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給料上がらないから辞める前に!損しない選択と転職の成功法

給料上がらないから辞める前に!損しない選択と転職の成功法

「給料が上がらない」という理由で会社を辞めても、本当に年収アップできるのでしょうか?

結論から言いますと「戦略次第」です。

厚生労働省の最新データによると、転職者の32.4%は年収が下がっています。しかし37.2%は年収アップを実現しているのも事実。 

  • この差は何でしょうか?

 15年間で2000人超のキャリア指導を行ってきた私の経験では、成功と失敗を分ける決定的な違いがあります。

それは「転職前の準備の違い」です。

成功する人は、転職する前に必ずやっていることがあります。逆に、失敗する人は転職エージェントに登録して求人を見るだけ。この違いが、人生を大きく左右するのです。

この記事では、給料を1.4倍に増やした実例を含め、転職前に絶対にやっておくべき7つのアクションを具体的にお伝えします。

読み終わる頃には、年収アップを実現する道筋が見えているはずです。

追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
給料が上がらないので辞めようと考えている人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

【最新】転職市場に朗報

転職で年収が「増加」する人が「減少」する人を初めて上回りました

4.8ポイント差

厚生労働省「令和5年雇用動向調査」より

令和5年の厚生労働省調査「転職入職者の賃金変動状況」によると、前職の賃金に比べ「増加」した割合は37.2%、「減少」した割合は32.4%、「変わらない」の割合は28.8%となっています。

注目すべきは、転職による年収増加者が年収減少者を4.8ポイント上回ったことです。これは転職市場の改善を示す重要な変化と言えるでしょうね。その変化は、以下のようになってます。

つまり、転職して収入アップする人が、初めて収入ダウンする人を上回ったということですね。人手不足を背景に、企業が転職者により良い条件を提示するようになった結果です。

とは言え、すべての転職が成功するわけではありません。給料アップを実現するには、戦略的なアプローチが不可欠です。

給料が上がらない原因

給料が上がらない原因

そもそも給料が上がらない原因にはどのようなものがあるのでしょう?

主に下記の3つの原因があげられます。

  • 給料が上がらない原因
  1. 薄給の業種・職種だから
  2. 基本給の低い会社だから
  3. 自分に売りがないから

順に解説しますね。

(1)薄給の業種・職種だから

自分の選んだ仕事の業種・職種の給与水準が元々低ければ、給料は殆ど上がらないです。下記の表をご覧ください。

業種・職種によって、平均年収に倍ほどの開きがあります。

業種・職種によって、平均年収に倍ほどの開きがあります。

出典:https://www.nenshuu.net/salary/contents/gyoushu.php1.

給与水準の低い業界・職種の仕事を選んだ時点で、本人の実力に関係なく、給料がある程度決まる現実があります。

たとえば、私の甥っ子が一昨年社会人になりましたが初月給で手取り30万円以上でした。情報通信業ですけど、平均年収の高い業種ですから納得の数字ではありますね。

(2)基本給の低い会社だから

入社した会社自体の基本給が低いと、給料が上がらない原因の一つになります。会社自体の利益が少ないため、高い給料を支払うことができない場合も多いですね。

現代の日本企業に共通する悩みでしょう。本人がいくら頑張っても、給料が上がらない流れになります。

(3)売りになるものがないから

自分自身に売りになるスキルや知識がない、もしくは気づいてない、うまくアピールできないなどの場合も必然的にお給料は上がりません。

誰でもできる仕事であれば、雇い主側の立場からすると1円でも安く働いてくれる人にお仕事を頼みたくなりますものね。

売りものになるものがないと給料上がらないですよね。

うーん
うーん
給料が上がらないから辞めるのは「ナシ」という感じですねぇ
浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

