
天職に出会うための法則というかルールみたいのある?
出会える人と出会えない人の特徴を知りたいな。
彼らは何してるの?やってはいけないことある?
そんな疑問に答えます。
「天職に出会う」と検索するとさまざまな情報が流れてきますが、実際に出会えない人が9割と言っても過言ではないかもしれません。
ただ真面目に働くだけでは、これだと心から思える仕事に巡り会うのは難しいのです。
でも、特別なスキルや才能がなくても、天職にスッと出会える人たちがいます。彼らには、ある共通した行動のルールがあるのです。
この記事を書いている私自身、長い間仕事に悩み、試行錯誤の末に、天職と呼べる仕事に出会うことができました。
2000人以上のキャリア指導経験と、私自身の体験から導き出した「天職に出会うための7つの黄金ルール」を余すことなくお伝えします。
人生を左右する大切なおはなしです。最後まで読んで、あなただけの天職を見つけるヒントをつかみましょう。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
天職に出会いたい人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
そもそも天職とは?適職との大きな違い
「天職に出会いたい」と願うとき、よく似た言葉に「適職」があります。この二つの違いを明確に理解することが、後悔しない仕事選びの最初のステップです。
天職とは「心が喜ぶ」仕事
天職とは、損得勘定や能力の発揮以上に、心の底からやりたいと感じられ、時間を忘れてできる仕事のことです。
それは給料や待遇などの労働条件を超えた、自分自身の価値観と深く関係しています。強いやりがいを感じ、困難も乗り越える情熱が溢れる仕事が「天職」といえます。
適職とは「能力が活きる」仕事
一方、適職とは、好きかどうかよりも「自分の能力が活かせる」仕事のことです。
特別な努力をしなくても、人よりもうまくできたり、スムーズに成果を出せたりします。そのため、周囲から評価されやすく、安定した収入に繋がりやすいのが特徴です。
無理に選ばず両方の視点を持つ

では、私たちはどちらを目指すべきなのでしょうか。
大切なのは、この二つを「どちらか一つ」と決めつけないことです。まずは二つの違いを理解し、広い視野でご自身のキャリアの可能性を探ることが重要です。
天職に出会う3つのメリット
天職に出会うと、単に仕事が楽しくなるだけではありません。人生そのものが、より豊かなものに変わります。
その具体的なメリットを3つ解説します。
仕事への情熱が自然と湧き出てくる
天職に出会う一つ目のメリットは、仕事への情熱が湧くことです。
やらされている感覚が消え、心の底から「もっと良くしたい」「もっと探求したい」という意欲が湧き出てきます。
それは自分の中から溢れ出る純粋なエネルギーです。
人生の満足度が高まり毎日が充実する
天職に出会う二つ目のメリットは、人生全体の満足度が高まることです。
仕事の充実感は、プライベートに良い影響を与えます。仕事で得た達成感や喜びが、日々の生活にハリと自信をもたらしてくれます。
仕事が我慢する時間から人生を豊かにする時間へと変わり、毎日がポジティブに回り始めます。
無理なく成果が出て周りに評価される
天職に出会う三つ目のメリットは、成果と良い評価を同時に得られることです。
好きなことや得意なことに取り組んでいるため、自然に能力を発揮できます。その結果、仕事の質は高まり、驚くような成果に繋がることも少なくありません。
「楽しそうだね」「すごいね」と周りから評価されることで、自信が深まる好循環が生まれます。
天職に出会うための7つの黄金ルール
天職に出会うためには、いくつか守らねばならないルールがあります。お読みになるとわかりますが、物理的なことより心理的なハードルが高いことがわかります。
つまり、天職との出会いは心の持ちようで決まる確率が高いということです。私自身の経験と2000人以上の方々のキャリア指導から見つけ出した、シンプルで強力なルールです。
一つひとつ、ご自身の心と向き合いながら読んでみてください。
1. 自分の「好き」という感情を信じる
黄金ルールの一つ目は、自分の中から湧き出る好きという感情を、何よりもまず信じてあげることです。大人になると、つい常識や損得勘定で物事を判断しがちになります。
しかし天職への第一歩は、子どものような純粋なこれが好きという気持ちに気づき、認めてあげることから始まります。
