「なかなか行動に移せない」そのような問題を抱える人は多いですよね。
何を隠そう私もそのひとりでした。
この記事では、この問題に徹底的に向き合い、今すぐ行動に移すための具体的な方法を、行動面と心理面の両方からアプローチします。
「むずかしいな」と思ってほしくないので、超わかりやすく解説しています。
読み終える頃には、もう行動せずにはいられなくなるほど、ワクワクする内容に仕上げました。
さらに、行動を加速させるための役立つツールも配布しています。ぜひ最後まで読んで、行動に移してみてくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、10年以上かけて、個性を強みに変えるアプローチを開発し、一般的な自己分析を超えて本質的なキャリアの方向性を指南してきました。
2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
さくっと行動に移せない原因
知っておくだけでもかなり改善効果があるので、まずはどのような原因があるのか紹介しますね。
不安や恐怖などの本能的なもの
新しいことに挑戦するとき、失敗したり批判されるリスクがありますよね。
これらを避けようと思う本能的な反応によって、行動に移せなくなるのです。
ここで大切なのは、危険を避けようとする防衛本能の一つであるということ。
意志が弱いから」とか思う必要ないですからね。
完璧を求めすぎて前に進めない
すべてを完璧にこなしたいと思う気持ちが強いと、少しの失敗も許せず、結果的に一歩を踏み出せない原因となることがありますね。
「できる」という自信が持てない
「私はやればできる」という感覚(自己効力感)が少ないか、もしくは自分にはできないという思い込みにより、行動に移しづらくなります。
簡単にいえば「自信がない」ということです。
自信のなさが、行動を起こす勇気を奪い、何も始められない状態にしてしまいます。
過去の失敗が心に影を落としている
過去に経験した失敗の記憶が、同じ痛みを味わいたくないという心理的なブレーキとなります。そこで新たな行動をためらってしまう。
年齢を重ねれば重ねるほど、行動に移しづらくなるのは、過去の経験によって引き起こされているものですね。
時間の使い方に迷いがある
時間が限られていると、何から手をつければ良いかわからなくなりますよね。
これも行動に移せなくなる原因の一つ。
- 計画を立てられない。
- 時間の管理がうまくできない
という状況に陥りやすく、身動きがとれなくなるのです。
動機がない&弱い
なぜそれをするのかという明確な理由が見つからない、もしくは動機が弱いと、行動に移すエネルギーが湧いてこないものです。
- はっきりとした目的がわからない
- 自分の価値観や信念にそぐわない
- 得られる報酬がない(少ない)
- 自己満足や達成感を得られそうにない
これらの状況が重なると、行動を起こすワクワク感がないんです。
結果的に行動に移せない状態に陥ってしまう感じです。
外からの圧力や環境によるもの
周りから協力的なサポートを得られない、準備が整っていない、あるいは不足しているなど環境が整わないと、行動に移すのが難しいものです。
たとえば、両親に反対されているとか、資料やデータが不足して業務を始められないとかですね。
また、騒がしいとか整理整頓されていないなど不完全な環境によって行動に移しづらくなるときもあります。
以上が、行動に移せない原因です。これらの原因を理解すれば、対処する方法が見えてきますよ。
今すぐ行動するための7つの対処法
原因によって対処法が変わりますので、それぞれ解説します。
小さなリスクをとってみる
恐怖や不安などの本能的なものが原因で行動に移せない場合、「今すぐ」の対処法はないです。
ごめんなさいね。
小さなことから始めて、徐々に難易度を上げて、不安や恐怖への順応力 を高めるのですよ。
たとえば、
- いつもと違うルートで帰宅する
- 食べたことのないメニューを頼む
- 人前で話してみる
- 興味のなかった本を読んでみる
このような小さな冒険ですよ。失敗してもリスクはほとんどありません。
このように小さなリスクをいくつも経験し、不安や恐怖に順応する力をつけていきましょう。
それでもドキドキがとまらないときは、瞑想や深呼吸、ヨガなどを取り入れて心の平穏を保つようにするとさらに効果的です。
失敗する&行動するのが怖い人向けの記事をほかにも書いていますので、後ほど紹介しますね。
完璧主義に柔軟さを取り入れる
完璧を求めすぎて前に進めない完璧主義の性格であるならば、完璧主義に柔軟さを取り入れるといいですね。
この小さな成功を積み重ねることで、少しずつ自信を高め、行動を続けやすくなります。一つ一つステップアップ(階段を昇る)イメージですね。
また、完璧から改善に意識を向けるのもうまい対処法です。「自分はやることなすこと不完全である」と定義して前に進む感じです。
少しずつ改善していく姿勢を持つことで、行動のハードルを下げることができます。
これらのフィードバックを受け入れることで、自分の成長を実感し、さらに行動を起こしやすくなります。
完璧主義の性格は直りにくいですが、このように意識的に行動をコントロールすると効き目ばっちりです。
結果的にお望みの「完璧」に近づくのではないでしょうか?
