経験した方がいいことと、しない方がいいことがあります。
ちなみに“苦労人”とは、「苦難を経験した人」を意味し、通常その経験や知恵を評価するニュアンスを含みます。
ところが、苦難が仇となり魅力的ではない人もいるのでご注意くださいね。
文末には、成功する苦労人のたった一つの共通点も書いています。なるべく苦労せずに魅力的な人になれるよう、ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、10年以上かけて、個性を強みに変えるメソッドを開発し、一般的な自己分析を超えて本質的なキャリアの方向性を指南してきました。
2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
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“魅力ある苦労人”7つの特徴
「苦労人(苦労を経験している人)」にはさまざまな特徴をもった人がいます。
その中には、人々が引きつけられ見習いたいと思う「魅力ある苦労人」と、そうでない苦労人がいますね。それぞれの特徴を見ていきましょう。先ずは魅力ある苦労人の特徴を紹介します。
以下のとおりです。
- “魅力ある苦労人”7つの特徴
- へこたれない
- 努力をいとわない
- 他人の欠点を受け止める器がある
- 苦労を苦労と思っていない
- 困っている人を放っておけない
- 同じことを語っても深みが出る
- 誰に対しても腰が低い
順に解説します。
(特徴1)へこたれない
魅力ある苦労人の特徴の1つ目は、とにかく「へこたれない」ことです。壁にぶつかっても、乗り越えるまで耐え抜く。
壁を乗り越える経験を沢山しているので、他人から尊敬されることも多くて魅力的。たとえば、故郷を離れて海外で一人暮らしを始めたK子さん。渡航当初は新しい環境と言語に戸惑い、何度も落ち込んだことがあったそうですよ。
しかし、彼女は一度も帰国しなかった。困難に立ち向かい、それを乗り越える経験を重ね、周りからの尊敬と信頼を得るようになりましたね。
(特徴2)努力をいとわない
魅力ある苦労人の特徴の2つ目は、努力をいとわないことです。長期的な視点を持ち、目の前の苦労にも果敢に挑む。そのため能力も技能も自ずと高まるので、魅力的になるというわけです。
S美さんは有名企業のOLでしたが、夢だったジェラート専門店を開くために夜な夜なジェラート作りを練習しました。彼女の努力は過酷でしたが、その結果、オープンしたお店は今や地元でも人気のあるスポットになった。
「努力はウソをつかない」とよく言われますが、そのとおりかもしれませんね。
(特徴3)人の欠点を受け止める器がある
魅力ある苦労人の特徴の3つ目は、他人の欠点を受け止める器があることです。
苦労人の人は、ままならない経験を豊富にしていることもあり、完璧な人はこの世にいないと認識しているのでしょう。
他人の欠点もその人の個性と受け止める感じです。その器の大きさが人としての魅力を醸し出しますね。
(特徴4)苦労を苦労と思っていない
魅力ある苦労人の特徴の4つ目は、苦労を苦労と思っていないことです。「自分の苦労はまだましな方」と捉えている。
それゆえに謙虚さがあり、魅力が育まれているのでしょうね。
(特徴5)困っている人を放っておかない
魅力ある苦労人の特徴の5つ目は、困っている人を放っておけないこと。自分自身も同じ苦難を経験しているだけにね。
自分が大変なときであろうとも、困っている人を見ると手を差し伸べます。そういう人は、思いやりがあり魅力的ですよ。
(特徴6)同じことを語っても深みが出る
魅力ある苦労人の特徴の6つ目は、話す内容が同じであっても、その深みが感じられることです。彼らが経験したさまざまな試練や困難が、話す内容に深い意味を持たせるからですね。
たとえば、あるトピックについて話すとき、経験が浅い人は表面的な情報や一般的な観察にとどまることが多い。
ところが苦労人は、同じトピックについて語るとき、自分自身の経験や感じた感情、得られた教訓など、より深い視点をもって話せます。
これは、彼らが経験から学んだ洞察や理解が言葉に表れるからでしょうね。
(特徴7)誰に対しても腰が低い
魅力ある苦労人の特徴の7つ目は、誰に対しても腰が低いことです。
苦労人は、自分自身の困難を通じて他人の支援の価値を痛感し、そこから他人を尊重する姿勢を身につけていますね。腰が低いというのは謙虚さの現れですよ。
