どうして怖いのかなぁ。
私みたいな人の特徴とか原因が知りたいな。克服する方法も教えてください。
そんな要望に答えます。
「人と違うことが怖い」という感覚。これは多くの人が一度は経験する心の動きですよ。同様に、「いつもと違うことをする」ことへの不安も多くの人が感じるものです。
そこには、他人との関係、自己評価、そして社会的な背景など、さまざまな要因がからみ合っています。
この記事では、
「人と違うことが怖い」心理の具体的な原因と、その克服法を深堀りしていきます。
そして、この心理をどう乗り越え、これからの時代にどう対応していくのか、そのヒントをつかめます。
人と違うことに怖さを感じる人たちに喜ばれているツールも密かにお渡しできるので最後までお読みくださいね。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
10年以上2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の"強み"を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
「人と違うことが怖い」の心理とは?
「人と違うことが怖い」という心理は、人間の深い心理や社会的な要因にもとづく感覚です。
この心理は、単純な感情のように思えるかもしれませんが、実はさまざまな要因によってもたらされています。
順に解説しますね。
「集団の中で安全に生きたい」の本能
「人と違うことが怖い」という心理がもたらされる要因の1つ目は、「集団の中で安全に生きたい」と思う本能によるものです。
人間は本能的に安全を追求する生き物ですからね。狩猟採集時代において、集団から離れてしまうと生存に関わる危険が増えた。
そこで、集団内での調和を保ち、安全を確保するために他人と同じ行動を求められました。
例えば、
集団での狩猟時に一人だけ異なる行動を取ると、その人は獲物に気づかれてしまったり、集団から孤立してしまうリスクがあったのです。
そして、「人と違うことが怖い」という心理がもたらされるようになったわけですね。
「周りに認めてもらいたい」の気持ち
「人と違うことが怖い」という心理がもたらされる要因の2つ目は、「周りに認めてもらいたい」という気持ちによるものです。
人は他人からの評価を大切にします。
自分が違う意見を言うと、無視されたり、批判されたりするのが怖いと感じることがある。
上司や同僚と意見が合わない時、一人ぼっちになるのが怖くなるのも、この気持ちからです。
「周りはどう思っている?」と比べる
「人と違うことが怖い」という心理がもたらされる要因の3つ目は、「周りはどう思っている?」と比べる気持ちによるものです。
人は他人の意見や行動を参考にして、自分の考えや行動を決めることがよくありますよね。
困ったときに、自分が正しいのか分からなくなると、他人の意見を参考にしやすくなります。
例えば、
新しい会社で、どう振る舞って良いのか分からないとき、まわりの人の行動を見てマネするのも、この心理からです。
人と違うことが怖い人の特徴とその原因
「人と違う」という一つの選択や考え方が、なぜそんなに恐ろしいと感じるのでしょう?
場合によっては、この恐れが強くなりすぎて社会不安障害や対人恐怖症の症状として現れることもあります。
この部分では、”人と違うことが怖い”と感じる人によくある特徴と、その背後にある原因を深掘りして解説します。
この解説を通じて、自分や他人の行動や考えに対する理解が深まりますよ。
他人の目を気にしすぎる
人と違うことが怖い人の特徴の1つ目は、他人の目を気にしすぎる傾向です。
例えば、
少人数のグループ内で意見を言う際に、他の人たちと異なる考えを持っていると感じると、その違いに対して意識しすぎてしまいます。特に職場では、上司や同僚の反応を過剰に気にして、自分の意見を言えなくなってしまうこともあります。
つまり、他者からの自分の評価を過剰に気にしてしまうわけですね。
周りに合わせすぎる性格
人と違うことが怖い人の特徴の2つ目は、周りに合わせすぎる性格ですね。
例えば、
友人や同僚との関係で自分の意見を抑えて、いつも周りに合わせてしまうと感じるなどですね。和を保つことを優先してしまうわけです。
変わっている人と思われる恐怖
人と違うことが怖い人の特徴の3つ目は、変わっている人と思われる恐怖心が湧く傾向です。
例えば、
ファッションや趣味などで、一般的でない選択を避けるなどですね。
つまり、マイノリティとして目立たないように行動することを選ぶのです。
人と違うことが怖い人は今後どうなる?
人と違うことが怖い人は今後どうなるのか?
