行動できない苦しさの原因は何かしら?
今からでもできる実践的な方法を知りたい。
この苦しみを逆転する思考法ないかな?
そんな疑問に答えます。
多くの人が一度は「行動できないので苦しい」という感情に襲われたことがあるのではないでしょうか?
この感情は、日常生活のあらゆる場面で現れ、私たちの心を圧迫し、行動のブレーキとなってしまいます。
これには明確な原因があります。それを知ることで、この感情を乗り越える手段を探ることができます。
この記事では、「行動できないので苦しい」と感じる主な原因と、それを実践的に解消する10の方法を紹介します。
さらに、
“行動できない苦しみを逆転する思考法”も取り上げ、そのための特別なツールも配布しています。これは他に類を見ない、価値ある内容となっています。
この記事を最後までお読みいただくことで、行動できない不安を取り除き、新たな一歩を踏み出す勇気を手に入れることができると思いますよ。
4分ちょっとで読めますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
行動できずに苦しんでいた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
行動できないで苦しい人の主な原因
繰り返しになりますが、「行動できないので苦しい」という感情を抱えることは、多くの人が経験することです。
以下に、この感情の背後にある主な原因を重要度の高い順に紹介しますね。
- 行動できないで苦しい人の主な原因
- 自信の不足によるもの
- 過度な不安感によるもの
- 完璧主義の性格によるもの
- 情報過多によるもの
- 環境や他者からのプレッシャー
以上を順に解説しますね。
1.自信の不足によるもの
行動できないので苦しいと感じる原因の1つ目は、自信の不足によるものです。
よくある例として、
過去の失敗体験がトラウマとなり、新しいことに挑戦するときに躊躇してしまうのです。
このような経験が繰り返されることで、行動する「前に」既に挫折感を感じてしまうことが多いですね。
2.過度な不安感によるもの
行動できないので苦しいと感じる原因の2つ目は、過度な不安感によるものです。
人は未知のものや変化に対し、不安や恐れを感じる心理作用が備わっています。
例えば、
新しい職場や環境に飛び込むことへの不安が、行動にブレーキをかける一因となることがある。
このような不安感によって、行動を妨げる原因となることが多いです。
3.完璧主義の性格によるもの
行動できないので苦しいと感じる原因の3つ目は、完璧主義の性格によるもの。
行動を起こす前に、完璧な行動を求めてしまうと、小さな障害や不確実なことにより、行動を停止してしまうのです。
例えば、
起業しようとしても、現在の給料以上稼げるか不確実なので躊躇するみたいな状況がわかりやすい例ですね。
全て条件が整わないと行動できないと思考のスイッチが入る感じです。
4.情報過多によるもの
行動できないので苦しいと感じる原因の4つ目は、情報過多によるものです。
現代社会では、情報があふれており、何を基準に行動を選択すればいいのか判断できないことがありますよね。
例えば、
「持ち家がいいのか?賃貸がいいのか?」なんていう話題は、何年も前から議論されています。
ネットニュース・You TubeほかのSNSによる情報があり過ぎて、選択できないみたいにね。
つまり、同じ問題に対するさまざまなアドバイスに触れることで、行動を決断するのが難しくなるのです。
5.環境や他者からのプレッシャー
行動できないので苦しいと感じる原因の5つ目は、環境や他者からのプレッシャーによるもの。
例えば、
親や友人からの期待に応えるための”正しい行動”に固執してしまい、自分の望む行動を探れなくなる場合がありますね。
「行動できないで苦しい」状態は、わりと身近に起こりやすいことですよ。
「行動できないので苦しい」を解消する実践的な方法10選
行動できないので苦しい感情を解消するための実践的な10の方法を紹介します。
取り組みやすい順に紹介すると、次のとおりになります。
- 行動できず苦しい状態を解消する方法
- 行動のハードルを下げる
- 30%の行動を目指す
- 目標を小さな行動に分解する
- 頭を整理する
- 「結果」の特性を知る
- 行動を自動化する
- 伴走者(専門家)をつける
- 「淡々と行動」を意識する
- 自分の成功体験を棚卸しする
- 本心なのか疑う
行動しやすいように順に解説しますね。
1.行動のハードルを下げる
行動できずに苦しい状態を切り抜ける方法の1つ目は、ハードルを下げること。
前にも少し書きましたが、完璧を求めたり、高すぎる期待値があると、行動の足かせになってしまいます。
そこで、行動できるレベルになるまで行動を見直すことですよ。
私の経験の例を一つ紹介します。
ダイエット目的で、パーソナルトレーナーさんに指導を受けたときのお話。
これまで何度もリバウンドを繰り返していた私の話を聞いてトレーナーさんは、「最初は食べることをガマンしないで」「体重を気にしないで」と私にアドバイスしました。