とはいえ、「好き嫌いだけで仕事を選ぶなんて、非現実的だ」と感じるかもしれませんね。
でも、ここでいう好きとは単なる気まぐれではなく、自身がエネルギーを注げる方向を示す、大切な心のサインなのです。
そのサインの根っこにあるのが、その人独自の「価値基準」です。
たとえば、人の役に立ちたいといった、心の底から大切にしたいと思える、自分だけの絶対的なものさしを指します。
この価値基準は、過去の強烈な体験から生まれることがあります。
たとえば、漫画『ブラック・ジャック』の物語が分かりやすいでしょう。
主人公は幼い頃の事故で死の淵をさまよいますが、一人の医師に命を救われます。この経験こそが、命を救うことという彼の揺るぎない価値基準になったのです。
天職探しの第一歩は、まず自分だけの「ものさし」をはっきりさせること。そのために、自分の「好き」という小さなサインを見過ごさないことが大切です。
2. 心がときめく方向を探求する
黄金ルールの二つ目は、心がときめくのはどんなときか、その方向を探求することです。
好きという感情よりもさらに強く、心を揺さぶる「ときめき」や「ワクワク」。それこそ天職のありかを示す強力な手がかりになります。
ここで、分かりやすい例え話を紹介します。 「クレープ屋さんを開きたい」という夢を持つ、4人の経営者がいるとします。彼らが仕事に感じるときめきのポイントは、それぞれ異なりました。
ある人は、世界一のお店にしたいという野心に…
またある人は、お客さんの笑顔を見るという貢献に…
一人は、スタッフが幸せに働ける環境作りに…
最後の一人は、究極のクレープ作りという探求そのものに…
それぞれ心をときめかせています。
では、お客さんの笑顔にときめきを感じる人が、クレープ屋さんという「職業」そのものに縛られてしまったとします。
万が一、お店の経営がうまくいかなくなったとき、その人は「夢が絶たれた」と感じてしまうかもしれません。
しかし、彼のときめきの源泉は、クレープ作りではなく「人々を笑顔にすること」にあります。
その視点があれば、たとえクレープ屋さんでなくても、他の仕事でその夢を実現できる可能性に気づけるはずです。
なぜ、自分はそれに心惹かれるのかと深く問いかけることが、非常に重要なのです。
好きなことや興味をリストアップする
まずは、自分が好きなことや興味のあることを、思いつくままに書き出してみましょう。
そして「なぜ、これが好きなんだろう?」と一つひとつ自問することで、自分の価値観が見えてきます。
過去のときめいた経験を振り返る
これまでの人生で、何にときめきを感じたのかを振り返ってみましょう。
どんな状況や活動で、自分が最も生き生きとしていたかを思い出すことがヒントになります。
どんなときにワクワクするか観察する
日常生活や仕事の中で、どんな瞬間にワクワクするかを意識的に観察し、記録してみましょう。
自分の感情が動くパターンを客観的に知ることができます。
どんな人になりたいか考えてみる
自分の理想の人物像や、送りたい人生について具体的に考えてみます。
その理想を実現するためには、どのような仕事や活動が必要になるかが見えてくるはずです。
いろいろな人に会って話を聞いてみる
多様な価値観を持つ人々と交流し、その経験や考えを聞くことは、新しい発見に繋がります。
自分の視野を広げ、新たなときめきを見つけるきっかけになります。
本や映画で新しい価値観に触れる
読書や映画鑑賞を通じて、新しいアイデアや世界観に触れることも有効です。
これまで知らなかった世界が、自分のときめきポイントを刺激してくれるかもしれません。
3. 弱点ではなく強みを活かす道を選ぶ
黄金ルールの三つ目は、自分の弱点を克服しようと頑張るのではなく、強みを活かせる道を選ぶことです。
もちろん、弱みを無視するわけではありません。ご自身の弱みは、危険を避ける「盾」になります。
たとえば、数字を扱うのが苦手だと分かっていれば、その分野を避けた仕事を選んだり、得意な人に助けてもらったりと、あらかじめリスクを管理できる。
その上で、自分の強みを「武器」として、積極的にキャリアを切り開いていきます。
弱点で守り、強みで攻める。
この視点を持つことで、無理なく自分の能力を最大限に発揮し、満足のいく仕事に就くことができるでしょう。
より詳しくご自身の強みを見つけたい場合は、こちらの記事が参考になります。
