「自分には何もない」と感じる人について詳しく教えて。
その原因とか対処法は?
そんな疑問に答えます。
「自分には何もない」と感じたときはつらいですよね。
誤った自己評価や、今の自分を受け入れられない深い心理的な要因が関わっています。
この記事では、その原因を探るだけでなく、具体的な対処法や行動ステップを解説します。
本文の最後に経験談を書きましたので最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
「自分には何もない」と感じていた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
自分には何もないとは?どういう状態か
「自分には何もない」とは、自分の中に魅力や価値を感じられない状態です。
- 自分自身の価値が見いだせない
- 自分の人生に対して価値を感じない
- 自分は何も持っていないと思う
- 何も興味を持てない
- 何かに取り組む意欲が湧かない
以上のような状態を指します。
このような感情が長期間続くと、自己否定感に襲われ、うつ病などの精神的な問題につながることがあります。
自分に何もないと感じる5つの原因
「自分に何もない」という感覚は、突然やってくることがあります。
この感覚の背後には、実はいくつかの共通した原因が隠れています。
ここでは、その原因を5つピックアップしてみました。
次のとおりです。
- 自分に何もないと感じる5つの原因
- 完璧主義の罠(わな)によるもの
- “隣の芝生”の影響によるもの
- 後を引く失敗の影によるもの
- SNSの幸せの裏側によるもの
- 過度な自己中心性の影響によるもの
順に解説しますね。
原因1:完璧主義の罠(わな)による
自分に何もないと感じる主な原因の1つ目は、完璧主義の罠(わな)によるものです。
私の運営している塾の受講生の例で言うと、小学生の頃にスポーツ競技で全国優勝の経験がある女性がいました。
その成功体験が彼女の中で非常に強烈な印象として残り、その結果、彼女の自分自身に対する期待値を高めてしまった。
そのような高い期待に応えられないとき、彼女は自分の人生のピークを小学生の頃と感じてしまいました。そして今の自分に何もないと苦しんでいましたね。
その基準を満たせないとき、自己否定や強い落胆を感じるのです。
原因2:”隣の芝生”の影響による
自分に何もないと感じる主な原因の2つ目は、“隣の芝生”の影響によるものです。
この”隣の芝生”とは、具体的に言うと他者との比較を意味します。
意識的であろうと無意識であろうと、私たちは周りと自分を比較してしまうことが多いもの。
この比較が、自己評価を下げる大きな原因となりやすい。
友人が持っているものを自分が持っていないと感じる焦燥感や、同僚が出世したときの無力感などが具体的な例としてあげられますね。
原因3:後を引く失敗の影によるもの
自分に何もないと感じる主な原因の3つ目は、後を引く失敗の影によるものです。
経験のある人は多いと思いますが、過去の失敗が、自分の価値観や自己評価を低くする原因となることがあります。
特に、他人からの非難や後悔などネガティブなものが伴う場合、その影響は深く長くなりがち。
例えば、
仕事での大きなミスにより、次回の新しいチャンスに臆病になったり、自信を失ってしまったりするなど。
過去の失敗がその後の自己評価や行動の選択に影響を与えることが多いです。
原因4:SNSの幸せの裏側によるもの
自分に何もないと感じる原因の4つ目は、SNSの「幸せの裏側」に隠れています。
現代はSNS全盛の時代ですよね。
そしてその影で、他人の成功や楽しげな日常を日々目にするようになりました。
しかしこのSNSには、一つの大きな落とし穴が潜んでいる。
それは、主にポジティブなハイライトのみが投稿される傾向があること。
結果として、一見楽しそうな他人の生活が現実よりも美化されて伝わりやすくなってしまう。
例えば、
独身の自分が友人の新婚旅行の投稿を見て落ち込むときがあるかもしれません。
ところがその投稿の裏側で、カップル同士の小さな摩擦や旅行中の予期せぬトラブルもあるかもしれません。
しかしSNSでは、そのような部分はほとんど公開されない。
このように、他人のハイライトばかりが強調されるSNSの性質上、自分の日常と比較すると、気づかないうちに自己評価が下がりがちです。
原因5: 過度な自己中心性の影響による
「自分に何もない」と感じる原因の5つ目は、過度な自己中心性にあります。
自分の考えや感じることだけを中心に置くと、他人との関係性が薄くなったり、自己評価が低くなることがあります。
特に、他人の意見や感情を尊重しない姿勢は、自分の欠点や不十分さをより強く意識させ、自分に何もないと感じることに繋がりやすいです。
自分に何もないと感じる状況は、日常生活の中に転がってますね…。対処するにはどうしたらいい?
