、自分を否定的に捉えていると、新たな挑戦から逃げてしまいます。失敗を恐れ、新しい経験を避ける傾向があるからですね。
たとえば、新しいダンスクラスに参加することに興味があるかもしれませんが、初めてでうまく踊れないことを恐れてしまうみたいな。
つまり、新しいことを試す機会を自ら遠ざけてしまうのですね。
才能ない?今すぐ取組むべき5つのこと
なんの才能もないと思う人が、今すぐ取組むべき5つのことを解説します。焦らずに気持ちを落ち着けてお読みくださいね。
自分自身を受け入れる
なんの才能もないと思う人が今すぐ取り組むべきことの1つ目は、自分自身を受け入れること。
自分の良いところも悪いところも全部受け入れる「自己受容」からスタートですね。自分のスキルや経験は、良きも悪きも自身の一部。
それを否定するのではなく、受け入れることですよ。なぜなら、自分自身を受け入れない限り、自分の価値を理解する道が開けないからです。
仮に料理が苦手と思うなら、それを「練習を重ねればそこそこ上手くなるはず」と考え直してみる。すると継続的に努力したり、どう改善すれば良いのかを考えたりすることができますよね。
自己受容するコツは、以下の記事に詳細を書いてますので参考にどうぞ。
▶自己受容を実践するための具体的な方法とツール|注意点やコツを紹介!
自分の特性を徹底的に深掘りする
なんの才能もないと思う人が今すぐ取り組むべきことの2つ目は、自分の特性を徹底的に深掘りすることです。
自分の強みや好きなこと、価値観など自分の偏った特性を調べまくるのですよ。
自分の特性を理解することが自分の才能を見つけるカギだからです。只、経験した人はご存知かと思いますが、ちょっとした振り返り程度では才能ほどのレベルのものに到達しません。
成功体験にヒントが眠っているのですが、成し遂げた成果も周りの人たちの協力や運のおかげと片付けている場合があり気づいていない場合があります。
また、自分より優れた人が目に入ると、彼らと比べてしまい成功体験と認識できないことも多いですね。
さらに、自分の強みを活かしているときは、自然にできることが多く実感が湧きづらい。それだけに記憶に残りにくいのです。
私の塾では4ヶ月かけて行いますが、それでもギリギリという感じです。かなり人生を棚卸ししない限り、自分の特性を理解するのは難しいです。
以下をお読みになるとそのレベルがわかるかと思います。
▶ヌケ・モレなく人生の棚卸しをする方法【70の質問で深堀り】本当の自分を知るうまいやり方
ポジティブな精神状態を保つ
なんの才能もないと思う人が今すぐ取り組むべきことの3つ目は、ポジティブな精神状態を保つことです。
否定的な思考は自分の可能性を制限してしまいますが、ポジティブな思考を持つことで、自分自身の可能性に対する視野が広がります。
“才能は、まだ見つけていないだけ”と考えれば新たなチャレンジに対するモチベーションが上がるでしょう。
ポジティブな精神状態を保つには、考え方や視点を切り替える必要がありますね。詳細は下記に書いてあります。
▶ポジティブに生きる人の特徴や習慣|毎日前向きに過ごす秘訣とは?
継続的な努力を惜しまない
なんの才能もないと思う人が今すぐ取り組むべきことの4つ目は、継続的な努力を惜しまないことです。
自分が何を得意とするか、何が好きなのかを見つけるには、新しいことに挑戦し、それを継続することが重要。
なぜなら、継続することでスキルが磨かれ、それが才能として認識されるようになるからですね。
最初からできる人は「天才」であって、大抵の人は才能の開花まで時間がかかるものですよ。
仮に苦手な分野でも、少しずつでも挑戦を続けることにより、新たな才能を見つけるきっかけになるかもしれませんよ。
新しいことに挑戦し続ける
なんの才能もないと思う人が今すぐ取り組むべきことの5つ目は、新しいことに挑戦し続けることです。
今、なんの才能もないと思うのであれば、出会うチャンスに恵まれていないだけです。新しい経験が新たな才能の発見に繋がる。
前にも書きましたが、行動量が不足している人が多いのです。じっと座って考えていても見つからないですよ。
いつもと違う趣味・活動に挑戦してみて、それが自分にとって新たな才能や楽しみに繋がるかもしれません。
何か新しいことを始めるのに遅すぎるということはありませんよ。自分の中に眠っている才能を見つけ出すために、今すぐ行動を始めてみてくださいね。ぼやぼやしているとあっという間に歳をとります、笑
新しいことに挑戦するのが怖い人は以下をお読みになるといいでしょう。
▶新しいことに挑戦できない人へ。不安や恐れへの対処法7選【挑戦できない人の特徴と理由】
できるか不安…。
どう気持ちを整理すればいいですか?
