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やりたくない仕事から逃げる判断基準と失敗しない7つの方法

やりたくない仕事から逃げる判断基準と失敗しない7つの方法「毎朝起きるのが辛い」「このまま定年まで続けるなんて考えられない」——やりたくない仕事で悩む人は決して少なくありません。

 転職エージェントに相談するとうんもすんもなく「転職しましょう」といった話になりがちです。彼らは、転職させることが仕事だから。 

でも本当に知りたいのは「この苦しさから解放されるのか?」という心の部分ではないでしょうか。 

私自身が26年間やりたくない仕事を続けた経験があります。その苦しみは痛いほど理解できます。 

現在は2000人以上の方々のキャリアや生き方の相談を行ってきました。そこで気づいたことがあります。 「逃げること」は決して悪いことではありません。

ただし、正しい判断基準と方法を知る必要があります。 

本記事では転職ありきではなく、まず「本当に逃げるべきか?」から考えます。 

心から納得できる判断ができるよう、転職エージェントが絶対に教えてくれない真実も含めてお伝えします。 

最後まで読み進めていただければ、後悔しない選択ができるはずですよ。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
やりたくない仕事を続けていた人を含む、以上2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

転職エージェントが教えてくれない判断基準

転職エージェントが教えてくれない判断基準いきなりですが、転職エージェントでは教えてもらえない判断基準をお伝えします。 転職エージェントが言えない3つの真実です。

1.年収が下がっても転職すべきときがある

1.年収が下がっても転職すべきときがある転職エージェントが言えない1つ目の真実は、年収が下がっても転職すべきときがあるということです。

転職エージェントは手数料の関係で年収アップを勧めてきます。でも実際には、年収が下がっても転職した方がいいケースがあります。

たとえば月残業80時間で年収600万円の仕事と、残業なしで年収500万円の仕事。どちらが幸せでしょうか?

時給換算すると前者は約1,500円、後者は約2,400円。もちろんお給料がアップするのを嫌がる人はいないでしょう。

でも、家族とのコミュニケーションや趣味などプライベートの時間を大切にしたい人にとっては、「割に合わない」となることでしょう。

心身の健康を考えると、リスクもありますよね。

2.転職しない方がいい隠れたサイン

2.転職しない方がいい隠れたサイン転職エージェントが言えない2つ目の真実は、転職しない方がいい隠れたサインがあることです。

エージェントは転職ありきで話を進めますが、実は転職しない方がいい場合もあります。全ての悩みが転職で解決するわけではないからです。

たとえば、「上司が嫌い」「同僚と合わない」といった人間関係の問題は、転職先でも起こる可能性があります。

自分のコミュニケーション方法を見直すとか、部署異動や職務内容の変更を願い出るなど転職する前にできることがある可能性があります。

私の講座の受講生の例ですが、「上司の上司」に相談し、パワハラが発覚。上司が異動になったケースもあります。

3.スキル不足でも転職できる場合がある 

3.スキル不足でも転職できる場合がある 転職エージェントが言えない3つ目の真実は、スキル不足でも転職できる場合があるということです。 

エージェントは、スキルやキャリア実績をベースに次の転職先を考えがちです。そりゃそうです。未経験とかスキルなしの人を企業におすすめするのはむずかしいですからね。

でも実際には、人柄や熱意で採用される場合も多いです。 

特に人手不足の業界では、スキルより「長く働いてくれそうか」「やる気があるか」を重視します。 

私の相談者で、40代未経験からIT業界に転職した方がいます。

プログラミングスキルはほとんどありませんでした。 

でも学習への意欲と、新しいことへのチャレンジ精神が評価されて内定をもらいました。 

エージェントの「スキル不足」という判断に惑わされず、チャレンジする勇気も時には必要です。 

本当に大切な判断基準とは

本当に大切な判断基準とは結局のところ、判断基準はシンプルです。

「この仕事を続けることで、5年後、10年後の自分は幸せだろうか?」

この質問に「イエス」と答えられないなら、転職を真剣に考える時期かもしれません。

エージェントの都合ではなく、自分の人生を最優先に考えてくださいね。

幸せになる転職のために大切な4つの判断軸

幸せになる転職のために大切な4つの判断軸エージェントの都合ではなく、自分自身が幸せになるために、本当に大切な判断軸は以下の4つです。

1.仕事と給料のバランスは適切か?

1.仕事と給料のバランスは適切か?幸せになる転職のために1つ目の大切な判断軸は、仕事と給料のバランスが適切かということです。

やりたくない仕事でも充分な収入を得られているなら仕事を続ける選択肢も悪くありません。もう我慢ならないというレベルまで頑張ってみるのも手ですよ。

ただし、心身の健康を害するまで我慢する必要はありません。体を壊してからでは遅いですからね。

2.なりたい姿が実現できそうか?

