
他人からの期待に自分を守る方法ってあるのかな?
なるべく期待を裏切らないようにしたいのが本音です。
そんな疑問に答えます。
他人の期待に応えていると疲れることありますよね。
特に仕事となると、期待に応えることによってお金をいただけるわけですし。
期待を裏切りたくないというのが本音ですよね。
とはいえ、どこかで折り合いをつけないと身体が持ちません。
そこで本記事では、期待に応えることに疲れたときの”落とし所”を主に書きました。
- 本記事の主な内容です
- 期待に応えていると疲れる原因
- 期待から自分を守る7つの対策
- 応え過ぎると失うもの【危険】
- 応えても疲れないようにするコツ
- この記事の信頼性が不安な方へ
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げていただきました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
詳しいプロフィールはこちらです
期待に応えていると疲れてしまう原因
期待に応えていると疲れてしまうのは、
- 限界超えだから
- 全部背負おうとするから
- 期待を失いたくないから
以上が原因として考えられます。
期待されたらうれしいですし信頼も得られる。そうなれば、期待に応えなきゃという気持ちになるのも自然ですよね。
- しかしながら「疲れ」が出た時点で、限界超えです。
期待に応えることに疲れたら。自分を守る7つの対策
他人の期待から自分を守る7つの対策は次のとおりです。
- 期待に応える”人”を選ぶ
- 応える”期待”を選ぶ
- 期待のプレッシャーを伝える
- 期待疲れを発散する
- 断ることを覚える
- 人に任せることを覚える
- きちんとお金をもらう
順に解説しますね。
期待に応える”人”を選ぶ
他人の期待から自分を守る対策の1つ目は、応える”人”を選ぶことです。
期待に応える心理に「嫌われたくない」気持ちが潜んでいる考えられます。
そこで期待に応える”人”を絞込んでしまいましょう。

本当に大切と思う人から順に応える心がまえですと、ちょうどいいですよ
応える”期待”を選ぶ
他人の期待から自分を守る対策の2つ目は、応える”期待”を選ぶことです。
残念ながら、私たちに与えられる時間は限られていますよね。そこで、期待を選ぶことが大切になります。
- 自分にしかできないこと
- 応えなければ不利益になること
- 心から期待に応えたいと思うこと
以上3点を優先事項にして、どの期待に応えるか選ぶといいですよ。
- 相手にも「これは苦手」「これはやりたくない」と、やんわり意思表示することも大切です。

相手に気持ちを伝える勇気を持ってくださいね。
期待のプレッシャーを伝える
他人の期待から自分を守る対策の3つ目は、期待のプレッシャーを伝えることです。

「○○さん。期待されるとプレッシャーですよ」
とやんわり相手に伝えるのも1つの方法。
相手に過度な期待をさせない意味もあるますけれど、気持ちを吐き出すスッキリ作用の意味もあります。

思い切って口に出してしまうといいですよ
期待疲れを発散する
他人の期待から自分を守る対策の4つ目は、期待疲れを発散することです。
具体的には2つの方法があります。
- 1つは気持ちが休まる時間をつくることです。
頭を空っぽにして期待疲れを発散しましょう。
- もう1つは考えない状況をつくることです。
期待に応えるべき事柄と、まったく違うことをせざるを得ない状況づくりですね。

自分の気持ちを反らすことがポイントです!
断ることを覚える
他人の期待から自分を守る対策の5つ目は、断ることを覚えることです。
前にも書きましたけれど、すべての人や期待に応えられるわけではありませんよね。
ムリをして身体を壊したり、期待外れなことをしたりしたら本末転倒。
頼まれたことを断ることも大切です。
こちらの記事では「頼まれごとを断る方法」についても解説していますので参考にどうぞ。
人に任せることを覚える
他人の期待から自分を守る対策の6つ目は、ひとりで抱え込まず人に任せることを覚えることです。
手伝ってもらうでもかまいません。他人の手を借りてしまいましょう。
気が引けるかもですけど、決してサボるためではないですよ。

自分が本来、すべきことに力を集中する配慮と考えてね
きちんとお金をもらう
他人の期待から自分を守る対策の7つ目は、きちんとお金をもらうことです。
仕事上のことでしたらきちんと見合う対価をいただきましょう。
安請け合いしていると、次第に苦しくなりますから。
適正な価格をきちんといただくと、納得感を得ることができますし、疲れることはありません。

自分を安売りしないよう心がけましょうね
期待に応え過ぎていると失うもの
他人の期待に応え過ぎていると失うものがあります。
- それは「自分がわからなくなる」ということ。
具体的には、やりたいこもやりたくないこともわからなくなってしまうのです。
本当はやりたくないことでも、自分の意思で動いていると勘違いするようになる。
期待疲れの要因ともなります。

自分の感情にも向き合いましょうね。
期待に応えても疲れないようにするコツ
期待に応えても疲れないようにするコツは、「○○のことなら□□さん」と他人に認識されるように努力することです。
「○○のこと」に時間も労力も集中することができますからね。
- そうなるためには専門性を磨く必要があります。
専門性を磨くことで、期待以上のものをお返しすることもできるようになります。
それは自分にとっても、期待する方にとっても幸せですよね。
私の例ですけれど、ある会社で講師をしていた時代のお話。「働く女性の指導なら浅野さん」と言われ、私のクラスは女性の受講生が集まっていました。相手の期待にも応えられるし、私の専門性を活かせる場でしたので疲れませんでしたね。
「○○のことなら□□さん」と認識されるようにがんばると幸せですよ。
親の期待に応えようしていた頃の体験談
私自身は父親の期待に応えようとして自分を見失っていた時期があります。
当時、自分のことがわからなくなっていました。
年齢を重ねるたびにモヤモヤが積り、
「今の仕事が本当にやりたいことなのか?」
「自分のなりたい姿ってどんなものだろう?」
と考える日々が続くようになりました。
その後、ひょんな偶然から講師という仕事に出会い、自分を思い出すことができました。
この仕事が好きと心から思えるのです。
現在は心が開放されたような不思議な感覚があります。
もしも親の期待に応えることだけに集中していたら、講師の仕事に巡り会えなかったと思います。
- 期待に応えるって媚薬です。
毒にも薬にもなる。
付き合い方を誤らないように充分お気をつけくださいね。
以上となります。
コメント