「特別な才能なんて無くてもいいや」と開き直ることです。そう思えば気持ちがスッと楽になり、ありのままの自分を受け入れる姿勢ができます。
なんかさみしいお話ですね。。。
そんなことないですよ。「才能らしきもの」を見つければいいので。次に解説しますね。
なんの才能もないと思う人が才能らしきものを見つける方法
- 才能らしきものとは?
才能の意味は広辞苑によりますと、
才知と能力。ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力
とあります。もう少し深堀りすると、下記要素の結集と捉えられますよね。
- ある個人の一定の素質=強み
- 訓練によって得られた能力=
努力&経験で培った力
つまり才能とは、強み+努力+経験から生まれた能力ということです。
ちなみに世間が考える才能は、生まれたときから神ががりなことができるイメージではないでしょうか。そんなもの99%以上の人はないのでは?
そこで、強み+努力+経験から生まれた能力を才能と呼ばず「才能らしきもの」と表現しました。
才能らしきものを見つけるには?
才能らしきものを見つけるには、自分の強みを基準に考えましょう。強みに気づくためには、他人からの自分の評価に焦点を充てることが大切です。大抵の人は、自分がどう思うかに焦点を充てます。
たとえば「字がうまいね」と言われたら、大抵「いえいえ全然ですよ」と言ってスルーしますよね。そう言ってくれた人は、字が下手で悩んでいる人かもしれないのに…。字が下手な人と比較すると、当然のことながら字がうまいのは強みになります。
つまり、強みは「誰と比べるか」が重要であり、絶対的な能力という話じゃないです。
強みに気づくためには、他人からの高い評価を拾うことが大切ですよ
他人のリアクションで強みを見つける
他人からのリアクション(反応)はリトマス試験紙みたいなものです。
相手からびっくりされたり、よろこばれたり、お礼を言われたり・・なにかしら良好なリアクションを得られたときは強みに気づけるチャンス。
- ほめられた経験
- 感謝された経験
- 驚かれた経験
- 頼られた経験
- 相談された経験
- 代わりにやってあげた経験
- よろこばれた経験
- お金をいただいた経験
- 贈り物をいただいた経験
など過去に遡り思い出すことが大切です。自分では簡単に出来ても、出来ない人にとっては神レベルなのかもしれません。
この原則をキモに命じて挑まない限り、強みを見つけて使いこなすのはむずかしいです。
強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】 も一度目を通すといいですよ。
強みは居場所で決まる
ここまでまとめると強みは自分に出来て、周りが出来なければ自分の強みになります。
前職で起こった例ですが、初めて採用した事務員の女性がエース級の働きをしてくれた。その事務処理の速度に驚きましたよ。
当時事務員は一人もいなかったので営業職の人たちが手分けして事務処理をしていました。事務処理の速度はノロノロでしたね。
しかしその事務員さんによると、これまで転職をした会社では普通レベルの評価だったと言ってました。自分にできることを「どこで」「誰に」活かすかが重要ということです。
才能ないと思う人が強みをつくる方法
才能ないと思う人が強みをつくる方法としては、小さな強みを集めて総合的な能力として考えましょう。
例えば、うまい字を書く先生は、
- 字を書くのが好き
- ひとつのことに集中できる
- 同じことを繰り返すのは苦じゃない
- 凝り性
以上のようなちょっとした強みが集まり、大量の字を書き続けた結果、うまく書けるようになったのでしょう。
- 自分の総合力が強みをつくるのです。
大量行動できることに強みのヒント
特別な才能のない人が、強みをつくるには大量行動できるかがキモになります。
気づいたら時間が過ぎているような、自分の偏った資質(偏執性)を活かすことになる。
- 偏執性が「らしさ」というものです。
「自分らしく働く」とは、偏執性を活かして働く状態のことをいいます。
想像するとわかると思いますけれど、
働く時間が楽しく瞬く間に時間が過ぎる状態になります。
いくらやっても苦にならないので自ずと大量に行動することになるでしょう。
「らしさ」については自分らしさこそオンリー・ワンの強みである理由【最大の売り】にも詳しく書いてます。
