キャリアアップを考えるときに必要なことって何だろう?
そんな疑問に答えます。
本記事ではキャリアアップに必要なことがわかります。
いきなり転職エージェントに飛び込むってことより先にやっておいた方がいいことあります。
この記事を書いている私は女性の生き方やキャリアに向き合う塾を9年間続けています。
これまで延べ2000人の転職や起業に役立つ各個人の“強み”を見出し続けてきました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版するなど、楽しく生きています。
(※商業出版です。自費出版ではありません)
※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
キャリアアップを考える時に必要なこと
少し前のお話になりますが、日本経済新聞社から「キャリアアップについて話を聞きたい」と取材依頼が私に来たことがあります。
その際に、
「キャリアップを考える前にやっておくことあるんだけどなぁ。みんな知らないみたいですね」
とお答えしたところ、日経新聞に大きく取りあげてもらいました。(紙面TOPにも出ていて驚いたけど)
こちらです。↓
未だに女性のキャリアアップの相談は後を絶たないです。
女性の場合は仕事は仕事と割り切って働ける人だけじゃないですからね。
自分にきちんと向き合っていますか?
キャリアアップを考える時に一番大切なことは、自分の過去~現在を見つめ直し、その価値を知ること。これに尽きます。
闇雲に資格をとったり、流行りの業界に飛び込んだりしても自分を活かすことができないからです。
次の4つのステップに従って自分に向き合うことが最初にすべきことなんです。
- 《ステップ1》自分の棚卸しをする
生まれてから現在にいたるまでの経験や身につけた知識・技術の棚卸しをする - 《ステップ2》自分の分析をする。
「固有の個性(自分らしさ)」「性格を含めた持ち味」「他の人と比べて優れている点(強み)」などの特性を自分史の中から分析する。 - 《ステップ3》自分の活用を考える
これまでの経験、知識、特性をスキルに変えます。そのスキルを必要としている人を見極め、仕事や収入につながる能力に引き上げていきます。 - 《ステップ4》自分を売る
自分の強みを企業に売る行為が「転職」となります。
また不特定多数の方にブログやYou Tubeなどで発信するのは、自分そのものを必要としてくれる人を探し出し、売る行為です。
以上の4つのステップを順番に行っていくことで自分に向き合うことを漏れなくできます。
「自分とほかの人との違い」を見える化しよう
キャリアアップするには、自分の価値を最大評価してもらう流れが必要になります。
そのためにはほかの人と何が違うか、誰にでもわかるようにしなきゃですよね。
「ブランド・プロフィール」を作ることで具体化できます。
ブランド・プロフィールとは、実績や資格をツラツラ書くだけのプロフィールとはまったく違う。
自分にしかない強みを盛り込んだものが、ブランド・プロフィールです。
もともとは「セルフブランディング」と呼ばれる本を出版する人や、メディアに自分を取り上げてもらいたい人向けに考案されたものがベースになっている。
自分にしかない売りを示し、その根拠となるエピソードと実績を示す必要があるプロフィールのことを言います。
下記の3つの記事あたりに全体の流れが書かれています。参考にするといいでしょう。
キャリアアップできない人の共通点
ここで、キャリアアップできない人の特徴についてお話しますね。
今の会社でしか通用しないスキルしかない。
日本ではメンバーシップ雇用と言われている、就職したあとに業務が決まり、会社の中でグルグルと業務が変わるという流れが主流です。
そのため専門的なスキルが身につきにくい特徴があります。さらに、その会社でしか使えないスキルのみ身についている場合が多い。
キャリアアップしにくい人の特徴になっています。
自分で進路を決められない
キャリアップするというのは人生の大きなカジ切りですよね。
そこで最終的には自分で決める覚悟が必要になりますが、踏み切れない人はキャリアアップできない。
これもキャリアップできない人の典型です。
ホメオスタシス(恒常性)に負けてしまう。
ヒトには現状維持装置のような生理現象、ホメオスタシスというものがあります。
キャリアップするということは現状を大きく変えることです。その際にホメオスタシスが発動し、おっくうになります。
キャリアップできない人の特徴です。
ゼロ・リスク思考である
リスクがまったくとれないゼロ・リスク思考の人もキャリアップできない人の特徴です。
キャリアアップするときはお付き合いする人も変わるし、次で成功する保証もありません。
もしかしたら次のキャリア先は、まったく自分に合わないなんてこともあるかもです。
自分のキャリアに自信が持てないときどうする?
