人間関係とか仕事とか日常のストレスから自分を守るための行動を教えて。
心が折れないように過ごしたいなぁ
そんな要望に答えます。
毎日、私たちはさまざまな人々や状況と接触しますよね。友人、同僚、家族、そして予期しない出来事…。
心の平穏を乱す要因が溢れる現代と言ってもいい時代なのかもしれません。
この記事では、さまざまな日常のストレスや外的な要因から自分の心をしっかりと守るための、簡単で実践的な方法を紹介します。
これらの方法は、誰でも簡単に取り入れることができます。ぜひ、最後までお読みくださいね。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
他人に振り回されず自分を守る方法を知りたい人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
はじめに|自己防衛力チェックリスト
自分を守る行動について詳しく見ていく前に、まずは「自分を守る力」となる現在の自己防衛力をチェックしてみましょう。
自己防衛力チェックリスト
以下の質問に対して、当てはまる度合いを1(全く当てはまらない)から5(非常に当てはまる)で選択してください。全ての質問に回答後、「結果を見る」ボタンをクリックしてください。
いかがでしたか?
この診断結果は、ご自身の現在の自己防衛力の一つの指標です。高得点だった項目は、あなたの強みです。一方、低得点だった項目は、これから改善の余地がある部分と言えるでしょう。
これから紹介する10の行動を意識的に実践することで、自己防衛力はさらに高まっていきます。それでは、具体的な方法を見ていきましょう。
自分を守る行動10選|その実践的な方法
早速ですが、自分を守る行動を紹介します。自分のケアを心がけつつ、自己成長を促す行動をすることで、心が折れないようになりますよ。
以下の10の行動です。
- 自分を守る行動10選
- 自分を深く知る習慣をつける
- ネガティブな情報から距離をとる
- 人間関係の境界線を設定する
- ストレス軽減の呼吸法や瞑想をする
- 日常の適度な運動
- ポジティブな人間関係の維持
- 自分の価値観や信念を明確にする
- 専門家へ相談で新しい視点を得る
- 定期的な自分へのご褒美や自己投資
- 学び続ける姿勢を持つ
順に解説しますね。
自分を深く知る習慣をつける
自分を深く知ることは、自分を守る行動の1つとして非常に重要です。
なぜなら、
これにより、外部からのネガティブな影響に対して、自分を守る土台ができる。
例えば、
1日の終わりの5分間を使って、その日の出来事や感じたことをノートに書き留めること。
この行動を習慣化するだけでも、自分の中での感情が整理でき、自分の理解が深まり、自分自身を守る力を高めることができます。
ネガティブな情報から距離をとる
自分を守る行動の2つ目は、ネガティブな情報から距離をとることです。
情報過多の現代では、日常生活のあらゆる場面でネガティブな情報に触れることが多いですね。
円高や物価高、少子化、災害、殺人事件、芸能人の不倫問題など、これらの情報に振り回されないためには、自分で情報を選択する力が求められます。
なぜなら、
例えば、
SNSの使用時間を減らす、またはニュースを選んで見ることを心がけるだけでも、不要な情報から距離をとることができます。
これは、自分を守るための重要な行動と言えるでしょう。
人間関係の境界線を設定する
自分を守る行動の3つ目は、人間関係の境界線を設定することです。
人との関係性は大切ですが、ときには境界線をはっきりさせることが必要です。
なぜなら、
適切な距離感を持つことで、心の余裕を持って人間関係を築けますよ。
具体的な行動としては、
お付き合いはほどほどにすること、また、自分の休日や休憩時間をしっかりと守ることが挙げられます。
これだけの心がけでも、自分の時間を大切にし、良好な人間関係を保つことができます。自分を守る行動の一つとして押さえておきましょう。
ストレス軽減の呼吸法や瞑想をする
自分を守る行動の4つ目は、ストレス軽減のための呼吸法や瞑想を取り入れることです。
日常の忙しさやプレッシャーの中、心の平穏を保つためのツールとして、呼吸法や瞑想は非常に効果的。