忘れている成功体験を整理する
「できる」という自信が持てないことで、行動に移せないのであれば、自己肯定感を高めるためのエクササイズをおすすめします。
具体的には、成功体験を思い出すための質問を自らに投げかけ、思い出すことです。
ところが無理やり思い出そうとしても、成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスにより、逆効果の恐れがあります。
そのため質問を選ばねばなりません。
そこで「自己肯定感を高める100の質問集」を長年研究・分析を重ねて完成させました。
この質問集をお読みになるとわかりますけど思い出せる過去の体験はポジティブなものばかり。
有料にするか迷いましたが、悩まれている人が多いためひと先ず無料で配布することにしました。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存することをおすすめします。
下記からどうぞ。
失敗をプロセスに変える
過去の失敗が心に影を落としていて、行動に移せない場合は、失敗の捉え方を変えることが重要ですね。
そのように考えると、失敗は成長の一部となり、行動を起こすときの不安や恐怖が軽くなります。
また、過去の失敗を乗り越える自信も芽生えて一石二鳥ですよ。
失敗をプロセスとして捉える前向きなアプローチによって、行動に対する恐怖心を克服し、次のステップに進むエネルギーを得られます。
ツールに助けてもらう
時間の使い方が原因になっているのであれば、ツールに助けてもらいましょう。
文明の利器を使わなきゃ損ですよ。
GoogleカレンダーやTODOリストなどのタスク管理アプリを使用して、計画を立ててみましょう。
また、締切をもうけてタイマーをセットし、時間的なブロックを自らに課してしまうのもうまい対処法です。
これらを実行するには、優先順位を決めざるを得なくなり、行動に移しやすくなります。
つまり、行動に移す仕掛けを作ってしまうことですね。
真の目的を考える
動機がなかったり弱かったりすることで行動に移せないのであれば、真の目的をはっきりさせてモチベーションを高めることです。
そのためには自分自身と向き合い、心の中にある願望や不満をじっくりと考えてみます。
たとえば、転職したいけれど行動に移せないとしましょう。
「なぜ転職したいの?」
「今の何が不満なの?」
「転職先で何を達成したいの?」
「転職先で本当に求めているものは?」
と問いかけてみるのです。すると
- 今の上司が嫌いだから転職したい
- 給料に不満があるから転職したい
- 転職先で新しいスキルを身に着けたい
- 転職して豊かな人生を手にしたい
などの「その先に得られるもの」が見えてくるはずです。
これらを理解することで、モチベーションを高めることができます。
また、
ビジョンボードと呼ばれる自分の目標や夢をイラストや写真などを貼り付けて見える化する方法もあります。
真の目的を見つけることで、行動に移すためのやる気スイッチが入ります。
動機が強くなれば、行動を起こすハードルも低くなり、目標に向かって前進しやすくなりますよ。
環境にこだわる
外からの圧力や環境によるものが原因であるならば、環境を整えることに注力することです。
行動する目的や考えを周囲に伝えたり、心がざわつく人と付き合わないようにすることなどから始めてみましょう。
周りには心地いい仲間たちが残るはず。彼らにサポートを求めて協力を得るようにすると、行動に移す環境が整います。
また、集中できる環境が整っていないと、気が散って行動に集中できません。
人的な整理と環境の改善により、行動を移しやすくなるはずですよ。
適切な環境を整えることで、行動へのハードルが下がります。
行動力UP!よく効く心理的アプローチ
さて、お次は精神面に働きかける方法をいくつか紹介します。いくつも組み合わせてテストしてみてくださいね。
リアルに妄想を描く
行動して目的を達成した状況を思い浮かべる(妄想)してみましょう。
リアルに考えれば考えるほどワクワクするはず。
たとえば海外で仕事をしたい。それに向けて行動したいと思うのであれば、リアルな状況を思い浮かべるのです。
オフィスに足を踏み入れるとさまざまな国籍の同僚たちが「ハロー♪」と笑顔で挨拶をしてくれる。
仕事が始まればすごいスピードで成果が出ていく。さすが各国から集まる精鋭たちだ。一つ頼めば10返ってくる。楽しくて仕方がない。