思い返してみると、行動できるようなレベルにまでハードルを下げてくれたのだと思いますよ。
行動できずに苦しい状態になったら、高い行動のハードルを課していないかチェックしましょう。
2.30%の行動を目指す
行動できず苦しい状態を解消する方法の2番目は、30%の行動を目指すこと。
100%の完璧な行動を目指すとプレッシャーが増大しますからね。初めは「30%できたら上出来」くらいの気持ちで挑むのです。
例えば、
行動しようと決めていたプラン10個のうち、3つできたら上出来だというくらいの心持ちでいることですよ。
完璧にやらねばという緊張もほぐれて、気持ちが楽になるはずです。
もしも、行動できず苦しい状態が続いているのであれば、30%の行動を目指そうとマインドチェンジしてみましょう。
いい感じに動けます。
3.目標を小さな行動に分解する
行動できず苦しい状態を解消する方法の3番目は、目標を小さな行動に分解することです。
この方法が有効な理由は、
目の前の大きな課題や目標を考えると、どこから手をつければいいかわからず、行動を先送りしてしまうからです。
例えば、
キャリアアップのために資格を取得したいと思っても、膨大な学習量や難易度を前にすると挫折してしまうことがある。
そこで、
資格取得のための学習計画を月単位、週単位、日単位と具体的な小さなステップに分ける。
すると、
毎日の進捗が見えやすくなり、その日の目標をクリアするたびに達成感を得られるようにもなりますよね。
つまり、
大きな目標も小さな行動に分解することで、行動をうながし、途中での挫折を避けつつ、着実に目標に近づけるのです。
4.頭を整理する
行動できず苦しい状態を解消する方法の4番目は、頭を整理することです。
なぜなら、
混乱した思考が行動を妨げているからですね。
例えば、
考え事をメモに書き出すことで、頭の中をスッキリさせることです。
ちなみにこの記事を書いている私は、「Xmind」というアプリをよく使っています。(無料版で充分です)
ホームページを作るときとか、セミナーのコンテンツを考えるときとかによく使います。
混み入ったことを考えねば行動に移せないような課題にぴったりです。
特別なツールは必要ありませんが、頭を整理し、明確な思考を持つことで、行動に移せるようになりますよ。
5.「結果」の特性を知る
行動できずに苦しい状態を切り抜ける方法の5つ目は、「結果」の特性を知ることです。
結果は、その瞬間にならないとわからないもの。
例えば、
転職の面接を受けたとしましょう。合否の連絡がくるまでの結果は予測できませんよね。それだけに結果の不確実性に悩むのは無意味と言えます。
また、
結果とは行動を止めた時点での捉え方の一つですからね。
昨日の仕事の過ちも、次の行動で成果を上げるための大切なステップである可能性があります。
誰も結果はコントロールできませんが、そこに至るまでの「行動」はその気になればコントロールできます。
とりあえず「アレコレ考えるのはやめて始めてみよう」と心をうながすといいですよ。
6.行動を自動化する
行動できず苦しい状態を解消する方法の6番目は、行動を自動化することです。
なぜなら、
毎回の判断や考えるエネルギーを省くことができるからです。何も考えずにカチッと動くイメージです。
例えば、
私の例ですが、朝目覚めたら真っ先にブログを書くようにしています。
毎日何かしら書いているのは、現時点で4年目に突入していますが、まさに行動の自動化です。
もちろん最初はキツかったですけど、旅行に行く日でも、義理の父の葬儀の日でも書いてました。
しかしそんな日々を毎日過ごしていると何も感じなくなります。むしろやらなかったら気持ち悪くなるでしょうね。
ルーチン化するということですが、すさまじい効果があるものと実感しています。行動の敷居が低くなりますよ。
7.伴走者(専門家)をつける
行動できず苦しい状態を解消する方法の7番目は、伴走者をつけることです。
なぜなら、
定期的に伴走者(専門家)をつけると、
モチベーションの低下を防げますし、何より正しい方向性へ導いてくれる安心感があります。
例えば、
この記事を書いている私の塾の卒業生の中には、顧問セッションの契約を結ぶ女性がいます。
彼女たちは、将来独立しようと考えている人が多く、しかし一人では行動に移せないため伴走者として私を選んでくれています。
このような感じで、専門家に並走してもらうことで、行動をうながし挫折を防ぐ仕組みを作るわけです。
要は、RIZAPを見習う感じです。
意志の力だけに頼らない仕組みと言っていいかもしれませんね。
8.「淡々と行動」を意識する
行動できず苦しい状態を解消する方法の8番目は、「淡々と行動」を意識すること。
その理由は、過度な情熱や熱意は疲れやすいからです。
前にも書いたように、何をするにしても当初はうまくいかないことが多い。過度な期待は自分を苦しめますよ。
そこで淡々と「まずは始める」ことに意識を集中すること。
行動したあとに、やる気や集中力も追いかけてきますから大丈夫です。
勇気もやる気も集中力も、「行動を始めたあと」に宿るものと考えていい。
