私に一番合う働き方はどうしたらわかるの?注意することも知りたいな。
理想の働き方がわからない人によくある特徴も教えて。
そんな疑問に答えます。
『自分にとって最も理想的な働き方は?』と問われて、即答できる人は意外に少ないです。
- それはちょっと危険。
仕事を覚えているうちは問題ないのですが、慣れるとストレスが増す可能性があるからです。
サイズの合わない靴を履いて登山するようなもの。最初はいいのですが、そのうち痛みが出て歩けなくなるみたいな。
仕事ができるようになった頃に、辞めたくなる現象が起こるのです。
自分に合う働き方がわからない人によくある特徴も紹介しています。
文末には自己分析に使えるツールも紹介しているので、最後までお読みくださいね。3分程度で読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。働き方がわからない人を含め、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
理想の働き方を知るための5つの質問
自分にしっくりくる理想の働き方を考えるには、仕事への向き合い方を考えねばなりません。
「どのように仕事をするか?」です。次の5つの質問に答えて深掘りするといいですよ。
仕事をする時刻・時間・頻度を軸に働き方を考えてみましょう。理想の働き方の「時間軸」を知るためです。以下のように具体的に考えます。
- (時間軸の例)
- ◯時から◯時まで働きたい(時刻)
- ◯時間働きたい(時間)
- 週◯日働きたい(頻度)
- ◯曜日に働きたい
仕事の時間や頻度は、
理想的な働き方を決める
大切な尺度です
どこで仕事をしたいかを考えましょう。理想の働き方の「場所軸」を知るためです。以下のように具体的に考えます。
- (場所軸の例)
- 自宅で働きたい
- 都心で働きたい
- 田舎で働きたい
- 海外で働きたい
- 屋外で働きたい
- きれいなオフィスで働きたい
- 毎日違う場所で働きたい
理想的な「働く環境」を
イメージしましょうね
どのような人と働きたいかなど、働いているときに登場する人のイメージを思い浮かべてくださいね。理想とする働き方の「人間関係軸」を知るためです。以下のように具体的に考えます。
- (人間関係軸の例)
- 体育会系の人と働きたい
- 文化系の人と働きたい
- 芸術系の人と働きたい
- 一人で働きたい
- たまに人に会う程度で働きたい
以上の感じでイメージしてみましょう。
自分に合う『会社の社風』を
考えるときにも役立つポイント。
自分にとっての仕事の意味について考えてみましょう。「◯◯のために仕事をする」の「◯◯」を考えてくださいね。
仕事に向き合うときに、モチベーション(やる気)の上がる状態を知るためです。ここで自分が仕事をする意味「意味軸」をハッキリさせましょう。
- (意味軸「◯◯のために」の例)
- 「お金のために」仕事をする
- 「自己実現のために」仕事をする
- 「社会貢献のために」仕事をする
- 「家族のために」仕事をする
- 「人生を楽しむために」仕事をする
働き方を考えるときは、“自分自身の生き方”が反映されます。
「仕事をする意味」を考えましょう。
質問1~4の答えに至った理由を深堀りしましょう。より鮮明に意識づけするためです。
例えば、
例1: ・(質問1)週3日10~16時に働きたい ・(質問2)自宅で働きたい ↑ (理由)子供といる時間を大切にしたいから |
例2: ・(質問3)一人で働きたい ↑ (理由)周りに気を使ってしまい集中できないから |
例3: ・(質問4)「社会貢献のために」仕事をする ↑ (理由)震災に合った経験があり、見知らぬ人たちに救われたから。恩返ししたい。 |
ここで理想の働き方を知るための5つの質問を一度まとめますね
- 質問1:いつ働きたいか?
- 質問2:どこで働きたいか?
- 質問3:どのような人と働きたいか?
- 質問4:どのように働きたいか?
- 質問5:1〜4の答えの理由は?
最後に、理想の働き方において大切にしたいものを順に並べ替えましょう。下記の4つでしたね。
- (質問1)時間軸
- (質問2)場所軸
- (質問3)人間関係軸
- (質問4)意味軸
もちろんどれも大切でしょうし、順位をつけるのは難しいと思います。それを承知で言いますが、深く深く考えてください。
コツとしては、合わなかったときに痛みをもっとも感じるであろうものから考えるといいですよ。例えば「共に働く人が合わなかったときが最も苦痛」みたいな感じです。
以上の質問への回答をもとに考えると
理想の働き方が鮮明になりますよ
理想の働き方がわからない人によくある特徴
ここで理想の働き方がわからない人によくある特徴も書いておきます。自分に当てはまるものがないかチェックしながらお読みくださいね。
理想の働き方がわからない人によくある特徴の1つ目は、自己分析が不足している傾向にある。
自分の強みや好き嫌いなどがわかっていません。それだけにどのような働き方が自分に合うか理想が描けないのです。
自己分析をするためのツールは文末で紹介しています。後ほどお読みくださいね。
理想の働き方がわからない人によくある特徴の2つ目は、仕事に対する価値観がわかっていない傾向にあります。
例えばお金をバリバリ稼ぐことを優先したいという人は、きつい仕事にも耐えお金のためにガツガツ働くでしょう。
仕事より趣味が大事という人は、仕事は無難に乗り切り、週末の趣味に没頭するかもしれません。
仕事に対する価値観によって、理想の働き方は異なるものです。
理想の働き方がわからない人によくある特徴の3つ目は、優柔不断である傾向にあります。
要は自分で決断できないため、自分自身の判断や責任をとりながら最適と思われるものを選び出せないのです。
理想の働き方がわからない人によくある特徴の4つ目は、積極性がない傾向にあります。
これまで自分から行動することが少なく、他者の指示を待っていることが多かったため、働き方も選択できないのですね。
理想の働き方がわからない人によくある特徴の5つ目は、自己肯定感が低い傾向にあります。
