「今の仕事を辞めるか辞めないか迷う」このモヤモヤは一刻も早く解消したいものですよね。
ただ、自分の将来を左右する大きな問題なので冷静な判断が求められること。客観的な視点を持ちながら判断するのが適切な対処ですね。
具体的には、自分に質問を投げかけて答えを導くことです。
この記事では、私が実際に仕事に悩んだ時に役立った5つの質問を紹介します。この質問に答えることで、自分の気持ちと状況を整理し、後悔のない選択をすることができます。
私も10年以上、同じような悩みを抱えていました。しかし、この5つの質問に答えたことで、自分が本当にしたい仕事を見つけ、今では、充実した毎日を送っています。
この質問に答えたことで、後悔しない選択ができました。
「今すぐ解消する」と言っておきながらなんですが、焦らずじっくり取り組んでいただきたいことです。
ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、10年以上かけて、個性を強みに変えるアプローチを開発し、一般的な自己分析を超えて本質的なキャリアの方向性を指南してきました。
退職するべきか迷う人たちを含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
仕事辞めるか迷う。解決に導く5つの質問
辞めるか辞めないか迷うときは、いきなり結論を出そうとせず、適切な順番で考えた方が、結果的に最も早く判断することができますよ。
1.今の仕事のどの部分が不満ですか?
「今の仕事のどの部分が不満ですか?」最初の質問です。
この質問に答えることで、今の不満を具体的にして、問題の核心に迫ることができます。
たとえば、
- 仕事が単調でやりがいを感じられない
- 上司との人間関係がうまくいかない
- 長時間労働で続けられる気がしない
などです。考えるポイントとしては以下のようなものですね。
- 給与
- 待遇
- 人間関係
- 労働環境
- 仕事の安定性
- 仕事内容の意義
- 成長の機会
などが不満を考えるときのポイントになります。
2.今の仕事で楽しい部分はない?
「今の仕事で楽しい部分はない?」2つ目の質問です。
辞める選択が必ずしも正解ではありませんし、辞めるとしても次につながるヒントをつかみたいところ。
この質問は、前向きな面を見つけることで、バランスの取れた視点を持つことができます。
たとえば、
- お客様から感謝の言葉をもらったとき
- みんなで協力して成果を出したとき
- 新しいスキルが身についたとき
などです。
仕事をする上で、自分が何を大切にしたいか、何にやりがいを感じるかわかる質問ですね。
3.今の職場で改善できることはない?
「今の職場で改善できることはない?」3つ目の質問です。
仕事の良い面と悪い面がわかったあとに、今の職場での改善策を考えて、退職以外の選択肢を考えましょう。
たとえば、
- 上司となるべく会話することを試みる
- 異動願いを出してみる
- 新しいスキルの勉強を始める
などです。
辞めるか辞めないか迷っているということは、辞めたいと思う気持ちが先走っている可能性があります。
冷静な判断をするためにも、この質問にじっくり向き合いましょう。新しい道筋が見えるかもしれませんよ。
4.自分が本当にしたい仕事は何なの?
「自分が本当にしたい仕事は何なの?」4つ目の質問です。
目標や理想をはっきりさせることで、長期的な視点を持つことができます。
たとえば、
- エンタメ系の仕事がしたい
- 分析が得意なので活かしたい
- 就活で悩んでいる人を助けたい
などですね。
この質問に答えられないうちは辞めない方がいいです。
なぜなら次の仕事でも同じような不満や問題に直面する可能性が高いからです。
5.辞めた後に、自分はどうなりたい?