それゆえに彼らは、自分の地位や成果に関係なく、他人に敬意を持つことが多いのです。
このような態度は、人間関係を築く上で重要なものですから、周囲から信頼や尊敬を得る一因となります。
この腰の低さも、苦労人の大きな魅力ですね。
“魅力ある苦労人”の特徴をまとめると以下のとおりです。
魅力ある苦労人の特徴 | 説明 |
---|---|
へこたれない | 壁にぶつかっても乗り越えるまで耐え抜き、他人から尊敬され、頼りがいがある |
努力をいとわない | 長期的な視点を持ち、目の前の苦労にも果敢に挑む。その結果、能力や技能が自ずと高まる |
他人の欠点を受け止める器がある | 他人の欠点をその人の個性と受け止め、人としての魅力を醸し出す |
苦労を苦労と思っていない | 自分より苦労している人が大勢いるという認識があり、謙虚さが魅力となる |
困っている人を放っておけない | 他人の苦労をそのまま見過ごすことができず、思いやりがある |
同じことを語っても深みが出る | 経験に基づいた言葉には深い洞察力と理解が表れ、聞く人に響く |
誰にでも腰が低い | 他人への敬意を示し、公平な態度を持つことから生まれる魅力 |
“魅力のない苦労人”7つの特徴
一方、「魅力のない苦労人」の特徴は、苦労の経験を他人への攻撃や自慢に使ったり、他人や環境のせいにしたりする傾向が見られます。
具体的な特徴を7つあげてみます。
- “魅力のない苦労人”7つの特徴
- 苦労自慢をする
- 他人を妬む
- ひねくれている
- 他責である
- 学習しない
- 感謝の気持ちが薄い
- 自己中心的である
順に解説しますね。
(特徴1)苦労自慢をする
「魅力のない苦労人」の1つ目の特徴は、自分の経験した苦労を他人に自慢する傾向があること。
自分が過去に経験した困難や試練を度々語り、「評価してもらいたい」「同情してもらいたい」感情が強い傾向がある。
しかし、これは自分の苦労を強調することにより尊敬してもらおうとか、共感を求める行為ですから魅力的とは言えませんよね。
(特徴2)他人を妬む
「魅力のない苦労人」の2つ目の特徴は、他人を妬む傾向があることですね。「なぜ自分だけが苦労しなければならないの」という思いから来るようです。
他人が自分より楽をしている、苦労していないと感じると、相手に対してネガティブな感情を抱きがち。また、自分の経験した苦労を他人に押し付け、信頼を失うこともある。
これは他人との共感を築くどころか、距離を生む行為となるため、魅力的とはいえませんね。
(特徴3)ひねくれている
「魅力のない苦労人」の3つ目の特徴は、ひねくれた態度を持つことです。他人や社会に対して疑い深く、悲観的な視点を持つ傾向がありますね。
これは自身の苦労経験から生じる防御反応の一種かもしれません。周囲との良好な関係を築くのを難しくしますね。
(特徴4)他責である
「魅力のない苦労人」の4つ目の特徴は、自分の苦労を他人や環境のせいにする傾向です。「自分は何も悪くない」と自分を守ろうとする意識によるもの。
これは他人との良好な関係を築くのを難しくし、また自己成長の妨げともなります。そのため、この特徴も「魅力的」とは言えませんよね。
(特徴5)学習しない
「魅力のない苦労人」の5つ目の特徴は、自分の経験から学習しないこと。苦労や困難の経験は人を成長させ、強くする機会でもありますよね。
しかし、一部の苦労人は経験から何も学ばず、同じ失敗を繰り返す傾向がある。これは自己成長を妨げるだけでなく、周囲に対する魅力も低下させますね。
(特徴6)感謝の気持ちが薄い
「魅力のない苦労人」の6つ目の特徴は、他人からの支援や恩恵に対する感謝の気持ちが薄いことです。他人とのつながりを弱め、人間関係を悪くする傾向がある。
感謝の気持ちは人々との絆を深め、魅力を増す要素なので、これが薄いと魅力は下がりますね。
(特徴7)自己中心的である
「魅力のない苦労人」のもう7つ目の特徴は自己中心的であることです。自分の経験や困難について話すことが多く、他人の話に耳を傾けることが少ない傾向がある。
自分自身の苦労や経験ばかりにフォーカスして、他人の感情や立場を理解するのが苦手である場合が多いですね。その結果、周りの人々との共感や信頼関係の構築が難しく、魅力が低下します。
“魅力のない苦労人”の特徴をまとめると以下のとおりです。