人と違うことに慣れないと、生活も次第に苦しくなるかもしれません。
その理由は、
順を追って説明します。
人と同じことを強要する時代背景
この記事を書いている私が小・中学校のころ、運動会が近づくと整列や行進の練習を強制され苦痛でした。
なぜなら、
ちなみにこれまでの日本は、製造業で発展していた文化です。みなが同じ向きで、ひたすら働くことで、多くの富を得られる構造になっていました。
みんなと同じ行動をしていれば収入が得られたのですよ。
天と地がひっくり返るほどの変化
ところが今は大きく時代が変わりました。
日本の製造業は海外勢に太刀打ちできず、世界の富はITやソフト関係に流れている。
AIやテクノロジーの発達もめざましくて、誰にでもできるような仕事をヒトがする必要もなくなってしまいました。
まさかこのような時代になるとは…
人と違うことを好む価値爆上がり
ざっくばらんに言います。
人と違うことを好む人の価値が上がっています。
なぜなら、
同じコト・モノを見ているのに他の人と視点が違う。それは今までの常識を疑い、改善する視点を持ち合わせているということです。
つまり、人と違うことができるのは、新しいモノやサービスを生み出す能力ですよ。
要は、変わり者の方が時代に合っているということです。
人と違うことをするメリット
人と違うことをするメリットはほかにもたくさんあります。具体的には下記のようなこと。
メリット | 説明 |
---|---|
やりたいことが思い浮かぶ | 自分らしい発想が生まれやすくなる |
失敗の恐怖が少なくなる | 新しいことへのチャレンジ精神が高まる |
本当になりたい自分像に近づく | 自己実現の機会が増える |
好きな仕事をトコトンできる | 仕事への情熱と満足度が高まる |
ストレスなく生きられる | 自分らしさを抑える必要がなくなる |
自分の意見が持てる | 独自の視点や考えを表現できる |
ひと目が気にならなくなる | 他人の評価に左右されにくくなる |
以上です。
これらは本来、私たちそれぞれあたりまえのように手にすべきものではないでしょうか。
違うことをするのが怖い人の今後
人と違うことをするのが怖い人の今後は、厳しい時代が待っているのは想像にかたくありません。今までと違うことをすることを確実に求められるので。
さきほどの繰り返しになりますけれど、誰にでもできる仕事は減る。もらえる賃金が安くなる現象は加速するでしょう。
人と違うことをするのは迷惑ではない
人と違うことをするのが怖い人に言いたいことがあります。
人と違うことをすることは、他人に迷惑をかけるわけではありませんよ。
確かにちょっと眉をひそめられてしまうことはあります。でもそんなの一瞬です。
そして難しいことでもないです。
のちほど解説しますけれど、自分の個性をフル活用すればいいだけ。ありのままの自分の力を発揮するだけでいいということですよ。
ありのままの自分の力が、社会に役立つということですよ!
同じ人はそもそもいない
クローン人間でもない限り、まったく同じ人はいませんよね。
- 人それぞれに個性があります。
つまり考えることや行動は、人それぞれ違うはず。「おもしろい」「やりたい」「やりたくない」「嫌い」「好き」にも個人差はある。
好きなことや、やりたいことに人は熱中するし、手を抜くこともないですからね。それは自分らしさを活かしているときに生み出るもの。
自分らしさとは、自分にしかない強みの一部ですよ
今後の時代に対応するために大切なこと
これからの時代に対応するために大切なこと。
それは、
自分らしさを自覚し、本来の自分の強みをしっかりと把握することですよ。
ブレない自分の芯ができますからね。
人と違うことを恐れることもなくなります。
自分の持ち味でフル活動するのみ
よく言われる言葉ですけれど、「自分らしく生きる」とは自分の持ち味でフル活動するということですよ。
そのためにも自分らしさを自覚し、本来の自分の強みをしっかりと把握しましょう。
「らしさ」についての解説は以下の記事。
「強み」についての解説は以下の記事。
▶自分の棚卸しのやり方|人生の棚卸しでキャリアに潜む強み発見
会社だけに頼れない時代
まさかこのような時代になるとは・・・と私も驚いているのですが、会社だけには頼れない時代が、コロナ禍で加速していますね。
企業もジョブ型雇用と呼ばれる仕事に人を就ける採用方法に切り替えはじめていますよね。専門的なものを持っていないと就職すらままならない。
結果を出さなければ賃金も上がらないという・・・まぁこれは本来の姿ですけれど。
自分の人生の舵(カジ)を切っていこう
今後大切なのは本当の自分探しをするということ。実は、勉強をすることです。それこそが自己追求につながる。まずはこの本を読んでみるといいです。
超地味な本ですが勉強の本質を知ることができます。「本当の自分探し」の真意がわかります。
ちなみに今回の記事は、怖がらせるために書いているわけではないです。
自分らしさと自分の力を存分に活かして仕事をしていきましょうという提案です。
人と同じことをしないと怖いなぁという方にもちょっと視点を変えてもらえたらと。
自分らしく生きたいです!
人と違うことをするコツみたいなのありますか?
