お手本になるようなロールモデルが欲しいな。対象者を決めたり見つけたりする方法は?
そんな疑問に答えます。
ロールモデルとは、主に仕事や生き方のお手本になる人を言います。ロールモデルがいれば、自分の成長を早める効果が期待できると一般的に言われています。
お手本になる人が見つからない、決め方がわからない人も多いため、本記事で解説しますね。
この記事を書いている私は、家族経営の職場で働いていた期間も長く、ロールモデルとなる人は身近にいなかったので試行錯誤しましたよ。
結論、身近にいなくてもなんとかなるものですけどね。それにロールモデルを決める危険性もあります。
注意しないと自分を見失う可能性がありますよ。この記事をお読みになれば、ロールモデルがいないと悩まなくなります。
最後までお読みくださいね。3分で読めます。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
ロールモデルがいない人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
ロールモデルとは?その意味と必要性
ロールモデルとは、良い手本や模範となる人物のことです。このような人物がいることで、人生や仕事における目標が明確になり、方向性を見失うことが少なくなります。
この明確な方向性があると、時間や労力を無駄にすることなく、より効率的に目標に向かって進むことができます。
例えば、
業績が優れた先輩社員をロールモデルにした場合、その人がどのようなスキルを持ち、どのような努力をしているのかが分かります。この知識を活かして、自分も同じように行動することで、成果を上げやすくなります。
また、ロールモデルがいると、新たな挑戦やスキルの習得、さらには新しい仕事に対する自信が増します。
その存在が、新たな分野での資格取得など、自己改善へのモチベーションに繋がります。
ロールモデルの決め方8選
ロールモデルの決め方についていくつか解説します。最低限守るべきポイントをまとめました。
1.手本にしたいことを整理する
ロールモデルを決めるときは、手本にしたいことを整理しましょう。けっこう忘れがちなポイントです。
何をお手本にしたいか、整理しないとロールモデルの探しようがありません。
例えば、
- スキルアップの方法
- キャリア
- 育児について
- お金の使い方
- 人間関係の作り方
以上を細かく整理するといいです。
2.考えと行動が一貫している人を選ぶ
ロールモデルを決めるときは、考えと行動が一貫している人を選ぶことも大切。
特に仕事に関わるロールモデルを探すのであれば重要なポイントであり、考えが優れていても行動しない人ではお話になりません。
自分の考えを貫き、成果を出しているから仕事の世界では手本になる。大切な選定ポイントです。
3.生い立ちや環境の似た人を選ぶ
ロールモデルを決めるときは、自分と同じような生い立ちの人や、身を置く環境の似た人を選ぶことをおすすめします。
価値観が似ている場合も多いし、受け入れやすいでしょう。
- 目的を達成する再現性が高まります。
例えば高卒の人であれば高卒のキャリアからのし上がった人をお手本にした方が参考になると思いますよ。
親身になって相談にのってもらえる可能性も高いですよね。
4.複数の人物で対応する
ロールモデルにする人物は、一人でなければならないわけではない。完璧な人に出会えない人の方が多いでしょう。
そこで複数の人物で対応する方法があります。「1.お手本にしたいことを整理する」に書いたことを、様々な人物で対応するのです。
仕事上はお手本になるけれど、私生活はお手本にならないなんて人もいるでしょうしね。
一人に限定せず、複数の人物に分けた方がお手本になりますよ。
5.一歩先を行く人はおすすめ
ロールモデルのする人物の一人として、一歩先を行く人(先輩のような存在)がいるといいですよ。
身近に感じられたり、参考になるところがタイムリーだったりしますからね。
6.有名人には注意が必要
ロールモデルを決めるとき有名人をお手本にする人がいますよね。悪いことではありませんが一点注意が必要です。
ずば抜けた能力を兼ね備えているような0.1%の超人をお手本にすると、身が持たないです。
例えば20時間くらい働いていても平気な人をお手本にしても、参考になりませんものね。
7.直感を大事にする
ロールモデルを決めるとき、考え方や行動が優れている人物でも、感覚的に受け入れがたい人はやめた方がいい。
- 相性がありますから。
性格や考え方の好み、目指す姿は人それぞれ違いますしね。手本にしてもモチベーションが続かないでしょう。
直感的なものを大事にして選んだ方がいいです。
8.自分のステージ合わせて切り替える
ロールモデルを決めるとき、自分のステージに合わせて切り替えるといい。
自分も成長すれば知りたいことや実現したいことも変わりますからね。
社内一位の実績を目指すときと、業界一位の実績を目指すときを思い浮かべると理解しやすいと思いますよ。
- ロールモデルの決め方
- 手本にしたいことを整理する
- 考えと行動が一貫している人を選ぶ
- 生い立ちや環境の似た人を選ぶ
- 複数の人物で対応する
- 一歩先を行く人はおすすめ
- 有名人には注意が必要
