実績もスキルも大したものがありません。
強みがないのです…。
強みを作る方法を知りたいな
そんな疑問に答えます。
「強みがない」のは切実な問題ですよね。そのままでは、自信も湧かないでしょうし、自分をアピールすることもできない。
それだけに強みを作るのは大切なことです。でも安心してください。強みがない・できない人はいないから。
この記事をお読みになれば、強みを作るための具体的な方法や自己PR用の強み作りのステップまでわかります。役立つツールも配布中なので、最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、10年以上かけて、個性を強みに変えるメソッドを開発し、一般的な自己分析を超えて本質的なキャリアの方向性を指南してきました。
強みを作り、転職した人や起業した人も多数。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
強みが作れない人の特徴【知識の不足】
強みが作れない人は、”強み”そのものの基礎知識が不足している特徴があります。これだけは知っておかなければならないということは…
- 強みは相対値で決まるということ。
たとえば、周りに不器用な人しかいなければ、少し器用なだけでも強みになるように。逆に器用な人に囲まれたら、少し器用なだけでは強みになりません。
つまり、
自分をどこで(Where)どのように(How)活かすのかがポイントになります。
詳しくは、強みを本質から理解する|知らないと損する7つのポイントにて解説しています。
強みを作るために知っておきたい10の方法
それでは本題です。
強みを作る方法はさまざまありまして、自分に合いそうなものを選んでくださいね。いくつか組み合わせてもいいです。
- 強みを作る10の方法
- 一つにしぼる
- 多動する
- 他の人がやらないことをする
- 同じ悩みを持つ人にコミット
- ライバルのいないところで活動
- パートナーと組む
- 人を育てる
- 逆張りをする
- つなげる
- 代わりに動く&サポートする
順に解説しますね。
1.一つにしぼる
ひとつのものごとに打ち込むタイプなら一点突破で行動し、強みを作る方法がおすすめです。
翻訳業Aさんの例をご紹介します。
子どもの頃、海外のTV番組に強い興味をもち、海外の大学に進学しました。帰国後、身についた語学力を活かす通訳・日英翻訳の仕事を開始。
そして現在は、海外ドラマや映画の翻訳のお仕事にも手を広げています。英語を軸に強みを作り、英語力を磨き上げてお仕事を広げた例です。
2.多動する
器用さがあり、ちょっと飽きっぽい人におすすめなのは多動により強みを作る方法です。具体例として、寺田真理子さんという女性を紹介します。
もともとは通訳のお仕事をしていた人。その後彼女は、
- 親族に認知症を発症された方を持つ方々
のパーソンドケア - 翻訳書を書く
- 鬱の方向けの読書療法を教える
など、興味のあるものを多動させてキャリアを積み上げました。それぞれの著書も出版しています。現在は、小説家にもチャレンジ中…。すごいですねぇ。
3.他の人がやらないことをする
興味・関心事がマイノリティ(少数)派の方におすすめの強みを作る方法として「他の人がやらないことをする」のはうまい方法の一つ。
ニッチ(狭い市場)なことに身を委ねて強みを作るのです。
一つ例をあげると、アリ好きがこうじて、アリを売って生計をたてている人がいます。「アントルーム 島田 拓」でググると出ますよ。驚かれると思います。
4.同じ悩みを持つ人にコミット
かつての自分と同じ悩みを持つ人にコミットすることで、強みを作る方法もあります。
私の講座の受講生の例ですけど、産後に崩れてしまった体型を、自らの努力で矯正した女性がいました。その技術を活かして下着フィッティングを行う仕事で成功しています。
現在も出産による体型崩れに悩む女性たちをサポートしています。自らの出産による体系崩れの経験をもとに、強みを作り上げました。
5.ライバルのいないところで活動
ライバルのいないところで活動すると強みを作れます。
事務職の女性Kさんの例ですが、小さな建材商社で事務員として働いていました。スタッフ総勢5名の零細企業です。事務員は「彼女のみ」。その他のスタッフはすべて営業職。
もはや無敵です、笑
ライバルのいないところで活動すれば、自ずと自分のできることが強みになります。
6.パートナーと組む
自分にできないことができるパートナーと組み、強みを作る方法もあります。
たとえば、営業が得意な人が職人タイプ人の作るモノやサービスを売るなんてパターンですね。
総合力で強みを作る方法です。
『自分の強みは、誰かの弱み。
自分の弱みは誰かの強み』
と考えるといいですよ
7.人を育てる
自分にできないことができる人を育てるのも、強みを作る方法のひとつ。強みと言えば自分で行うイメージがありますよね。でも、それだけではないです。
例えばコンサルタントの仕事や、マネジメント職の仕事なども、他人を育てることによって実績と認められる世界ですからね。
スポーツ競技のコーチはわかりやすい例ですね。人を育てることによって、強みを作ることもできるのです。
8.逆張りをする
他の人たちと逆のことをする「逆張り」によって強みを作る方法もあります。衰退産業やトレンドと真逆なものに、あえて目を向けてみるのです。
- おもちゃの修理屋
- 染み抜き
- 包丁研ぎ士
などで仕事が耐えずに活躍している人もいますからね。使い捨て時代に対し、逆張りをしているケースですね。
9.つなげる
人と人をつなげて強みを作る方法もあります。
自分に技術がなくとも、出来る人同士を組み合わせて、包括的な強みをつくる。会社経営者はこのタイプが多いですよ。
おそらく車のメーカー社長は、自分では車を組み立てられないと思います。
“つなぎ役”に徹して
強みを作るのです
10.代わりに動く&サポートする
人の手足となり強みを作ることもできます。人をサポートすることが好きな人におすすめ。
人をサポートすることに意識集中し、行動するとそのサポート力も強みになります。
強みを作る重要なポイント【継続性】
強みを作る重要なポイントは、続けられることを選ぶことです。続けていれば経験とスキルは上積みされます。
只、自分がわかっていない人もけっこういるので、ひとまず下記の記事を熟読し、自分の棚卸しをおすすめしますよ。
▶強みを発見!自分の棚卸し20の秘訣完全ガイド|転職・起業の武器に役立つ最新ツール公開
自分の棚卸をするときに
何か使えるツールありますか?
