
苦手なことにぶつかると躊躇します。
それは思い込みなのかな?
苦手を克服することはできるの?
そんな疑問に答えます。
結論から先に言いますと、苦手意識は思い込みによるものです。
とはいえ苦手意識のない人なんて99%いないのではないでしょうか。
それでも苦手意識の大半は思い込みでしかないのです。
ご安心ください。
脳が苦手と”勝手に”命令しているだけですから。
この命令は生きていく上で必要な本能だったりします。
- 苦手なことへの向き合い方をきちんと覚えると、仕事も生きるのも楽になりますよ。
苦手意識の思い込みに負けない方法について解説します。
本記事の主な内容です。
- 苦手意識の生まれる理由
- 苦手の思い込みを克服する方法
- 苦手な相手との向き合い方
- 得意は苦手から始まる話
- この記事を書いている人の信頼性
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。

今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
苦手意識の思い込みに負けない方法
繰り返しになりますけれど、苦手意識というものは大切な能力です。
能力であることを知らないと先に進めませんので、その説明からスタートしますね。
苦手意識の生まれる理由【危機回避能力】
大切なので繰り返し言います。
苦手意識の生まれる理由は、脳が勝手に”それ苦手だよ”と命令しているからです。
- 身に迫った危険を避ける本能なのです。
- やったことがないこと
- 知らないこと
- わからないこと
- 複雑であること
- 自信がないこと
- 大きな失敗をしたこと
以上のような場面に遭遇するとうまくいかない可能性が高いですよね。
つまり身の危険が迫っているわけです。
すると「やめときなよ」と危険シグナルが発生する仕組みになっている。
そのシグナルこそが苦手意識の正体です。
苦手を克服する方法【仕事にも活かそう】
- 苦手を克服する方法
- 苦手スイッチを押さない
- 冷静に考えてみる
- 場数を踏んで慣れる
- 経験値を数字で出してみる
苦手を克服するためには、とにかく苦手スイッチを押さないことです。
一旦、冷静に考えてみることが大切。大抵は経験がない(少ない)だけですから。
場数を踏んで慣れることが大切です。
ではどうやって冷静に考えられるかというと、経験値を数字で出してみることです。
「うわ!苦手だな」と思ったら、何回くらいもしくは何時間くらい場数を踏んだか数字化してみましょう。
- 回数で言うと100回にも満たないと思います。場合によっては1回とか2回とか。
すると経験が少ないだけとわかり、冷静に対処できるようになりますよ。

苦手のほとんどは思い込みであり、慣れていないだけですよ
苦手なことに慣れるコツなんてありますか?

苦手なことの場数を踏んで慣れるコツ
苦手なことの場数を踏んで慣れるコツは下記となります。
- 苦手なことに慣れるコツ
- 目的を考える
- 最初はゼロ点からスタート
- 人と比べないようにする
- 目の前のことに集中する
- 先に手をつける
- 遊び感覚を取り入れる
- ドラマの主人公になる
- 人に頼る
順に解説します。
苦手なことの場数を踏むコツは心理的なハードルをいかに下げていくかが重要なポイントになります。
そのためにはまず目的を考えることからスタートしましょう。
目的を考えて、やる気を奮い起こしていきましょう。
やろうと決めたなら、最初はゼロ点からスタートでいいと心得ておきましょう。
このとき、人と比べないようにするようご注意くださいね。
説明いらないと思いますけど、絶対にやりたくなくなるからですよ。比べないようにするためには目の前のことに集中することです。
また苦手だなと思うことから先に手をつけることも大切です。
それでもきついなぁと感じたら、遊び感覚を取り入れることもおすすめします。
ゲームをクリアしていくと思えばいい。
また、ドラマの主人公になるような気持ちで挑むのもいいです。
苦難を乗り越えて成功するドラマの主人公です。
難題をクリアしていくヒロインを演じる気持ちで挑むのです。
そして人に頼るのもありですよ。教えてもらったり、まずいところを指摘してもらったり、時には手を貸してもらうなんていうのもアリ。
ひとりでやろうと思うとストレスも大きいですからね。人に頼ってしまいましょう。
以上が苦手なことの場数を踏んで慣れるコツでした。

最初からうまくできる人なんていませんから
苦手な相手との向き合い方
次に苦手な相手との向き合い方についても解説します。
付き合わなきゃいいんですけど仕事上づきあいとか、そうもいかないときありますものね。
付き合ってみたらけっこういい人でしたなんてオチになることを祈って書きます。
- 苦手な相手との向き合い方
- ウソでもいいから相手を信じてみる
- 自分から挨拶する
- 話す前に一拍置く
- なるべく飾らないように
- 生い立ちを聞いてみる
苦手だなぁと思う相手に対して、よく知らないとか誤解しているだけの可能性もありますよね。
そこでまずウソでもいいから相手を信じてみることです。信じるためには相手をよく知ろうと思わざるを得ませんからね。
とはいえ本心から信じるには時間かかると思います。まずはウソでもいいので相手を信じてみましょう。
そして自分から挨拶することです。
そこで挨拶を利用する。
挨拶するためには相手に近づく必要が生まれますからね。
なるべく飾らないようにして自然に振る舞うように心がけましょう。気を使い過ぎると苦手感倍増しますから。
そして話をするときは、話す前に一拍置くことを意識しましょう。
「相手を信じる。信じる。信じる」と3回唱えてから挑むくらい、気持ちを落ち着かせてから話すといいですよ。
いきなり話し始めてしまうと動揺する恐れもあるから。
最後に、相手の生い立ちを聞いてみるのもうまいやり方です。
- 苦手だなと思う主原因は、話し方や態度など相手の言動がもとになることが多いです。
その言動はもしかすると、その人の生い立ちによるものの可能性があります。
たとえばいつも怒鳴るような人は、猛烈なストレスを感じて育ったとかね。
苦手だなぁと感じる度に、相手の生い立ちを思い出すといいですよ。

なるべく敵になる人を作らないほうがいいですものね
「得意」は苦手から始まる話
最後にちょっと補足的なお話をします。
- 苦手だと思うことから避けていると、得意なことが見つかる確率が下がっていくというお話です。
前にも書いたように、苦手意識のほとんどは思い込みであり、場数不足によるものです。
場数を踏んでいるうちに面白さがわかったり、得意なことになることだってあります。
かくいう私も自分が人前で話をする仕事をすることになるとは、40代直前まで思いませんでしたからね。
それまで人前で話すのは苦手だと思い込んでいました。
最初はほとんどの人がうまくいかないことの連続ですよ。
場数を踏んだのちに「苦手か?得意か?」の選択権が得られるのではないかと思うのですよ。
まずはやってみるの精神でモノゴトに挑むほうが、得意なことを見つけるチャンスは広がる。
つまり人生お得に生きられるということですよ。
得意なことの見つけ方と仕事にする方法【この仕事が好き!著者が解説】 も参考にしてみてくださいね
以上となります。
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