自分に何もない思うときの7つの対処法
自分に何もないと思うときに効果的と考えられる対処法を、効果の高い順に7つ紹介しますね。
他人のハイライトとの比較を避ける
自分に何もないと思うときの対処法の1番目は、他人のハイライトと自分の日常を比較しないことですね。
他人の成功の瞬間は、その人独自の人生の一部でしかありません。それぞれの背景・特性・価値観にもとづくものです。
例えば、
友人が昇進したとしても、その背後には彼/彼女なりの努力や犠牲が存在するでしょう。
一方、あなたは昇進よりも家族との時間を大切にしたいと思っているかもしれません。
この理屈を常に意識していると、自分に何もないと思う気持ちも軽減されます。
日常の小さな成功を祝福する
自分に何もないと思うときの対処法の2番目は、小さな成功を認識し、心から祝うことです。
その一つ一つの成功が、自信を築き上げていく糧(かて)となりますからね。
しかし、その成功を祝うことで、自己評価が向上し、新たな行動への意欲が湧いてきますよ。
例えば、日々の家事や、ちょっとした仕事の進歩。そんな些細なことでも、それは間違いなく自分自身の成果です。
このような日常の中の小さな成功が、自分にも何かあると思わせる自己肯定感を産む大切なステップですよ。
専門家に定期的に相談する
自分に何もないと思うときの対処法の3番目は、専門家に定期的に相談すること。
自分に何もないと感じる場合、客観的な自己評価が難しい状態にあることが考えられます。
こうした感情や考え方を単独で乗り越えるのは困難です。
このようなとき、専門家との定期的な相談が非常に有効ですよ。
彼らはあなたの感情や思考パターンを客観的に捉え、適切なアドバイスやサポートを提供してくれるので。
もし、身近に相談できる専門家がいない場合、私が運営する塾でもお手伝いできます。
この塾では、「自分の何か」を探す実践的な講座を開催してますので、アクセスしてみるといいですよ。
ジャーナリングで感情を整理する
自分に何もないと思うときの対処法の4番目は、ジャーナリングを実践すること。
それにより、自分自身をより深く理解し、自己認識を高めることができる。
この習慣は、自分と向き合い、自己評価を正確にする貴重な時間となりますよ。
ニューチャレンジで自分を再発見する
自分に何もないと思うときの対処法の5番目は、ニューチャレンジで自分を再発見することです。
新しい経験は、自分の中に眠る未知の可能性を探求する窓口となります。
実は、私もセミナーへの参加などの新しいチャレンジを通じて、前職と異なる現在の仕事に出会えました。
新しい挑戦を受け入れることは、これまで気づかなかった能力を発掘する素晴らしい機会です。
何度も試みることで、自分の適性や強みをより深く理解できるようになり、自分にも価値や特性があることを実感することができますよ。
瞑想でマイタイムを作る
自分に何もないと思うときの対処法の6番目は、瞑想や呼吸法を取り入れること。
毎日5分間だけ深呼吸をするだけでも、心の中の騒ぎや自己評価の低さを感じる原因に気付くことがあります。
内面と向き合う時間は、自己評価を見直すための大切な瞬間ですよ。
ポジティブになる環境を強制的に作る
自分に何もないと思うときの対処法の7番目は、ポジティブになる環境を強制的に作ることです。
私たちの自己評価は、意外と周囲の環境や人々からの影響を大きく受けていますから。
これは、「ミラーニューロン」という神経細胞の働きにより、他者の感情や行動を反映する傾向があるためです。
ポジティブな環境は、自己評価を向上させる強力なサポートとなり、自分に何もないと思う感覚をかき消してくれます。
よ:以下にここまでをまとめます。
- 自分に何もない思うときの7つの対処法
- 他人のハイライトとの比較を避ける
- 日常の小さな成功を祝福する
- 専門家に定期的に相談する
- ジャーナリングで感情を整理する
- ニューチャレンジで自分を再発見する
- 瞑想でマイタイムを作る
- ポジティブになる環境を強制的に作る
具体的な行動ステップも知りたいです!
今すぐ必要な3つの行動ステップ
自分に何もないと思う人が今すぐ必要な行動ステップを紹介します。
1.リアルタイムのフィードバック
自分に何もないと思う人が今すぐ取り組むべき最初のステップは、リアルタイムのフィードバックを意識することです。
まず、自己評価を一旦休止します。
複数の人から同じ評価を受けるときがあります。それにより自分では気づかなかった強みや価値が浮き彫りになることが多々あります。
これは、自己認識を深める上で非常に有効なプロセスです。日常の中でリアルタイムのフィードバックを常に意識しましょうね。
2.「情報」断捨離で一人時間を増やす
自分に何もないと感じたとき、次に取り組むべきステップは、情報を断捨離してひとり時間を増やすことです。
- 気持ちがざわつくSNSを一時的に遮断
- TV・ネットニュースの代わりに、好きな音楽や読書に時間を投資
- ネガティブな友人との交流を減少させ、ポジティブな環境を意識的に作る
これらの行動をとることで、他人との比較から解放され、自分を見つめる時間が増えます。また、心の安定を保ち集中力も向上します。
自分の内面と向き合うことで、気持ちのザワつきも軽減され、真の自分を見つける手助けとなるでしょう。
3.新しいスキルや知識を学ぶ
自分に何もないと感じたとき、取り組むべき最後のステップは、新しいスキルや知識を学ぶこと。
自分の興味・関心を追求し、新しい視点や考え方を取り入れると、自分の価値観や視野を広げるキッカケを得られます。
セミナー・スクールに参加するなど、自分を学びの環境に投入し、意欲的に取り組める状況を作るのがおすすめです。
私もこの方法で、自分に新しい風を吹き込み、行動を促しました。
以下の記事も参考になるかと思いますので、参考にどうぞ。
▶強みが何もないと思う人に潜む最強の強みとは?専門家が教える何もない人の強み作り戦略
▶「何もできない自分」と感じる原因と7つの解決方法【無力感を脱するコツ】
体験談:「何もない感」は最高の武器
私自身の体験を通じて、ここで一つの考え方をお伝えしたいと思います。
しかし、ある日、偶然参加した出版セミナーが私の視点を変えました。
そのセミナーでの一つのアイデアが、こちらの書籍として当時ベストセラーになったのです。
この本を出版した当時の自分は、自信のかけらもなかった。
そんな中で「これは価値がある」との声を出版社さんからいただき、本当に励まされました。
失うものがないからこそ、思い切った行動が取れたのだと思います。
もしも「自分には何もない」と感じているのであれば、視点を少し変えることで、その感覚が大きな力に変わることを知っていただきたい。
挑戦する勇気は、探さなくてもすでに自分の中にあるのですよ。今の自分が本当につらいのであればできるはずです。
この記事が、その一歩を踏み出す勇気のサポートとなれば幸いです。
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以上となります。
ではまた。
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