2.なりたい姿が実現できそうか?幸せになる転職のために2つ目の大切な判断軸は、なりたい姿が実現できそうかということです。

仮に今はやりたくない仕事だと思っていても、将来自分がなりたい姿になれるのであれば続ける価値ありですね。しかしどう頑張ったところでなりたい姿が実現できそうにないならば転職を考えた方がいいです。

たとえば「将来は管理職になりたい」と思っているのに、年功序列で昇進の見込みがない会社なら、早めに見切りをつけた方が賢明でしょう。

また「将来起業したい」という夢があるのに、決まり切った同じ作業の繰り返しばかりでは成長できません。

夢はいつまでも夢のままになってしまいます。 

現在の仕事が理想の未来につながっているかどうか。これを冷静に見極めることが大切です。

仕事が合う・合わないを判断する12の適性チェック【2025年版】

3.次の転職先の見込みは立っているか?

3.次の転職先の見込みは立っているか?幸せになる転職のために3つ目の大切な判断軸は、次の転職先の見込みが立っているかということです。

やりたい仕事があれば問題ありません。できれば次の転職先の見込みが立ってから辞めた方が無難です。

私も仕事を辞めるときは、必ず次の仕事の見込みが立ってから辞めてます。現在は起業しましたが、前職と重ねて仕事をしていた期間が10年あります。生活できるかどうか見極めてから起業しているのです。

収入が途切れる不安がないと、転職活動にも集中できますからね。

4.しばらく生活できる蓄えはあるか?