特徴 | 説明 |
---|---|
1. 苦労自慢をする | 自分の経験した苦労を他人に自慢する傾向がある。同情や評価を求めるために自分の苦労を強調するが、これはあまり魅力的とは言えない。 |
2. 他人を妬む | 他人を妬む傾向がある。自分だけが苦労していると感じ、他人が楽をしていると感じると、ネガティブな感情を抱きがち。また、自分の経験した苦労を他人に押し付けることもある。 |
3. ひねくれている | 他人や社会に対して疑い深く、悲観的な視点を持つ傾向がある。他人の行動や言葉を疑ったり、社会全体に対して否定的な意見を持つことが多い。 |
4. 他責である | 自分の苦労を他人や環境のせいにする傾向がある。自分には何も悪くないと思い込むことで、自己保身を図る。しかし、これは自己成長の妨げともなり、魅力的とは言えない。 |
5. 学習しない | 自分の経験から学習しない傾向がある。苦労や困難の経験から何も学ばず、同じ失敗を繰り返すことが多い。これは自己成長を妨げ、魅力を低下させる。 |
6. 感謝の気持ちが薄い | 他人からの支援や恩恵に対する感謝の気持ちが薄い。自分の苦労を強調するあまり、他人の助けや支援に感謝することを忘れがちで、人間関係を悪くする傾向がある。 |
7. 自己中心的である | 自己中心的で、自分の経験や困難について話すことが多い。他人の話に耳を傾けることが少なく、他人の感情や立場を理解するのが苦手で、共感や信頼関係の構築が難しい。 |
「経験した方がいい苦労」とは?
魅力のない苦労人に陥らないためには、経験した方がいい苦労と、しないに越したことはない苦労を見分けることが重要です。経験すべき良い苦労を4つあげ、具体例と共に詳しく説明しますね。
自ら選んだ苦労
経験した方がいい苦労の1つ目は、自ら選んだ苦労です。自分自身で選んだ困難な道を進むことは、一見すると大変に思えるかもしれませんね。
たとえば、働きながら進学や資格取得を目指す女性がいますよね。仕事と勉強を両立させるため、一日のスケジュールを厳密に計画し、自己管理能力を鍛える必要があるでしょう。
確かにその道のりは辛いかもしれません。しかしその結果、キャリアアップできるのであれば、それは自ら選んだ価値ある苦労と言えますね。
やりたいことを実現するための苦労
経験した方がいい苦労の2つ目は、やりたいことを実現するための苦労です。
やりたいことを実現するためには、必要なスキルを身につけたり、ある程度の努力や我慢が必要になるでしょう。
例えば、一流のシェフになりたいと思っている人は、日夜厨房で汗を流し、絶え間ない練習と努力を必要としますよね。
しかし、そのための努力は、やりたいという意志によって前向きにとらえられ、その結果達成した成功はより感動的に感じられるでしょう。
納得感があり人が喜ぶ苦労
経験した方がいい苦労の3つ目は、納得感があり人が喜ぶ苦労です。
たとえば、教育や医療の現場で働く女性の場合を考えてみましょう。教育者として、一人一人の生徒の個性や能力を理解し、その成長を支えるための指導をすることは大変な労力が必要ですよね。
また、医療従事者として、患者の健康と生命を預かるという重大な責任を負うには、ときには遅くまで残業し、休みなく勉強を続ける必要もあるでしょう。
しかし、その結果、生徒が自身の能力を発揮して成長したり、患者の健康が回復したりすると、その労苦は報われます。
また、生徒やその保護者、患者からの感謝の言葉を聞くとき、それが自分の努力の結果だと感じ、大変だったことが報われたと感じるでしょう。
納得感があり人から感謝される苦労は「良い苦労」と言えます。
苦労と感じない苦労
経験した方がいい苦労の4つ目は、苦労と感じない苦労です。
他人から見れば苦労に見えるかもしれないが、自分にとっては全く苦労に感じないものも「良い苦労」に分類されます。
例えば、ピアニストは毎日何時間もピアノを弾く日々を送っているかもしれませんよね。それは他人から見れば辛そうに見えるかもしれません。
しかしそのピアニスト自身にとっては、自分のスキルを高めるための楽しい時間であり、全く苦労と感じていないかもしれませんよね。
これらの良い苦労を経験することで、自己成長を遂げ、自分自身を磨くことができます。苦労は必ずしも悪いことではなく、自分を高める手段としてとらえることが大切ですね。
「経験しない方がいい苦労」とは?