▶︎ 強みの源泉を探る方法【過去の体験を深掘りして強みを見つける】
4. 未知の領域へ挑戦し可能性を広げる
黄金ルールの四つ目は、今の自分が知らない「未知の領域」へ、勇気を出して挑戦してみることです。
天職は、これまでの経験の延長線上に必ずしもあるとは限りません。むしろ、少しだけ快適な領域の外に出ることで、思わぬ可能性が開けることの方が多いのです。
「でも、何から始めれば…」と感じるかもしれませんね。まずは、興味のある分野の勉強からで十分です。
今の時代、オンラインで学べる機会も多く、リスクなく新しい世界を覗くことができます。そして、知識を得たら、週末などを使って小さく試してみることをおすすめします。
未知の領域への挑戦が怖いと感じる方は、こちらの記事も読んでみるといいでしょう。 ▶︎ 未経験で怖いと思うことに挑戦する秘訣|臆病な人も安心!未経験仕事に転職を成功させたい人へ
5. これと決めたら簡単にあきらめない
黄金ルールの五つ目は、一度「これかもしれない」と感じた道を、簡単にはあきらめないことです。
天職への道は、必ずしも平坦ではありません。ときには困難にぶつかったり、この道で良いのかと不安になったりすることもあるでしょう。
実際に長年一つの仕事を続けた人も、転職を繰り返した人も、それぞれが「これでいいのだろうか」という不安を抱えています。
キャリアに絶対の正解はないからこそ、不安は尽きないのです。大切なのは、目の前の道が少しでも天職に繋がっていると感じるなら、信じて進み続けること。
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」という有名な言葉もありますが、まさにその通りなのです。
より具体的な諦めない心の作り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶︎ 諦めない方法10選|成功者に共通する特徴と挫折しない秘訣
6. 世間の常識や他人の評価に惑わない
黄金ルールの六つ目は、世間の常識や他人の評価に惑わされず、自分の心の声に従うことです。
「安定しているから」「親が喜ぶから」といった理由で仕事を選ぶと、本当にやりたいことを見失ってしまうことがあります。
たとえば、美容の仕事に就きたいのに、親の勧めで自分に合うとは思えない事務職の道に進み続けてしまう…。そんな悲しいケースも、残念ながら少なくありません。
大切なのは、自分だけの価値基準を持つこと。周りの意見はあくまで参考程度にとどめ、最後は「自分にとって何が一番大切か」で判断する。その勇気が、後悔しないキャリアの第一歩です。
7.論理を超えた「直感」を大切にする
黄金ルールの最後、七つ目は、論理を超えた「直感」を大切にすることです。
自己分析を重ね、情報を集め、考え抜いたとしても、最後の一押しは「なんとなく、こちらが良い気がする」という感覚が教えてくれることがあります。
それは、これまでの膨大な経験や知識から、潜在意識が導き出した「もう一つの答え」なのです。
初対面で「この人は信頼できそうだ」と感じるような、言葉にできない感覚。その内なる声に耳を澄ませてみてください。
直感を信じる力と、その磨き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶︎ 直感を信じる人が成功する5つの理由と直感を磨く7つの方法
天職探しの具体的な3ステップ
7つの黄金ルールで心構えが整ったら、次はいよいよ具体的な行動に移ります。
天職探しは、闇雲に動いてもなかなか結果に繋がりません。ここでは、着実に天職に近づくための、王道ともいえる3つのステップを解説します。
STEP1 自己分析で自分の軸を知る
最初のステップは、徹底した自己分析で「自分の軸」を明確にすることです。
先ほど解説した黄金ルールを足がかりに、ご自身の「好き」や「ときめき」、そして「強み」や「価値基準」を紙に書き出してみましょう。
ある事務職の女性の例です。
彼女は自己分析で、複雑な情報を整理して、誰にでも分かるように資料を整える作業が「好き」だと気づきました。
そして、同僚から「君の作ったマニュアルは分かりやすいよ、ありがとう」と感謝されたときに、一番の「ときめき」を感じることも分かりました。
ここから見えた彼女の「強み」や「価値基準」は、「複雑な物事を、分かりやすく整理して人の役に立つこと」です。
