強み浅野の過去

強みを自分一人では見つけられない理由 第793号

「浅野先生も自分のことは自分ではわからないんですね!」

 

よく受講生から驚かれます。

 

はい。そのとおり。

びっくりされるかもしれないけれど
事実です。

 

あまり自分で考えようとも思っていないです。

 

強みの性質をよく知っているからかもしれませんが、
無駄な努力はしないタイプです(笑)

 

そこで今日は
「強みを自分一人では見つけられない理由」
についてお話したいと思います。

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そ・それが強みだったんだ!!

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ひとつの理由は強みというのは比較があってはじめて成り立ちます。

 

強みとは他人からの評価ありきです。

 

なので私は、
誰かに褒められたり感心されたり、
何かしら比較対象に昇って
自分の持ち味を伝えられた瞬間を
見逃しません。

 

更に自分に関心を持ってくれた人に入念にヒアリングします。

 

自分と他人の違いや、
なぜ私を選んでくれているのかなども。

 

受講生にも執拗なまでに聞きます。

 

その蓄積があって、
私自身は自分の強みを
理解できるようになっています。

 

もちろん自己分析を放棄しろと言うお話ではないので
誤解しないでくださいね。

 

自己分析の欠点は、
強みに気づいたけれど
本当にそうなのかなくらいのところで
終わってしまうことなのです。

 

でも、自己分析(追求)の気持ちを常に持っているから、
他人が自分を評価した瞬間にアンテナがピンと立つのです。

 

今日の本題ですが、
強みが自分一人で見つけられない
本当の理由は他にあります。

 

強みというものは、
自分の想像できる範囲のものであるという思い込みが邪魔をしている
のが真相だと私は考えています。

 

突然、
「あなたは絵がうまいから画家になれるよ」
と画廊の先生に言われたとします。

 

いきなり受け入れられれらねいのではないでしょうか。

 

私なら激しい拒絶反応を示し、
逃走するかもしれません
(とは言え、こっそりベレー帽買いにいくかも)

 

キャパオーバーな指摘を受けても
受け入れる覚悟がない。

 

でも自分の強みというのは、
概ね自分のキャパの範囲内のことではないことが多いんです。

 

時には、
「一緒にいると元気出るんです!」
「厳しいけれど、ついつい話を聞いてしまうキャラなんですよ」

 

みたいな指摘のときもあります。

 

なんだ、そんなものかとスルーしがちな曖昧なものですよね。

 

これもキャパのエリア外ということになります。

でも、そう思う理由を深く聞いていくと、
強みのヒントをいただけることがあります。

 

強みを見つけて使いこなすキモは、

「キャパオーバーなことでも、受け入れる覚悟を持つこと」

なんですよね。

 

 

ここに多くの人が
気づいていない。

 

そして受け入れられない。

 

私が講座で受講生に向き合うときは、
受け入れられない気持ちを理解し、
かたくなになっている心をほぐすように
心がけています。

 

今日の話をまとめますと、

他人からの評価&反応をしっかりと聞く。

どんなことでも一度は受け入れる。

 

弱み・強みの理解は、
そこから始まるのではないかと
私は思いますよ!

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