
仕事中は、ありのままの自分を見せられません。
それでいいのでしょうか?
そんな疑問に答えます。
いきなり結論です。
仕事中に無理してありのままの自分をさらけだす必要はないですよ。
お気持ちは理解できます。
ありのままの自分で働いた方がいいイメージあるし、実際ありのままの自分で働くことを勧める人もいるし。
しかしながら特別な才能もない人が、ありのままの自分をさらして仕事がうまく回るとは到底思えません。
例えば、
時間にルーズな人が、ありのままの自分丸出しで仕事したらどうなるか想像すればわかると思います。
そこでハッキリ言います。
ありのままの自分で仕事をする必要はない。
大事なことは「求められる自分」を駆使して働くこと。
意味不明かもなので、後ほどわかりやすく解説します。
具体的に成果を出した実例も紹介するのでご安心くださいね。
この記事を書いている私も、ありのままの自分で働こうものなら今の仕事を10年も続けられなかったでしょうね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
詳しいプロフィールはこちらです
ありのままの自分より求められる自分で仕事をしよう
繰り返し言います。
ありのままの自分で働くより、求められる自分で働いた方が仕事はうまくまわります。
詳しく解説しますね。
ありのままの自分で仕事をしない方がいい理由
ありのままの自分で仕事をしない方がいい理由は、ほとんどの人は仕事にならなくなるからです。
未経験の仕事を頼まれたときを思い浮かべてください。
「できるか不安」「自信もない」と感じるのは普通でしょう。
- ありのままの自分を見せることに意味がないです。
私の妻は独身の頃、損害保険会社で社長秘書をやっていました。
社長の携帯電話にご家族から電話がよくかかってきたそうです。
そのときの社長との仲睦まじい様子は、いいパパキャラだったらしいですよ。
仕事をしているときの社長と、家族の前での社長は全く別の顔だったそうです。
仕事をしているときに、社長に求められている姿は、リーダーシップを発揮している姿でしょう。

社長は仕事中、「求められる自分」で働いていたというわけです
求められる自分で仕事をしよう
求められる自分とは、仕事上必要とされる言動を保ち続けることを言います。
言いかえると、プロの仕事人として求められる自分になりきるということ。
仕事は誰かにメリットを与えたときにお金をもらえるものです。
つまり相手に価値の軸はゆだねられているということ。

求められる自分で働くほうが価値は高まりやすいということです
求められる自分の成功例
ここで求められる自分でキャリアアップした実例をご紹介します。
私の塾の卒業生でもある村西千恵さん(40)の例です。↓ご本人の画像
彼女は現在、フリーランスのキャリアカウンセラーの仕事をしています。
20~30代の頃は、派遣社員として様々な企業で働いていました。
当時の村西さんは、特別なスキルを持っていません。
しかし、派遣されていた会社では、常に求められる自分になりきり働いている人でした。
営業アシスタントの業務を担えば、
呼ばれたら小走りで向かう。
上司が必要だろうと思う書類は、予め用意。
仕事を頼まれたら、気持ちよく引き受けるようにする。
次第に信用されるようになり、リーマンションの際も仕事を失うことなく働くことができました。
派遣切りが起こなわれていても、彼女だけは仕事を失わなかった。
むしろ「社員として働かない?」と声もかかるようになっていました。
頼まれた仕事を一つ一つクリアしていくうちに、新卒採用の業務に巡り合い、その仕事の面白さを知りました。
そこで彼女は自らキャリアカウンセラーのスキルを学び、フリーランスとして独立したのです。
現在は契約先も増えて「出産した後の方が仕事が集まっています」と育児をしつつ日々仕事を楽しまれています。
求められる自分を追求し、やりたい仕事に巡り合った例です。

違和感あればやめたほうがいい
求められる自分に違和感があるのなら、やめたほうがいいです。
求められる自分と、ありのままの自分に違和感あるとすると、仕事自体合っていない可能性高いです。
そのまま仕事を続けても、伸び悩むかもしれませんね。
違和感あるときは、自分に違和感を感じる人の特徴と原因|対処法も紹介。模範的な行動に縛られない生き方をお読みになり、自分を見つめ直した方がいいですよ。
求められる自分でも疲れないコツ
求められる自分で仕事をしても疲れないコツがあります。
それは仕事が終わったら自分を開放することです。
具体的には、
- ひとり時間を作ること
ひとりでカフェで過ごすでも、景色のいいところに出かけるでもいいです。
ちなみに 私はサウナにこもります。
求められる自分スイッチ・オフにすることを心がけましょう。
仕事服を用意する
仕事服を用意しオン・オフを切り替えるのもいいです。
白衣を着ているときだけ医者になればいいみたいな感覚です。
私の場合、講義をするときはピンクのジャケットを着て登壇しています。
そのときは「講師の仕事をしている浅野ヨシオ」という自分でいるときですね。
求められる自分で働くメリット
求められる自分で仕事をすることで得られるもうひとつのメリットがあります。
仕事中の自分に対し、あれこれ言ってくる人がいても平気でいられる。
例えば厳しさを求められる管理職の人は、部下に疎まることもあるかもしれませんね。
でもそれは、管理職として求められる姿であり、ありのままの自分が疎まれているわけではない。
そこで自分を守ることができるのです。

「求められる自分ぬいぐるみ」を着て働くと思うといいです
求められる自分で活躍しよう
先ほどご紹介した村西さんの例でもわかるように、求められる自分の姿で働くと、仕事のチャンスを得られます。
- 自由に働く可能性が高まり続ける。
ちなみに「自分らしく働く」とは「ありのままの自分で働く」とはちょっと違います。
自分らしく生きるための仕事をする方法7選【実践編】も合わせて読むと理解深まります。
まずは求められる自分を追求し、目の前の仕事に向き合うのがおすすめ。
村西さんによると、どの職場でも「辛い仕事も放り投げないタフさを持った人」というイメージが出来上がっていたと言います。
村西さんの「仕事上で評価される自分らしさ」ですね。
自分らしさは、その人にしかない持ち味でもあります。

その持ち味があれば、いただく報酬も高くなりますよ
求められる自分で働く世界【体験談】
私の体験談も少しお話しますね。
女性の前で講義すると、自分を活かしているように思えます。
男性と話しているときは、身構えてしまうのですよ。
私自身はコンプレックスのかたまりのような男です。
そんな私の自らの経験をネタにした講義は、働いている女性たちの気持ちを揺さぶり続けたようです。
こちらは私の講座の解説動画ですが、自分を取り戻した女性たちの生の声も収録されています。参考までに。
求められる自分を追求すると、バランスよく自分を出す仕事に巡り合うことになるので。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料配布中】
最後になりますけれど、自分の見つめ直し完全マニュアルをお作りしました。
- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
以上、充実の内容。
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それでは求められる自分を大事にして楽しく働きましょうね!
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