たとえば、
深くてゆっくりとした呼吸を10回続けるだけで、心拍数が落ち着き、リラックス感を得ることができるのです。
簡単な方法でありながら、実践する人は意外と少ないかもしれません。
自分の心と体を守るため、日常に取り入れてみると良いですよ。継続することで、その効果を実感できるはずです。
日常の適度な運動
自分を守る行動の5つ目は、日常に適度な運動を取り入れることですね。
運動の効果は身体だけでなく、心にも及びますからね。
運動をするとストレスホルモンの排出が促され、気分もリフレッシュされる。
忙しい毎日で運動に時間を確保するのは難しいかもしれません。
でも、散歩やストレッチ、さらには家の中での簡単なエクササイズを取り入れるだけでも効果は期待できますよ。
特に習慣化するには、朝に行うのがおすすめ。
朝の行動は1日の活動へのスタートとなるため、ハードルが感じられにくい。頭の中で「面倒」と感じる前に動き出すのがコツですよ。
ポジティブな人間関係の維持
自分を守る行動の6つ目は、ポジティブな人間関係を維持することです。
なぜなら、
ポジティブな人間関係は、ストレスな状況に直面したとき、サポートを得やすくします。
また、
日常の喜びや成功を相手と共有することで、生活全体の質を向上させる役割も果たします。
お互い共感し合い、支え合うことができる関係性を築くことで、心の安定やリフレッシュに繋がります。
誰でもできる行動の例としては、
感謝の気持ちを伝えることや、相手の話をしっかりと聴くことです。
さらに、ポジティブな人間関係を維持するためには、相手への思いやりのある言葉遣いも重要です。
「ありがとう」や「お疲れさま」といった感謝や労いの言葉を日常的に使うことで、関係性が深まり、互いの心の支えとなります。
これらの小さな行動が、良好な人間関係の基盤となり、結果として自分を守る力を強化します。
自分の価値観や信念を明確にする
自分を守る行動の7つ目は、自分の価値観や信念を明確にすることです
自分の価値観や信念を持つことは、自分を守る強い盾となりますからね。
なぜなら、
具体的な実践方法の例としては、
自分の好きなことや大切に思うことをリストアップしてみるといいですよ。自分の価値観や信念のヒントをつかめます。
他の実践方法については以下に詳しく書いてますので参考にどうぞ。
▶自分の価値観とは?12の質問で見つかる「本当に大切なもの」
専門家へ相談で新しい視点を得る
自分を守る行動の8つ目は、専門家への相談を積極的に活用すること。
日常生活の中で、自分の力では解決できない問題や悩みが出てくることは避けられませんよね。
そうした時、専門家の視点やアドバイスは非常に価値があります。
一人で考えるだけでは、なかなか思いつかない方法や視点が明らかになることもあります。
実際、私は深い自己分析やキャリアの方向性を模索する人々のサポートをするため、個人セッションや講座を14年以上運営しています。
多くの方々がその効果を実際に実感し、自身の問題や悩みを解決してきました。
独りで抱え込むのではなく、時には他者の力を借りて、自分の心を守ることの重要性を忘れないようにしましょうね。
定期的な自分へのご褒美や自己投資
自分を守る行動の9つ目は、定期的に自分へのご褒美や自己投資をすることです。
心のバランスを保ち、心身の健康を維持することができます。
これにより、自分の頑張りを正当に評価し、心のコンディションを整え、さらに新しい知識や経験を得ることによって自己成長を促進できます。
また、
心の充実感を高め、次のステップに向かうエネルギーを再充填する助けになる。
例としては、
好きな本を購入する、気になる講座に参加する、趣味やリラクゼーションを楽しむ時間を持つなどが考えられます。
これらは自分の成長やリフレッシュのための大切な投資です。継続的に自分を守る力を強化する要因となります。
学び続ける姿勢を持つ
自分を守る行動の最後は、学び続ける姿勢を持つことです。
世界は日々変わっています。
例えば、本を読んだり、セミナーや講座を受けること、新しい趣味を始めることなど学ぶ手段はいくらでもあります。
これらを通じて、自分を刷新し続けることにより、時代の変化から自分を守ることが大切です。