人と違う恐れを克服する方法
私なりに人と違う恐れを克服する方法を書いてみました。
もともと人にはそれぞれ違った個性がある。そのまま自分の個性に従うようにすれないいということですけどね。
具体的には次のとおりです。
- 人と違う恐れを克服する7つの方法
- 人に好かれようとムリしない
- 本心を見つめる習慣をつける
- 自分で考えるクセをつける
- 「そんなの当たり前」を疑う
- 身近にいない人に会う
- 同感せず共感にとどめる
- 自己肯定感を高める
- 専門家と相談して強みを見つける
人に好かれようとムリしない
人と違うことをする人になるコツの1つ目は、人に好かれようとムリしないこと。
自分の考えをさらけだしても離れない人とだけお付き合いできればいいと考えましょう。
「来るもの拒まず去るもの追わず」くらいの距離感でちょうどいいかと。
本心を見つめる習慣をつける
人と違うことをする人になるコツの2つ目は、本心を見つめる習慣をつけること。
他人に影響を受けていること多いですよ。
「本心ではどう思ってる?」と自問するクセをつけましょう。
本心に従うと、自然に人と違うことをする場面は増えますね。
自分で考えるクセをつける
人と違うことをする人になるコツの3つ目は、自分で考えるクセをつけること。
- 他人に聞いたり、調べる前に一旦、自分で考えることですね。
自分で考えることを繰り返していると、人と違う考えも思い浮かぶようになります。
「そんなの当たり前」を疑う
人と違うことをする人になるコツの4つ目は、「そんなの当たり前」を疑うこと。
大抵の人は、「みんながやってるから自分も」という感じで動いてます。
つまり「常識」は在って無いものと考えたほうがいい。
常識を常に疑い、自分の思うように動く場数を踏みましょう。
- 慣れです。慣れ。
次第に人と違うことをする人になっていきます。
身近にいない人に会う
人と違うことをする人になるコツの5つ目は、身近にいない人に会うことです。
身近な人にとって非常識だったことが、他の人にとっては常識なんてことは多々ありますからね。
身近にいない人に会うと、自分の持っていた常識を覆すこともできる。
多くの考えや価値観に触れることで、人と違うことをすることに抵抗なくなりますよ。
自己肯定感を高める
自己肯定感を高めるのも、人と違う恐れを克服する方法の一つです。
そのためのもっとも効率的な方法は、過去の小さな成功を認識することです。
自己肯定感が低いと、自分が成果を上げた結果を運や仲間によるものと捉えがちです。
しかも、
「ネガティブ・バイアス」と呼ばれるつらい経験が記憶に残りやすくなる心理作用により、成功体験を思い出しにくいのです。
この状況を打破するためには、さまざまな視点による質問を自分に投げかける必要があります。
どのような質問をしたらいいかわからないという相談をよくお受けするため、「自己肯定感を高める100の質問集」という質問ツールを完成させました。
迷いましたが、相談件数が多くおまたせしている期間が長くなってしまうためしばらく無料でお配りします。
但し、いつまで無料で配布するかわかりません。
必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
専門家と相談して強みを見つける
専門家と相談して強みを見つけるのも、人と違う恐れを克服する方法の一つ。
専門家に相談しないと、自分の真の強みや特性に気づけないまま、不必要な自己批判や他人との比較によるストレスにさいなまれることがよく起こります。
ちなみに、
この記事を書いている浅野塾の講座では、専門家との1対1の講義や指導を通じて、個人の強みや潜在能力を引き出すサポートを行っています。
自分自身の強みを正確に知り、それをキャリアに活かすヒントを得られます。
参考まで。⇒魂の女性成長支援・浅野塾
おもしろい人と言われたら褒め言葉
おもしろいという言葉には「希少性」「いままでにない」という意味が込められている。
これからの時代は「おもしろい人」になるかがポイント。
かと言って、人を笑わせることではあせん。自分らしさを活かして生きればいいだけ。
何度も言うように、人それぞれ個性が違います。もともと人は、みなおもしろいはずなのですよ。
そういうわけで、自分らしさ全開で突き進めばOK。それだけなのです。
周りの人との違いに悩んだ頃【体験談】
ちょっとここからは、この記事を書いている私の体験談をお話しますね。
私自身は子どものころから、クラスメイトなど周りの人と違和感がありました。周りと興味が違うので、そんな自分は異常かと悩むときもありましたよ。
でもね。
その違和感に価値があると今は断言できます。それが私の強みになっているから。
「自分らしく働いている感じがしない」
「条件のいい職場なのにモヤモヤする」
「もっと自分を活かせることがあるのでは…」
私が運営している浅野塾の仕事を通じて、そんなモヤモヤを抱えた人の力になれるようになりました。
その能力は、私自身が努力して身につけたもではありません。
子どもの頃から抱えていた「周りとの違和感」を能力と捉え、仕事に活かしているだけのお話です。
人と違うことを怖がらなくてもだいじょうぶ。
私の体験談が少しでもお役に立てたならうれしく思います。それでは人との違いを楽しむ人生を送りましょう!
- おすすめの記事
●人と同じが嫌な人によくある特徴と損すること&得すること|ぴったりな生き方・働き方も解説
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
「人と違うことが怖い」と感じることは、私たちが日常で直面する心の動きの一つです。この感覚に対処するためには、まず自分自身を深く知ることが大切です。
そんなときに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」が完成しました。このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からのメッセージ:
人と違うことを恐れる気持ち、それは誰もが経験する自然な感情です。しかし、その恐れに縛られすぎると、本来の自分らしさを失ってしまいます。
自分の個性を大切にし、少しずつ自信を持って表現していく。そんな小さな一歩から始めてみませんか?
ときには周囲の反応に戸惑うこともあるでしょう。でも、その過程こそが、真の自分を見つける貴重な機会となりますよ。
自分独自の視点や考えは、誰かの心に響きます。自分らしく生きることで、新しい可能性が広がっていくことを信じています。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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