中性的な私ですが、もっと女性らしくしたほうが仕事に良い影響があるのでしょうか?
そんな疑問に答えます。
この記事を読んでもらうと
中性的な女性としての自分の強みや、活かし方がわかります。
また、中性的な女性に合う職業や、陥りやすい悩みの対策まで答えています。
この記事を読むと、明日からスッキリした気持ちで働けますので最後まで読んでくださいね。
この記事の信頼性
この記事を書いている私は通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。
9年間女性が幸せに働くための講座を開催し続け、専業主婦、営業職、事務職、エステティシャン、税理士・・・等々の様々な職業の中性的な女性も指導しています。※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
「中性的な女性」が仕事でうまくいく理由
仕事の世界はなんだかんだ言って競争社会です。
それだけに男性的な性格もあわせ持つ中性的な女性は、経済的な成果をつかみやすくなりますね。
起業した女性を見ても、男性を相手にできるビジネスをされている方は、規模感のある大きな仕事もされている方が多い印象です。(これは私の体感としてです)
また男性がウヨウヨいる業界や職種の中では、顔をすぐに覚えてもらえるメリットも少なからずあるでしょう。
これも仕事でうまくいく理由の1つだと思います。
南イリノイ大学心理学科 ラマネア教授の研究で、245名の大学生の性格を調べたところ、男らしさと女らしさの両方を持っている人たちハッピーに暮らしているという研究結果もあるそうです。
心理学的に見ても幸福度が高いとは・・・、
中性的な女性はラッキーですね。
中性的な女性が持つ特徴と強み
感情的にならない
仕事に理不尽なことも多く、無理難題を押し付けられる場面も多いですよね。
そんなときに感情的にならずに淡々と仕事を続けられる強みがあります。
あとをひかない
仕事で嫌なことがあったり、失敗したりしても切り替えが早く、その後の仕事のパフォーマンスに影響を与えない強みがあります。
仕事が終わったあとに飲みに行ってパッと切り替えられるような強みですね。
論理的思考と感情的思考のバランスがよい
論理的にものごとを考える男性に対して仕事ができる強みもさることながら、女性的な感性も持っているので意地になっている男性社員をたしなめたり、一歩引いた目線で仕事ができる強みがあります。
成功にこだわる。負けず嫌い
たとえ最初は仕事ができなくても、できるようになるまでやり抜くのは男性的な性格を持つ強みですね。
ライバルが否応なしに存在する仕事の世界では有利に働く場面が多いです。
中性的な女性は、同性にもウケやすい
中性的な女性は、同性にも好かれやすい側面もあります。
女性社員が持つ独特な悩みへの理解もあり、仕事だけではないプライベートな悩みにも対応できる人が多い。
男性には話せない内容も、女性同士なら話せるというところもありますよね。
またさっぱりしている性格が、考え込んでしまう女性にとって話しやすいのです。
中性的な女性に合う仕事
中性的な女性は男性の多い職種や業界で、手腕を発揮しやすい傾向があります。
男性は女性心理に理解がうすい人が多く慣れるまでは時間がかかるようですが、慣れると居心地が良いと言っている女性が少なくなりません。
・営業職
・マーケティング
・企画
・マネージャー職(管理職)
・税理士・会計士・プログラマーなど論理的思考の必要な専門職
・製造業
・建設業
・法人相手のBtoB
などは、中性的な女性に合う職業、職種です。
中性的な性質を仕事に活かす方法
中性的な女性には「らしさ」という武器があります。
中性的な女性は、仕事もできるようになってくると否応なしに目立ちます。
その目立つ性質を自分のキャラクターとしてとらえましょう。
キャラクターとは「らしさ」のことを言います。
この「らしさ」が好かれると、技術や実績がたとえ自分よりも上の人が現れても自分が選ばれることになります。
美容師を例にするとわかりやすいのですが、ヘアカットの技術や実績だけで選ばない人が多いでしょう。
話がおもしろかったり、優しかったり、気遣いができたり・・・という本来のヘアカットとは別の要素で選ばれることも多いものです。
これはその美容師の持つキャラクター(らしさ)で選ばれているのです。
中性的な性質を持つ女性の「ブランド力」
専門的な技術を1つ持つと、
という公式が成り立ちます。
起業やフリーランスとして独立を考える時などはこの方程式を頭に叩き込んでおきましょう。
これはあなたにしかないブランド(自分にしかない強み)の公式です。
中性的な性質そのものが、自分が選ばれる価値となり、専門的な技術と掛け合わせることで、自分にしかない強みとなります。
詳しくは強みが見つからない人に教えてあげたい「自分ブランド」思考法をお読みくださいね。
中性的な女性が持ちやすい悩み
中性的な女性が仕事をする中で、多く寄せられる悩みがあります。
それは「本当の自分と、他人から見られている自分に差がある」ということです。
中性的な~というのは、女性らしくないという意味ではありません。
円滑に仕事をすすめるために、仕事のときは中性的なキャラクターを色濃く出している(演出している)だけの人も多いのです。
傷つきやすく考え込んでしまう性格の人もいるし、仕事をバリバリしているように見えても、本当は自信がない女性もいます。
見た目と本来の姿の違いに悩まれる中性的な女性が多いのが現実です。
仕事のときは中性的な女性を演出しましょう
見た目と本来の自分との差に悩まれる人は、「ありのままの自分であるべき」という気持ちがベースになっているから悩まれるのでしょう。
自分自身や外の人にウソをついているように思っているのかもしれませんね。
全くの誤解です。
ありのままの自分をそのまま出して、仕事がうまくいく人は限られています。
お笑いタレントもふざけているように見えて、細かく計算しています。
自分をさらけ出しているわけではありません。
そもそも女性は何役ものキャラクターを使い分ける達人です。
妻であり、母でありという役回りをされるでしょうし、友人の前やご両親の前で見せる自分もまた違うでしょう。
場所や相手によって無意識に自分のキャラクターは使い分けているはずです。
使い分けている理由は、人間関係もものごともうまく進むからでしょう。
(いつでもどこでも自分をさらけ出せる人はすごい。天才ですね)
仕事のときはありのままの自分ではなく、求められる自分として使い分けてよいのです。
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