器用貧乏になる原因と治し方を知りたいな。
中途半端な人になりたくない。自分の能力を発揮するには何が必要かしら?
そんな疑問に答えます。
「何でもそこそこできるけれど、これといった特技がない」
「いろいろな仕事をこなせるけれど、忙しいだけで収入が伸び悩んでいる」
そんな『器用貧乏』に悩む人は多いですね。
器用さを自分の強みとして発揮し、仕事も私生活もランクアップさせる人もいれば、器用貧乏で終わる人もいます。
器用さが災いすると、何事も中途半端な人になる恐れがあるのです。
本記事では、器用貧乏に陥る原因や、抜け出す7つの具体的な方法をご紹介します。
14年以上にわたり2000人以上の働く女性のキャリア相談やガイドに携わってきた筆者が、器用貧乏で生涯を終える人を減らすために書いています。
もしもお悩みであれば、この記事との出会いをきっかけに器用貧乏を卒業し、自分独自の人生を切り開いていきましょう。5分程度で読めます。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
器用貧乏に悩んでいた人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
本記事の内容を音声で聞きたい方へ
私がこの記事の内容を簡単に語っています(※音声収録です)。7分程度ですので通勤や家事をしながらどうぞ。
器用貧乏とは?その特徴の問題点
器用貧乏とは、いろいろなことができるのに、それが収入や成功につながらない状態のことです。器用貧乏な人は、手先は器用だけど、生き方は不器用な人を言います。
- 器用貧乏の人は、次の特徴があります。
- 多くのことを少しずつできる
- どれも中途半端で、極めたものがない
- 忙しいのに、収入が増えない
器用貧乏の人は、頼まれごとを断れないことが多いです。なぜなら、何でもできる人だと思われているからです。結果として、いろいろな仕事を引き受けすぎてしまいます。
- 器用貧乏の問題点は、以下の通りです。
- 自分の強みが分からなくなる
- 収入が増えにくい
- 仕事の満足度が低くなる
- ストレスが溜まりやすい
- やりたいことがわからなくなる
特に「やりたいことがわからなくなる」という問題は深刻です。多くのことができるがゆえに、本当に打ち込みたいことを見失ってしまうのです。
例えば、会社で様々な業務をこなせる人がいるとします。その人は、次々と異なる仕事を任されるようになります。
しかし、特定の分野で専門性を深められないため、昇進や昇給につながりにくく、自分が本当にやりたいことも見えなくなってしまいます。
器用貧乏は、一見便利そうに見えますが、長期的には問題が多い状態です。
多くのことができるのに、それが自分の成長や成功につながらないのが器用貧乏の難しいところなのです。
器用貧乏に陥る人の主な原因
前述の「器用貧乏とは?その意味と問題点」で、器用貧乏の定義と特徴について説明しました。
ここでは、なぜ人々が器用貧乏に陥るのか、その具体的なメカニズムを見ていきましょう。
- 器用な人が器用貧乏に陥る主な原因は以下の通りです。
- 新しいことにすぐ取り組める
- 一つのことを深く追求しにくい
- 時間と労力が分散する
- 他人の期待に応えすぎる
これらの原因について、詳しく見ていきましょう。
1. 新しいことにすぐ取り組める
器用な人は、新しいスキルを身につけるのが早いため、さまざまなことに挑戦しやすい傾向があります。
例えば、新しい趣味や仕事にすぐに飛びつきがちです。これは一見良いことのように見えますが、結果として専門性を深められない可能性が高まります。
2. 一つのことを深く追求しにくい
ある程度のレベルに達すると満足してしまい、そこで学習を止めてしまう傾向があります。
例えば、新しい言語を学び始めて日常会話ができるようになると、そこで満足してしまい、ビジネスレベルまで高めることをしない、といった具合です。
これにより、真の専門家レベルに到達することが難しくなります。
3. 時間と労力が分散する
多くのスキルや活動に時間と労力を分散させてしまうため、一つの分野で卓越することが困難になります。
例えば、仕事、趣味、副業など、様々な活動に手を出すことで、どれも中途半端になってしまいがちです。
