自分の価値を高めたいと考えたとき、多くの人が「資格を取る」「スキルアップする」といった行動を思い浮かべるでしょう。
でも実は、もっと簡単にできる効果的な方法があります。9割の人がこの事実に気づいていません。
これを見逃すと、収入が上がりにくいばかりか、働く時間が長くなり自由な時間も失われてしまいます。もったいないことです。自分の価値をつけることで、日常の生活や人生そのものが豊かになります。
この記事を書いている私自身も、かつては自分の価値がわからずに迷っていました。
しかし、あるきっかけで隠れた価値を発見したとき、すべてが変わりました。その技術を活かした著書がベストセラーになり、人生が一変したのです。
現在は、個性を強みに変えるメソッドを開発。これまで14年間で2000人以上の働く女性のキャリア転換をサポートし、転職や起業の成功に導いてきました。
「私はこの仕事が好き!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」という本を大和出版から出版し、楽しく生活しています。
この記事では自分の価値を高めるための30の効果的な方法を、具体例や私の経験談も含めて解説します。
9割の人が見逃しているこれらの行動には、実践に役立つツールやサポートサービスも紹介しています。ぜひ最後までお読みください。
自分の価値がわからない理由
自分の価値を正しく理解するためには、そのための基本的な知識が必要です。
自分の価値がわかりにくいのは、主に以下の三つの理由があります。
1. 当たり前のようにできることが多い
自分が日常的に行っていることは、簡単に感じられるため価値が低いと誤解されがちです。
たとえば、専業主婦の方が毎日行う家事は、自分にとっては当たり前のことかもしれませんが、家事代行サービスが市場に存在することからも、明らかに社会的な価値がある行動です。
2. 自分より優れた人と比べる
他人と自分を比べてしまうことで、自分の能力を低く見積もりやすくなります。特に、能力の高い人と比べたとき、自分の価値を見失いがちです。
3. 自己肯定感が低い
自己肯定感が低いと、自分の成功や能力を認めにくくなります。これが自分自身の価値を正しく評価することを妨げ、自己価値の誤解につながりやすいです。

これらの理由が組み合わさると、自分の本当の価値を見落としてしまうことがありますよ。
自分の商品(市場)価値は誰が決める?
ここで重要な事実をお伝えします。自分を”商品”とした場合の価値(市場価値)は誰が決めるのでしょうか?
- 答えは「相手」が決めます。
たとえ自分に自信がなくても構いません。周りにもっと優秀な人がいても関係ありません。相手が価値を認めてくれれば、それこそがあなたの市場価値なのです。
私自身の例をお話しします。
女性支援の仕事を始めた当初、私よりも経験豊かで知識も深い専門家がたくさんいました。正直、自信もありませんでしたね。
でも、講座に参加してくださる女性たちが私の指導に価値を見出してくれたのです。その証拠に、この仕事を14年間続けることができています。
大切なのは、自分の気持ちだけでなく、相手がどう感じているかを知ることです。そして、その評価を活かして市場価値を高めていくことなのです。

価値は「相手」が決めるものです。
自分の価値を高める&つける方法30選
自分の価値を高める行動にはどのようなものがあるのか解説します。
自分が当たり前のようにできることも含まれているはず。見逃さないように注意しながらお読みくださいね。
絞り込む
万人ウケを狙わないこと。
私自身も、女性のキャリアや生き方を考える塾を運営していますけれど、女性なら誰でもウエルカムというわけではありません。
私が絞り込んでいるのは、
- 強みがわからずに伸び悩む人
- 人を喜ばす働き方をしたい人
- とにかく自分らしく働きたい人
などです。
そのような人たちのみに特化し、密着指導することで、自分の価値を高めているのです。
意外なものを探す
冒頭でもご紹介したひとつの例ですが、私の初出版した本は、人を動かすメールライティングについて書いたものです。
フランクな書き方で相手との距離を詰める手法を書いています。これまでのビジネスメールの常識をくつがえした内容でした。
この本は、 今までの人が「それ常識」と思っていた書き方に対し「それは違うよ」という書き方を提唱したからこそ売れたのだと思います。
この本をきっかけに。講演やセミナーに呼ばれる機会が増えました。
自らの経験にもとづく、他の人たちの常識と異なる技術や知識の価値は高いものです。