そんなことないですよ。転職して収入アップする人もいますし。辞める前にしておいた方がいいことがあります

辞める前に試すべき7つの対策

辞める前に試すべき7つの対策給料が上がらないという状況は、多くの日本人が直面しています。その原因は、会社にある場合だけでなく、個人にある場合も考えられます。

以下に、給料アップを目指す転職活動を成功に導くための具体的なアクションを紹介しますね。

自分の適切な給料を調べる

自分の適切な給料を調べる

仮に転職した場合、どのくらい給料をもらえるのか自分の市場価値を調べることが大切です。

転職エージェントに登録すると無料カウンセリングしてくれます。さまざまな角度から、自分の適正な給料を見積もることができます。

各々はじきだされてくる数字の平均値を見れば、適正な給料はいくらなのか自分も納得できるでしょう。

これらの情報をもとに、給料が上がる可能性を客観的に評価しましょう。

給料アップを会社に頼む

給料アップを会社に頼む

転職前にやっておくべきことの2番めは、給料アップを頼むことです。

少し勇気がいることかもしれません。でも、辞めるのはいつでもできるのですから思い切ってやってみる価値はあるでしょう。実際、私の塾の受講生の中には、昇給を勝ち取ったケースも多々あります。

また、辞職願いを出してみたところ、「給料を上げるから会社に残って」と頼まれたケースもありますね。これらのケースは、自分の価値を会社に再認識させるいい機会と言っていいでしょう。

給料アップを頼んだときに、冷たい対応をされたら辞める決意も固まると思います。気持ちを整理する意味でも良いテストですね。

異動願いを出してみる

異動願いを出してみる

3番目としては、異動願いを出してみること。

もしも勤務している会社に職種による給料格差がある場合、別の職種への異動を申し出ることで、給料アップを実現できる可能性があります。

自分のスキルセットが他の部門でより価値を発揮できるかもしれません。

私の塾の受講生の例では、事務職から総合職(※人事職でした)や営業職に異動して昇給したケースもあります。

自分の売りになる強みを見つける

自分の売りになる強みを見つける

転職前にやっておくべきことの4番目としては、自分の売りになる強みを見つけることです。

自分の独自の強みやスキルを理解し、それを転職市場でのアドバンテージとして活用することが大切です。

給料を上げることを狙うのであれば、自分が持つユニーク(自分にしかない)な能力や経験を明確にし、それを転職活動で前面に押し出さねばなりません。

ここで多くの人が陥る落とし穴があります。「自分には特別なスキルなんてない」と思い込んでしまうことです。実は、日常的にやっていることの中に、他の人には簡単にマネできない価値が隠れているケースがほとんどなのです。

自分の売りになる強みがわからない人は、以下の記事が参考になるでしょう。

強みと売りの違いと見つけ方|転職・起業で差がつく自己分析

スキルのアップグレード

スキルのアップグレード

転職前にやるべきことの5番目は、スキルをアップグレードすることです。転職しても給料が上がらない、もしくは下がる人のケースはスキル不足によるものが大半です。

厳しい現実なのですが、この現実を受け入れてこそ次のステップに進めます。

特に現代の労働市場では、継続的な学習とスキルの向上が求められていますからね。「リスキリング(学び直し)」という言葉が出回っているくらいですから。

たとえば本を読む、セミナーを受講する、必要な資格を取るなどスキルや知識をアップグレードし、履歴書に書き加えることで、より魅力的な候補者となり得ます。

スキルをアップグレードすることは、転職市場での競争力を高め、給料アップの可能性を広げることにつながります。

※参考記事:自分をアップデートする15の方法 |意味と実践テクニック【時代の変化に対応する秘訣】

自己紹介文をブラッシュアップする

自己紹介文をブラッシュアップする

転職前にやるべきことの6番目は、自己紹介文をブラッシュアップすることです。

転職市場において、競争力を高めるには「自分をどう見せるか」も大切。せっかく売りになる自分の特性やスキルがあっても伝え方が悪ければ会社に理解してもらえません。

現代では会社員にも自分にしかない強みの見せ方である“パーソナルブランディング”が重要な時代です。

そこで、

履歴書や職務経歴書のほかに、私の塾では、「ブランド・プロフィール」を添付することをおすすめしています。

ユニーク性のある強み、その根拠となる実績やエピソード、他者に与えるメリットを400字以内にまとめて自分の価値を見える化するプロフィールです。

以下の記事にポイントを書いてます。

自分の強み言語化の極意|専門家が教える具体的な方法と実例

転職の目的や期待することの明確化

転職の目的や期待することの明確化

転職前にやるべきことの7番目は、転職の本当の目的や期待することを明確にすることです。

給料を上げる目的だけで転職をすると、過酷な競争や価値観の合わない人たちとのコミュニケーションなどが災いし、長く続けられないケースがあります。

このようなことを防ぐために、転職の本当の目的をしっかり見つめ直すことが大切です。

たとえば、キャリアアップ、新しいスキルの向上、ワークライフバランスの改善など、転職に求める具体的な目的を明確にすることで、転職の最適解のヒントをつかめます。

目的と期待を明確にすることは、転職において成功への道を切り開くためのキーポイントになるということです。

なぜ仕事をするのか考えることが大事ですよ、

※参考記事:仕事の価値観とは?専門家と見つける自己分析法と面接術

転職で給料を上げるには?

