自分軸とは、自分らしく生きるための行動や選択の基準です。
本来は誰もが持っているはずなのに、大人になればなるほど揺らぎやすいもの。
特に日本では、周りと違う行動をすると批判されやすいため、自分軸を持つことが難しいこともあります。
しかし、他人に合わせるだけの生活では、本当の自分らしさを失ってしまうかもしれません。
この記事では、揺るぎない自分軸の作り方を、自分の感情「喜怒哀楽」の棚卸しを含む3つのステップで詳しく解説します。
自分の意志で人生を選択するための秘訣を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、10年以上かけて、個性を強みに変えるメソッドを開発し、一般的な自己分析を超えて本質的なキャリアの方向性を指南してきました。
自分軸を作り上げた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
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自分軸が必要な理由
自分軸とは、自分らしく生きる行動の基準になるもの。これを持つことで、日常行う選択の数々が自分自身の心の声に基づいたものになります。
自分軸が必要な理由は、人生において満足感・充実感を得やすくするためです。自分軸に沿った選択を続けることで、生活の質が高まります。
さらに、困難にぶつかったときやストレスの多い状況に立たされたときでも、ブレずに動揺を抑えることができます。
自分軸を明確にすることで、自信を持って生きることが可能になります。
揺るぎない自分軸の作り方3ステップ
揺るぎない自分軸を作る3つのステップを解説します。
ステップ1:喜怒哀楽を棚卸しする
これまでの経験を振り返り、どのような場面でどのような感情が湧き上がったかを、「喜怒哀楽」の4つの感情に分けて棚卸ししましょう。
- 嬉しかったこと
- 怒りが湧いたこと
- 悲しかったこと
- 楽しかったこと
これらの感情は、その人らしさのもとになる大切なサインです。
どのような状況でどのような感情が生じたかを具体的に書き出してみましょう。感情のパターンが見えてくるはずです。
たとえば、
- 嬉しかったことは、自分の行動が誰かに喜ばれることが多い。
- 悲しかったことは、人間関係のもつれが原因であることが多い。
このようなパターン分析を終えたら、次のステップに進みます。
ステップ2:価値観を見える化する
「ステップ1:喜怒哀楽の棚卸し」を終えたら、それらの感情から価値観を見える化します。それぞれの感情パターンのもとになっている価値観は、どのようなものか考えるのです。
たとえば、ステップ1であげた例をもとに考えると、「人間関係を重視することが自分にとって非常に大切である」ことが明らかになるかもしれません。これらの価値観が自分軸となります。
ステップ3:環境との調和を考える
最後のステップは、ステップ2で見極めた価値観を、自分を取り巻く環境とどのように調和させていくかを検討します。
残念ながら、自分の価値観がすべての人に受け入れられるわけではありません。
自分の価値観を支持してくれる人や環境を整えることが重要です。そのようにしなければ、「揺るぎない」自分軸にならないからです。
ときには他人との付き合い方を見直す必要があるでしょう。
以上の3ステップを通じて、揺るぎない自分軸を築くことができます。ここでの気づきを日常生活での選択や判断に活かすことで、真の自信が確立されます。
絶対的な自分軸を作る実践ポイント
自分軸を作る実践ポイントを3つ紹介します。
1.定期的な振り返りをする
毎日の終わりに、その日の行動が自分の自分軸に沿っていたかどうかを振り返ります。
うまくいったこと、そうでなかったことを確認することで、何が改善できるかを見極めることができます。
これを繰り返すことで、徐々に自分軸が強化されていきます。
2.意識的に意志決定をする
日常のさまざまな選択をするときに、その選択が自分軸に基づいたものか自問自答しましょう。
自動的に反応するのではなく、一時停止して、その行動が自分の本当の意志に基づいているかを考えることが重要。これにより、他人軸に流されないようになります。
3.自分軸の更新を心がける
自分軸は、知識を増やしたり、さまざまな経験を積むことで、変化するもの。
本を読む、勉強会に参加する、異なる価値観を持つ人々と交流するなど、自分軸のアップデートを心がけましょう。
この過程で変わらない価値観が、絶対的な自分軸になります。
揺るぎない自分軸ができるまで【体験談】
私が代表取締役を務める会社、「セルフ・スタイル」には、「自分のスタイルを貫く」という私の信念が込められています。
子供の頃、「◯◯するべき」と教えられながら育ちましたが、人にはそれぞれの考え方があって良いと感じていました。
しかし、それを表に出すことなく生きてきたため、自分を否定しているようで、常に苦しい思いをしていましたね。
今、私が受講生やクライアントを指導する際、最も重視しているのは、彼らの個々の考えや価値観を尊重すること。
どのように彼らの自分軸を大切にしながら指導するかを、常に心がけています。
もしも何か我慢しながら生きていたとしたら、その我慢が本当に必要なのか、不要なのか自分軸に照らし合わせて考えてみるといいですよ。その先に本当の幸せな人生が待っていますから。
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制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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「自分軸を専門家のサポートを受けながら作りたい」と感じている人は、こちらの受講からスタートしてみるのも一つの方法です。
ただ、私も既に契約しているクライアントの仕事を最優先しているため、いつまで開催を続けるかわかりません。募集を終了していたらごめんないさいね。
それでは、自分軸を作ってあなたらしい人生をお楽しみくださいね。以上となります。
ではまた。
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