自分の価値も同時に高めてくれます。
隠れた実績の数字を出す
ひとつ実例をご紹介します。私の塾にきていた管理栄養士Kさんの例。
地方の小さな町に住んでおり、Kさんはその町唯一の公務員としての管理栄養士でした。
そこで、どれほどの人数指導してきたか棚卸ししてもらいました。
すると「9年間で延べ12万人」の町民の食事相談をしていたことが判明。
しかも赤ちゃんからご老人まで幅広く指導を手掛けており、離乳食からお酒のつまみまで食事指導のオールラウンダーになっていたのです。
これまでやってきたことに潜む「数字」を探してみると、思わぬ自分の価値に巡り合う可能性があります。
私もパラレルキャリア(複数の仕事を持つキャリア)歴「10年」の経歴があります。
この実績は、今の仕事を続けつつ将来起業したい女性にとって、価値を感じるようですね。
- 数字を導き出すと、これから磨き上げるべきスキルがわかるようになります。

自分の価値を高めたいのであれば、ぜひ自分のキャリアに潜む「数字」を探してみることをおすすめします
網羅できることを探す
わかりやすく言えば「私にすべてお任せください」というものですね。
例えば、
- メイクアップ
- ヘアセット
- ネイル
- ファッションコーディネート
すべて出来たとしたら「きれいになりたい女性」に対しての価値は高くなりますよね。
本来は複数の人に頼まなければならないことを自分ひとりでできるものがあると、自分の価値は高まります。
それぞれを組み合わせることで価値を高めるからです。
私の知人に医者であり、お坊さんでもある方がいます。彼がいたら死ぬまで安心ですよ、苦笑
簡略化を提供する
有名な片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんは「ときめくかどうかの基準で残すもの、捨てるものを決める」という片付けメソッドで世界でも有名になりましたよね。
みんなが手こずる片付けを簡単にできるようにして、自分の価値を高めた例です。
別の切り口の例ですが、「誰でも簡単!パラパラチャーハンの作り方!」に感動しました。
作ったことのある人ならわかるでしょうけれど、なかなかパラパラはできないですよね。
簡易化を提供することで、自分の価値を高めるわかりやすい例ですね。
良き理解者になる
一つ例を紹介します。
私の塾の卒業生である中屋香織さんは、不動産リフォームを手掛ける会社で働くバリキャリウーマンでした。
その経験をもとに、今のライフスタイルに違和感を持つ人へ、自分らしく暮らす移住相談を行う仕事で独立しました。
同じ悩みを持つ人の良き理解者になり、自分に価値をつけることに成功した例です。
権威性のあるものを探す
権威性とは「知識や技術が抜きんでて優れている」と一般に認められていることを示します。
「社会的な信用」を意味するものです。
学歴・職歴・表彰経歴・資格などはわかりやすいですね。
- 属性の権威
自分が働いている会社がある業界でトップクラスだったりすると、それも自分の価値のひとつになるということです。
誰でも知る会社に勤務する人に会うと、なんとなく安心感あるじゃないですか。
- これこそ属性の権威の効果です。
また、「有名人の◯◯さんが、私の作った料理を食べにくる」などのように、自分がサービスを提供した人に権威がある場合も、属性の権威作用があります。

属性の権威は、自分に価値がつく要素のひとつなのでよく覚えておきましょう。
注意喚起する
モノゴトに対し、注意すべきポイントを知っていることも価値になります。
ちなみにKさんは子どもの頃から食が細く、食べることに苦労された方です。
それだけに食べもの以上に、「食べる行為」に対しての注意点をよく勉強していました。
Kさんの経験も役に立っているのです。
もしも自分の経験から、注意すべきポイントを知っているものがあれば、それは自分の価値を高めるヒントになります。
うまくいく方法の提案をする
モノゴトがうまくいく方法を知っていると、行動の提案ができますよね。
自分の価値を高めるものの一つです。
パーソナルトレーナーはうまくダイエットする方法を知っていますよね。
自分の関心あることに、3年くらい向き合った経験があると、独自の「うまくいく方法」を体得しているものです。
自分の価値を高めるヒントになるので、深堀りしてみるといいですよ。
大義名分を掲げる
大義名分とは、行動の正当性を意味するもの。
人に安心感を与え、「この人について行っても大丈夫」という感覚をもたらす価値あるものです。
自分のやっていることにどのような大義名分があるか考えてみるといいですよ。
