そもそも「マイナス思考」とはどういうこと?
克服する方法を知りたいな。
マイナス思考に陥る人の特徴や原因も教えて。
そんな要望に答えます。
つい物事を悪い方へ考えてしまう「マイナス思考」の人が増えています。
先行きが不透明な社会だけに、やっかいな問題ですよね。
この記事では、マイナス思考の人の特徴や原因だけではなく、その克服方法もガイドしています。
本記事は、マイナス思考を克服するヒントを得るだけでなく、より豊かな人生を送っていただくために書いてます。
最後までお読みくださいね。
(※今すぐにマイナス思考の克服方法を知りたい人はコチラ)
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
マイナス思考に陥っていた人を含む、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
マイナス思考とは?
マイナス思考を克服するためには、マイナス思考の原因や行動の特徴をつかみ、対処する必要があります。
マイナス思考とは、常に物事を否定的に考えてしまうことを指します。
たとえば良いことがあっても「すぐにダメになるだろう」と悪い方に考えるなど、物事を否定的な視点で見てしまう思考です。
このようなマイナス思考を持つ人には、以下のデメリットがあります。
- ストレスや不安を感じやすい
- 自己肯定感が低く、自信を持ちにくい
- 新しいことに挑戦しづらい
- 周りの人との関係性に悪影響がある
マイナス思考に陥るよくある原因とは?
マイナス思考に陥る原因は、さまざまな要因があります。以下によくある原因を紹介します。
1. 過去のトラウマや失敗の経験
マイナス思考に陥るよくある原因の1つ目は、過去のトラウマや失敗の経験によるものです。
過去のトラウマや失敗の経験は、その後の人生で起こることや自分自身の評価に影響を与えますからね。
例えば、多くの人の前でうまく話せず大恥をかいた経験があると、スピーチする機会の度に「失敗するかも」と考えてしまうとかね。
失敗した経験のない人は、この世にいないでしょうから、マイナス思考は誰しも起こりうる現象と言っていいですよ。
2. 周りの人間関係によるもの
マイナス思考に陥るよくある原因の2つ目は、周りの人間関係によるものです。
周りがネガティブなことばかり言っていると、自分自身もそのように考えるようになることがあります。
例えば、「何をやってもうまくいかない人生よ」と親が日々語っていたら、その言葉の影響を子供も受ける。
また、他人からの批判や否定的な意見を受けると、自分の能力に自信を喪失し、マイナス思考に陥ることもある。
例えば、上司から「お前は仕事ができない」と言われ続けると、“自分は仕事ができない人”と思い込んでしまう現象はよく起こります。
3. 自己肯定感の低さによる
マイナス思考に陥るよくある原因の3つ目は、自己肯定感の低さによるものです。
自己肯定感の低さは、マイナス思考に陥る原因としてよく知られています。
自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定できる感覚です。
自己肯定感が低ければ、自ずと自分に対する自信がなくなり、自分にできることが少なくなってしまうことがあります。
また、自分自身を否定的に見てしまうことがあるため、マイナス思考に陥りやすくなることがあります。
自分自身がマイナス思考に陥っている場合は、その原因を突き止めることも、解決する上で大切なことですよ。
マイナス思考は、誰にでも起こりうる問題ですよ。
マイナス思考を持ちやすい人の特徴
次に、マイナス思考を持ちやすい人の特徴も解説します。
自分に当てはまるものはないかチェックしながらお読みくださいね。
1.小さな失敗を大げさに考える
マイナス思考を持ちやすい人の特徴の1つ目は、小さな失敗を大げさに考えることですね。
これは日常生活の小さな出来事に過敏になりその結果、過度に悲観的な反応を示す特徴です。
例えば、朝焼いた目玉焼きを焦がしてしまったとき、「私は料理には向いてないのよ」とか考えてしまうみたいな。
また、自分自身のミスだけでなく、他人からの軽い批判や冗談に対しても過剰に反応することも多いです。
2.過去の失敗をクヨクヨ考える
マイナス思考を持ちやすい人の特徴の2つ目は、過去の失敗をクヨクヨ考える傾向ですね。
これは過去の失敗や辛い経験に固執し、繰り返し思い出すパターンです。
過去の痛い経験を引きづり、未来の行動にネガティブな影響を与えることが多くなります。
3.未来について悲観的である
マイナス思考を持ちやすい人の特徴の3つ目は、未来について悲観的であること。未来に対する極度の悲観主義です。
「私はきっとこれからも上手くいかない」というように、未来に対する不安や恐怖を予言する傾向があります。
具体的な根拠がなくとも、未来に起こりうるネガティブな出来事を頭の中で想像し、それにより不安やストレスを感じることが多いですね。
4.他人の成功を羨む
マイナス思考を持ちやすい人の特徴の4つ目は、他人の成功を羨む傾向です。
他人の成功を自分と比較し、それによって自分自身を落ち込ませるという特徴。
たとえば、友人が新しい仕事に成功したとき、その人の成功を素直に喜べず、さらに自分の能力を否定する感情に囚われることが多いですね。
5.自己評価が低い
マイナス思考を持ちやすい人の特徴の5つ目は、自己評価が低い傾向です。
これは自己否定的な考え方の一つ。自分の能力や価値を過小評価し、自分に自信を持てない特徴ですね。
他人から褒められても、それを素直に受け取ることができません。
また、自己評価の低さにより、新たな挑戦に対しても消極的な傾向があります。
マイナス思考ですと、身動きとれなくなるのですよ(涙)
マイナス思考を克服する実践ガイド
マイナス思考を克服するための実践ガイドとして以下の7つの方法があります。