「辞めた後に、自分はどうなりたいの?」最後の質問です。
退職した場合の具体的なビジョン(在り方)を描くことで、最終的な決断の助けとなります。
たとえば、
- キャリアアップしたい
- 独立したい
- 育児に専念したい
などですね。
この質問に答えられないと退職後に迷いや不安が生じやすくなります。
なぜなら具体的な在り方が思い浮かばないまま辞めると、次のステップでも再び同じような悩みに直面する可能性が高いからです。
霧が立ち込めて何も見えない場所に立たされてしまうような状況になりますよ。
【結論】 自己分析を徹底しよう
もしもまだやりたい仕事も具体的なビジョンも浮かばないのであれば、自分自身の理解不足と言わざるを得ません。
まずは仕事を辞めたい理由をはっきりさせる。そして、不満点やストレス要因を具体的に洗い出し、それが一時的なものか、長期的に改善の見込みがないものかを判断します。
同時に、以下のポイントを深掘りして自己分析を徹底しましょう
1.強みと弱み
自分のスキルや能力、得意なことをリストアップします。
また、弱点も把握しておけば、避けるべきこともわかります。
これにより、どのような仕事が自分に向いているかが見えてきます。
(参照記事)▶強みを見える化する方法|転職・ビジネスで市場価値を高める秘訣【事例&ツールも公開】
2.興味と関心
どのような分野や活動に興味があるのか、自分が情熱を持って取り組めることを考えます。
過去に楽しかった経験や達成感を感じた出来事を振り返ることが有効です。
これによりどのような仕事がワクワクするか見えてきます。
(参照記事)▶興味のあることの見つけ方|やりたいこと探しに困らない5つのポイント
3.大切にしている価値観
自分が最も大切にしている価値観をはっきりさせましょう。ここでいう価値観とは「あなたにしかない欲望」のこと。
周りの人の動向や社会的な望ましさに惑わされず本心から望むものを考えましょう。
たとえば「何よりも家族との時間を優先したい」「動物にずっと関わっていたい」「チームで仕事をするのはイヤ」「自由な時間に好きなだけ仕事をしたい」など、思い浮かぶ好き勝手な欲望を書き出してみましょう。
その中でもこれだけは譲れないもの、それが本当に大切にしている価値観です。
仕事を選ぶときの「自分ならではの判断軸」になります。
「何よりも家族との時間を優先したい」のであれば、労働時間の短い仕事や働き方を第一に考える。
「チームで仕事をするのはイヤ」であれば、在宅ワークや専門職、ひとり起業など日常的にひとりでできる仕事や働き方を選ぶなどです。
価値観の探求は、後悔しない選択をするために大切なことですよ。
(参照記事)
▶仕事の価値観とは?知っておくべき4つの理由と見つける方法【仕事のミスマッチを防ぐために必要】
▶価値観の見つけ方新ガイド|『自分に質問する以外』の方法5選【自問自答でわからない理由も解説】
4.なりたい自分の姿(在り方)
5年後、10年後にどのような自分になっていたいかを具体的にイメージします。
これを考えるときも、周りの人の動向や社会的な望ましさに惑わされてはいけません。
本心でどう思うかを考えてみましょう。
- 幸福になっている自分の姿は?
- 付き合っている人はどんな人?
- いつもどこにいる?
- もっとも時間をかけていることは?
などを問いかけながら考えると、自分のなりたい姿が見えてきますよ。
(参照記事)▶自分の在り方とは何か?自分の在り方を見つける方法
以上1〜4を総合的に考えると、自分にとっての最適解を導くことができます。
自己分析を徹底して行い、少しずつ具体的なビジョンを描くことで、後悔のない選択ができるようになります。
私はどうしても今の仕事を辞めたいんです。何をすればいいのかしら
仕事を辞めたい!必要な行動とは?
「どうしても今の仕事を辞めたい」という衝動を押さえられない人のために、踏ん切りをつける活動をまとめました。
この活動シートは、むやみやたらに仕事を辞める人を増やすために制作したものではありません。
冷静に自分を見つめ直し、行動が伴って初めて前に進むことができるものです。私の自らの経験や、2000人以上指導した実績の中で知り得たことをベースに作り上げました。
このシートを使い踏ん切りをつけた人たちからお礼の連絡を多数いただき、反響の高さに驚いています。正直、迷いましたが悩まれている人が多いため、しばらく無料で配布します。
但し、いつまで無料配布を続けるかわかりませんので必要な方は今すぐ入手して保存をおすすめします。
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(まとめ)人生のトビラは自分で開けるもの
この記事を書いている私も、やりたくない仕事を26年間続けてきた経験があります。葛藤の日々でした。
迷いつつも、前職の仕事を続けながら複業的な位置づけで講師の仕事を始めています。完全独立まで結果的に10年以上かかりました。
長い期間悩みましたけれど、10年という葛藤の期間は自分には必要だったと思います。
それだけ退職というものには重みがあり、覚悟も必要ですよね。振り返って思うことは「人生のトビラは自分でしか開けられない」ということ。
同じ業務のくりかえしの日々を送っていても、なにも起こらない。誰も自分の人生に責任を持ってくれない。
調べたり、勉強したり、話を聞きにいったり・・・。正解なのかわからないことをあがきまくって前に進むことが重要になる。
すると、新しい人生のトビラが開く可能性は1%づつ高まります。本記事との出会いをきっかけに考えてみてくださいね!
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後になりますが、前にもお伝えしたように徹底的に自己分析をすることをおすすめします。私のように10年以上かけて考える必要はありませんけどね。
短縮できるように、「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作りました。制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
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私との直接のやりとりもできますよ
「自分に何ができるかわからない。専門家のサポートを受けながら実行したい」と感じている人は、以下の受講からスタートしてみるのも一つの方法です。入門コースには価格以上の特典付きなのでリスクもありません。
ただ、私も既に契約しているクライアントの仕事を最優先しているため、いつまで開催を続けるかわかりません。募集を終了していたらごめんないさいね。
それでは、迷いを消して人生の歩みをすすめていきましょう!
以上となります。
ではまた。
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