私の開催している浅野塾の大義名分は、自分の強みに気づかず、努力が空回りする女性を無くすことです。
大義名分を具体的に考えるときは、
- お金をもらわなくてもやりたお
- お金をもらってもやりたくない
という要素を深堀りするといいです。
大義名分には社会貢献の要素があり、自分の価値を高めます。
代行する
人に変わり自分が行う「代行」を意識した行動をすると自分の価値が高まります。
特に相手が嫌がり、自分が得意なことを代行するとより価値が高まるでしょう。
感謝される姿が目に浮かぶでしょう。
自分が得意なことや好きなことであれば自分自身も苦もなく、むしろ楽しくもありますよね。最高です。
「代行する」も自分の価値が高まるうまい方法ですね。
移動する
転職やフリーランスとしての独立がわかりやすい例ですね。
転職は、自分にできることを高く買う会社に移る行為でもあります。
「移動する」を実践して自分の価値を高めた例をご紹介しますね。
私の塾の受講生の例ですが、大学卒業後に上京し広告の仕事を8年続けた女性がいました。
その後生まれ育った地元にUターンし、フリーランスとして仕事を始めたところ、彼女の広告の能力が地元では際立ち、多くの地元の企業から仕事のオファーを頂くようになりました。
彼女の出身地には広告スキルの高い人が少なかったわけですね。
「自分にできることができない人」の多い場所へ移動したことで、価値が高まった例です。
自分の価値に気づけたと喜んでいましたね。
先回りする
- 要は「気の利く人」になることですね。
先回りするためには、相手が何を求めているか推測する能力が必要です。
そのためには相手を観察しなければなりません。
例えば、上司から資料をまとめるよう指示が出たとします。
その資料を上司が会議に使うなら、ホチキス止めして渡す程度でいいかもしれません。
でも客先に持っていくようであれば、クリアファイルと封筒に入れて渡した方が、より気の利く人と上司に思ってもらえるかもしれません。
この例のように先回りを意識した行動をとると、自分の価値が高まりますよ。
発信する

先ほどパラパラチャーハンの作り方のYou Tube動画をご紹介しましたけれど、パラパラチャーハンが作れない人にとって価値ある情報ですよね。
この動画の製作者は価値の提供者ですよ。
そこで自分より優れた人がいると思うと、発信に躊躇する人がいますよね。
- 安心してください。
自分より優れた人がいても問題ありません。
人は「誰の話を聞きたいか」を選別します。
例えば厳しく指導して欲しい人は、厳しい人から教わりたいと思うでしょう。
そんな感じで自分の人となりを好む人が、必ず現れるものです。
躊躇せず発信して大丈夫ですよ。
人を成功させる
関わる人を成功させるのも、自分の価値を高める方法の一つです。
出世や昇進があるかもしれませんよね。これは自分の価値が高まっている状態です。
また部下を指導し、部下が成長したらいかがでしょう?
自分の評価は高まりますよね。人を成功させると、自分の価値が高まるのです。
このとき自分が損をしているように感じる人がいるかもしれませんね。
安心してください。人を成功させられる人を世の中は放っておきませんよ。

それは貢献性の高い人ですからね
身だしなみを整える
身だしなみを整えることも自分の価値を高める方法の一つです。
もちろんモデルのようになることではないです。
きちんとしていると、相手に与える印象が確実に変わります。
私は前職のとき作業着姿で動き周ることが多かったのですが、現在は仕事柄ジャケットを着て人に会う機会が多くなりました。
明らかにジャケットを着て会っている方が、相手の評価が高いです。
これは極端な例ですけど、
外見で人はけっこう判断しています。

自分の価値を高めたいのであれば身だしなみにも気をつけたいところですね
話を聞く
人の話を聞くことも、自分の価値を高める方法の一つです。
「え?それだけ」と思うかもしれませんが、
世の中は話したがりの人が圧倒的に多いです。
それに対し話を聞いてくれる人は少ない。
需要と供給のバランスみたいなもので、話を聞くだけでも自分の価値が高まるのです。
相手の話を掘り下げて聞くようにするのです。
「そのときどう感じたのですか?」
「それからどうしたのですか?」
と相手の話を深掘りする。
自分の価値を高める一つの手段になりますよ。
相談にのる
相談にのることも自分の価値を高める方法の一つです。
相談にのるときは困っている相手の話を聞き、苦しい胸の内に寄り添ってあげたり、アドバイスをしたりすることになるでしょう。