習慣化するまで焦らず、意識的に試みることがやり抜くコツですよ。
1.自分のマイナス思考に気づく
マイナス思考を克服する方法の1つ目は、自分のマイナス思考に気づくことです。
マイナス思考になったら、自分の心と向き合い、その思考を認めることが大切。
自分の心の中で何が起こっているかを理解し、認めることで初めて自分の思考を変えられる。
例えば、プレゼンの準備をしていて、「私は失敗するかも」と頭によぎったとしましょう。
そこで「あ!私はマイナス思考に陥ってるわ」と理解し、受け入れることにより「じゃあ何を準備すればうまくいくかしら」と対処を考えられる。
つまり、マイナス思考の『気づきと受け入れ』によって、どのように対処するか戦略を練られるのです。
2.思考を再フレーミングする
マイナス思考を克服する方法の2つ目は、思考を再フレーミングすることです。
“再フレーミング“とは、わかりやすく言えば「見直し」ですよ。
例として、思うような結果を得られなかったときに「失敗」と考えたら、その思考を「学びの機会を得た」と再フレーミングするみたいな感じ。
やり抜くコツとしては、マイナス思考を否定せず、一度受け入れた上で考え直すことです。
3.ポジティブな言葉を使う
マイナス思考を克服する方法の3つ目は、ポジティブな言葉を使うことです。
私たちが口にする言葉は、私たちの思考と感情をカタチづくり、それが行動に繋がるものです。
そのため、ネガティブな言葉を使うと、心がネガティブな(マイナス思考の)状態になりやすい。
そこで、ポジティブな言葉を意識的に使うことで、心の状態を変えることができますよ。
例えば、未経験の仕事を始める前に、「これは難しい」とマイナスに考えると、実際に難しく感じてしまう。
そこで、「これは挑戦よね。成長の機会だわ」とポジティブな言葉を使うと、仕事への取り組み方が変わり、良い結果が出る可能性が高まる。
これが、ポジティブな言葉を使う威力ですよ。
強引にでもやってみる価値ありです!
4.達成したことを認める
マイナス思考を克服する方法の4つ目は、達成したことを認めることです。
自分が達成したことを認め、それを喜ぶことが重要。自己評価を高め、さらに「やればできる」という自己効力感も同時に高まるからですよ。
始めは違和感あるかもしれませんが我慢ですよ。自分が達成したことを認めることは、自己評価を上げ、自信を持つための重要なステップです。
自己評価が高い人は、困難な状況に対しても積極的に取り組むことができ、結果的に成功しやすいと言われています。
そう考えれば、小さなことでも自分が達成したことを認めやすくなります。
達成したことを認めることは、マイナス思考に対処する上で大切なことですからがんばってみましょうね。
5.自分と他人の比較の方法を覚える
マイナス思考を克服する方法の5つ目は、自分と他人の比較の方法を覚えること。
自分自身と他人を比較すると、しばしばマイナス思考に陥りがちです。
とは言え、他人と比較するからこそ自分の進歩や成功度合いもわかるし、その価値も理解できる。
視点の切り替えによって、自分と他人の比較をプラス思考に切り替えることができますよ。
人と自分を比べるなら、「相手にないもので、自分にあるもの」を観察することが大事。マイナス思考の人は、その逆を行ってしまいます。
繰り返せば自分自身の進歩や成功に焦点を当てるクセがつきますよ。
以下の記事を読むと理解が深まります。
▶自分の評価は他人が決める件【他人と比べてしまう人に朗報】自分の価値を正しく評価する方法
6.自己肯定感を高める
マイナス思考を克服する方法の6つ目は、自己肯定感を高めることです。
前にも書いたように、自己肯定感が低いとマイナス思考に陥りやすいです。早々に対処したほうがいい。
何より自己肯定感を高めるためには、過去の成功経験を棚卸しする必要があります。ところが、
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7.ポジティブな人に囲まれる
マイナス思考を克服する方法の7つ目は、ポジティブな人に囲まれることです。
ミラーニューロンという心理的な作用が働き、周りからポジティブな影響を受け、自然とポジティブな気持ちになる。
元気な人といっしょに過ごすと、自分も元気になるじゃないですか。同じような現象です。
但し、ポジティブな人に囲まれる手法は、これまで紹介した1〜6の方法を実践した後に行ってくださいね。
ポジティブ思考でいられない自分を責めてしまい逆効果の恐れがありますから。
以下に簡単にまとめておきます。
方法 | 解説 |
自分のマイナス思考に気づく | マイナス思考になったときに自分の心と向き合い、その思考を認める。マイナス思考は気づきと受け入れによって、どのように対処するか戦略を練れる。 |
思考を再フレーミングする | 「失敗」などのマイナス思考を「学びの機会」などポジティブな視点に切り替える。視点を変えることでマイナス思考を乗り越える。 |
ポジティブな言葉を使う | 口にする言葉が思考と感情、行動に影響を与える。ポジティブな言葉を意識的に使い、心の状態を改善する。 |
達成したことを認める | 自分が達成したことを認め、それを喜ぶ。自己評価を上げることで、自己効力感を高める。 |
自分と他人の比較の方法を覚える | 自分自身と他人を比較することでマイナス思考に陥りやすいが、「相手にないもので、自分にあるもの」を観察することで、比較をプラス思考に切り替える。 |
自己肯定感を高める | 過去の成功経験を棚卸しし、自己肯定感を高める。マイナス思考に陥りやすい人は自己肯定感が低いため、対策が必要。 |
ポジティブな人に囲まれる | 周りからポジティブな影響を受けて、自然とポジティブな気持ちになる。ただし、この方法は他の方法を実践した後に行うこと。 |
マイナス思考を強みに切り替える逆転の発想はない?
