負けず嫌いな人の中にホンモノ・ニセモノがいるの?
それぞれの特徴を知りたい。
負けず嫌いになる原因や直し方も教えて欲しいな。
そんな疑問に答えます。
いきなり結論ですが、負けず嫌いな人の中にホンモノとニセモノが存在します。
妙なプライドがあり、劣等感の裏返しの人はニセモノです。口先ばかりで結果が伴わないのがホンモノとの違いですね。
負けず嫌いの性格の人は長所も短所も持ち合わせている。使い方を誤ると能力を発揮できません。
そこで本記事では「負けず嫌い」について詳しく解説します。
- 本記事の主な内容です。
- 負けず嫌いの意味
- 負けず嫌いになる原因
- ホンモノ&ニセモノ負けず嫌いの特徴
- 負けず嫌いな性格の長所・短所
- 負けず嫌いの正しい直し方
この記事を読むと、負けず嫌いな性格をうまく使いこなせますよ。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
負けず嫌いの意味
負けず嫌いの意味を広辞苑で調べると「勝気で、他人に負けることをとりわけいやがる性質」とあります。
意識の中に、自分以外の人が必ず介在してます。けっこうここがポイント。
負けず嫌いな人とは、競争に勝つことに徹底したこだわりを持つ人ですね。
負けず嫌いになる原因
負けず嫌いになる原因としては、子どもの頃から競争意識を植え付けられている場合が多いです。
生まれ持っての性格的なものもあるのでしょうけれど、勝つと褒められ、負ければ叱咤されて育った人は、負けず嫌いになる傾向がある。
また器用な人は、他人よりもうまくなるスピードが速いため、負けると違和感を感じ、負けず嫌いになりやすいですね。
ホンモノの負けず嫌いな人の特徴
冒頭でも伝えたとおり、ホンモノの負けず嫌いな人とニセモノの負けず嫌いの人が存在します。
先ずはホンモノの負けず嫌いな人の特徴を解説しますね。
ホンモノの負けず嫌いな人の特徴の1つ目は、負けた痛みをずっと覚えていることです。
子どもの頃から現在に至るまでの挫折や、叱咤された経験を昨日のことのように思い出すことができる。
それだけに自分を常に追い込むことができます。
ホンモノの負けず嫌いな人の特徴の2つ目は、結果にコミットすることです。
結果にこだわり続けるのはホンモノである証(あかし)ですね。
プロセス(経過)にこだわることなく、新しいことや他の人のやっていないことにも果敢に挑戦し続けます。
結果を出す(競争に勝つ)ためなら何にでも耐えますね。
ホンモノの負けず嫌いな人の特徴の3つ目は、自己責任であることです。
負けたときは環境や状況のせいにしません。どのような不運なことが起こっても負ければ自分の責任と受け止めます。
そして負けた要因を細かく分析し、改善に努める姿勢を持っています。
ホンモノの負けず嫌いな人の特徴の4つ目は、負けた相手にもリスペクトすることです。
たとえ負けても、相手をリスペクトする器があります。
同じ苦労をしていることもあり、悟(さと)りに似た境地になるためですね。
ニセモノの負けず嫌いな人の特徴
続いてニセモノの負けず嫌いな人の特徴について解説します。
ニセモノの負けず嫌いな人の特徴1つ目は、負けた痛みを忘れることです。
負けた直後は悔しがるのですが、今まで以上の追い込みをすることもなく、その後の行動に変化はありません。
今まで以上の追い込みをする気力は持ち合わせていないのです。
ニセモノの負けず嫌いな人の特徴2つ目は、負けても環境や運のせいにすることです。
「今の自分に間違いはない」という自分のやり方に固執する特徴があります。そのため新しいことを取り入れる柔軟さに欠けます。
ニセモノの負けず嫌いな人の特徴3つ目は、結果が伴わないことです。
特徴1及び2と繋がっているのですが、その後の行動に改善が見られず結果が伴いません。
本人は、負けず嫌いと思い込んでいるため、負けず嫌いじゃないことに対して拒絶するかもしれませんが真実ですね。
ここまでをまとめます。
- ホンモノの負けず嫌いな人の特徴
- 負けた痛みをずっと覚えている
- 結果にコミットする
- 自己責任である
- 負けた相手にもリスペクトする
- ニセモノの負けず嫌いな人の特徴
- 負けた痛みを忘れる
- 環境や運のせいにする
- 結果が伴わない
ニセモノとホンモノの違いまとめ
ニセモノの負けず嫌いとホンモノの負けず嫌いの違いをまとめます。
ニセモノの負けず嫌いの人は、これまでの自分のやり方や、考え方を否定できません。劣等感やプライドを刺激するから。
一方、ホンモノの負けず嫌いの人は、勝つためなら否定できる。自分を信じているからこそできるのです。
つまり、自信がない人は、ニセモノの負けず嫌いになりやすいので注意が必要ということですね。