転職で給料を上げるには?

転職による年収アップの成功率は年代によって大きく異なります。

これらのデータを踏まえて、転職で給料を上げる具体的な方法をご紹介します。

年収の高い業界や業種に転職

年収の高い業界や業種に転職

年収アップを狙うなら、成長業界への転職は実現しやすい方法の一つです。

「でも、特別なスキルがないと無理でしょ?」

そう思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

たとえば、営業経験があるなら、IT業界を狙うというように。「ITなんて未経験だから無理」と思うかもしれませんが、ITの知識以上に「お客さまとのコミュニケーションやセールス能力」が問われる職種。

実際、IT業界の営業職は一般企業より年収が100~200万円高いケースが多く、人手不足で引く手あまた。プログラミングができなくても、営業として活躍できるかもしれません。

重要なのは「完全な業界チェンジ」ではなく「スキルの転用」。自分に当たり前にできることが、成長業界では高く評価される可能性があるのです。

私の塾の受講生・大野愛実さんがまさにその好例です。特別な資格や経験がないと思っていた彼女が、これまでのスキルを他の業界で活用し、給料が1.4倍になりました。オファーのあった会社の中には2倍の給料を提示してきたところもあったそうです。

成功の秘訣は、自分の強みや実績をきちんと言語化したこと。「自分には無理」と思っていた彼女がどう変わったのか、以下の生々しい体験談をご覧ください。

給料ベースの高い同業会社に転職

給料ベースの高い同業会社に転職

一方、業界は変えずに、より条件の良い会社に移る方法もあります。これが最もリスクが低く、着実に年収アップできるアプローチです。

  • 同業転職のメリット
  • 業界知識や人脈をそのまま活用可能
  • 即戦力として評価されやすい
  • 転職後のギャップが少ない

この場合は、先ほど説明した「自分の適正な給料を調べる」ことが重要です。同業他社の給与水準を把握し、転職エージェントやスカウトサービス(ビ◯リーチなど)を活用して市場価値を確認しましょう。

スキルアップ転職をはさむ

スキルアップ転職をはさむ

一度スキルアップの転職をして、自らの価値を高めて、更に転職するという方法もあります。

私の塾の例では、営業職だった女性が、広報職として転職し、広報のスキルを身につけ、「営業+広報」と2つのスキルを売りにして更に転職した女性がいます。

これからの時代は自分のキャリアも計画的に考える必要がありますよ。

外資系企業への転職

外資系企業への転職外資系企業に挑戦するのも、転職で給料を上げる方法のひとつです。「外資系って英語ペラペラじゃないと無理でしょ?」そう思っている人がほとんどですが、必ずしもそうとは言えません。

日本語だけで働ける環境が整っている会社もあります。ここは日本ですからね。

外資系転職の最大のメリットは、給料の上がり方が早いこと。

日本の会社は年功序列で「勤続年数が長い人から昇進」ですが、外資系は「結果を出した人から昇進」。つまり、頑張れば入社1年目でも大幅な昇給が可能なのです。

「でも、厳しそう…」と心配になるかもしれませんが、外資系は「結果さえ出せば文句を言われない」のも特徴。

日本の会社でよくある「残業しないとやる気がないと思われる」「飲み会に参加しないと評価が下がる」といった曖昧なルールがありません。

シンプルに「良い結果 = 高い給料」なので、むしろ働きやすいという人も多いのです。

地方から都市部への転職

地方から都市部への転職地方在住の方は、都市部への転職によって給料アップを狙う手もありますね。

  • 同じ仕事でも、これだけ給料が違います。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると・・・

– 事務職の平均年収:
– 地方圏:約280万円 → 東京圏:約420万円(差額140万円)
– 営業職の平均年収:
– 地方圏:約350万円 → 大阪圏:約500万円(差額150万円)