自分を守る行動を強める方法:気持ちの扱い方
前に述べた自分を守る行動10選を実践することで、日々の生活の中で自分を守る力が確実に高まっていくでしょう。
しかし、自己防衛のプロセスはここで終わりではありません。さらに一歩進んで、自分を守る行動を強化する方法があります。
特に、私たちの気持ちや感情に焦点を当てることで、より強い自己防衛の壁を築くことができる。
ここからは、感情面からアプローチする4つの方法をご紹介します。これらの方法を既存の行動に組み合わせることで、自己防衛力はさらに高まりますよ。
1. 自分の気持ちをよく知る
自分を守る行動を強める方法の1つ目は、自分の気持ちをよく知ることです。
意外に思われるかもしれませんが、私たちは自分の気持ちを見失いがちです。
なぜなら日々の忙しさやストレス、周りの人々の意見や期待に気を取られ、自分自身の内面に注意を向ける時間が少なくなりがちだからです。
自分の気持ちをよく知ることで、困った時にも落ち着いて対応できます。
実践する方法:
- 感情日記をつけてみる:
毎日の感情の変化を記録し、パターンを認識する。毎日、その日の気持ちを書き留める。
- 気持ちに名前をつける:
複雑な感情に名前をつけることで、より細やかな自分自身の感情理解を促進します。たとえば、「もやもやする」「わくわくする」というようにです。
- 気持ちと体の変化を結びつける:
自分の気持ちによって起こる身体の変化を認識して対処します。
実践例:
毎晩寝る前に、その日感じた主な感情とそれに伴う身体の反応を5分間書き留めます。これにより、自分の感情パターンや引き金となる状況をより深く理解できるようになります。
※参考記事▶自分の心の声に従うと人生はうまくいく|頭に従うと9割後悔する理由【本心に従う生き方】
2. 自分と他人の気持ちを分ける
自分を守る行動を強める方法の2つ目は、自分と他人の気持ちを分けることです。
これにより余計なストレスを減らせます。他人の気分に振り回されずに、自分の気持ちを大切にできるようになります。
実践する方法:
- 「自分の気持ち」と「相手の気持ち」を区別する:
(例)友人が落ち込んでいても、その気分をそのまま受け取る必要はありません。友人の気持ちを理解しつつ、自分の気分は自分でコントロールできます。
- 自分の気持ちを「私は~と感じます」と伝える:
(例)上司の意見に同意できない時、「それは間違いだ」と言う代わりに、「私はその方法に不安を感じます」と伝えます。
- 周りの人の気分に影響されやすい場面を知る:
(例)会議で皆が賛成している意見に、自分だけが違和感を覚えた時。周りの雰囲気に流されず、自分の意見を大切にすることが重要です。
実践例:
「私は~と感じています」というI-message(アイ・メッセージ)を使って自分の感情を伝える練習をします。これにより、他人の感情と自分の感情をはっきりと区別し、健全な境界線を維持できます。
※参考記事▶周りに流されないための7つの特徴と10の方法【決断力を高める秘訣】
3. 視点を変える技術を強化する
自分を守る行動を強める方法の3つ目は、視点を変える技術を強化することです。同じ出来事でも、見方を変えることで気持ちが楽になることがあります。
物事には良い面と悪い面があり、どちらに目を向けるかで気持ちが変わるからです。
実践する方法:
- 悪いことの中にも良いことを探す練習をする。
(例)[悪いこと]上司に叱られた⇒[良いこと]自分の悪いところがわかった。改善のチャンスを得た。
- 「~しなければならない」を「~したい」に変える
(例1)「運動しなければならない」⇒「健康でいるために運動したい」
(例2)「残業しなければならない」⇒「仕事を完璧にこなしたい」
- 失敗を学びのチャンスと考える
失敗したことを学びのチャンスと捉えることで、起こったことが成功するまでの途中経過という認識に変えることができます。
(例1)プレゼンに失敗した⇒次回のプレゼンを成功させるための貴重な経験を得た
(例2)新しい料理に挑戦して失敗した⇒料理の新しいコツを学ぶことができた
※参考記事▶失敗から学ぶ方法|成功者に学ぶ失敗を成功に変える7つの秘訣
まとめ
これらの方法を、今までの10の行動に加えて実践すると、さらに強く自分を守れるようになります。
