自分の本音がわからない…
病気かな?
よくある原因や特徴は?自分の本心を知る方法も知りたい。
そんな疑問に答えます。
自分の本音がわからないのは病気ではないです。
特に日本人は、他人に合わせて行動するように教育されていますからね。本心と違う行動を強いられることも多いので、無理もないですよ。
しかし、対処が必要です。放置すると自分が何をしたいかわからなくなるし、大事な局面で決断できなくなりますから。
そのままでは他人や組織に従うだけの人生が待っている…
本記事では、自分の本心・本音を知る10の方法を解説します。わからなくなる人の特徴やよくある原因も書きました。
この記事を書いている私も、本心がわからないまま20〜30代を過ごしています。
放置したら人生後悔するのは明らかなので、本記事の熟読をおすすめします。
文末に自分を知るためのツールも紹介しています。最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
本心がわからなくなっていた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
自分の本心・本音を知る具体的な方法10選
自分の本心を知る方法を解説します。本音を探る秘訣をお教えしますね。焦らず一つづつやってみるのがコツですよ。
1.過去の経験を振り返ってみる
自分の本心を知る方法の1つ目は、過去の経験を振り返ってみることです。どのような経験かというと次の4つ。
- 喜び(喜)の経験
- 怒り(怒)の経験
- 哀しみ(哀)の経験
- 楽しみ(楽)の経験
以上、喜怒哀楽に関わるそれぞれの経験です。例えば難関校に合格したときに喜んだ経験とかね。
心から自然に溢れ出るものは喜怒哀楽の感情。
喜怒哀楽のからむ経験を振り返ることで、本心・本音に繋がるヒントがつかめますよ。
2.思い残しを考えてみる
自分の本心を知る方法の2つ目は、思い残しを考えてみることです。
例えば動物園の飼育員になりたかったのに、親に止められて断念したみたいな。
やりたい気持ち(本心)に蓋をした経験を幼少期に遡って思い出してみること。
忘れているかもなので思い出してみましょう。
3.行動する前に気持ちを確認する
自分の本心を知る方法の3つ目は、行動する前に気持ちを確認することです。
仕事やプライベート問わず、これからする行動前に、自分の気持ちに意識を向けてみるのです。
めんどくさいな…
ワクワクするわ!
不安だわぁ
など、心から湧き上がる感情をモニターする。
大人になると与えられた役割をこなすことに意識が向き、自分の感情が二の次になりがち。錆びた自分の感情を呼び覚ます狙いです。
4.感情を書き出してみる
自分の本心を知る方法の4つ目は、感情を書き出してみることです。
日記をつけるかのように日々起こったことを振り返りつつ、何を感じたか本音を書き出してみましょう。
誰も見ていないから遠慮もいらない。「嫌いな上司を殴りたい」とも書ける、笑
感情を書き出すためには、否応なく自分を見つめ直す機会になるので本音を導き出す突破口になりますよ。
5.自分の価値観を見つける
自分の本心を知る方法の5つ目は、自分の価値観を見つけることです。
自分の価値観とは、物事の価値に対する個人の考えを言います。個人差があり答えは必ず自分の中にあるはず。
「イケメンの人が好き」「仕事だけの人生はイヤ」などは価値観の一つです。本心・本音と直結する自分オリジナルの感情ですよね。
価値観の見つけ方については下記の記事に具体的に書いてます。
▶自分の価値観とは?12の質問で見つかる「本当に大切なもの」
6.心の声に従ってみる
自分の本心を知る方法の6つ目は、心の声に従ってみることです。
心の声は言い換えると「小さな本心」ですからね。勇気がいると思いますので小さなことから始めるといい。
友人と食事をするとき、これまで相手に合わせていたなら、思い切って自分の食べたいものを言ってみるでもいい。
そんな気付きの繰り返しが本心・本音を生みます。美味しいパスタに出会い「私は料理人になりたい!」と思うかもしれませんよ。
極端な事例ですが、本心・本音はそんな些細なものの積み重ねにより湧き上がるものですよ。
7.人生のストーリーを分析する
自分の本心を知る方法の7つ目は、過去の行動パターン(人生ストーリー)を分析することです。
この方法が効果的な理由は、過去の行動が現在の自分を作っているため、それを理解することにより、本心に近づけるからです。
例えば、
過去に何度も安定を求める選択をしてきたなら、それが自分にとって非常に重要なものである可能性が高いでしょう。
何を選び、何を避けるかを注意深く観察することで、自分の本心や価値観、恐れや願望についての手がかりが得られます。
私の運営している塾では、人生のストーリーを解析するカリキュラムで、真の能力とその価値を明確化しています。
ご興味のある方はこちらを参考にどうぞ。
これまで13年間で2000人以上指導した実績があります。
8.身体の感覚に注意を払う
自分の本心を知る方法の8つ目は、身体の感覚に注意を払うことです。
感情は身体にも表れるため、それに気づくことで自分の心に気づきやすくなるからです。
例えば、
「通勤電車に乗ると胸が締め付けられる」のように身体に何かしらの異変が起きていないか観察してみましょう。
ストレス・不安・恐れなどが関わっている可能性があります。
9.お酒を飲みながら信頼できる人と話す
自分の本心を知る方法の9つ目は、お酒を飲みながら信頼できる人と話すこと。
お酒は本心・本音を吐き出す潤滑剤とも言えるものです。
信頼できる人と共に少しお酒を飲みながら語り合ってみるのも自分の本心を知る一つの方法です。
詳しい解説は不要と思いますが、古来からある手法ですよね。
10.自己肯定感を高める
自分の本心を知る方法の最後は、自己肯定感を高めることです。
自己肯定感が低いと、どうしても本心・本音を言えないものですからね。
自己肯定感を高めるには、過去のポジティブな経験を棚卸しする必要があります。
そこで「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。