4. 他人の期待に応えすぎる
周囲から様々な仕事や役割を期待されるため、自分の本当にやりたいことや得意なことに集中できなくなります。
「何でもできる人」として認識されることで、断りづらくなり、結果的に自分の時間とエネルギーを他人のために使い過ぎてしまいます。
これらの要因が複合的に作用することで、器用な人が器用貧乏に陥りやすくなるのです。
この仕組みを理解することが、器用貧乏から抜け出すための第一歩となります。自分の行動パターンを振り返り、これらの傾向が自分にあてはまるかどうかを確認してみましょう。
器用貧乏から抜け出す7つの方法
器用貧乏から抜け出す方法を解説します。
1.興味だけで飛びつかない
器用貧乏から抜け出す方法1つ目は、興味だけで飛びつかないことです。
器用貧乏に陥りがちな人は、上達スピードが早いため、あれこれ手を出してしまう特徴(傾向)があります。すると、収入的に見合わないことに自分の大切な時間を浪費しがち。
そこで、新しいことを始める前に、「これをして何が得られるの?」と自分に聞いてみましょう。行動の目的をはっきりさせることで、本当に必要なことだけに集中できます。
2.断ることを覚える
器用貧乏から抜け出す方法2つ目は、断ることを覚えることです。
器用貧乏に陥りがちな人は、器用なだけにあれこれ周りから仕事を頼まれる機会が多くなります。
時間を取られてしまい、一つのスキルを卓越することができなくなります。
時には「ごめんなさい、今は難しいです」と断ることも大切です。現在の状況を相手にきちんと話すなど断り方を上手に学んで、自分の時間を守りましょう。
詳しくは、以下を参考にどうぞ。
▶期待に応えるのに疲れたときの対処法10選|心が楽になる秘訣。今すぐ試せる方法を紹介
3.飽きにくいものを選ぶ
器用貧乏から抜け出す方法3つ目は、飽きにくいものを選ぶことです。
前に書いたように、器用な人は飽きやすい傾向があり、専門性を磨きづらい欠点があります。
そこで、飽きないものを選び、飽きないよう工夫する必要があります。
この記事を書いている私は、講師の仕事を10年以上継続開催していますが飽きません。常に受講生が変わるため、常に教え方も変えなければならないからです。
変化と刺激を自分に与え続けるのが長続きのコツです。飽きっぽい人に向いてる仕事については、下記の記事を参考にどうぞ。
▶飽きっぽい人の正しい生き方|性格の特徴と向いてる仕事20選
4.自分の棚卸をする
器用貧乏から抜け出す方法4つ目は、自分の棚卸をすることです。「棚卸」とは、自分の経験や能力を整理することです。
器用な人は、何でも当たり前のようにできるため、自分にできることを認識しづらい傾向にあります。そのまま放置すると自分の強みがわからず、自信ももてなくなる可能性があります。
そこで過去の経験を振り返り、「あのとき、こんなことができた」と過去の成功体験を棚卸し、整理する必要があります。自分の価値を適正に判断するためです。
口で言うのは簡単なのですが、やろうとすると難しいもの。漠然と過去を振り返るだけでは抜け漏れも発生します。
さらにやっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。
そこで「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。
有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひと先ず無料で配布することにしました。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は入手して保存することをおすすめします。
下記からどうぞ。
自分の棚卸をすることは重要ですよ。また、器用貧乏な人に向いている仕事についても知りたい方は、こちらの記事が参考になるでしょう。
▶器用貧乏な人の3大コンプレックスと特徴20選|向いてる仕事も紹介【器用裕福になれます】
5.長所と短所を理解する
器用貧乏から抜け出す方法5つ目は長所を理解することです。器用な人は「これといった長所(強み)がない」と悩む人が多い。
一つに集中できないことを短所と思い込むと、自分の価値は低いと考えがちで、器用貧乏まっしぐらになります。