苦しさが癒やされ、相手が救われたときは感謝されますし、自分の価値は一段上がりますよ。
人を持ち上げる紹介をする
誰かに人を紹介するときに、相手を持ち上げる紹介を意識すると、自分の価値も高まります。
意味不明かもしれないので補足します。
自分の価値が上がる瞬間です。
私の経験では「自分がすごい人になった気分になるよ」と紹介した対象者に喜ばれましたね。

紹介する人・される人双方から喜ばれるので自分の価値は高まります
人を繋げる
人と人を繋げる行為をすると自分の価値は高まります。
以前、求人に悩んでいた女性社長の知人に、求人のプロの人を紹介したことがあります。
私は何もしていませんが感謝されました。
困っている人と解決できる人を繋げただけですけどね。
自分に特別なスキルがなくても、人と人を繋げることは誰にでもできますよね。
自分の価値を高める行為の一つとして覚えておくといいですよ。
仲裁する
人間関係のもめごとをうまく解決して、みんながスムーズに話せるようにする力があると、自分の価値が上がります。
これは、みんなから信頼される存在になり、コミュニケーション力が高いと思われるからです。
例えば、職場でもめ事が起きたとき、お互いの意見を聞いて解決策を見つけることができれば、周りからの評価が上がりますよね。
アドバイスを与える
自分が知っていることや経験をシェアして、他の人の成長を助けることも、自分の価値を上げるポイントです。
それは、自分の知識やスキルが高いことが周りにわかるから。
例えば、困っている人にアドバイスをして、問題が解決できれば、自分の力が認められますよね。
仕事を分担する
みんなで力を合わせて仕事を進めることで、他の人の負担を減らす力があると、自分の価値が上がります。
なぜならチームで働く力が評価されるから。
協力して仕事を進めることで、チーム全体の仕事がスムーズに進み、みんなが助かりますよね。
他人の意見やアイデアを尊重する
自分と違う考え方を受け入れ、チーム全体の力を高めることができれば、自分の価値が上がる。
これは、柔軟な考え方ができる人として評価されるから。
他人の意見を大切にすることで、チーム内で新しいアイデアが生まれやすくなり、みんなが活力を感じるでしょう。
そんなことができれば、自分の価値は高まりますよね。
笑顔で接する
ポジティブな雰囲気を作って、周りの人を元気づけることは、自分の価値を上げるポイントです。
なぜなら、笑顔は周囲に好印象を与え、人間関係を良好に保つからです。
例えば、いつも笑顔で挨拶をすることで、職場の雰囲気が明るくなり、みんながリラックスして働けるでしょう。
「え?そんなことでいいの?」と思われるかもしれませんが、けっこう価値ある行動ですよ。
時間を有効活用する
効率よく仕事を進めて、他の人と一緒に働く時間を大切にすることは、自分の価値を上げるポイントです。
なぜなら、時間を大切にする姿勢が評価されるからですよ。
例えば、ミーティングを効率的に進めることで、みんなが時間を無駄にせず、他の仕事にも集中できるでしょう。
最高の貢献ですよね。
人をほめる
他の人のがんばりや成果を評価し、自信とやる気を上げることは、自分の価値を上げるポイント。
なぜなら、他人を励ます力がある人として評価されるから。
例えば、プロジェクトが成功したときに、チームメンバーの努力を称えることで、みんなが喜びを感じ、次の仕事にも意欲的に取り組むでしょう。
褒める行為は、自分の価値を高めることにひと役買うものなのです。
情報を共有する
役に立つ情報やリソースを共有して、他の人の学びや仕事をサポートすることは、自分の価値を上げるポイントです。
なぜなら、協力的で情報を共有する姿勢が評価されるからです。
例えば、新しいツールや技術について学んだことをチームで共有することで、みんなの仕事が効率的に進むでしょう。
また、食べることが好きな人に自分自身が行ったことのあるおいしいお店を紹介してあげたら喜ぶじゃないですか。
ささやかなことでも、相手の利益につながる情報を共有することは、自分の価値を高めることになるのです。
他人の意見を引き出す
議論とか意見の交換をうながし、チーム全体のアイデアを豊かにすることは、自分の価値を上げるポイントですね。
なぜなら、リーダーシップとかコミュニケーションの力が評価されるから。
例えば、ミーティングで意見が出しにくい雰囲気の中で、他人の意見を引き出すことができれば、チームの意思決定がスムーズに進み、より良い結果が得られるでしょう。

怖い上司がいる目の前でも、周りの人たちの意見を引き出せたら自分の価値はばく上がりですね、笑
