今日は何を着るかという日常的なものから、仕事選びのような決断が必要なものまで私たちの人生は、選択と判断の連続です。
決められない・選べない。誰もがそんな経験をしたことがあると思います。
迷わず決断するためには、情報整理と判断の軸がポイントになるのですが、正しいやり方を知っている人が少ないのが現状です。
希少性の高い内容ですので、最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
決められないで悩んでいた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
迷って決められない3つの理由
何かを決めねばならないときは、誰でも悩むものです。まずはその理由を解説しますね。
主に以下の3つの理由があります。
- 情報と選択肢が多すぎる
- 判断するための軸がない
- 失いたくないから
順に解説しますね。
理由1:情報と選択肢があふれている
迷って決められなくなる最大の理由は、情報と選択肢があふれているからです。
私が子どものころ、クツを買うには駅前にあるクツ屋さんで買うしかありませんでした。インターネットもない時代ですからそのお店で買うしかありません。
つまり、選択肢も情報もないので選択に迷うことが少ないわけです。
ところが今は違います。ググればスニーカーひとつでも海外から取り寄せられるような時代です。
選択肢と情報が莫大に増えていることが、迷って決められなくなる最大の理由ですよ。
ちなみに、
選択肢が3つ以上あると、極端に選びにくくなると言われています。
サーティーワン・アイスに行くと、どのアイスを選べばいいか悩みますよね、笑
理由2:判断するための軸がない
迷って決められなくなる理由の2つ目は、漠然と考えてしまうからです。
迷って決められないときは、判断する軸が曖昧で、漠然と考えているときが多いです。そんなときの頭の中は敷き詰められたおもちゃ箱状態。
どれを選んでいいのか、かき分けながら探すことになり決められなくなります。
理由3:失いたくないから
迷って決められなくなる理由の3つ目は、失いたくないからです。
人は満たされるより失うことに敏感なものです。しかし、何かを決める・選ぶときは、何かを捨てることになる。
それぞれ違うメリットのあるものから選ぶとき、一方のメリットを失いたくない心理が働きます。
たとえば、おいしいとウワサのお店に行ったとしましょう。なかなか予約の取れない名店です。オムライスが断トツ人気ナンバーワンのメニューなのですが、今日はハンバーグを食べたい気分…。
そんなときはどちらを選べばいいか選択に迷うことになるでしょう。このようなときは、「大切な機会を失いたくない」という気持ちが生じている状態なのです。
誰だって決められないことは起こりうるということです。
決められない時の決め方|決断の3ステップ
「迷う」「決められない」を解決するには情報整理を迅速にすることです。
- (STEP1)メリットとデメリットを整理
- (STEP2)真の目的を整理
- (STEP3)(2)を軸に選択する
以上の3ステップがあります。
順に解説しますね。
STEP1は、メリットとデメリットの整理です。数ある選択肢からそれぞれ選択したときに得られるメリットと失うデメリットを考えます。
転職するときを例にあげると、
転職検討中の会社 | メリット | デメリット |
A社 | 給料が高い | 勤務時間が 長い |
B社 | 勤務時間が 短い |
給料が安い |
以上のようにメリット&デメリットを書く。
わかりやすいので2つ書き出しましたけれど、より細かく書き出した方が決断し易くなりますよ。
STEP2は、真の目的の整理です。
『本当は何を得たいのか?』真の目的(本質)を整理しましょう。
深堀りして真の目的を見極めること。選択するモノサシを作るためにです。
たとえば、
以上のような感じです。
最後は、STEP2を軸に選択すること。
先ほどの転職例をもとに解説すると「家族と少しでも長く過ごしたいから」が(ステップ2)真の目的だったとするなら、
以上を選ぶことになる。家族と共に過ごす時間が長くとれるようになるからですよね。選択肢をすべて天びんにかけて、最もメリットあるものを選択するのです。
迷う・決められないを解決する3ステップをもう一度まとめます
- (STEP1)メリットとデメリットを整理
- (STEP2)真の目的を整理
- (STEP3)(2)を軸に選択する
判断するための「軸」は、どのようなものがあるのかしら?
決断力アップ!判断・選択を導く20の軸
前にも書いたように、どれを選べばいいか迷うことは誰にでもあります。ここではそんなときに大切な判断の軸をいくつか紹介します。
日常生活で使えるようにセレクトしました。
- 判断・選択を導く20の軸
- お金: お金を使う価値はあるか?
- 時間: 時間をかけるべきかどうか?
- 幸せ: これをすると幸せになれる?
- 人間関係: 他の人に良い影響を与える?
- 未来: 長い目で見て、いいことになる?
- すぐの満足: すぐに満足できそう?
- リスク: 失敗しても大丈夫?
- 好きか嫌いか: 自分に合っている?
- 周りの意見: 人からどう見られる?
- ストレス: これでストレスが減る?
- 新しいこと: 何か新しいことを学べる?