気持ちの面からアプローチすることで、自分をより深く理解し、日々の生活で自分を守る力が強くなります。
次に、これらの行動を効果的に行うための基盤として、大切なことをお伝えします。
自分を守るための基本的な前提
自分を守るためには、心を安静に保ち続けると同時に、もう一つ忘れてはならない大切なことがあります。それは『自己肯定感を高めること』です。
自己肯定感の高め方はさまざまな情報が飛び交い混乱すると思うのでお気をつけくださいね。最も効果的なのは、過去の成功経験を振り返り、それを認識することです。
このときにやっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。
そこで「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。
有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひと先ず無料で配布することにしました。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は入手して保存することをおすすめします。
下記からどうぞ。
【体験談】自分を守るために逃げる
この記事を書いている私は、新卒で入社した会社を8ヶ月で辞めた経験があります。
「24時間戦えますか?」なんていうTVのCMが流れている時代ですから、休みもほとんどなく、夜遅くまで続く仕事。
営業のプレッシャー、人間関係などどれが決め手になったかはわからないほど疲弊し辞めてしまいました。
その後、家業の会社に26年勤務し、そして独立。現在の仕事にたどり着いた。
楽しく仕事ができること、自由にすべてを決めることができること。
そのありがたさが身に染みます。
これまでを振り返って思うことは、自分を守るために逃げることは間違ったことではないということです。
これまでの経験から思うことです。
もしも今、あまりにも苦しい状況で手の打ちどころがないのであれば、思い切って逃げることを考えても良いのではないかと思います。
その後の頑張り次第で、逃げた行為にも価値をもたらすことができるから。私の経験が少しでもお役に立てたらうれしく思います。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後にひとつ質問です。
「あなたは自分自身を本当に理解していますか?」
そこで専門家の私が研究を重ね、「自分の見つめ直し完全マニュアル」を完成させました。
このマニュアルは、単なる自己分析ツールではありません。10年もの歳月をかけて開発した、人生を根本から変える可能性を秘めた革新的なシステムです。
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、こちらも無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。
私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
人生には様々な壁が立ちはだかるものですよね。でも、そんな時こそ自分自身を大切にする力が試されるのかもしれません。
この記事で紹介した方法を少しずつ実践しながら、自分らしい道を歩んでいただきたいのです。一歩一歩、前を向いて進んでいく勇気が、新しい扉を開いてくれるから。自分の力を信じて、ゆっくりと歩んでいきましょう。
複雑で変化の激しい時代です。自分自身を深く知り、強みをつかいこなす術(すべ)を身につけるか否かで豊かな人生を送れるかどうかの別れ道になってしまいました。
身近に相談する専門家がいないのであれば、自分力活用講座を利用してみるのもひとつの選択肢です。相談時間も1時間もうけているので。自分自身を深く理解し、人生の可能性を広げたい方におすすめします。(無理強いはしません)
自分自身の心と身体は、自分で守らねばならない時代です。考えているだけでは前に進むことはできませんのでご注意くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
コメント