浅野の過去

専業主婦の母から学んだ育児休職中に得られたもの

今日は子供の日ですね。

子供の日になるといつもお袋が
柏餅を買ってきてくれたのを思い出します。

「お菓子は虫歯になる」

と言われ、なかなかお菓子を食べさせて
くれなかったのですが、
なぜか子供の日には柏餅をどっさり
買ってくれたのをよく覚えています。

男3兄弟でしたから一瞬でなくなりましたけど、笑

私のお袋は専業主婦でした。

朝早くから洗濯機をまわし、掃除をして、
食事の用意をして。夜遅くまでいつも
何かをしていて毎日忙しそうでした。

男3兄弟って動物園みたいですから、
かわるがわる何かをやらかしていた
と思います。

鼻炎だった私を自転車の後部座席に載せて
30分以上かかる耳鼻科に連れて行ってくれ
ました。

途中に急な坂道があってそこだけは
降りて後ろから押したのを覚えています。

真っ暗な道ですし、
すごく寒くて当時はすごく嫌でした。

でもそのシーンを時折思い出します。

絶対君主的な親父から私たちを守って
くれるときも多々ありました。

その守り方は、自らがぐっとこらえ黙々と
すべきことをしていた背中を見せる守り方です。

経済的な根源を握られていたお袋はきつい
ときも多々あったと思います。

でもどんな理不尽にも耐える人でした。
泣き言を一切言わずにです。

浅野塾を運営していると受講生には今後多くの 
「母」になる人も現れるでしょう。

仕事を続けていきたいという気持ちも
よくわかります。

でもご家族のことは大切にしていただきたい。

子供の頃の母親は空気みたいな存在で、
その価値が身に染みる機会って少ないかもしれません。

でも大人になるとその偉大さが身に染みます。

育児のためにお仕事をお休みする人も現れるかも
しれません。

でも焦る必要なんて全く無く、
お金や仕事では得られないものをその期間に
得て欲しい

お子さんには必ず伝わります。

それはすぐには実感できないかもしれません。
でもお子さんはちゃんと見てますから。

私は専業主婦のお袋にそれを言葉無く学びました。

柏餅の「みそ餡」がいつも多めに買ってありました。
私が好きでいつも多く食べるからですね。

女性は偉大です。

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