弱さを見せるのは、自分の評価を下げると考えがちですが、実際は逆です。
- 弱さを隠す方がデメリットが多い。
強さを無理にアピールしたり、場合によってはウソをつかねばなりませんからね。それでは自分が嫌いになるだけ。
実際には、弱さを見せると人生がうまく回りはじめます。ウソっぽく聞こえるかもしれませんが事実です。
「弱さを見せる強さ」というものがあります。
この記事を書いている私は、弱さを見せて人生180度変わりました。記事の最後には、その体験談も紹介します。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
弱さを見せられずに悩んでいた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
「弱さを見せる強さ」とは?
「弱さを見せる強さ」とは、自分の弱い部分や不完全なところを受け入れて、オープンにすることで、周りの人々とのつながりを深め、自分自身の成長をほどこす力を指します。
これは、自信満々でいることだけが「強さ」ではなく、自分の不完全さを正直に見せることで、周りからのより深い信頼や、自分自身の理解を築くことができるという考え方です。
弱さを見せる7つのメリット
弱さを見せることには以下の7つのメリットがあります
- 弱さを見せる7つのメリット
- 自分らしくいられる
- 人付き合いが楽になる
- 応援を勝ち取れる
- 腹を割って話してくれる
- 物事がうまく進む
- ストレスが軽くなる
- 自己受容感が高まる
少し解説を加えますね。
弱さを見せるメリットとしては、まず、自分らしくいられるようになります。なにも隠すことなく自分を表現できるからです。
それにより、人付き合いが楽になる。自然体でいられるので、関係がスムーズになるからです。
さらに、自分の弱さを見せることで、他人からの応援を受けやすくなります。
お互いに弱みをさらけ出せる間柄となり、腹を割った会話が生まれ、相手も自分に対してオープンになります。
「この人は自分を攻撃しない」と理解されて、アドバイスや手助けが得られるようになり、結果的に物事がうまく進むようになります。
そして、ストレスが減少し、ありのままの自分を受け入れる自己受容感も高まります。いいことづくしですね。
ただ、弱みを見せるデメリットもあるのでご注意くださいね。
弱さを見せるデメリット
弱さを見せることのデメリットは、注意深く相手を選ばないとマウントとられてしまうことです。
不利な立場に立たされてしまうリスクがあるということですね。
また、弱みにつけこまれる可能性もあります。
たとえば、お年寄りが高額な布団を売りつけられるケースがわかりやすいでしょう。弱さを見せるときには、相手を慎重に選ぶことが重要ということです。
弱さを見せる実践的な方法
弱さを見せる実践的な方法を解説します。次のとおりです。
- 弱さを見せる実践的な方法
- 信頼関係を築いてから見せる
- 弱さを見せる相手を選ぶ
- ほどほどに弱さを見せる
- 適切なタイミングと場所を選ぶ
- 相手のフィードバックを受け入れる
順に解説しますね。
信頼関係を築いてから見せる
弱さを見せる実践的な方法の1つ目は、信頼関係を築いてから見せることです。
ある程度の信頼関係があるからこそ成り立つものです。初対面の人に、いきなり弱さを見せていたらドン引きされるでしょう。
特に仕事の関係者にはご注意ください。
ある程度の実績を残した後であれば、弱さを見せても信頼を失うことはありませんよ。
弱さを見せる相手を選ぶ
弱さを見せる実践的な方法の2つ目は、弱さを見せる相手を選ぶことです。
前にも少しふれましたが、弱さを選ぶときは相手を選ばなければなりません。
信頼できる人にだけ見せればいい。
ヘタに相手に見せると、前にも書いたようにマウントとられたり、つけこまれたりしますからね。
要注意人物は下記のとおりです。
- 意地っ張りな人
- 相手の立場を考えない人
- 自意識過剰な人
- 自慢の多い人
以上です。弱さを見せる相手をきちんと選んでくださいね。
ほどほどに弱さを見せる
弱さを見せる実践的な方法の3つ目は、ほどほどに弱さを見せることです。
弱さを見せるイコール全てをさらけ出すという意味ではありません。
相手の反応をうかがいつつ、どこまで見せたらいいか推し量りましょう。
あまり弱さばかり見せていると、相手からの信頼を損ねてしまう恐れがありますからね。
ほどほど見せるくらいがちょうどいいですよ。
適切なタイミングと場所を選ぶ
弱さを見せる実践的な方法の4つ目は、適切なタイミングと場所を選ぶことです。
適切なタイミングとしては、
- 緊張が和らいでリラックスしている
- 深い会話や心を開く話題が自然に出てきたとき
- 相手も自分のことを話しやすい環境が整っているとき
などのときが考えられます。
適切な場所としては、
- プライベートな空間
- 静かで落ち着いた環境
- 周囲に気をつかわないで済む場所
が良いでしょう。
つまり、
弱さを見せるときは、相手との状況を見ながら、双方が快適に感じる場所で行うことが大切ということですね。
相手のフィードバックを受け入れる
弱さを見せる実践的な方法の5つ目は、相手からのフィードバックを受け入れることです。
弱さを見せると、アドバイスをもらう機会が増えます。そのアドバイスを成長の機会ととらえ、素直に受け入れることが大切ですね。
すると、新たな視点を得られたり、弱みを克服する機会を得られたりすることにつながりますよ。
弱さを受け入れると成長する理由
弱さを見せるためには、弱さを受け入れる必要がありますよね。
自分自身が弱さを受け入れていないと、へんなプライドが邪魔をしてしまうからです。
それでは、他人からのアドバイスを受け入れることができない。なぜなら他人からのアドバイスを素直に受け入れられるからです。また助けてもくれるでしょう。
そうなれば、目的も達成されやすくなり自信もつく。つまりどんどん自分が成長します。
以上の流れは弱さを受け入れないとできないものですよ。
弱さは「強さ」
大事なことなので繰り返し言いますね。
弱さを見せるためには、弱さを受け入れなければなりません。いらぬプライドを乗り越えれば、手に入るのは本当の強さです。
そして、
弱さを見せるとは自分を信じる力を高め、真の強さを手にすることなのです。
自分を信じる力を高めたい人は、以下を参考にどうぞ。
▶自分を信じるための完全ガイド|信じる方法と失ったときの対処法も解説
弱さを見せて人生が変わった【体験談】
弱さを見せて私は人生が変わりました。
私の初出版の本のプロフィールに、「28年間彼女ができなかった」「離婚を経験」などはっきり書かれています。
当時は非常に勇気のいることでした。
しかしながら読者からの共感の声は、私の弱さをさらけだしたことによって得られたものでした。
本の出版をきっかけに、講演に呼ばれるようになり、講師の道が開かれた。
弱さを見せることは恥ずかしいことでも、自分の価値を落とすものでもないと知り得た体験です。
弱さを受け入れると自分探しが終わる
弱さを受け入れないと自分探しは永遠に終わりません。私たちは、自分自身のことを本当にわかっていないものですよ。
弱さを受け入れると、自分の強みも認識できるようになります。なぜなら自分を客観的に見ることができるようになるからです。
「Aという弱みがあるけれど、Bという強みもある」と、ありのままの自分を評価できるようになる。弱みを受け入れていないとき、そんな余裕ありません。
- 弱みが頭を支配するからです。
仮に強みを指摘されても「そんな程度のものじゃないはず」と受け入れない。
いつまでも自分探しが終わらなくなってしまうのです。
弱さを見せられるようになる関連記事
弱さをどうしても見せられない人へのおすすめ記事をご紹介します。
自分の弱さとの付き合い方を覚えて、自分をステップアップさせちゃってくださいね。
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