この質問集をお読みになるとわかりますけど思い出せる過去の体験は、ポジティブなものばかり。
あらゆる角度の質問を自分に問いかけるよう厳選しました。忘れていた記憶を呼び起こせます。
迷いましたが悩まれている人が多いためしばらく無料で配布します。但し、いつまで無料配布を続けるかわかりません。
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ここまでをまとめますね。
- 自分の本心・本音を知る7つの方法
- 過去の経験を振り返ってみる
- 思い残しを考えてみる
- 行動する前に気持ちを確認する
- 感情を書き出してみる
- 自分の価値観を見つける
- 心の声に従ってみる
- 人生のストーリーを分析する
- 身体の感覚に注意を払う
- お酒を飲みながら信頼できる人と話す
- 自己肯定感を高める
本音がわからなくなるよくある原因
そもそもなぜ本心・本音がわからなくなるのでしょう?その秘密に迫ります。
原因1:本音の言えない環境で育った
本音がわからなくなるよくある原因の一つとして、本音の言えない環境によるものの影響があります。
本音が言える環境じゃありませんからね。
本音を言おうものなら否定のシャワーを浴びることになりますしね。
原因2:他人の期待を軸に行動していた
他人の期待を軸に行動していると、次第に本音がわからなくなります。
自分のやりたいことと一致すれば問題ないのですが、そんなときばかりではありませんからね。
望まない状態を続けることになり、次第に感情が鈍化するパターンです。
原因3:他人に決断を委ねていた
本音がわからなくなるのは、他人に決断を委ねていたことが原因になる場合もあります。
生きていると自分で本来は決めねばならないときがありますよね。
例えば受験・仕事・結婚など。言わば『正解のない選択を迫られた』とき。そんなときに他人に決断を委ねていると、自己喪失状態になるのです。
本心・本音が忘却の彼方へ飛んでゆく…
- 本音がわからなくなるよくある原因
- 本音の言えない環境で育った
- 他人の期待を軸に行動していた
- 他人に決断を委ねていた
原因はよくわかりました。本心・本音がわからない人に共通するような特徴も知りたいです。
本心・本音がわからない人の特徴
本心・本音がわからない人の特徴もいくつか紹介します。自分に当てはまるところがないか注意しながらお読みくださいね。
特徴1:自分のことを話すのが苦手
本心・本音がわからない人の特徴の1つ目は、自分のことを話すのが苦手なこと。
本心を探られるのが嫌いな人も多く、他人からどう思われるかに意識を向ける傾向が強いですね。
特徴2:一貫性がない
本心・本音がわからない人の特徴の2つ目は、言うこととやることの一貫性がなくなる傾向もあります。
周りに良く思われたいという思いや、本当の自分を知られないようにしようという思いが交錯している状態です。
自分がどう思うかより、世間の言う正しさを求めがちですね。
特徴3:言われたことだけやる
本心・本音がわからない人の特徴の3つ目は、言われたことだけやる特徴です。
言われたことを言われたようにするのは得意でもあるのですが、自ら考え主体的に動くのが苦手な場合が多いです。
特徴4:気疲れしやすい
本心・本音がわからない人の特徴の4つ目は、気疲れしやすい特徴です。
人と一緒にいると相手に気を使ってしまうため疲れる。先程の繰り返しですが相手にどう思われるかを常に考えてしまうからですね。
そのため、一人でいないとリラックスできない傾向にあります。
特徴5:自己肯定感が低い
本心・本音の本心がわからない人の特徴の5つ目は、自己肯定感が低い特徴です。
要は自信がないのですよ。自分が考えていることを他人に知られるのが怖い感じですね。
相手の本心を探る方法
相手の本心を探る方法についても解説します。
次のとおりです。
- 相手の本心を探る方法
- お酒&食事を共にする
- 本心を引き出す言葉で質問する
- 相手の仕草に注目する
- 行動の一貫性を見る
順に解説しますね。
お酒&食事を共にする
相手の本心を探る方法の1つ目は、お酒&食事を共にすることです。
ベタなやり方ですが、一緒にお酒を飲んだり食事したりする。飲食する行為は、相手との距離感を縮めることに繋がる行動です。
相手の本心を知るチャンスも多くなりますよ。
本心を引き出す言葉で質問する
相手の本心を探る方法の2つ目は、本心を引き出す言葉で質問することです。
この場合、自分から本音を相手に告げたあとに質問したほうが効果的です。
相手の心を開くように促すためですね。
相手の仕草に注目する
相手の本心を探る方法の3つ目は、相手の仕草に注目することです。
- 声のトーンや大きさ
- 表情
- 身振り手振り
- 話すテーマにかける長さ
なども相手の本心を理解するヒントになる。本心を話すときは、声も大きくなるでしょうし、小気味よく話してくれるでしょう。
好きなテーマの話になれば時間も長くなるもの。一挙手一投足に注目ですね。
行動の一貫性を見る
相手の本心を探る方法の4つ目は、行動の一貫性を見ることです。
相手の本心を理解するには、どのような行動に一貫性があるかを観察するといいです。
例えば、
- Aさんは誰にでも優しい
- Bさんは上司にだけ優しい
Bさんの場合、本心は「出世したい」なのかもしれませんよね。
本心は言葉よりも行動に出るので、相手をよく観察することが大事ですね。
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この記事をお読みになったこの機会に、自分の見つめ直しをおすすめします。本心を探るにはこれまでの経験の振り返りと、体系的に自分の内面を見つめる必要があります。
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- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
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ではまた。
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