この「軸」が分かれば、ただの事務職ではなく、「分かりやすく伝えるプロ」として、他のキャリアの可能性も見えてきます。
「どんなことにお金や時間を使っているか?」「人からどんなことで感謝されるか?」といった問いが、自分を知るヒントになります。
ルール3で紹介した記事なども活用し、自分の現在地をしっかりと把握することが重要です。
STEP2 視野を広げて情報を集める
自分の軸が見えてきたら、次のステップは「視野を広げる」ことです。
多くの人は、自分の知っている範囲の中だけで仕事を探そうとしますが、それでは新しい出会いは生まれません。
世の中には、まだ自分が知らない職業や働き方が無数に存在します。
本や映画、あるいは実際にいろいろな人に会って話を聞くなどして、積極的に新しい情報に触れていきましょう。
やりたいことを見つけるための、より具体的な発想法については、こちらの記事も参考になります。▶︎ 天職がわからない人への実践ガイド|26年間の体験から学ぶ究極の見つけ方
STEP3 小さく行動し経験を積む
最後のステップは、情報収集で終わらず「小さく行動してみる」ことです。 いきなり転職や起業をするのは、リスクが大きく、勇気もいります。
しかし、今の仕事を続けながらでも、できることはたくさんあります。
ルール4でお伝えしたように、週末に副業を始めたり、興味のある分野のオンライン講座を受けたりするのも良いでしょう。
机の上で考えるだけでなく、実際に経験することで、その仕事が本当に自分に合っているかどうかが、肌感覚で分かります。
この小さな一歩が、天職への大きな飛躍に繋がります。
天職に出会える・出会えない人の決定的違い
天職に巡り会う人と、そうでない人。 両者の間にある決定的な違いは、才能や運の良さではありません。
- それはただ一つです。
答えを「探す場所」が全く違うのです。
違いは「視線の向き」ただ一つ
多くの、天職に出会えない人は、自分の外側、つまり「社会」に答えを探しにいきます。
「どの会社が安定しているか」
「どんな仕事が給料が高いか」
「親や友人は何と言うか」…。
社会的な成功や、周りからの評価といった「外側の人たちが決めた正解」に、全ての答えがあると考えて行動してしまうのです。
しかし、その正解は、他の誰かのためのものではあっても、自分の心を本当に満たしてくれるとは限りません。
一方で、天職に出会える人は、まず自分の内側、つまり「自分自身の気持ち」に答えを探しにいきます。
「自分は何が好きなのか」「どんな時に心がときめくのか」「何を大切にしたいのか」。これまでのルールでお伝えしてきた、自分だけの感情や価値基準に、じっと耳を澄ませます。
探す場所が、外側なのか、内側なのか。 この視線の向きこそが、天職に出会えるか出会えないかを分ける、唯一にして最大の違いといえるでしょうね。
要注意!天職が近づいている5つのサイン
これまでの自分を見つめ直し、新しい行動を始めると、人生に不思議な変化が起きることがあります。
それは、天職が近づいているサインかもしれません。ここでは、代表的な5つのサインをご紹介します。
大切なものを失うなど大変化が起きる
天職が近づいている一つ目のサインは、これまで大切にしていたものを一時的に手放すなど、大きな環境の変化です。
これは、単に不運なのではありません。ご自身の内側で「価値観」が大きく変わり、古い環境がもう合わなくなったサインです。
キャリア一筋だった女性の事例をご紹介します。
彼女は妊娠・出産を機に長期で休職しました。子どもと向き合う穏やかな日々の中で、彼女は「仕事の成功だけが人生の全てではない」と、家族との時間や生活のゆとりに、新しい幸せを見い出し始めました。
この価値観の変化の後、元のハードな職場のことを考えると、強い違和感を覚え、緩めの部署に異動願を出しました。
このときの違和感こそ、「新しい価値観に出会い、新しい働き方を探すとき」という大切な人生メッセージです。
これまでの人間関係ががらりと変わる
天職が近づいている二つ目のサインは、人間関係ががらりと変わることです。
自分の価値観が変化し始めると、不思議とこれまで親しかった人と話が合わなくなったり、逆に新しい出会いが急に増えたりします。
私自身の経験をお話しします。
以前、ビジネスセミナーに通い始めたところ、自費で学ぶ意欲の高い人たちとの交流が、いつしか中心になっていました。
彼らの多くは自営業で、その出会いが結果的に現在の私の仕事へと繋がっていったのです。