負けず嫌いな性格の短所
次に負けず嫌いな性格の人の短所について解説します。
負けず嫌いな性格の短所1つ目は、とっつきにくいことです。
負けず嫌いな人はストイックになりがちなため、近寄りがたいオーラが出やすい。
周りの人が離れ、孤独になりがちですね。
負けず嫌いな性格の短所2つ目は、本心を言えないことです。
負けず嫌いな人は、弱っている姿を周囲にさらしたくないがために、本心を言えずに苦しむ傾向があります。
負けたときの発散がうまくいかず、精神的ダメージを引きずってしまうこともあります。
負けず嫌いな性格の短所3つ目は、自分と同じレベルの行動を他人に求めがちなことです。
自分に厳しいだけではなく、他人にも厳しくなる傾向があり、相手を追い込んでしまうことがあります。
悪気がない場合が多いのですが、周りがついてこなくなることがあります。
負けず嫌いな性格の長所
負けず嫌いな性格の長所を解説します。
負けず嫌いな性格の長所1つ目は、切磋琢磨が起こることです。
負けず嫌いなもの同士が競い合うのでお互いが成長しますよね。
周りの人の奮起に一役買い、信頼を勝ち取りやすいです。
負けず嫌いな性格の長所2つ目は、逆境に強いことです。
負けず嫌いな性格は、どのようなこともポジティブにとらえ前に進む力を持っていますね。ピンチはチャンスととらえるタフさがあります。
負けず嫌いな性格の長所3つ目は、何度でも挑戦できることです。
負けず嫌いな人は、成功するまでトライ&エラーを重ねる粘りを見せます。
技術を身につけるときに効力を発揮しますね。
負けず嫌いにも長所・短所
があるのですね。
ちなみに負けず嫌いの直し方
も知りたいな。
はい。正しく直す方法を
次に解説します。
負けず嫌いの正しい直し方
負けず嫌いを正しく直す方法は、無理に直そうとしないことです。…と言うとなんだかなという気持ちになると思いますので補足します。
コントロールできないことに意識を向けてもノイズにしかなりませんよね。
具体的には、緊張する・冷静さを失う・オーバーワークになる・嫉妬心が湧くなどが起こる。
もちろん他人の介在が自分の奮起に繋がるのであれば問題はありません。しかし度が過ぎればタダのノイズです。
自分の能力をフルに活かす状態とは言い難い状況になりますよね。
負けず嫌いな性格を無理に直そうとすれば、より意識が相手に向いてしまう可能性があります。
- 自己更新を目指す
そこで大切になるのは、自己更新の意識です。具体的には”ライバルは自分”に置き換えること。
自己更新を目指すことで、意識から競争相手(他人)を排除し、今すべきことに集中できます。
結果はその瞬間までコントロールできない。しかし結果に至るまでの行動はコントロールできる。
自己更新を目指すことこそ、結果に至るまでのベストな行動です。気づけば負けず嫌いの性格は気にならなくなるでしょう。
つまり負けず嫌いの性格を直そうとするのではなく、気にならない状態にもっていくことですね。
負けず嫌いじゃなくてもいい話
負けず嫌いの性格を、良しとする人もいれば直そうとする人もいますよね。
- 結論から言うとどっちでもいい。
勝ち負けにこだわらない人もいますよね。そもそも競争が好きじゃないとか。
自分の好きなことを突き詰めた方が幸せになれるタイプ。競争するおりも、好きなことに時間も労力もつぎ込む自己充実タイプですね。
どちらにせよ自分の性格を素直に受け入れた方がお得です。
負けず嫌いじゃない人は、下記の記事を参考にどうぞ。
▶負けず嫌いじゃない人の正しい生き方|ライバルは”自分”でいい!ニセ負けず嫌いにも注意
自分にできることを追求する
ことが大事ですね。
自分にできることを追求するコツ
補足ですが自分にできることを追求するコツについても解説しますね。
この場合の「できること」とは、『他人が認めるできること』です。自分の手応えは関係なし。
自分は何の気なしにできることなのに、他人はできない場合もあるからです。じっくり自分を棚卸しする必要があります。そこで自分の棚卸&分析に使える70の質問集を作りました。
私が個人セッション(月々3万円)を行うときの質問から厳選しました。
迷いましたけれど困っている人が多いため、しばらく無料でお配りします。
但し、いつまで無料でお配りするかわかりません。必要な人は早めに入手し、保存をおすすめします。
下記から入手できますのでどうぞ。
以上となります。
自分が何者かを知りたい女性限定講座。本当にやりたいこと、収入を生むオンリーワンの強み、その答えを二人三脚で見つけます。職歴に左右されない生き方の方法や、転職・仕事の悩みも解決します。(※こちらに100人以上の受講生の声を掲載中)
コメント