はい。ありますよ。
質問集を作りました。
じっくり自分で棚卸しをするために質問集を作りました。
やっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。
この質問集をお読みになるとわかりますけど思い出せる過去の体験は、ポジティブなものばかりです。強みを見つける専門職の私がセレクトしました。
どうしようか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためしばらく無料で配布します。ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。
必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
自己PR用の強み作りの4ステップ
自己PRに使える強みの作り方を4つのステップで紹介します。
1. 自己分析を深掘りする
自己分析を通じて自分の内面や行動パターンを詳しく理解します。
この過程で自分のユニークな強みや特性が浮かび上がってくることがあります。
たとえば、「留学経験から得た国際感覚や、さまざまな文化との交流を通じて、自分に合わない考えや行動に対し、柔軟に対応できるようになった」というようなものが挙げられますね。
2. フィードバックを活用する
職場や学校、友人からのフィードバックを収集し、他人が自分のどの特性を評価しているかを探ります。
価値は受け手が決めるので、このフィードバックは、自己PRの際に自分の強みを裏づける有力な証拠になります。
3. 独自性を強調する(エピソード探し)
自己PRでは、他の候補者と区別できるユニークな強みやスキルを強調することが重要です。
私の運営する塾の受講生の例ですが、歯石取りの施術中に患者さんが眠ってしまう歯科衛生士の女性がいました。
痛みを与えない施術の独自性を伝えやすい例です。
4. 未来志向でアピール
過去の経験や成功だけでなく、将来の目標や計画にどのように自分の強みが関わるのかを示すことで、相手に前向きで積極的な姿勢を示すことができます。
先の歯科衛生士の例で言えば、彼女は歯周病を減少させることに情熱を注いでおり、そのビジョンをプロフィールに明記して、どのように社会貢献をしていくかをアピールしています。
以上のステップを経て、自己PRの場面で自分の強みをより明確に効果的にアピールすることができるようになります。
以下の関連記事も参考にどうぞ。
▶人生の棚卸しをヌケモレなく完璧にする方法|70の質問で深堀り。専門家が解説します。
▶自分にしかない強みを見つけてアピールポイントにする方法|独自の強みを見つける5つのステップ
▶強みは組み合わせで作る|自分だけができることの作り方【事例有】強みがわからない人へ
偶然という必然が強みを作る【体験談】
ほんの些細な経験がきっかけになり、強みが作られることは多いです。
この記事を書いている私も、強みがないと思い込んでいました。
大学時代も牛丼屋のアルバイトに明け暮れる毎日で、大学にもほとんど行ってません。只、アルバイト経験は自分の強みを作る上で大切な経験だったと今は思います。
調理・片付け・接客など複数業務を同時にひとりでこなさなければならない仕事でした。そのときの経験があったから、私は家業の仕事を続けながら講師の仕事もできたのだと思います。
アルバイトの経験が将来役立つなんて思ってもみなかったけれど、今できることを最大限の力で向き合っていれば、自ずと道は開けるとわかった。
たまたま選んだ牛丼屋のアルバイトが今の私につながっています。強みは目の前のことに集中していると自ずと作られるものですよ。
この記事との出会いを無駄にしないように、自分を見つめ直す時間を作ってみることをおすすめします。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後になりますけれど、「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作りました。強みを作るためには、まず自分のことを深く理解しなければなりません。足りてないなと思う人にぴったりなマニュアルです。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
但し、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
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私との直接のやりとりもできますよ
「専門家のサポートを受けながら実行したい」と感じている人は、こちらの受講からスタートしてみるのも一つの方法です。
ただ、私も既に契約しているクライアントの仕事を最優先しているため、いつまで開催を続けるかわかりません。募集を終了していたらごめんないさいね。
自分の強みを作れた人インタビュー
追伸ですけど、自分の強みを作ることができた人たちのインタビュー動画を撮りました。
特別な才能がある人たちではありません。本当の自分を取り戻しただけ。
自分らしく生きる&働く人生を選択した人たちの動画です。
(※各4分くらいです)
参考にどうぞ。
☆今村有美さん〈会社員〉
『満足度の高い転職ができました』
☆中山素子さん〈海外ディレクター〉
『受講しなければ今も自分探しをしていると思います』
☆新妻幹生さん(28)〈広報職〉
『自分のキャリアが広がる実感があります』
☆栗田あかねさん〈営業職〉
『受講しなかったら転職先を間違ったかもしれません』
☆村西千恵さん〈キャリアカウンセラー〉
『出産後に時給は2.5倍になってます』
彼女たちもこの講座からスタートしています。
それでは強みを作り上げて快適なワークライフをお楽しみくださいね。
以上となります。
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