4.しばらく生活できる蓄えはあるか?幸せになる転職のために4つ目の大切な判断軸は、しばらく生活できる蓄えがあるかということです。

もしも次の仕事の見込みが立っていないのであれば、しばらく無職でも生活できる蓄え(貯金)があるかどうかも判断軸になりますね。

一般的には、生活費の6ヶ月分程度の貯金があれば安心と言われています。

アルバイトでしばらく凌ぐという方法もありますけど、生活のことを考えて判断したほうがいいですよ。

逃げる前に知っておきたい7つのこと

逃げる前に知っておきたい7つのことやりたくない仕事から逃げること自体は悪いことではありません。

ただし、準備不足だと転職先でも同じ問題を繰り返してしまう可能性があります。

それを防ぐために、逃げる前にやっておくべきことを7つ紹介します。

1. 自分が求めるものを明確にする

1. 自分が求めるものを明確にするやりたくない仕事から逃げるために1つ目の知っておきたいことは、自分が求めるものを明確にすることです。

そもそもどのような働き方をしたいのか、自分が何を大切にしているのかを考え直してみることですね。

ここがボンヤリしていると、逃げるべきか耐えるべきか判断がつかなくなりますからね。

たとえば「お金」を最優先にしたいのか、「時間」を大切にしたいのか、「やりがい」を重視したいのか。

何を軸にするかによって、選ぶべき仕事も、働き方も大きく変わってきます。

私の講座の受講生の例ですが、高収入だけど毎日終電帰りの生活に限界を感じていた方がいました。

 結婚を機に価値観が変わり、本当に欲しいのは「ゆったりした時間」や「家族との時間」だと気づいた。

そこで彼女は、年収は下がっても時間の融通がきく会社へ転職しました。それは、彼女自身の大切にしたいことに正直に向き合った結果の“最適な選択”だったと言えます。

自分が何を大切にして、どんな生き方を望んでいるのか。 それを明確にすることで、「今、自分はどう動けばいいのか」が見えてきます。

2. 今の状況が改善可能か見極める

2. 今の状況が改善可能か見極めるやりたくない仕事から逃げるために2つ目の知っておきたいことは、今の状況が改善可能かどうか見極めることです。

すべての問題が転職でしか解決できないわけではありません。今の職場で改善できることがあるかもしれませんよ。

たとえば上司との関係が悪い場合、部署異動や職務内容の変更で解決する可能性があります。

私の受講生の例ですが、上司とのそりが合わずに悩んでいる方がいました。

そこで彼女は逃げることなく上司とトコトン話し合う時間を作ったのです。

するとさまざまな誤解があったことがわかり、人間関係がみるみる改善。今は「最高の職場です」というほどになっています。

また、営業がつらいと相談してきた方がいました。でも話を聞くと、営業が嫌いなわけではありませんでした。

売りたいと思えない商品を、会社から売るように命令されていたのです。

彼女は包み隠さず上司にその旨を話し、理解を求めました。すると上司もその商品がなぜお客さまのためになるのかじっくり話をしてくれたそうです。

するとすっと心が軽くなったようで、自然にその商品も売れるようになりました。今は、「営業が楽しい」と言ってます。

改善できる部分は改善してから、それでもダメなら転職を考えても遅くありませんね。

3. 心身の健康状態をチェックする

3. 心身の健康状態をチェックするやりたくない仕事から逃げるために3つ目の知っておきたいことは、心身の健康状態をチェックすることです。

これは最も重要なポイント。体調に異変が出ているなら、休職もしくは、転職を考えるときでしょう。

不眠が続く、食欲がない、頭痛や胃痛が頻繁にある、朝起きるのがつらい、などの症状があるかチェックしてみましょう。

これらは、体が「逃げろ」と警告を発しているようなものです。

心身の健康を犠牲にしてまで続ける仕事はあるのか?

考えてみるときです。

4. 家族・生活への影響を考える

4. 家族・生活への影響を考えるやりたくない仕事から逃げるために4つ目の知っておきたいことは、家族や生活への影響を考えることです。

転職すると収入が変わったり、引っ越しが必要になったりするかもしれません。家族がいる場合は、事前に相談することが大切になるでしょう。

たとえば子どもがいる場合、転校のタイミングや教育費への影響も考える必要があるかもしれませんよね。

逆に、家族のために転職した方がいい場合もあります。

私の講座の受講生の例ですが、激務でお子さんとの時間がほとんど取れない方がいました。

彼女は転職して年収は下がりましたが、家族関係が改善し、結果的に幸せになりました。

何を優先するかは人それぞれ。家族とよく話し合って決めることが大切です。

5. 転職市場での現実を知る

5. 転職市場での現実を知るやりたくない仕事から逃げるために5つ目の知っておきたいことは、転職市場での現実を知ることです。

「転職すれば今より良くなる」と思い込むのは危険。まずは自分の市場価値や、希望する業界の状況を調べてみましょう。

転職サイトで求人をチェックしたり、転職エージェントに相談したりして情報収集することから始めてください。

ざっくばらんなお話ですが、転職した場合、自分の年収はいくらになるのかを調べてもらうのです。

ただし、エージェントの言うことをすべて鵜呑みにする必要はありません。複数の意見を聞いて判断することが大切です。

私の講座の受講生の例ですが、「今の経験では転職は厳しい」と言われた方がいました。でも業界をズラして実際に活動してみると、想像以上に需要があることが分かり年収100万円アップになった方がいます。

現実を知ることで、より具体的な計画が立てられるようになります。

6. 退職のタイミングと手順を決める

6. 退職のタイミングと手順を決めるやりたくない仕事から逃げるために6つ目の知っておきたいことは、退職のタイミングと手順を決めることです。

「辞めたい」と思っても、感情的に辞めるのは禁物です。計画的に進めることが成功の秘訣です。

まずは退職の時期を決めましょう。進行中の業務の区切りなど、タイミングを見計らうことが大切です。

次に、退職の手順も確認しておきましょう。 就業規則で「何ヶ月前に申し出が必要か」、残っている有給休暇の消化方法など、事前に把握しておくことでトラブルを防げます。

私の知人に怒りにまかせて退職届を出して引き継ぎもせず、職場に迷惑をかけてしまった方がいました。

 その後、転職活動もうまくいかず、精神的にもかなり苦しんでいました。

一方で、円満に退職できた方は、前職の上司から推薦してもらえたり、転職先でも好印象を与えたりと、プラスに働いています。

退職は「終わり」ではなく「次のステージへの準備」です。 だからこそ、感情ではなく戦略で動いていきましょうね。

7. 転職活動の具体的な準備をする

7. 転職活動の具体的な準備をするやりたくない仕事から逃げるために7つ目の知っておきたいことは、転職活動の具体的な準備をすることです。

 履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、準備の質が転職の良し悪しを大きく左右します。 

中でも特に重要なのは、退職理由を前向きに伝えられるかどうか。

 単にやりたくない仕事だったからではなく、「より成長できる環境を求めて」「自分の力をもっと活かせる場所を目指して」など、ポジティブな言葉に変換しておくことがポイントです。 