ある種の苦労は避けられない一方で、できれば経験しない方がいい苦労もあります。
理解しておくと、日々の生活や仕事を通じて健康の維持や、ストレスを軽くすることができるようになりますよ。
以下にその例をいくつかあげ、具体的に説明しますね。
取り越し苦労
避けたほうがいい苦労の筆頭に挙げられるのは、取り越し苦労です。このタイプの苦労は、将来起こるかどうかわからない事象について、過剰に心配することで引き起こされます。
たとえば、プレゼンの前に、聞き手の反応や失敗に対して過剰な心配は、不安を増幅させるだけではなく、パフォーマンスを落とす可能性がある。
また、実際には96%の心配事は起こらないという研究結果もあるため、不必要な心配は避けるようにしましょうね。
災害・病気の苦労
経験しない方がいい苦労の2つ目は、災害・病気の苦労です。予防策を講じることによって、これらの苦労を最小限に抑えることができます。
たとえば、健康管理に気をつけて体調を崩さないようにする。また、災害に対しては、必要な防災グッズを準備するなどの対策を行うことが重要ですよね。
去る人を追う苦労
経験しない方がいい苦労の3つ目は、去る人を追う苦労です。自分から離れていく人を必死に追う苦労は避けるべき。そのような行為は、結果的に無駄足となりがちですからね。
たとえば、一方的にコミュニケーションを保とうとしたり、相手の気持ちを無理に変えようとする行為は、双方にストレスをもたらします。恋愛をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
相手の選択を尊重し、自分を必要としてくれる人を増やすことに集中するほうが、より健全で幸せにつながります。
他人の意見・評価を気にしすぎる苦労
経験しない方がいい苦労の4つ目は、他人の意見・評価を気にしすぎる苦労です。
自分の価値を他人の評価によって推し量っていると、自己評価が低くなり、自己肯定感が低くなる可能性があります。
たとえば、仕事での評価やSNSでの「いいね」の数、人からどう思われるかに心を奪われてしまうことなどです。
気にしすぎると、自分が本当にやりたいことや、自分自身を大切にすることを忘れてしまうことがあります。
他人の意見は参考の一つではありますが、自分自身を尊重し、自分が何を望むか理解することが重要ですね。
完璧主義による苦労
経験しない方がいい苦労の5つ目は、完璧主義による苦労です。達成できない理想に追い詰められ、ストレスが高まる可能性があります。
たとえば、仕事において全てを完璧にしようとすると、結果的に過労や焦燥感に繋がり、仕事の質を下げてしまうかもしれません。
また、人間関係においても、他人に対して完璧さを求めると、人間関係に亀裂が生じることがあります。
ここまでを表にまとめました。
- 経験した方がいい苦労
経験した方がいい苦労 | 説明 |
自ら選んだ苦労 | 自分で選択した道を進む選択は自己成長の機会となる。 |
やりたいことを実現するための苦労 | やりたいことを実現するためには必要なスキルを身につける努力が必要。 |
納得感があり人が喜ぶ苦労 | 納得感があり、人から感謝される苦労は良い苦労。 |
苦労と感じない苦労 | 自分にとっては全く苦労に感じないものも良い苦労。 |
- 経験しない方がいい苦労
経験しない方がいい苦労 | 説明 |
取り越し苦労 | 将来起こるかどうかわからない事象について、過剰に心配することで引き起こされます。 |
災害・病気の苦労 | 予防策を講じることによって、これらの苦労を最小限に抑えることができます。 |
去る人を追う苦労 | 自分から離れていく人を必死に追う苦労は避けるべき。 |
他人の意見・評価を気にしすぎる苦労 | 自分の価値を他者評価によって推し量ると、自己評価が低くなり、自己肯定感が低まる。 |
完璧主義による苦労 | 完璧を求めすぎると、達成できない理想に追い詰められ、ストレスが高まる可能性。 |
残念な「苦労を引き寄せる人」の行動7選
苦労を引き寄せる残念な人の行動を紹介します。共通するのは、苦労を引き寄せる残念な人は、苦労のタネを自分でまいていること。