他人の才能やスキルを見つけて活かす
他人の才能やスキルを見つけて活かすことで、協力関係が高まり、自分の価値も上がりますね。
なぜなら、他人の才能を見抜く力や協力する姿勢が評価されるからです。
例えば、学校や職場でグループで行う企画があるときに、メンバーの得意分野を見抜き、適切な役割を割り当てられたら、グループ全体がスムーズに協力してプロジェクトを進めることができるでしょう。
これにより、自分もリーダーシップを発揮し、信頼される存在となりますね。

自分の価値を高めるには、身近な人たちに何かしらのメリットを与えてあげればいいのですよ!ここまでを下記にまとめます。
- 自分の価値を高める&価値をつける30の方法
- 絞り込む
- 意外なものを探す
- 隠れた実績の数字を出す
- 網羅できることを探す
- 簡略化を提供する
- 良き理解者になる
- 権威性のあるものを探す
- 注意喚起する
- うまくいく方法の提案をする
- 大義名分を掲げる
- 代行する
- 移動する
- 先回りする
- 発信する
- 人を成功させる
- 身だしなみを整える
- 話を聞く
- 相談にのる
- 人を持ち上げる紹介をする
- 人を繋げる
- 仲裁する
- アドバイスを与える
- 仕事を分担する
- 他人の意見やアイデアを尊重する
- 笑顔で接する
- 時間を有効活用する
- 人をほめる
- 情報を共有する
- 他人の意見を引き出す
- 他人の才能を見つけて活かす
自分の価値を高める3ステップ
次に、自分の価値を上げるための3つのステップもご紹介します。
STEP1:できることを棚卸しする
STEP2:できることを磨き上げる
STEP3:できることを増やす
具体的な方法は次のとおりです。
STEP1:できることを棚卸しする
この場合のできることとは「他人が認めるできること」です。
大切なことなので繰り返し言いますが、自分に自信がある・ないは関係ないですからね。
できることを棚卸しするためには、自分の見つめ直しをすることが不可欠。とは言え、無意識にできることも多いため注意しなければなりません。
詳しいやり方については、以下を参考にどうぞ。
STEP2:できることを磨き上げる
次に大切なことは、今できることを磨き上げることです。つまりキャリアアップすること。
- キャリアアップと言っても、難しく考えることはありませんよ。
日々の業務に真摯に向き合い、ちょっとずつできることを上積みすればいい。残念ながら今できることを繰り返すだけでは、キャリアアップはできません。
実現するためには、前のめりの姿勢が重要。詳しくは、下記を参考にどうぞ。
▶仕事に差が出る!前のめり思考と後ずさり思考【伸びる・伸びない人のたった1つの違い】
STEP3:できることを増やす
そして最後はできることを増やすこと。
ポテンシャルを高めて自分の市場価値を広げる狙いがあります。具体的には、できることを増やす仕組みを作ることが大切です。新しい挑戦と成長を繰り返すことになる。詳しい方法は、以下に詳細書きました。
▶できることを増やす方法5選|増やしたい時の最初の一歩も解説
ここまで自分の価値を高める方法をお伝えしました。
一方で、せっかく良い行動を取っても、知らないうちに価値を下げる行動をしていては意味がありません。
詳しくは「自分の価値を下げる7つの行動|よくあるパターンを紹介【その行為は危険です】 」で解説していますので、合わせてご確認ください。
自分の価値を見える化する方法
自分の価値を認識し、他人に伝えるのは難しいですよね。
その解決策として、効果的なブランド・プロフィールを作成する方法をご紹介します。
自分だけの独特な強みを盛り込んだ自己紹介文のようなもので、自己のブランドを形作ります。
たとえば、会社信用クリエイターとして知られる佐藤絵梨子さんのブランド・プロフィールは、彼女の卓越した経験と専門知識を反映していますよ。ご本人は、このプロフィールをつくる前、自分の価値がわからずさまよっていました。
以下が原文です。
法務省入国管理局勤務の父のもとに生まれる。大学卒業後、世界最大の企業情報を保有する企業信用調査会社(株)東京商工リサーチに入社。安全な会社かを見極める調査、及び営業職に就く。