そして夜はいっしょにディナーを食べる。おいしいお酒においしいお料理。なんて幸せなんだろう・・・
というような感じです。詳細なシナリオを描き、その状況にいる自分の感情をリアルに想像してみるのです。
このようなリアルな妄想を描くことで、目標達成への強い動機づけが得られ、行動する意欲が湧いてくるでしょう。
意識的にこの妄想劇場を楽しむことで、自然と行動が伴うようになりますよ。
「パブロフの犬」効果を使う
「パブロフの犬」効果をうまく使って行動をうながすのもうまい方法です。
パブロフの犬というのは、犬にベルを鳴らすと食事が出てくるという条件付けを行っていたところ、最終的にベルの音だけで唾液が分泌されるようになったというお話でしたよね。
次のステップでやってみましょう。
1.トリガー(行動の引き金)の設定
行動を始める前に、ポジティブな感情を引き起こすトリガー(音楽、香り、映像など)を設定。
このトリガーが行動開始を知らせる合図となります。
2.行動と報酬を結びつける
行動の後に自分に対して報酬を設定します。報酬は小さなもので構いません。
できるだけ達成感を感じるものがいいですね。
たとえば、30分仕事したら大好きなチョコを1つ食べるみたいにです。
(食べ過ぎ注意)
3.トリガーと行動を繰り返す:
トリガー→行動→報酬のサイクルを繰り返すことで、行動が条件付けされ、自然と行動に移りやすくなります。
トリガーで設定していた音楽を聞くと仕事のモチベーションがあがるというようにですね。
この「パブロフの犬」効果を利用することで、行動を起こすためのモチベーションを高め、習慣化することができます。
これにより、抵抗なく行動に移しやすくなります。
4. メンタルリハーサルを行う
行動に移しやすくするためには、メンタルリハーサルを行うのも効果的です。
メンタルリハーサルは、実際の行動を心の中でシミュレーションすること。
イメージトレーニングみたいなものですね。行動を起こす場面を細かくイメージして、成功する過程を心の中で繰り返すのです。
毎日数回、メンタルリハーサルを行い、自信を深めていきましょう。
5.格言・名言を壁に張る
古典的な方法ですが、格言・名言や目標を壁に張るのも、なんだかんだ言って効果的です。
受験生が「◯◯大学合格」と書いて受験勉強を乗り切るのと同じです。
たとえば、「成功は一日にしてならず」のようなもの。
ちなみに、有名な名言や格言でなくてもかまいません。
自分の心にもっとも響く言葉を書いて壁に張っておきましょう。
本当にやりたいことだけやればいい件
「行動に移す」というテーマでこれまで書いてきましたが、あらゆることすべて行動に移していたら時間がいくらあっても足りませんよね。
本当にこれはやりたいと思うことだけ行動につなげればいいと思いますよ。
やりたいと思うことを貫くには、やりたくないこともついて回ります。
たとえば、食べるのが大好きな人がダイエットをしたいと思うなら、食べることを制限しなければならないでしょう。
実際は、本当の目的がはっきりしている人だけがダイエットに成功しているのだと思います。
前にも書いたように行動を起こすためには、その行動の背後にある「真の目的」をクリアに描くことが重要です。
目的がはっきりしていると、多少の困難があっても、それを乗り越える力が湧いてきます。っていうか困難とすら感じないはずです。
だからこそ、自分が本当にやりたいことに集中し、そのために必要な行動だけにエネルギーを注ぎましょう!
そうすることで、無駄な努力を避けて、目標達成に向けて効果的に進むことができます。
これが行動に移せないことに対しての、ズボラな私が考える結論でございます。
以下の記事も参考になると思いますよ。
▶自分の心の声に従うと人生はうまくいく|頭に従うと9割後悔する理由【本心に従う生き方】
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私との直接のやりとりもできますよ
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以下の記事も同時にお読みいただくと、今回お伝えした内容をより深掘りできると思います。
▶失敗する&行動するのが怖い人へ。不安を克服する7つの方法|臆病でも問題なくできます
以上となります。
ばりばり行動して人生を楽しんじゃってくださいね。
ではまた。
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