家賃や生活費を考慮しても、年間80〜100万円程度の実質収入アップが見込めます。

「でも、引っ越しが大変だし、知らない土地は不安…」

そんな人にはリモートワーク転職という選択肢があります。

コロナ禍以降、都市部企業の多くがリモートワークを導入しており、地方在住でも都市部企業で働ける機会が増えています。

  • リモートワーク転職のメリット
  • 地方に住んだまま都市部の給料を得られる
  • 通勤ストレスがなく、時間を有効活用できる
  • 家族との時間や趣味の時間が増える
  • 都市部転職が現実的な人
  • 地方で給料の上限を感じている人
  • リモートワーク可能なスキルがある人(事務、営業、IT関連など)
  • 新しい働き方にチャレンジしたい人

「地方だから仕方ない」と諦める前に、都市部の求人サイトで同職種の給与水準をチェックしてみてください。想像以上の差に驚くかもしれません。

  • 転職で給料を上げる方法まとめ
  • 年収の高い業界や業種に転職
  • 給料ベースの高い同業会社に転職
  • スキルアップ転職をはさむ
  • 外資系企業への転職
  • 地方から都市部への転職

その他の収入を上げる方法

ざっくばらんなお話ですが、収入を簡単に上げる方法はないのです。それなりの覚悟が必要なことをあらかじめ心して続きをお読みくださいね。

副業する

副業して収入を補う方法です。

最近ブームですが、大手人材紹介会社による調査によると月5万円以下が7割以上という現実もあるので慎重に。

実際に副業で得ている金額は、平均5万9,782円という結果に。希望金額13万2,546円の半分に満たず、7万2,764円も下回りました。実際の金額のボリュームゾーンを見ていくと、「3万円以下」が47.2%と約半数を占めています。「~5万円」(21.1%)の層も含めると、7割近くに。このことからも、副業で得たい金額と実際に得ている金額には、大きなギャップがあると言えます。
出典:マイナビ転職:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/05

また、私も10年間、2つの仕事を続けた経験あります。ほぼ毎日働くことになりますよ。仕事選びは慎重に行った方がいいです。

私の塾の受講生で副業をしたことによって過労で休職した経験を持つ女性がいました。

只、私の経験から副業すると、新しい人との出会いが生まれたり、自分の世界が広がるのでお金には変えられないものを得られる可能性はありますよ。
フリーランスor起業する

鉄板ですけどフリーランスor起業するという道ですね。

フリーランスや起業する道を選ぶ人には、キャリアがバラバラとか、歳を取ってしまい会社員としての転職では高給を望めそうもない人も含まれています。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

もちろんハードルは高いですけど、転職して給料上げるハードルも高いわけで、どのみちハードル高いならやってみるのもアリかなと

女性に起業する人が増えている背景は、会社員では稼ぎづらいという事情もありそうです。

下記の記事も参考にするといいですよ。

【結論】90%は会社辞めてます

【結論】90%は会社辞めてます

この記事を書いている私は冒頭の自己紹介でお伝えしたとおり、働く女性たちの仕事の悩みに13年以上応えてきました。

その経験でも、給料が上がらない不満を抱えていた人は早かれ遅かれその会社を辞めてますね。

「仕事も定時で帰れる、仕事も楽しい、人にも恵まれている、だけど給料が低い」そんな人でも辞めてますから。

辞めた人に話を聞いたところ、その会社は入社して3〜5年くらいで辞める人が多いらしい。
やはりお金も大事ですね。

収入を上げる本質

収入を上げる本質

会社員、副業、フリーランス、起業、いずれも収入を上げる本質は同じです。社会に価値を提供できるようになれるか否かということ。

起業している人は、お客さまに対して価値あるものを提供すれば収入は上がる。

会社員の人は、会社に対し価値あるものを提供すれば収入は上がる。

この本質を理解しないと、収入を上げる道はつくれないです。

提供できる価値を見つけ出そう

提供できる価値を見つけ出そう他の人にできなくて、自分にできることは価値の高いものです。

こうお伝えすると「私にそんなすごいことできない」と思うかもしれませんね。この記事を書いている私も全く同じ気持ちでした。

ところが私の初出版したときの本は、私にとって当たり前のようにできることだったのです。その出版をきっかけに現在の仕事に繋がる道ができました。

まずは自分の棚卸しをきちんとすることが大事。

多くの人がネガティブ・バイアス(失敗やつらい経験が記憶に残りやすい心理作用)によって、自分の成功体験を認識していません。これは大変もったいないことです。

そこで、本気で自分に向き合いたいひとのために「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」をつくりました。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。