もちろん不慮の事故に見舞われるような予想しないこともありますよ。ところが大抵、当人に問題あり。余計な苦労をする人にならないために、苦労を引き寄せる残念な人の行動をよく覚えておきましょうね。
以下のとおりです。
- 「苦労を引き寄せる人」の行動7選
- 耳の痛いアドバイスをスルーする
- てっとり早くやりたがる
- 目のまえのやりたいことしかしない
- 型を学ばない
- 自己投資しない
- 依存する
- つき合う人の質がよくない
順に解説しますね。
耳の痛いアドバイスをスルーする
苦労を引き寄せる残念な人の行動の1つ目は、耳の痛いアドバイスをスルーすることです。
- 守らないと苦労を背負いやすい。
多くの人にとっては耳の痛いアドバイスでしょう。事実ですけどついつい食べすぎる。
つまり、高い確率で私たちは、自分自身で苦労のタネをまいているのですねぇ。
てっとり早くやりたがる
苦労を引き寄せる残念な人の行動の2つ目は、てっとり早くやりたがることです。しかし、てっとり早くできることには必ずオチがある。
ちなみに、てっとり早くできるようなことは、自分以外の人たちもてっとり早くできてしまうもの。つまり、その行動の価値は低いと言わざるをえませんね。
苦労街道まっしぐらです
目の前のやりたいことしかしない
苦労を引き寄せる残念な人の行動の3つ目は、目の前のやりたいことしかしないことです。わかりやすい例で解説しますね。
「家を買うためにお金を貯めたい」を実現するには、「貯金する」「節約する」「稼ぎを増やす」など、ため息つきたくなることをしなければならないでしょう。
ところが目先の欲に負けて、お金を使ってしまえばどうなるか?
貯金できず歳をとり、その先は…となりますね。
型(かた)を学ばない
苦労を引き寄せる残念な人の行動の4つ目は、型(かた)を学ばないことです。
苦労する人たちは型を学ぼうとしません。
言いかえると素直じゃない。素直というのは、「こうれすればうまくいく」ことを教わった通りにそのまま行動に移すことです。これはうまくいく型を身につけることになる。
たとえば、子どもの頃に先生たちに、「教科書を何度も読みなさい」とか言われましたよね。それは「効率よく学ぶ型」を先生が教えてくれていたわけですよ。
ところが多くの人が素直に従わない。そのとおりやらないのです。
だから私も苦労したわけですね(涙)
自己投資しない&中途半端
苦労を引き寄せる残念な人の行動の5つ目は、自己投資しないことです。
自己投資とは
自己投資(じことうし)は、自身の能力的・人格的な成長あるいは美的洗練のために資本(資金)を投じること。自分への投資。あくまでも前向きな(多分に中長期的な)観点に基づき自分のために金を使うことである。
引用:実用日本語表現辞典
つまりスキルアップを含む、自分を高めることに自腹を切らない。もしくは中途半端な投資しかしません。
自己投資することは将来に向けての投資のひとつ。「最もリスクのない効率的な投資」と言われてますね。知識や経験が蓄積されていくうえに、上質なひとたちとの出会いもあります。
苦労の道へ突き進むことにつながりますね。
他人に依存する
苦労を引き寄せる残念な人の行動の6つ目は、他人に依存すること。人に頼りすぎる傾向がある。
依存するといつまでたっても正しい判断力が身につきません。すると実力がつかないので、ますます依存する。
ダマサれやすくもなりますし、誰かに従い続ける人生が待ち受ける。他人に依存するのは、苦労を呼ぶ行為なのです。
苦労の階段を登りはじめてしまうわけです
付き合う人の質がよくない
苦労を引き寄せる残念な人の行動の7つ目は、付き合う人の質がよくないことです。
わかりやすく解説するなら、極悪非道の5人に囲まれ生活していたら苦労するのが目に見えるでしょう。
ちょっと極端な例かもしれませんが、お付き合いするひとは自分を映し出す鏡のようなもの。
付き合う人たちの質がよくないと、
苦労する機会は増えます
なるべく苦労を背負わない方法を知りたいです。
苦労を避ける5つの秘訣とは?