- 直感を大事にする
- 自分のステージ合わせて切り替える
ロールモデルの決め方体験編【音声解説】
番外編という感じですが、この記事の書いた私の体験をもとに、「流派の合う人を選ぶ」という選択基準があります。
インターネットで多くの情報を集められるようになったからこそ大事なことかと思いますので、音声で解説しています。お時間のあるときにお聞きくださいね。5分くらいです。
ロールモデルの見つけ方6選
続いてロールモデルの見つけ方についても解説します。
1.社内で探す
ロールモデルの見つけ方の最も王道な見つけ方です。会社の先輩や同じ仕事を経験した先輩上司、社長、OB&OGなどですかね。
アドバイスももらえるので重宝しますよね。
2.同じ職業の人から探す
ロールモデルの見つけ方の2つ目は、同じ職業から探すのも一つの方法です。
この記事を書いてる私は講師の仕事をしていますが、始めた当初はお手本にしていた人がいます。
どのように講座を進めるか、どのような話し方をしているか参考にしていました。
同じ職業から探すとお手本の枠が広がりやすいです。
3.同じ職種の人から探す
ロールモデルの見つけ方の3つ目は、同じ職種から探すのも一つの方法です。
業界・業種が違っても職種の軸には共通するものがあるはず。
営業職の人が、違った業界・業種の営業職の人の本を読んでも参考になるようにですね。
4.紹介してもらう
ロールモデルの見つけ方の4つ目は、紹介してもらう方法。自分の性格やなりたい姿をよく知っている知人から紹介してもらうのです。
このときも紹介された人に対し、自分の直感を大切にすることを忘れないでくださいね。
自分の信用に繋がるから、知人もヘタな人を紹介しないでしょうけどね。
5.有料セミナーや勉強会に足を運ぶ
ロールモデルの見つけ方の5つ目は、有料セミナーや勉強会に足を運ぶ方法があります。
オンラインセミナーやサロンも増えていますが、雑談もしやすく、人となりを見極めやすいのでリアルな現場のセミナーの方をおすすめしますね。
6.SNSやインターネットで探す
ロールモデルの見つけ方の6つ目は、SNSやインターネットで探す方法があります。
ブログやYouTubeなどを見たり読んだりすると、知識的なものだけではなくその人の考えや人柄をつかめますよね。
有名なのと模範になるのとは違いますからね。
- ロールモデルの見つけ方
- 社内で探す
- 同じ職業の人から探す
- 同じ職種の人から探す
- 紹介してもらう
- 有料セミナーや勉強会に足を運ぶ
- SNSやインターネットで探す
ロールモデルをもつ4つの危険性【重要】
ロールモデルを決める危険性についてもいくつか紹介します。冒頭にも書いたように自分を見失う可能性があるのでご注意くださいね。
1.自分で考えなくなる
ロールモデルをもつ危険性の1つ目は、自分で考えなくなることです。ロールモデルを手本にしていると、マネすることへ意識が向き、自分で考えなくなる恐れがあります。
応用する能力が身につかず、常にお手本を探すことになり、いつまでも自立できない可能性があります。
2.前提に違いがある
ロールモデルをもつ危険性の2つ目は、前提に違いがあることです。
また人により積み上げた実績や得意・不得意に違いもあるでしょう。
つまり前提に違いがあるため、手本にするにも限界があります。
3.自信を失いかねない
ロールモデルをもつ危険性の3つ目は、自信を失いかねないことです。
優れた人の存在が奮起に繋がれば問題ないのですが、うまくできない自分に自信を失う恐れもあります。
自分で決める手応えが薄く、たとえうまくいっても自信につながりにくくなります。注意すべきところですね。
4.自分らしさを失う
ロールモデルをもつ危険性の4つ目は、自分らしさを失う可能性があること。
ロールモデルを手本にしていると、その人のやり方をなぞることになります。思考停止の状態が続くため、自分がどうしたいかわからなくなる可能性もある。
自分らしさの欠如した状態。知らないうちに洗脳されてしまうのです。自分らしさを失わないように注意しましょう。
ロールモデルを見つけるより
大切なものはありますか?
はい。ありますよ。
自分の持ち味を
極めるのが大切です。
【結論】自分の持ち味を極めよう
ロールモデルを見つけるのもいいですが、その前に自分の持ち味を見極め活かすことを考えた方がいいですね。言うまでもなく人にはそれぞれ個性があり、独特の持ち味があります。
内気な人もいれば勝ち気な人もいるでしょうし、一つに集中できる人もいれば、アレコレ同時に進めた方が力を発揮する人もいる。
自分の持ち味を見極めると、どのように行動すれば効率よく成果が出るかわかるようになります。持ち味についての詳しい解説は下記に書いてあります。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
大事なことなので繰り返し言います。ロールモデルを見つけるのもいいですが、その前に自分の持ち味を見極め活かすことを考えた方がいいです。
とはいえ、やり方を間違えると間違った自己認識をしかねないので、自分の見つめ直し完全マニュアルを用意しました。
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