古い人間関係から卒業していくのは、寂しいことではありません。
それは、自分が次のステージに進む準備ができた、という喜ばしいサインなのです。
尊敬できる人やメンターに出会う
天職が近づいている三つ目のサインは、心から「この人のようになりたい」と思える人との出会いです。
その人の働き方や生き方に強く惹かれ、自分の未来の姿として具体的にイメージできる。
そんなメンターやロールモデルとの出会いは、進むべき道を照らし、天職へと力強く導いてくれるでしょう。
理由なく惹かれる分野や情報に出会う
天職が近づいている四つ目のサインは、これまで全く興味がなかったのに、なぜか強く心惹かれる分野や情報に出会うことです。
特定のテーマに関する本や動画ばかり見てしまったり、無意識に関連情報を集めてしまったり。
それは、自分でも気づかないうちに価値観が変化し、新しい自分に必要な情報を、心が集め始めている証拠です。
この潜在意識からのサインを見逃さず、興味のままに探求してみること。それが天職への近道になるかもしれませんよ。
大きな挫折や逆境を経験する
天職が近づいている五つ目のサインは、仕事での大きな失敗や、逆境ともいえる状況に立たされることです。
私の講座の受講生にも、花形の部署で大きな企画に失敗し、希望しない部署へ異動させられた女性がいました。
しかし、そこで任された後輩の指導役の仕事を通して、人の成長をサポートすることに、深い喜びを見いだしたのです。
大きな挫折があったからこそ、彼女は「企画の成功」という目標よりも、「人を育てる」という役割が、自身の天職だと気づけました。
大きな失敗は、余計なプライドや見栄をそぎ落とし、本当に大切なものだけを浮かび上がらせてくれるのです。
天職探しでよくある質問

そのように思われがちですが、決してそんなことはありません。天職は、その時々の自分にとって最高の仕事であり、移り変わっていく可能性も十分にあります。
変化の激しい現代では、仕事そのものがなくなったり、逆にYouTuberのように、10年前には存在しなかった新しい仕事が次々と生まれたりします。
ご自身の環境や興味の対象が、年月と共に変わっていくのも自然なことです。
私自身、今の仕事は天職だと感じていますが、それでも常に新しいことへの興味は尽きません。
最近は、都心を離れて果樹を育ててみたい、という気持ちもあります。それが将来、新しい天職になる可能性もゼロではないのです。
大切なのは、「これが天職だ」と見つけた後も、常に自分の「やってみたい」という気持ちに素直でいることです。その探求の先に、また新しい出会いが待っているものだと思います。
本気で天職を見つけたい方へ特別プレゼント
ここまで、天職を見つけるための心構えや、具体的なステップについて解説してきました。
でも、「自己分析が大切なのは分かったけれど、一人でやるのは難しそう…」と感じているかもしれませんね。
あるいは、「自分の強みや、ときめきの源泉が、まだはっきりとは分からない」と、踏み出せずにいる方もいらっしゃるでしょう。
そんな、本気で自分と向き合いたい方のために。 私の指導経験とノウハウを凝縮した、特別な「自分の見つめ直し完全マニュアル」をご用意しました。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。

私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
天職とは、自分の内側と向き合うことで、結果的に出会うものと、私は考えています。
この記事でお伝えした7つの黄金ルールは、そのための心構えであり、自分自身と対話するための道具です。
自分の「好き」という感情を信じ、ときめきを探求し、行動を続ける。その先に、今では想像もしていないような、素晴らしい未来が待っているはずです。
もし、この自分と向き合う過程で、より具体的なサポートを求めている方がいらっしゃいましたら、私が主宰する「自分力活用講座」という場所ご用意しています。ここでは、自分だけの強みを見つけ、それを活かして自分らしい働き方を実現するための、より実践的なノウハウをお伝えしています。
ご自身の人生は、ご自身のものです。 この記事が、自分らしく輝くための、最初の一歩となることを心から願っています。
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
コメント