自分の長所を理解すれば防げます。長所の見つけ方については下記の記事が参考になります。
▶長所が思いつかないときの見つけ方【短所に目が向き過ぎです】専門家が教える長所の発見ガイド
6.なりたい自分の姿を目標にする
器用貧乏から抜け出す方法6つ目は、なりたい自分の姿を目標にすることです。
器用貧乏を防ぐためには、自分のなりたい姿に近づくには何を優先して行動すべきか考える必要があります。
例えば、「海外で働きたい」という目標があれば、語学の勉強や海外の仕事情報を集めるなど、具体的な行動が見えてきます。海外で収入を得るための行動を最優先しなければならないでしょう。
そのためには自分の行動を管理し、なりたい自分に近づいているか見極めながら実行することになります。
余計なことに時間をかけなくなるし、必要であれば飽きることなく努力するでしょうから器用貧乏から抜け出せます。
▶やりたいことが多すぎる?中途半端を回避する7つの対処法【最優先すべきことの選び方】
7.評価されることを見極め磨き上げる
器用貧乏から抜け出す方法7つ目は、自分の価値を高めることです。
例えば突出したスキルはないけれど、専門家たちをまとめる能力に優れていると評価されるなら、そのリーダーシップの能力にコミットするみたいな感じです。
下記の記事にぶ厚い価値の高め方を書いてますので熟読するといいですよ。
▶自分の価値を高める行動30選|強みを見つける専門家が教える9割の人が見逃している秘訣
ここまでをまとめます
方法 | ポイント |
---|---|
1. 興味だけで飛びつかない | 行動の目的をはっきりさせる |
2. 断ることを覚える | 上手な断り方を学び、自分の時間を守る |
3. 飽きにくいものを選ぶ | 変化と刺激のあるものに取り組む |
4. 自分の棚卸をする | 過去の成功体験を整理し、強みを見つける |
5. 長所と短所を理解する | 自分の長所を積極的に見つける |
6. なりたい自分の姿を目標にする | 具体的な目標に向けて行動を管理する |
7. 評価されることを見極め磨き上げる | 他者からの評価を基に自分の価値を高める |
あなたは器用貧乏?10の質問で診断
ここまで器用貧乏について説明してきましたが、ご自身はどうでしょうか?以下の簡単な診断テストで、自分の状況を確認してみましょう
あなたは器用貧乏?5分の質問で診断以下の質問に「はい」か「いいえ」で答えてください。すべての質問に答えたら、「診断結果を見る」ボタンをクリックしてください。
1. 多くのことに興味があり、次々と新しいことを始める傾向がある。
2. 様々なスキルを持っているが、どれも中途半端な気がする。
3. 頼まれごとを断るのが苦手で、よく引き受けてしまう。
4. 仕事は忙しいが、収入が思うように増えない。
5. 自分の強みや特技がはっきりしない。
6. 新しいことを始めても、すぐに飽きてしまうことが多い。
7. 一つのことを極めるより、いろいろなことができる方が好きだ。
8. 仕事や趣味など、時間とエネルギーが分散している感覚がある。
9. 将来の目標や、なりたい自分の姿がはっきりしない。
10. 他人からの評価や期待に応えようとして、自分のやりたいことが見えなくなることがある。
いかがでしたか?この結果を踏まえて、自分に合った対策を考えていきましょう。
器用貧乏の治し方|効果的な5つのステップ
「具体的にどう行動すればいいの?」「この先どうなるの?」と、まだ不安に感じている方もいるかもしれません。そこで、私の運営する塾で成功実績が多数あるより実践的な情報を公開します。
以下では、具体的なステップと大切な教訓をお伝えします。新たな一歩を踏み出す助けになるはずです。
ステップ1:自分の強みを明確にする
器用貧乏を治すための最初のステップは、自分の強みを明確にすることです。
自己分析を行い、自分が最も得意なこと、好きなこと、そして世の中に提供できる価値は何なのかを明確にする。
これらをすべて網羅するためには、自分史を書くプロセスが重要になります。
自分史とは、自分の歴史書のようなものです。生まれてからこれまでのことを振り返り、すべて書き出したもの。
そこまでやる必要あるのかと疑問に思うかもしれませんが、これは、自己判断によるぬけ漏れミスを防ぐために大切な作業になります。