- アイデア: この選択で何か思いつく?
- 元気: これで元気になれる?
- 心の安らぎ: 心が落ち着く?
- 達成感: 成し遂げた感じがする?
- 環境: 環境に優しい?
- 文化: 家族の習慣的価値観に合う?
- 健康: 体や心にいい影響ある?
- 成功の可能性: うまくいく見込みは?
- 自己表現: 自分らしさを表せる?
すべてを網羅する必要はなく、大切だと思うものを軸にするといいですよ。
優柔不断な性格を直す方法
ここで、優柔不断な性格を直す方法をご紹介します。前に書いたことといくつかかぶりますけど、まとめだと思って読み進めるといいと思います。
(1)決断が遅いリスクを考える
優柔不断な性格を直す方法の1つ目は、決断が遅いリスクを考えることです。
決断が遅いのはとにかくリスク。スタートが遅れるので失敗したときに持ち直す時間がとれなくなるからです。
(2)失敗のリスクの小さいものを選ぶ
優柔不断な性格を直す方法の2つ目は、失敗のリスクの小さいものを選ぶことです。
失敗が怖くて前に進めない人に向く方法です。成功するより「失敗しないこと」を最優先したい人には合う選択の基準です。
(3)迷ったらやってみる
優柔不断な性格を直す方法の3つ目は、迷ったらやってみることです。
前にも書きましたけれど、やりたいから迷っているはず。もちろん失敗するのは怖いものです。ただ、怖さを受け入れるのも大切なこと。
物怖じしない最初のステップでもあります。詳しくは下記の記事で解説しています。
▶物怖じしないとは?そんな性格の特徴やメンタルを養成する方法。失敗を恐れない行動の秘訣を解説!
(4)1回で完璧に仕上げようとしない
優柔不断な性格を直す方法の4つ目は、迷ったらやってみることです。
1回で完璧に仕上げようとしないことです。失敗が怖くなり前に進めません。ダメ元でやってみる感覚で前に進むことで足りないものが見えてくるものです。
下記の記事が参考になるでしょう。
▶ダメ元の意味とやってみる価値|成功者は知っているダメ元精神を覚えないと人生を損する話
優柔不断を直す方法をまとめます
- 優柔不断を直す方法
- 決断が遅いリスクを考える
- 失敗のリスクの小さいものを選ぶ
- 迷ったらやってみる
- 1回で完璧に仕上げようとしない
迷う・決められない時間的なリスク
もうひとつ付け加えておくと、迷って決められない時間が長くなればなるほどリスク(失うもの)が多いと覚えておいたほうがいい。
大きな問題に発展する危険性も高まります。
転職に迷っていたAさんの例ですが、人間関係の悩みから転職をしたいと迷い続けていました。1年ほど過ぎたとき、とうとう鬱(うつ)と診断され体調を崩しました。疾患は半年で回復しましたけれど、その後の転職活動に大きなマイナスとなってしまいました。
迷っていることを先送りしていいことはない。
- 早く決めるに越したことはありません。
万が一があっても取り戻す時間がとれますしね。
自己肯定感を高めて決断力をアップしよう
迷いがあるということは、やりたいという気持ちを証明するもの。でも・・・
自己肯定感を高めるには、過去の成功経験を棚卸しする必要があります。
しかし漠然と過去を振り返ると、ネガティブ・バイアスと呼ばれる心理本能が働き失敗やつらいことばかり思い出し逆効果になることがあります。
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自分で決断するメリット
自分で決断するメリットも覚えておいたほうがいいですよ。
自分で決めるときは怖いけれど、それ以上の納得感が得られます。うまくいけば自信になり、うまくいかなかくても自分で選んだことなので納得できる。
決断とは「決めて断つ」と書きます。断つというと失う感満載な言葉ですけれど意味合いが違います。自分のメリットになることを得る「すき間」ができる。
たとえば嫌いな人とお付き合いしていたとしますよね。付き合いをやめる決断をすると、素敵な人に出会う時間(すき間)が生まれる。
決断とは『良い現象を起こす「すき間」作り』ですから、怖がらなくてだいじょうぶですよ。
なんとかなる気持ちを作るには
決断できるようになるにも場数が必要ですよ。要は慣れです。
どんなに小さなことでもいい。自分で選ぶ回数を重ねることです。
気づけば「迷う」「決められない」の時間は短くるでしょう。決断する経験値を増やすことが大切ですよ。以下の記事も参考にどうぞ。
▶なんとかなる精神の育て方|考えても解決しないことに挑むコツ【失敗を怖がらない人生】
以下の記事も参考になるかと思います。ピンとくるものだけお読みくださいね。
▶自分の進むべき道を迷わず見つける方法|ベストな仕事の方向を決めるために必要なことも解説
▶人生に迷う人と迷わない人の特徴【迷いなく進む方法7つのポイント】心配事は9割起きない
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- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
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