淡々と行動を始めることを意識しましょうね。
9.自分の成功体験を棚卸しする
行動できず苦しい状態を解消する方法の9番目は、自分の成功体験を棚卸しすることです。
なぜなら、
過去の成功を振り返ることで、自信を取り戻せるからです。
例えば、
過去に達成した目標や、乗り越えた困難を思い返すことですね。
自分にはできる力があると再認識することになり、行動の障壁が低くなるはずですよ。
「成功体験がない」と思う方は、以下の記事を熟読すると突破口が開けますよ。
▶成功体験がない人でも輝ける!自分の可能性を開花させる方法【成功を引き寄せる7つの秘訣】
10.本心なのか疑う
行動できず苦しい状態を解消する方法の10番目は、本心なのか疑うことです。
なぜなら、
外部からのプレッシャーや他者の期待に振り回されがちだからです。
例えば、
親から公務員になるように期待されて、それに応えよう思っているみたいなときは注意ですね。
本心から思えないことは、行動への敷居が高くなる。さらに、行動できても動きが鈍くなることが多いですからね。
つまり、
自分が本当に望んでいることは何か、深く考えてみることが大切ですよ。
本心が見えなくなっている人は、以下の記事をおすすめします。
▶自分の本心を知る7つの方法【本音がわからない人の特徴と原因】
「行動できずに苦しい状態を切り抜ける方法」をもう一度、下記にまとめますね。
- 行動できず苦しい状態を解消する方法
- 行動のハードルを下げる
- 30%の行動を目指す
- 目標を小さな行動に分解する
- 頭を整理する
- 「結果」の特性を知る
- 行動を自動化する
- 伴走者(専門家)をつける
- 「淡々と」を意識する
- 自分の成功体験を棚卸しする
- 本心なのか疑う
行動できないときに役立つ記事をほかにも書いてますのでどうぞ。
☆失敗する&行動するのが怖い人へ。不安を乗り越える7つの方法|臆病でも問題なくできます
☆行動ブレーキの外し方7選|思いっきり成果を出す自分の作り方【環境づくりが必要です】
【結論】自分を許すことを覚えよう
ここまでのまとめですけど、行動するきっかけがつかめず心が閉ざされてしまうときは、そんな自分を許すことを覚えてくださいね。
これは、自分を甘やかす行為ではありません。
心の中に小さなきらめきを灯す最初のステップに他なりません。
心に深く刻まれた「苦しむ」感情を和らげること、それが最も大切です。
- 考えてみて欲しいのです。
機械の世界では「あそび」というゆとりをもたせます。
部品同士のつながりに、少しの余裕やスキマを持たせることで、突然の衝撃から機械全体を守っているのですよ。
私たちの心も、この「あそび」のような余裕が必要です。
その余裕が、困難な状況に立ち向かう力となり、新しい挑戦への道を開きます。
この記事を書いている私も、講義をする前には、「楽しむ」ことを心がけます。
それは緊張をほぐし、自らに「あそび」のゆとりを持たせるためです。
【注目】完璧な人はいない
自分を完璧主義と思っている人ほど、行動できず苦しみやすい傾向にあります。
ところがほとんどの場合、完璧主義の意味をはき違えています。
ホンモノの完璧主義は「結果だけ」妥協しない人です。結果にたどりつくまでは、泥をなめるようなこともやり抜きます(ちょっと汚い表現でごめんなさい)。
他人の目を気にすることもないですし。ホンモノの完璧主義の人はシーラカンスより少ないです。
- そもそも完璧な人なんていない。
完璧そうに見えるだけ。外から見えないところで悩んでいたりするものですよ。
行動できない苦しみを逆転する思考法
行動できない苦しみを逆転させる思考法は「行動できた」ことに目を向けることです。
これまでどのようなことを成し遂げてきたのか見つめ直しましょう。
とはいえ、ネガティブ・バイアスと呼ばれるネガティブな経験(失敗など)が記憶に残る心理作用が私たちに備わっています。
それでは自信をもって前に進めません。そのために成功体験が記憶の奥底に眠ってしまう。
そこで、
自己肯定感を高めることが最課題になります。
そのためには、これまでどのようなことをしてきたかポジティブ視点を持って過去を振り返る必要があります。
しかし、あらゆる視点を踏まえた質問を自分に投げかけなければ思い出せないことでしょう。
褒められたことは何か?「ありがとう」と言われたことはないか?など、ポジティブな記憶を引き出す質問を自分に浴びせ続ける。そんなひとつひとつのポジティブな事象のなかに、自己肯定の種は隠れています。
困っている人が多く、相談が絶えないため自己肯定感を高める100の質問集を作りました。
この質問集をお読みになるとわかりますけど思い出せる過去の体験は、ポジティブなものばかり。
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100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
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