自分が最も得意なこと、好きなこと、そして世の中に提供できる価値は何なのか。それらすべての根拠となるこれまでの行動があぶり出されるからです。
詳しい方法は、以下に書いてあります。
▶自分を振り返る完璧な方法【成長に繋がる自分史の書き方と効果】失敗しない人生の振り返り
ステップ2:特化するか組み合わせるか決める
器用貧乏を克服するための2つ目のステップは、「一つの分野に集中する」か「複数のスキルを組み合わせる」かを決めることです。この選択は、今後のキャリアに大きな影響を与えます。
なぜこれが重要かというと、集中することで特定のスキルを深めたり、複数のスキルを組み合わせて独自の強みを作ることができるからです。
たとえば、料理が得意であれば料理に集中してプロのシェフを目指すか、料理と写真を組み合わせてフードスタイリストになることもできます。
どちらの道を選ぶかによって、将来の方向性が大きく変わるのです。
- 一つに集中する:
専門性が高まります。 - 複数のスキルを組み合わせる:
独自の強みができます。
【結論】自分の得意なことや興味のあることを基準に選ぶことが重要です。
ステップ3:将来なりたい姿からすべきことを導く
器用貧乏を克服するための3つ目のステップは、自分が将来どうなりたいかを考え、それを実現するために何をすべきかを明らかにすることです。
なぜこれが大事かというと、具体的な目標があると、必要なスキルや知識がはっきりするからです。
たとえば、「自分のビジネスを持ちたい」という思いがあるなら、経営やマーケティングの知識を学ぶ必要があるでしょう。このように、目指す姿に必要なものをリストアップすることで、やるべきことが明確になります。
ステップ4:行動プランを立てる
器用貧乏を治すための4つ目のステップは、行動プランを考えることです。
「 ステップ3:将来なりたい姿からすべきことを導く」で整理した必要なスキルや知識を習得するために、どのように進めていくかを考えます。
行動プランがないと、目標に向かって一貫した努力が難しくなるからです。
たとえば、デザインを学ぶ必要があるなら、デザインのセミナーに申し込む、毎日1時間練習する、1ヶ月後に小さなプロジェクトに挑戦する、といった具体的な計画を立てることが効果的です。
ステップ5:実践と定期的な見直し
器用貧乏を克服する5つ目の重要なステップは、計画を実践し、定期的に進捗を見直すことです。
このステップが大切な理由は、計画を立てただけでは変化は起こらないからです。実際に行動し、その結果を確認することで、本当の成長が得られます。
具体的には、次のような方法で進めていきます
1. 週単位の行動計画を立てる
例えば、「今週は新しいプログラミング言語の基礎を3時間学ぶ」といった具体的な目標を設定します。
2. 日々の進捗を記録する
学んだこと、達成したこと、難しかったことなどを簡単にメモします。
3. 週末に振り返りを行う
計画どおりに進んだか、何か障害があったか、次週に向けて調整が必要かを考えます。
4. 月に一度、大きな目標との整合性をチェックする
現在の取り組みが、長期的な目標達成につながっているか確認します。
この方法のメリットは、小さな成功体験を積み重ねられることです。例えば、プログラミングスキルを磨く過程で、毎週新しい機能を作れるようになっていく達成感が得られます。
これを実践すれば、器用貧乏の状態から抜け出し、選んだ分野で着実に成長していくことができるでしょう。定期的な見直しにより、必要に応じて軌道修正も可能になり、より効果的に目標に近づけます。
器用貧乏克服の最終関門:専門家の力を借りて
確かにこれまでお伝えしたことを実践するのは簡単なことではありません。
- 大きな関門があるからです。
具体的には、自己分析の際に客観性を保つのが難しかったり、選んだ方向性が本当に自分に合っているか判断に迷ったり、行動計画を立てても継続できずに挫折してしまう可能性です。
これを防ぐためには器用な人を指導した実績の豊富な専門家に伴走しながら実践することです。
そうすることで、的確なアドバイスを得られ、自分では気づかなかった強みや可能性を発見できます。
また、専門家のサポートがあれば、モチベーションを維持しやすく、困難にぶつかったときも適切な対処法を学べます。