できれば苦労したくはないですよね。苦労を避ける秘訣をご紹介します。
次のとおりです。
- なるべく苦労を背負わない方法
- 自ら主体的に動く
- 出来事をポジティブに受け取る
- うまい話にのらない
- 付き合う人を選ぶ
- 健康に配慮する
順に解説しますね。
自ら主体的に動く
苦労を背負わない方法の1つ目は、自ら主体的に動くことです。主体的に動くとは、自分から物事を推し進めたり、問題を解決しようと努力することです。
受け身で動いているよりも自分の実力が飛躍的にアップしますね。
具体的な例では、プロジェクトに対して自分から意見を出したり、仕事で困ったときに、自分で解決策を探すなどがあります。
これにより、自身のスキルや経験が増えて、将来的な苦労を減らせますよ。
出来事をポジティブに受け取る
苦労を背負わない方法の2つ目は、出来事をポジティブに受け取ることです。これは、どんな状況でも「良い面」を見つける心の持ちようです。
たとえば、キャンプが雨で中止になったらがっかりするのではなく「読書を楽しむ機会」や「新たな屋内活動を試すチャンス」と考えるようにね。
また、仕事でミスをしても「失敗」ではなく「次に生かすための学び」と受け取るとかね。これにより、ストレスを減らし心地良く過ごせます。
うまい話にのらない
苦労を背負わない方法の3つ目は、うまい話にのらないことです。
怪しい投資話など、急に大きな利益を約束されるような話には、通常、大きなリスクが伴います。「うまい話には裏がある」という言葉もあるくらい、うまい話は、苦労の時限爆弾みたいなもの。
気をつけましょうね。
付き合う人を選ぶ
苦労を背負わない方法の4つ目は、付き合う人を選ぶことです。人間関係のトラブルはストレスを大きく増やす原因となりますからね。
したがって、自分を尊重し、共に時間を過ごすのが楽しい人と付き合うことが重要ですね。
健康に配慮する
苦労を背負わない方法の5つ目は、健康に配慮すること。健康的な食事、適切な運動、十分な睡眠などは、体調を良く保つために必要ですよね。
この記事を書いている私もそれなりに年齢を重ねたもので骨身にしみています。健康に配慮することで、病気による苦労を予防することができますよね。
以上を方法を実践することで、苦労を避けたり、少なくしたりすることが可能になりますね。
自分自身を輝かせて苦労を消去する方法
「何かと苦労が絶えない」と感じている人に向けて、少しでも軽減するコツをお伝えします。その秘訣は、「最高の自分を追い求める」こと。
つまり、あなた自身が理想とする自分になるために、全力で今自分ができることに全力で向き合うこと。
頑張るときは大変な時もありますよね。
でも、自分が望む姿を追求することで心には「希望」が生まれ、それが苦労を軽く感じさせる魔法の力になります。
この記事を書いている私は、今の仕事が大好き。この仕事を続けるためには、自分の指導力を磨きあげる必要がある。
ツライときもありますが、受講生の喜ぶ顔がみられる希望があるので頑張れます。そんなこんなで10年以上磨き続けてきました。
最高の自分を追求する第一歩は、自分自身を深く理解することです。
自分の強みや本当に大切にしたいこと、やりたいことなど、それが何か分かりますか?
気付くことで、自分を活かす方法が見つかり、より楽しく充実した日々を送ることができます。
つまり、自分の魅力に気づき、それを生かすことで、自分自身を輝かせ、苦労を減らせます。
成功する苦労人のたった一つの共通点
もしも、苦難にあっても成功する苦労人の共通点を一つだけ教えてと言われたら、「目的がはっきりしている」ということです。
目標ではありません。「目的」です。目的は心の奥深くに根ざした理由を伴うもの。たとえば、自分の家族を支えるために仕事に全力を注ぐというようなもの。
成功する苦労人は、このような明確な目的を持っています。
困難に立ち向かう中で、その目的が彼らを支え、前へ進む力となる。目的の存在が、彼らを特別な存在にしているのかもしれませんね。
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それでは、豊かな人生をお過ごしくださいね。以上となります。ではまた。
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