どうしようか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためしばらく無料で配布します。ただし、いつまで無料で配布するかわかりません

必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。

下記からどうぞ。

自分の棚卸&分析に使える70の質問集

【重要】仕事に何を求めるか

最後になりますが、これからの仕事のことを考えるとき、収入にどこまでこだわるかは大事な問題ですよ。けっこう個人差がありますから。

特に最近は、メディアやSNSで高収入の人を見かける機会が増えましたよね。それらを見ることで、自分は収入が低く、不幸じゃないかと勘違いする人も増えています。

  • それは錯覚です。
相対的剥奪という心理作用です。他の人が自分よりいい条件だったりすると、自分が不幸であるような錯覚に陥るのですよ。

どんなに高給であっても起こることなので注意してくださいね。

本記事をじっくり読み返しながらお考えくださいね。最後になりますが、バリバリ仕事して高収入でもあった女性が、収入を下げてでも転職した理由を語ってます。

あれこれ考える前に一度見るといいですよ。4分ちょっとのインタビュー動画です。

【最後に】昇給を夢で終わらせないために

【最後に】昇給を夢で終わらせないために

まとめになりますが、冒頭でお伝えしたように、令和5年の最新データでは転職して給料の上がるケースは37.2%となりました。年収減少者(32.4%)を初めて上回ったものの、まだ3人に1人程度が現実です。

転職市場は改善されましたが、何の準備もなしに転職しても成功するわけではありません。

成功する人と失敗する人の決定的な違いは、転職前の準備にあります。この記事で紹介した7つの対策を実践した人は、年収アップという結果を手にしています。

ハードルが高く感じた人が失敗しないためにも、まずは「自分を知ること」から始めましょう。

少し考えた程度では、自分の中に潜む強みや価値に気付けないものです。そこで、「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作成しました。

このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。

制作に10年の歳月をかけた逸品。

以下、充実の内容です。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。

  • お名前
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さらに深く学びたい方へ

マニュアルで自分の見つめ直しができたら、次は具体的な行動計画を立てましょう。

この記事で紹介した大野愛実さんをはじめ、給料アップを実現した方々が最初に受講したのが、「自分力活用講座 体験入門コース」。

自己分析だけでは見えない「本当の自分の価値」を発見し、それを年収アップにつなげる具体的な方法をお伝えします。

詳細・お申し込みはこちら: http://asanoyoshio.com/service/experience/

この講座を受講された方の多くが、転職成功や昇給を実現されています。「給料が上がらない」状況から抜け出し、自分らしく働きながら収入アップを目指したい人におすすめします。


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浅野ヨシオ
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最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

15年間で2000人超の方々のキャリア相談に応じてきた中で、多い悩みが給料が上がらないというものでした。

そして、その悩みを抱える方たちの多くが「自分には特別なスキルがない」「転職なんて無理」と諦めてしまうのを、数え切れないほど見てきました。

でも、それは少し違います。

誰にでも必ず、他の人にはない価値があります。ただ、それに気づいていないだけ、もしくは言語化できていないだけなのです。

私自身も、以前は「自分には何の取り柄もない」と思っていました。しかし、周りの人から指摘されて気づいたのは、自分が当たり前にできることが、実は他の人には難しいことだったということです。

私ひとりでは、女性を伸ばす能力があるとは自分では気づけませんでした。そこから人生が変わりました。

現在、給料が上がらずに悩んでいる方に伝えたいのは、「諦めるのはまだ早い」ということです。適切な準備と行動によって、必ず道は開けます。

この記事が、少しでも皆さんの人生を前向きに変えるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

一歩ずつでも構いません。まずは自分と向き合うことから始めてみてください。

皆さんの成功を心から応援しています。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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