なぜ女性の起業は難しいと言われるの?
実際どうなの?
そんな疑問に答えます。
「女性が起業するのは難しい」とよく言われますが、実際どうか?
本記事ではこの問題を掘り下げます。
確かに難しいと言われる根拠となる統計データがありますね。
しかし女性であること自体によるものというより、女性の働く環境が原因となっている。
でも、がっかりしないでくださいね。
ちなみに起業する自体は難しくありません。
税務署に開業届を出すだけで、今日からあなたも起業家です。
難しいのは利益を出し続けることです。(男女問わず)
ということが知りたいわけじゃないですよね。
本記事は起業に興味はあるけれど、どうしようか迷っている女性に最適な記事。
記事の後半には、女性が起業する上で大切な情報も書いてます。
最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
詳しいプロフィールはこちらです
女性の起業は難しいと言われる理由
「女性が起業するのは難しい」と言われる理由は、廃業率の高さが考えられます。
- 厚生労働省の調査によると
女性の廃業率は男性の約2倍であり、廃業した女性自営業主の約1割は、育児や介護を理由としている
厚生労働省 雇用均等・児童家庭局「平成 18 年版 働く女性の実情」のあらましhttps://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/04/dl/h0420-2d.pdf
同じ資料で女性の起業の課題として取り上げられているのは下記の3つです。
- 女性は男性に比べて就業経験が必ずしも十分ではなく、起業の実現率は高いものの、廃業率も高い。
- 女性の就業経験をみると、起業や経営に係る知識・ノウハウや、起業に有用な人的ネットワークを形成するチャンスが少ない。
- 育児、家事、介護等を担うのはいまだ女性が圧倒的な状況である中で、起業に当たって、また起業後の事業継続に当たって、家庭との両立の問題に直面している。
ここまでお読みになるとわかると思いますが、女性が働くこと自体、男性に較べて障壁が高いと言わざるを得ませんね。
「女性が起業するのは難しい」と言われる根幹に、男女が平等な条件で起業していない現実が潜んでます。
でも、環境の問題であり、女性であること自体に問題があるわけじゃないですよ
男性より女性が起業に有利なポイント
女性の方が、男性より有利になる部分も沢山ありますのでご安心くださいね。
私の塾の受講生にも起業して楽しく暮らしている人は多いのでよくわかります。
女性の有利なポイントをご紹介しますね。
お金だけに固執しない
おもしろい統計データがあります。
つまり女性はそんなに稼ごうと思っちゃいないわけですよ。
だから売上数字だけで成功・失敗を語るのもいかがかと。
自分の経験を活かしたいとか、人に喜んでもらう仕事をしたいとか、求めるゴールが数字じゃない女性は多いですよ。
つまり、
- お金以上の価値を感じる強みがある。
売り上げ至上主義でもなく、楽しみながら続けている人も多いですよ。
女性向けのサービスが作りやすい
男性が見逃しやすい細かいところに気づいたり、同性の心をつかむ商品やサービスを生む視点を持っているのも有利に働くポイントです。
「これかわいい♪」と女性が言う商品の横で、男性が「?」という顔をしている場合も多いですし、笑
まだまだ沢山あります。気になる人は下記の記事をお読みくださいね。
起業は何から始めたらいいのか?
女性が起業をする場合、何から始めたらいいのかお話します。
前にも書いたように、女性が働く環境は厳しいものがあります。
個人差がある。
独身でフリーに時間が使える人と、育児ママの起業はまったく異なったプランになる。
それだけに私生活の状況を加味した事業プランを練ることからスタートです。
商品を考えて、その商品をどのように売るかを考えることになります。
下記の記事を参考にどうぞ。
商品やサービスの作り方
起業したいけれど、起業できない人の3本の指に入るであろう悩みは、商品やサービス(商材)が作れない悩みです。
商材を作るときは、いきなり100点満点のものは先ず作れない。
これなら売れるだろうという予測を立てて、実際に販売しながら改良を重ねるという流れになります。
予測を立てるには、「誰の悩みをどのように解決するか?」もしくは「誰の欲をどのように満たしてあげるか?」を考えることになります。
過去の自分の経験や知人友人の悩み、あったらいいなと思った社会のサービスなどヒントは無数に転がっていますよ。
詳しくは、起業したいけれどネタがない人向け|失敗しないアイデア探し入門【6つのアプローチ】をお読みくださいね。
自分の売りの深堀りが重要
世の中には商才のある人がゴロゴロ。起業すると、そんな人たちもいる市場に出ていかなければなりません。
そこで大切になるのは、自分の売りはどこなのか把握することです。
よく理解しておかないとブレますよ。
事業プランを考える前に、やっておくべきことです。
詳しくは、自分の売りとなる強みの見つけ方|自分の魅力倍増!転職や起業にも役立ちます をお読みくださいね。
起業したいけど不安な人へ
起業するのはそれなりの覚悟が必要ですし、会社員でも満足できるのならば、無理にするものではないと思います。
起業に向いているかいないかを見分けたい人のために、早わかり診断シートをつくりました。
70の質問に「はい」「いいえ」で答え、数えるだけでわかります。
配布を始めてまもなく100人以上の方が利用されました。
私が個人セッション(1回3万円)の際にする質問の中から厳選したものです。
本来であれば有料級のものですけれど、私が一人ひとりに向き合うわけにもいかないので、今なら無料でお配りしています。下記から入手してくださいね。
※予告なく配布を終了します。ご了承ください。
起業した女性たちの口ぐせ
起業した女性たちは「もう二度と会社員に戻りたくない」とよく口にします。
起業すると働き方が自由になるのがたまらないようです。
女性ではありませんが、私も実感しています。
何時に起きようが、どこで働こうが自由ですし、誰にも文句を言われません。
しかも会社員ですと、勤務する会社や業態によって給料がある程度決まってしまう。
無理にとは言いませんけれど、働き方の選択肢として考えてみるのもありかと。
少しでもこの記事がお役に立てたらうれしいです。
自分が何者かを知りたい女性限定講座。本当にやりたいこと、収入を生むオンリーワンの強み、その答えを二人三脚で見つけます。職歴に左右されない生き方の方法や、転職・仕事の悩みも解決します。(※こちらに100人以上の受講生の声を掲載中)
コメント