はい。ありますよ。
次に解説しますね。
マイナス思考を強みに切り替えるテクニック
マイナス思考を強みに切り替えるテクニックもご紹介します。マイナス思考を“克服する視点”から“活かす視点”に置き換えた発想を5つ紹介しますね。
1.リスクの管理や問題解決に活かす
マイナス思考を強みに切り替える方法の1番目は、リスク管理と問題解決に活かす方法です。
マイナス思考の人は、しばしば、潜在的な問題や困難を先に見つけ出す能力がある。その理由は、可能性のある問題に対して敏感であるためです。
例えば、新しい企画を立ち上げる際、マイナス思考の人は初めからリスク要因や潜在的な問題を見つけられる。
つまり、これは事前に問題を解決し、リスクを最小限に抑える上で非常に価値のあるスキルです。
2.深い洞察力と理解力を活かす
マイナス思考を強みに切り替える方法の2番目は、深い洞察力と理解力を活かすことですね。
マイナス思考の人は、状況や人々の行動を深く洞察する傾向があります。その理由は、彼らが周囲の環境に対して深く知ることを求めているから。
その欲求により、共に働く人の行動や気持ちを深く理解しようとするので、他人に対する共感力が高まります。
これはリーダーシップやチームワークの観点から見ても、関係を深めて効果的にコミュニケーションを取る強みとなりますよね。
3.高い準備能力の活用
マイナス思考を強みに切り替える方法の3番目は、高い準備能力の活用です。
マイナス思考の人は、「最悪の事態を想定する」ことが多い。その理由は、彼らが未知の状況や困難に対する恐怖から来る自然な防衛反応によるものです。
そこで、新しい試みに取り組む前に、「もし失敗したらどうなるか」を考え、さらに具体的な計画や予防策を用意するでしょう。
つまり、マイナス思考は準備を促進し、予期しない困難へ対処するという強みとなります。
4.客観的視点の活用
マイナス思考を強みに切り替える方法の4番目は、客観的視点の活用です。
マイナス思考の人は、自己評価が厳しいですよね。その理由は、彼らが自分の失敗や欠点に対してより敏感であるから。
そこで、自己の弱点や失敗を認識することで、それらを改善する具体的な戦略を練られる。
つまり、自己改善を促進し、自分の成長を達成する強みとなります。
5.創造性を活かす
マイナス思考を強みに切り替える方法の5番目は、創造性を活かすことです。
マイナス思考の人は、多角的に物事を考える能力がある。その理由としては、常に「何がうまくいくかいかないか」を考えているので、新しいアイデアを生み出せるから。
例えば、製品開発において、失敗するリスクを考え、その問題を避ける革新的な解決策を見つけられるみたいな。
つまり、創造性を高め、新しいアイデアや解決策を発見する強みとなります。
マイナス思考もけっこう役に立ちますよ。
マイナス思考がキャリアに与える影響
マイナス思考がキャリアに悪影響を及ぼす可能性もあります。
例えば、常に最悪の結果を予想する人は、チャンスを逃すことがある。
新しい仕事の機会に対して、リスクが大きすぎると感じてしまうためです。
また、マイナス思考はストレスや不安を増大させ、それが健康や生産力に悪影響を及ぼす可能性があります。
総じて言えることは、マイナス思考はキャリアにとってはバランスの問題ということです。
前に書いたようにそれが強みとなることもありますし、反対にマイナスに作用することもある。
これを達成するためには、自己認識と、それに続く行動が必要となります。
私の塾の門を叩く女性たちの多くも、マイナス思考に陥っていた考え方を修正し、強みに切り替えた人が多いですよ。
失敗を非常に恐れる傾向にあった女性が、商品管理の会社に転職して大成功した例もあります。普通では気づかない小さなミスや欠陥に気がまわる特性を活かしました。
大事なことなので繰り返し言いますが、マイナス思考はキャリアにとってはバランスの問題です。
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私との直接のやりとりもできますよ
以上となります。
ではまた。
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