
給料が上がらないから転職しようかな。
そんな理由で辞めていい?
転職すれば給料は上がる?
そういった疑問に答えます。
給料が上がらないから辞める。
仕事を退職する理由として、アリかナシか悩む人が多いですね。
結論から先に言うと「場合による」です。
ちなみに、厚労省の調査では転職して給料の上がったケースは全体の35%程度。
- その他は現状維持か下がってます。
慎重な判断を求められる問題ですよね。
でも悲観することもない。
そこで収入が上がらない悩みを解消するための記事を書きました。
転職していいケースや、しない方がいいケースの違いもわかります。
最後までお読みくださいね。
3分少々で読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
詳しいプロフィールはこちらです
転職して収入アップは3人に1人
厚生労働省の調査「転職入職者の賃金変動状況」によると、
前職の賃金に比べ「増加」した割合は34.2%、「減少」した割合は 35.9%、「変わらない」の割合は 27.9%となっている。引用:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/20-2/dl/gaikyou.pdf
以上の調査結果になってます。
つまり転職して収入アップしたのは3人に1人程度ということですね。
給料が上がらない原因
そもそも給料が上がらない原因にはどのようなものがあるのでしょう?
主に下記の3つの原因があげられます。
- 給料が上がらない原因
- 薄給の業種・職種だから
- 基本給の低い会社だから
- 自分に売りがないから
順に解説しますね。
(1)薄給の業種・職種だから
自分の選んだ仕事の業種・職種の給与水準が元々低ければ、給料は殆ど上がらないです。
下記の表をご覧ください。
業種・職種によって、平均年収に倍ほどの開きがあります。
出典:https://www.nenshuu.net/salary/contents/gyoushu.php1.
私の甥っ子が一昨年社会人になりましたが初月給で手取り30万円以上でした。
情報通信業ですけど、平均年収の高い業種ですから納得の数字ではありますね。
(2)基本給の低い会社だから
入社した会社自体の基本給が低いと、給料が上がらない原因の一つになります。
現代の日本企業に共通する悩みでしょう。
本人がいくら頑張っても、給料が上がらない流れになります。
(3)売りになるものがないから
当たり前の話ですが、自分自身に売りになるスキルや知識がない場合も必然的にお給料は上がりません。
誰でもできる仕事であれば、雇い主側の立場からすると1円でも安く働いてくれる人にお仕事を頼みたくなりますものね。
売りものになるものがないと給料上がらないですよね。


そんなことないですよ。転職して収入アップする人もいますし。辞める前にしておいた方がいいことがあります
退職・転職の前にすべき行動5選
前の続きになりますが、給料が上がらない原因は、
- 会社に原因がある
- 本人に原因がある
2つのケースが考えられます。
そこで今の会社を辞める、転職をする、と決める前にやっておくべきことを解説しますね。
自分の適切な給料を調べる
仮に転職したら、どのくらい給料をもらえるか調べることが大切です。
転職エージェントに登録すると無料カウンセリングしてくれます。
ひとつのエージェントだけではなく、複数から話を聞いたほうがいいですね。
この時点で給料が上がるのか、下がるのか判断できるでしょう。
給料アップを頼む
ちょっと勇気がいると思いますが、思い切って「給料を上げて欲しい」と頼んでみるといいです。
私の塾の卒業生の中にも、給料アップを勝ち取った女性もいますよ。
会社側としては、現在の給料で満足していると思っていたのかもしれませんね。
会社に必要な人材だったのでしょうね。
給料アップを頼んだとき、冷たい対応をされたら辞める決意も固まるでしょう。
「給料を上げて欲しい」と頼むことは、気持ちを整理する意味でも有効ですね。
異動願いを出す
もしも現在お勤めの会社で、職種によって給料格差があるのなら、給料の高い職種へ異動願いを出すのもいいですね。
自分の売りになる強みを見つける
収入アップの転職を勝ち取るためには、自分の売りとなる強みが必要になります。
「そんな強みなんてあるわけない」とあきらめない方がいいです。
下記の記事を参考にするといいですよ。
仕事の価値観を棚卸しする
退職&転職する前に、仕事の価値観を棚卸しすることも重要です。
例えば収入がどうのより、社会に役立つことを軸に仕事をしたいという人もいる。
価値観は人それぞれです。
詳しい解説は下記を参考にどうぞ。
- 退職・転職の前にすべき行動5選
- 自分の適切な給料を調べる
- 給料アップを頼む
- 異動願いを出す
- 自分の売りになる強みを見つける
- 仕事の価値観を棚卸しする
転職で給料を上げるには?