多くの調査員が年1回程度の電話での聞き取りを行う中、企業に月1回は足を運びリアルタイムな情報交換を重ね続ける。個人事業主から売上1兆円規模の企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。社長の人間性、銀行からの評価状況など、決算書だけではわからない本物の企業信用情報を大量に手にする。 商業登記簿を見れば会社の信用度がわかるほどになり、多数の企業から調査の依頼が殺到。全国11,000人以上の調査員の中で営業成績1位を獲得した実績を持つ。2,017年同社を退職。現在は小さな企業の信用力アップサポートや、大手企業との取引を実現するサービスを展開。中小企業の救世主として期待されている。 |
佐藤さんのように、自分の経歴や実績を具体的なエピソードとともに紹介することで、プロフィールが生き生きとし、彼女の専門性や信頼性が伝わりやすくなります。
ブランド・プロフィール作成に関する詳細は、以下のリンクでさらに学ぶことができます。
このようにプロフィールを見える化することで、自己の価値を効果的に他者に伝え、より多くのチャンスを引き寄せることができます。ちなみに佐藤さんは独立し、個人で収入を得られるようになりました。
自分を価値ある存在に変える小さな一歩
自分に価値をつけていくと、人生が豊かになりますよ。大金持ちになるという話とはちょっと違いますけどね。
現在の私は、午前中にちょこっと仕事をして、午後は自由に過ごしています。映画を見たり、人に会ったり。
この生活は想像もしていませんでした。「人の3倍頑張らないと普通以下で終わるぞ」と言われて育った私にとって、夢のような毎日です。
長年、自分の価値がわからず、鬱屈した人生を送っていました。
自分の価値を見つけ、それを活かす方法を学ぶことは、人生を楽しくするための有効な手段です。
自分の強みを活かして短時間で高い価値を生み出すことができれば、それに越したことはありません。
だからこそ、自分がわからなくなっている人のサポートを10年以上続けています。
本当の自分の活かし方がわかると、その先に見える景色はとても素晴らしいものです。毎日が楽しくなります。
まずは、自分の見つめ直しの時間をとり、自分のうまい活かし方を見つけ出しましょう。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
ここまで読み進めながら、こんな気持ちになった方もいるのではないでしょうか?
「どれも大切そうだけど、自分の場合はどこから手をつければいいの?」
「自分に合う方法がわからない」
「そもそも自分の現状がよく見えていない」
実は、これは当然の反応。なぜなら、価値を高める方法は人それぞれ違うから。30代の営業職の女性と、50代の事務職の女性では、当然アプローチが変わってきます。
そこで、自分の価値を効果的に高めるための出発点として、「自分の見つめ直し完全マニュアル」をご用意しました。
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
この記事を書きながら、14年前の自分を思い出していました。
当時の私は、毎日忙しく働いているのに、なぜか心が満たされない日々を送っていました。周りからは「真面目で頑張っている」と言われるものの、自分では何の価値も感じられずにいたのです。
そんな私が変わったのは、自分の価値を正しく理解できたときでした。
今思えば、価値を高める30の方法も、3つのステップも、すべて当時の私が欲しかったやり方。自分の価値に気づくと、本当に人生が変わります。
仕事が楽しくなり、人間関係が深くなり、毎日に意味を感じられるようになる。そして何より、自分らしく生きることができるようになります。
この記事を読んでくださった方の中にも、きっと同じような想いを抱えている方がいらっしゃることでしょう。
もし「自分の価値をもっと深く知りたい」と感じるなら、私が開催している自分力活用講座という場もご用意しています。
これは単なる講義ではなく、参加される方お一人お一人の人生を丁寧に振り返り、隠れた価値を発見していく実践的な時間です。これまで多くの方が「自分にもこんな強みがあったんですね」と驚かれる瞬間を見てきました。
ただし、この講座は1~3名という少人数で行っているため、すぐにお席が埋まってしまうことが多いのが現状です。
とはいえ、まずはこの記事でお伝えした30の方法から、できそうなものを一つずつ試してみてください。小さな一歩でも、続けていけば必ず大きな変化につながります。
自分の価値を高める道のりは、今日という日から始まります。人生は一度きり。ぜひ自分らしい歩みを進めていってくださいね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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