ここまでお読みになった人の中には「あぁ私には誇れるスキルなんてないし、キャリアアップなんて無理かも」って思う方もいるかもですね。
だいじょうぶです。あきらめないで突き進めます。
自信が持てないときに超・重要なのは「開き直ること」です。
年齢やひと目を気にしないマインドにも繋がりますからね。
スキルの「仕入れ」をしよう
今、自分の売りになるスキルがないのであれば、「仕入れ」をすることです。
イチから学び、身につけていけばいいのです。
年齢を重ねれば重ねるほど、「イチから学ぶ」ということは勇気がいるものです。
世の中にはスクールやセミナーも多いですし、最近はオンライン講座も増えています。
学ぶには最高の環境が整いつつあります。開き直ってイチから学び、スキルの仕入れを考えましょう。
スキルアップ目的の転職もあり
自分の売りになるスキルがないのであれば「スキルアップ目的」の転職もありです。
スキルが身につけば辞めることがベースになっているので。
私のように副業(パラレルキャリア)的に働きスキルを仕入れる方法もあります。
こちらに私の経験談書いてますので参考までに。
キャリアアップの本質
私の偏った解釈かもで恐縮ですが、自分らしさの追求こそがキャリアアップの本質だと思っています。
年齢とかこれまでの経験とか考えてしまうと、意欲に素直に従うってけっこう難しかったりしますよね。
でも動かなかったら自分らしさも比例して失うのではないかと思うのです。
自分の中にある最強の強みとは?
スキルやキャリアって大切なものなのかもしれませんが、もっと自分の中に武器となるものがあるんです。多くの人はそれを忘れている。
自分の好きなことややりたいことは最強の強みということです。
採算度外視であり、時間も無制限にストレスなくできることは何かをちょっと空想してみてほしいのです。
自分の好きなことややりたいと思うことなら続けられるんじゃないですかね。
繰り返しますが自分の好きなことや、やりたいことは最強の強みです。
やりたいことがまだわからない人は何がしたいかわからない人のための天職と思う仕事の見つけ方を一読するとよいでしょう。
キャリアアップを実現しましょう。
もう転職をすると決めているならば、エージェントに登録して具体的に動き出してみましょう。
イマイチでしたら転職しなきゃいいだけの話なのでやってみて損はないでしょう。
日経WOMANによる大手転職サイトから女性向け求人を厳選したサイトあります。
また、
「Waris 」ではビジネス系・女性フリーランス×企業のマッチングサービスや女性のための再就職支援サービスやってます。フリーランス目指すときはいいですよ。
まだまだそんなレベルじゃないって方や、働く時間に制限がある人はこちらのビースタイルがいいですね。
私の本「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」に掲載した事務員Nさんはビースタイルから派遣されてきました。
事務員から役員のひとりになったのですから最高のキャリアアップですよね。
漠然と自分の将来にモヤモヤしているなら
まだ転職とか起業とかも考えるステージにないっていうことなら、「自分だけの強みを見つけ、使いこなせるようになる10のポイント」PDFレポートを、下記ページから入手するといいですよ。
30分ほどにまとめたダイジェスト動画も視聴できます。
(まとめ)迷うなら始めてみることです
私自身はキャリアアップというか、キャリアチェンジに近い生き方しています。
振り返って思うのですが、自分に向き合う時間をしっかりとっていたからこそ実現したことです。
自分の向き合うってけっこう覚悟が必要。自分の弱みもコンプレックスも受け入れる必要があるし。
でも自分に向き合う時間のために、仮に数ヶ月の時間やお金を使ったところでもとはすぐに取れてしまうんですよね。
私はセミナーなど学びの場に通うことに時間もお金も投資しましたが、数年で投資したひと桁以上ものお金と時間を手に入れることができました。
なによりお金以上に自由な時間を手に入れたことが私にとっては大きなことです。
自分と向き合うのは自分一人ではちょっとむずかしいという人は、試しに下記に出向いてはいかがでしょう。相談時間もあり、覚悟が決まると思いますよ。
ただ、上記の講座は仕事を割り切ってできる人とか、お金だけ稼げればどんな仕事でもやるという人には合わないです。
自分らしく生きたいとか、自分にしかできないことしたいなって人向けのものですので、もし該当したら考えてみたらいかがでしょうかね。
以上となります。
それでは楽しいキャリアップ生活をお過ごしくださいね!
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