「才能がない」はトップクラスのお話
才能がある・ないと比べられるのは、トップクラスになったとき分かる差です。
残念なことに大抵、特別な才能なんてないわけで行動量が不足しています。
特別な才能なんてない前提で、ものごとに向き合う方が気持ちは楽になりますよ。
行動し継続するのみですね。
喜怒哀楽の感情を行動力に変えよう
喜怒哀楽の感情をフル活用するのも、才能のない人が行動を継続するうまいやり方です。
- うれしかった経験(喜)があるからがんばる。
- 頭にくる経験(怒)があるからがんばる。
- 悲しい経験(哀)を二度としたくないからがんばる。
- 楽しい(楽)からがんばる。
どれもすべてモチベーション(やる気)につながるものです。
- 使えるモチベーションは全部使ったほうがいいでしょ。
この記事を書いている私もそうしてます。今の仕事は楽しいし、受講生によろこんでもらえたときはうれしいです。
前職ではきつかった思いが多かったので、二度と当時に戻りたくない気持ちが、今の仕事のモチベーション維持に一役買っています。
喜怒哀楽の感情をフル活用して今の仕事に集中しています。過去の喜怒哀楽感情の棚卸しは大切ですよ。下記を書き出すといいでしょう。
- 最もうれしかった経験(喜)は?
- 最も頭にきた経験(怒)は?
- 最も悲しかった経験(哀)は?
- 最も楽しかった(楽)経験は?
なんの才能もないと思う人におすすめの生き方や働き方
自分の好きと思うこと、やりたいと思うことをトコトンやってみることですね。
「それじゃお金にならないのでは?」と考えると身動きがとれなくなりますよ。
- まずはやってみることが先決。
前述の「なんの才能もないと思う人の特徴」のところで書いたように、行動量が不足している場合が多いです。
大切なので繰り返し言います。とにかくやってみることですよ。
才能らしきものを見つけるきっかけと考えてまずは手を出すことです。やがて行動力が身に着き、次の道が見えてきますよ。
私の現在の講師の仕事も、始めた当初はほとんどお金にならない仕事でした。
ひょんなことで登壇する機会があり、ハマりましたね。あれから13年。楽しく暮らす程度にはなってます。
やりたいという気持ちに素直に従ったからこそ今があります。
「好き&やりたいを極めよ」は、なんの才能もないと思う人におすすめの生き方や働き方です。
何の能力もない人はいない【結論】
才能や強みについてアレコレ書いてきましたけれど補足としては能力・強みのない人はいません。あるのは程度の差です。
「強みがない」という人は自分を信じることができないのだと思います。
自分を信じることができなければ、自分にできることに自信が持てないです。
周りの人の影響で自分自身の価値評価を低くしている人多いです。
厳しい言葉を投げかけ続けられていると強靭な精神力がない限り縮こまってしまうのも仕方ないことです。
しかしながら大変もったいないです。自分を必要としてくれる人は必ずいるから。私も子どものころからちょっと浮いてました。
そんな自分を責めていました。
しかしながら一步外に出てみると変わり者はいくらでもいるし、その人たちに比べたら自分は全然普通とも思えましたね。自分を生かせる場所はあるものですよ。
自分の能力に気づけた人の体験動画
自分の能力に気づけた人の動画です。私の講座の感想を語っていますが、冒頭ではどのようなことに悩まれてたのかわかるので参考になるかと。
特別な才能がある人たちではありません。自分の能力に気づき自分を取り戻しただけです。
(※各4分くらいです)
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
なんの才能もないと思うのであれば、早速、行動を起こすことをおすすめします。先ずは、自分を見極める作業からです。
そんなときに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」が完成しました。制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
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以上となります。
ではまた。
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