参考に、私が主宰する「自分力活用講座」では、器用貧乏に悩む多くの方々を支援してきました。この講座では、これまでご紹介したステップを、専門家のガイダンスのもとで実践できます。
参加者の方々からは、「自分の強みが明確になった」「目標に向かって着実に進めるようになった」といった声をいただいています。
もし、より確実に器用貧乏を克服し、自分らしい成功を手に入れたいとお考えでしたら、自分力活用講座を活用してみるのも一つの解決策です。
もちろん無理強いは一切しません。1時間個別相談もできる体験入門コースもあるので興味のある方は以下をお読みください。
※すべてのこの講座でお伝えするカリキュラムをすべて修了した方々が実名・顔出しで感想を語っている動画はこちら
一人で悩むよりも、専門家のサポートを受けながら成長の道を歩むことで、より早く、より確実に成功の道をたどることができるでしょう。
器用貧乏を抜け出した成功事例
器用貧乏を抜け出した成功事例をご紹介します。
Cさんは、料理が得意で、さまざまな料理を作ることができました。しかし、「何でもできるけど、これといった特技がない」と悩んでいました。ある日、Cさんは自分の強みを見直すことにしました。
まず、Cさんは料理教室を開設しました。しかし、それだけでは満足できませんでした。そこで、趣味で磨いていた写真撮影のスキルを活かし、自作の料理をSNSに投稿し始めたのです。
驚いたことに、Cさんの投稿は大きな反響を呼びました。美味しそうな料理の写真と、わかりやすいレシピの組み合わせが人気を集めたのです。
この成功をきっかけに、Cさんの仕事の幅は広がっていきました。
- 料理教室の運営
- 料理の写真撮影の受注
- 料理教室開設のコンサルティング
- オリジナルレシピの開発
Cさんは「料理」を軸にして、複数のスキルを組み合わせることで、独自の市場を開拓したのです。
確かに、料理や写真撮影の技術だけを見れば、Cさんより優れた人はいるかもしれません。しかし、これらのスキルを組み合わせた総合力では、Cさんの右に出る人はいないでしょう。
今では、Cさんは日々新しいアイデアを生み出しながら、生き生きと仕事に取り組んでいます。
「器用貧乏だと悩んでいた頃が嘘のようです。今は、自分のすべてのスキルが活かされていると実感しています」
とCさんは語っていました。
この事例から学べることは、器用貧乏は決して欠点ではないということです。むしろ、複数のスキルを持っていることは、独自の価値を生み出す可能性を秘めているのです。
大切なのは、自分の強みを見極め、それを活かす最適な方法を見つけ出すことです。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
器用貧乏から抜け出す第一歩は、自分自身を深く理解することです。自分の本当の強みを知ることで、集中すべき分野や組み合わせるべきスキルが明確になるからです。
ここでご紹介する「自分の見つめ直し完全マニュアル」は、隠れた才能や可能性を発見するための強力なツールです。
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
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こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。
私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
一人ひとりの中に眠る無限の可能性。それを見出し、育てていく過程には、困難も伴うものです。でも、その歩みこそが、自分らしさを貫く本当の幸せな人生を送る道すじを作っていくものです。
今日からの一歩一歩が、明日の輝かしい未来につながっていく。器用貧乏であることは決して恥ずべきことではありません。その資質を強みに切り替え、豊かな人生を築きあげていきませんか。いっしょに前を向いて歩んでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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