どのような働き方を選択するにせよ、自分はやり抜けるという感覚がないと前に進めないもの。
自己肯定感が低いと、ままならないことがあっても乗り切る自信がない。そのため自分に合う働き方を選択できないのですね。
自己肯定感を高めるツールも文末で紹介しています。後ほどお読みくださいね。
- 理想の働き方がわからない人によくある特徴
- 自己分析が不足している
- 仕事に対する価値観がわかっていない
- 優柔不断である
- 積極性がない
- 自己肯定感が低い
働き方の種類
そもそもどのような働き方があるのかわからないと、選択しようがないと思うので主な働き方を紹介します。
主な働き方の種類として、
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- アルバイト
- パート
- フリーランス
- 会社経営
などがありますよね。
また時間軸や場所軸に対しては、
- テレワーク
- 業務委託
- フレックスタイム
- シフト制
などがあげられます。
- 一つに絞る必要はありません
この記事を書いている私も平日はお金や生活のための仕事をして、土日祝は仕事自体を楽しむライフワークを10年続けた経験があります。
詳細は下記に書いてますので参考にどうぞ。
▶週末起業・副業歴10年の経験者が語るリスクなく起業する道|会社員を辞めずに起業【初告白】
収入を生む働き方3つのパターン
収入を生む3つのパターンを知ることも、理想とする働き方を決める上で大切です。私たちが収入を得るパターンは次の3通りに分かれます。
- 収入を生む3つのパターン
- 自分で稼ぐパターン
- 人に稼がせるパターン
- お金に稼がせるパターン
以上の3パターンです。
「なにこれ?」と思うかもしれませんが、読み進めると意味がわかりますよ。
「自分で稼ぐ」というのは、自分が動いた分だけ報酬を得られるパターンですね。
「労働集約型」と呼ばれる働き方です。
- 主な特徴として以下があります。
- 労働時間が長くなる
- 動かないと収入が途絶える
- お客様と直接触れ合える
- 休日がとりづらい
- 働いた感を得やすい
自分以外の人に働いてもらうことによりお金を稼ぐパターンです。例としては会社の経営者がわかりやすいでしょう。
社員を動かしてお金を稼ぎます。孫正義さんが携帯電話を売り歩く姿は見たことがないですものね(笑)。
- 主な特徴としては以下があります。
- 働く時間や場所等の自由がきく
- 収入が多くなる
- 自分が動かなくても収入が入る
- 働いてもらう人のトラブルが多い
お金や資産を運用して稼ぐパターンです。株式や不動産投資、最近は仮想通貨とかも有名になりましたね。
- 主な特徴としては以下があります。
- 働く必要がない
- 人間関係のトラブルがない
- 自由になる
- 一つ間違えると大損する
以上となります。
- 複数の稼ぎパターンを組み合わせる
お金を稼ぐパターンも一つに絞らず、複数組み合わせる働き方もありですよ。
自分の働き方を考えるときの参考にどうぞ。
理想の働き方を考える注意点
理想の働き方を考える際に注意することは、社会的な望ましさに縛られないこと。
人が苦痛に感じることや程度には個人差があります。「みんながやっていることができない」と考えないことですよ。
同じ場所にいることが苦痛な人が毎日事務所にいたら地獄でしょうし、人とのコミュニケーションが苦手な人は接客業についても地獄です。
周りを気にすると、理想の働き方がイメージできないのでご注意くださいね
働き方がわからない人のお役立ち記事
理想の働き方がわからない人向けのお役立ち記事を紹介します。気になったものだけ読めばヒントがつかめると思いますよ。
★「仕事が合わない」と「働き方が合わない」。この2つをごちゃ混ぜにして考えると、働くこと自体向いてないかも…と思う恐れもあります。本記事は仕事や働き方のモヤモヤを解消し、自分に合う方向を決めるまでの内容を網羅しました。
▶仕事が合わないと働き方が合わないの違い【続ける辞めるの判断と将来の方向を決めるまで】
★人生の方向性がわからない人向けの記事。わからなくなる原因や解決方法を解説します。やりたいことや目標が決まらない人は必読の内容。この記事をお読みになれば人生の方向性を決めることができます。
▶人生の方向性がわからない人は必読!わからない理由と解決方法
★自分らしく生きるために働く方法が知りたい人向けの記事。「自分らしく働きたい。どうしたらいい?」そんな疑問に答えます。自分らしく生きたい人の仕事の選び方を解説しています。
▶自分らしく生きるために働く方法7選【自分らしく働ける仕事の見つけ方】
★組織に属さない生き方を考え始めた会社員向けの記事。本記事では、組織に属さない生き方で得られるもの失うものについて解説しています。どうするかの決め方についても書きました。
▶組織に属さない生き方で得られるもの失うもの【安定か自由か】
【結論】理想の働き方は前進してわかる
ここまで書いておきながら恐縮ですが、理想の働き方は、やってみないとわからないところがあります。
この記事を書いている私も毎日、事務所に缶詰になる仕事を続けていたからこそ、場所に縛られる働き方をしたくないと気づきましたね。
また私の塾の受講生K子さんは、20代の頃に休みなく働いていたので、これからは定時で終わる働き方しかしないと転職しました。
理想の働き方というものは、働きながら自分なりの最適解を見つけ出すものですね。
本記事に書かれていたことが参考になったら幸いです。
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ここまでお読みになった方々は、自己分析の重要性や自己肯定感を高める大切がおわかりになったかと思います。そんなときに使える 自分の見つめ直し完全マニュアルを作りました。
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以上となります。
ではまた。
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