転職し給料を上げるには次の方法があります。
年収の高い業界や業種に転職
年収の高い業界や業種に転職することですね。
口で言うのは簡単ですけど、けっこうハードル高いですよ。
必ずしもやりたい職種ではないかもしれないし、スキルアップのための勉強や修行も必要かと思います。
心して挑むことになりますね。
給料ベースの高い同業会社に転職
職種は変えなくても、給料ベースの高い会社に転職をする方法です。
この場合は、「自分の適正な給料を調べる」のところで書いたことを実践するといいですよ。
ちなみに最近は企業もスカウトが盛んです。
ビ◯リーチとかCMやってるじゃないですか。
私が前職で勤務していた会社にも、スカウトした社員がいました。
20代の男性でしたが、給料が上がるし、仕事が自由にできるようになるので喜んでましたよ。
スカウトなんてドラマの世界かと思うでしょうけど、普通に行われてます。
スキルアップ転職をはさむ
一度スキルアップの転職をして、自らの価値を高めて、更に転職するという方法もあります。
これからの時代は自分のキャリアも計画的に考える必要がありますよ。
- 転職で給料を上げる方法
- 年収の高い業界や業種に転職
- 給料ベースの高い同業会社に転職
- スキルアップ転職をはさむ
【結論】90%は会社辞めてます
その他の収入を上げる方法
ざっくばらんなお話ですが、収入を簡単に上げる方法はないのです。
それなりの覚悟が必要なことをあらかじめ心して続きをお読みくださいね。
やる気を喪失しそうになったら読み飛ばしましょう。
副業する
副業して収入を補う方法です。
実際に副業で得ている金額は、平均5万9,782円という結果に。希望金額13万2,546円の半分に満たず、7万2,764円も下回りました。実際の金額のボリュームゾーンを見ていくと、「3万円以下」が47.2%と約半数を占めています。「~5万円」(21.1%)の層も含めると、7割近くに。このことからも、副業で得たい金額と実際に得ている金額には、大きなギャップがあると言えます。
出典:マイナビ転職:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/05
また、私も10年間、2つの仕事を続けた経験あります。ほぼ毎日働くことになりますよ。
仕事選びは慎重に行った方がいいです。
私の塾の受講生で副業をしたことによって過労で休職した経験を持つ女性がいました。
フリーランスor起業する
鉄板ですけどフリーランスor起業するという道ですね。
フリーランスや起業する道を選ぶ人には、キャリアがバラバラとか、歳を取ってしまい会社員としての転職では高給を望めそうもない人も含まれています。

もちろんハードルは高いですけど、転職して給料上げるハードルも高いわけで、どのみちハードル高いならやってみるのもアリかなと
女性に起業する人が増えている背景は、会社員では稼ぎづらいという事情もありそうです。
下記の記事も参考にするといいですよ。
【結論】90%は会社辞めてます
この記事を書いている私は冒頭の自己紹介でお伝えしたとおり、働く女性たちの仕事の悩みに10年以上応えてきました。
その経験の中でも、給料が上がらない不満を抱えていた人は早かれ遅かれその会社を辞めてますね。
「仕事も定時で帰れる、仕事も楽しい、人にも恵まれている、だけど給料が低い」そんな人でも辞めてますから。
辞めた人に話を聞いたところ、その会社は入社して3〜5年くらいで辞める人が多いらしい。
やはりお金も大事ですね。
収入を上げる本質
会社員、副業、フリーランス、起業、いずれも収入を上げる本質は同じです。
起業している人は、お客さまに対して価値あるものを提供すれば収入は上がる。
会社員の人は、会社に対し価値あるものを提供すれば収入は上がる。
この本質を理解しないと、収入を上げる道はつくれないです。
提供できる価値を見つけ出そう
他の人にできなくて、自分にできることは価値の高いものです。
こうお伝えすると「私にそんなすごいことできない」と思うかもしれませんね。
かくいう私も全く同じ気持ちでした。
ところが私の初出版したときの本は、私にとって当たり前のようにできることだったのです。
その出版をきっかけに現在の仕事に繋がる道ができました。
- あきらめるのはもったいないです。
まずは自分の棚卸しをきちんとすることが大事です。
そこで、本気で自分に向き合いたいひとのために 自分の棚卸&分析に使える70の質問集をつくりました。
自分に向き合うのが苦手なひとにぴったりな質問シートです。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。
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※予告なく配布を終了します。ご了承ください。
【重要】仕事に何を求めるか
最後になりますが、
これからの仕事のことを考えるとき、収入にどこまでこだわるかは大事な問題ですよ。
けっこう個人差がありますからね。
特に最近は、メディアやSNSで高収入の人を見かける機会が増えましたよね。
それらを見ることで、自分は収入が低く、不幸じゃないかと勘違いする人も増えています。
- それは錯覚です。
相対的剥奪という心理作用によるもの。
本記事をじっくり読み返しながらお考えくださいね。
あれこれ考える前に一度見るといいですよ。
4分ちょっとのインタビュー動画です。
少しでも本記事が、今後のヒントになったらうれしいです。
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