常に自分らしくいたいと思う。
職場でもありのままの自分を見せるべき?
さらけだしていいのかな…。
そんな疑問に答えます。
自分らしくいたい(働きたい)気持ちは理解できるけれど、ありのままの自分をさらけ出して仕事をすることではありません。
ありのままの自分を見せて仕事をした方がいいイメージもあるし、勧める人もいます。
しかしながら特別な才能もない人が、ありのままの自分をさらして、仕事がうまく回ることはほぼないです。
例えば、
時間にルーズな性格の人が、ありのままの自分丸出しで仕事をしたらどうなるか想像すればわかると思います。
ハッキリ言います。
ありのままの自分を仕事中に見せる必要はありません。
大事なのは「求められる自分」を駆使して働くことです。
意味不明だと思うので、後ほどわかりやすく解説します。メリットや具体的に成果を出した実例も紹介しますね。
この記事を書いている私も、ありのままの自分で働いていたら、今の仕事を10年以上も続けられなかったでしょう。
私の体験談もお話します。最後までお読みくださいね。3分程度で読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
ありのままの自分より求められる自分で仕事をしよう
繰り返し言います。
ありのままの自分で仕事をするより、求められる自分で仕事をした方がうまくまわります。
詳しく解説しますね。
ありのままの自分で仕事をしないほうがいい理由(デメリット)
ありのままの自分で仕事をしない方がいい理由は、ほとんどの人は仕事にならないから。
未経験の仕事を頼まれたときを思い浮かべてください。「できるか不安」「自信もない」と感じるのは普通でしょう。
しかし、不安で自信もないありのままの自分を表に出したら、挑戦するチャンスを失うかもしれません。
ありのままの自分を見せることに意味がない。
私の妻は独身の頃、損害保険会社で社長秘書をやっていました。社長の携帯電話にご家族から電話がよくかかってきたそうです。
そのときの社長との仲睦まじい様子は、いいパパキャラだったらしいですよ。仕事をしているときの社長と、家族の前の社長は全く別の顔だったそうです。
仕事をしているときに、社長に求められている姿は、リーダーシップを発揮している姿でしょう。
社長は「求められる自分」
の姿で仕事をしていたのですよ
求められる自分で仕事をするメリット
求められる自分で仕事をするメリットを解説します。求められる自分とは、仕事上必要とされる言動を保つ自分のことです。
言いかえると、プロの仕事人として求められる自分になりきること。
仕事は、誰かに価値を与えたときにお金をもらえるものです。そして価値の軸は相手に委ねられています。
求められる自分で仕事をした方が、
自分の価値は高まりやすいのです
求められる自分の成功例
ここで求められる自分でキャリアアップした成功実例をご紹介します。
私の塾の卒業生でもある村西千恵さん(40)の例です。
↓ご本人の画像
彼女は現在、フリーランスのキャリアカウンセラーの仕事をしています。
20~30代の頃は、派遣社員として様々な企業で働いていました。当時の村西さんは、特別なスキルを持っていませんでしたよ。
しかし、派遣会社では、常に求められる自分になりきって働いている人でした。
営業アシスタントの業務を担えば、呼ばれたら小走りで向かう。上司が必要だろうと思う書類は、予め用意。仕事を頼まれたら、気持ちよく引き受けるようにする…。
以上のような求められる小さな行動をコツコツ積み重ねました。
次第に信用されるようになり、リーマンションの際も仕事を失うことなく働くことができました。
派遣切りが起こなわれていても、彼女だけは仕事を失わなかった。むしろ「社員として働きませんか?」と声もかかるようになっていました。
頼まれた仕事を一つ一つクリアしていくうちに、新卒採用の業務に巡り合い、その仕事の面白さを知りました。
そこで彼女は自らキャリアカウンセラーのスキルを学び、フリーランスとして独立したのです。
現在は契約先も増えて「出産した後の方が仕事が集まっています」と育児をしつつ日々仕事を楽しまれています。
求められる自分を追求し、やりたい仕事に巡り合った例です。村西さんのインタビュー動画はこちらです。↓
違和感あればやめたほうがいい
求められる自分に違和感があるのなら、やめたほうがいいです。
そのまま仕事を続けても、伸び悩むかもしれませんね。
違和感を感じるなら一度下記の記事に目を通すといいと思いますよ。
▶自分に違和感を感じる人の特徴と原因【対処法も紹介】模範的な行動に縛られない生き方
求められる自分でも疲れないコツ
求められる自分で仕事をしても疲れないコツがあります。それは仕事が終わったら自分を開放することです。
- ひとり時間を作りましょう。
ひとりでカフェで過ごすでも、景色のいいところに出かけるでもいいです。ちなみに私の場合はサウナにこもります。
求められる自分スイッチをオフにするよう心がけましょう。
求められる自分になりきり仕事をするときは、仕事服を用意しオン・オフを切り替えられるようにするといい。
仕事服を着ているときだけ、求められる自分スイッチを入れるのです。
白衣を着ているときだけ医者になればいいみたいな感覚です。
私の場合、講義をするときはピンクのジャケットを着て登壇しています。そのときは「講師の仕事をしている浅野ヨシオ」という自分でいるときですね。
求められる自分で仕事をするメリット
求められる自分で仕事をすると得られる隠されたメリットがあります。
仕事中の自分に対し、あれこれ言ってくる人がいても平気でいられるのです。
例えば、厳しさを求められる管理職の人は、部下に煙たがられるかもしれませんよね。
しかし管理職として求められる姿の自分であり、ありのままの自分が煙たがられているわけではない。自分を守ることができるのです。
「求められる自分ぬいぐるみ」を着て
仕事をしているみたいなものです。
先ほどご紹介した村西さんの例でもわかるように、求められる自分の姿で働くと、仕事のチャンスを得られます。
- 自由に働く可能性が高まり続ける。
ちなみに「自分らしく働く」とは「ありのままの自分で働く」とはちょっと違います。自分らしく生きるために働く方法7選も合わせて読むと理解深まります。
まずは求められる自分を追求し、目の前の仕事に向き合うといい。
村西さんによると、「辛い仕事も放り投げないタフさを持った人」というイメージがどの職場でも出来上がっていたそうですよ。
村西さんの「仕事上で評価される自分らしさ」ですね。
自分らしさは、
その人にしかない持ち味です
求められる自分で働く世界【体験談】
私の体験談も少しお話しますね。
女性の前で講義すると、自分を活かしているように思えます。一方、男性と話しているときは、身構えてしまうのですよ。
私自身はコンプレックスのかたまりのような男です。そんな私の自らの経験をネタにした講義は、働いている女性たちの気持ちを揺さぶり続けたようです。
こちらは私の講座の解説動画ですが、自分を取り戻した女性たちの生の声も収録されています。参考までに。
大切なことなので繰り返し言います。ありのままの自分を見せようと無理しないことです。
求められる自分を追求すると、バランスよく自分を出せる仕事に巡り合えますよ。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後になりますけれど、自分の見つめ直し完全マニュアルを作りました。「ありのままの自分でいたい。でも自分がよくわからない」という人には特におすすめするマニュアル。
ここまでお読みになってくれたお礼と言っては何ですが、無料でお配りしています。
本来の自分の力を発揮することができるようになりますよ。制作に10年以上の月日をかけました。以下の内容です。
- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
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以上となります。
それでは求められる自分を大事にして楽しく働きましょうね!
ではまた。
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