面接では必ず、「なぜ転職したいのか?」「なぜ当社を志望するのか?」といった質問をされます。

この答えをしっかり準備しておくことが、説得力を高めるカギになります。

 実際、私の講座に参加される女性たちは、自分の過去を丁寧に棚卸しし、これからどんな仕事が向いているのか、どんな価値を提供できるのか、その”根拠”を探していきます。 

この作業は、人生全体を振り返る深いプロセスです。

自分ならではの成功パターンを発見したり、他の人にはない強みを言語化したりと、まさに自分の「売り」を見つける時間でもあります。 

準備が甘いまま面接に臨んでも、うまく伝えられず、誤解されてしまうことも少なくありません。

良い条件の企業から内定をもらうこともむずかしくなります。 

だからこそ、「どれだけ準備したか」が「どんな結果を得られるか」を決めるのです。焦らず、じっくりと準備を整えてから、転職活動を始めていきましょう。

やりたくない仕事から逃げる具体的な方法

やりたくない仕事から逃げる具体的な方法やりたくない仕事から逃げる具体的な方法を解説しますね。

1. 上司に状況を説明する

1. 上司に状況を説明するやりたくない仕事から逃げる1つ目の方法は、上司に状況を説明することです。

上司から望ましくない仕事を振られたときには、今取り組んでいる仕事の進捗や状況を詳細に説明しましょう。

自分の負担や優先すべき業務について理解を深めてもらうのです。

重要な仕事に取り組んでいることや、適切に行わないと周りに迷惑をかけると伝えることが重要ですね。

また、過去の実績や成果をアピールし、自分に適した業務に集中できるように働きかけてもいい。

私の受講生の例ですが、営業ノルマがきつすぎて悩んでいた方がいました。

上司に率直に相談したところ、実は他の業務でも評価されていることが分かり、営業以外の仕事も任せてもらえるようになりました。

失うものはないので、ダメ元でも試してみる価値ありですよ。

2. 周りに協力を求める

2. 周りに協力を求めるやりたくない仕事から逃げる2つ目の方法は、周りに協力を求めることです。

ただし、協力してもらった同僚が困っているときに手伝ったり、何らかの形でお礼をするようにしないと確実にこじれます。

たとえば、ランチをご馳走したり、彼らが忙しいときに手伝いを申し出たりすることが考えられますね。

私の相談者で、苦手な資料作成を同僚に手伝ってもらう代わりに、得意な顧客対応を引き受けることで、お互いに良い分担ができた方がいます。

協力してもらったことを忘れず、将来的に彼らが助けを求められたときに返礼として協力することも大切ですよ。

3. 部署異動を申し出る

3. 部署異動を申し出るやりたくない仕事から逃げる3つ目の方法は、部署異動を申し出ることです。

誰にでも仕事には向き不向きがありますからね。辞める前に異動を試してみる価値もあるでしょう。

異動を申し出る際には、自分のスキルや経験を活かすことができる部署や、新たなチャレンジをしたいという意欲を伝えることがポイントです。

私の受講生で、経理部からもともと興味があった人事部に異動して生き生きと働けるようになった方がいます。

数字を扱う仕事よりも、人と関わる人事の方が彼女には合っていたようです。

異動後には積極的に新しい業務に取り組み、適応する能力のアピールも重要ですね。

4. 取り組んでから相談する

4. 取り組んでから相談するやりたくない仕事から逃げる4つ目の方法は、取り組んでから相談することです。

やりたくない仕事でも、一度取り組んでみて本当に難しいと感じたら、その後に相談するアプローチも考えられますね。

実際に取り組んでみると、意外とできることがあるかもしれません。

やりたくないと感じても、本当にそうなのか見極める期間が大切ですよ。

私の相談者で、「プレゼンテーションが嫌い」と言っていた方がいました。

ただ、お話を伺ってみると単なる経験不足だなとそのとき感じました。

実際にやってみると、準備をしっかりすれば案外うまくできることが分かり、今では彼女の得意分野になっています。

取り組んだ後で上司や同僚に相談するときには、具体的な課題を明確に伝え、解決策を一緒に考える姿勢を示すことが重要ですね。

5. 退職手続きを適切に行う

5. 退職手続きを適切に行うやりたくない仕事から逃げる5つ目の方法は、退職手続きを適切に行うことです。

本当にやりたくない仕事であると判断した場合、転職を検討することもやむを得ないでしょうね。

ただし、その際は適切な退職手続きを行い、会社に迷惑をかけないように心がけましょうね。

突然出社しなくなるような辞め方は避けたほうがいいですよ。後々後悔することが多いですからね。

退職を決意したら、上司に直接会って退職の意志を伝え、引き継ぎに協力的に取り組むことが望ましいです。

私自身の20代の頃に犯した失敗談ですが、感情的になって退職届を出して、その日に辞めた経験があります。

もちろん二度とその会社に出向くことはできません。心がしくしく痛む経験ですよ…。

後悔しないように退職の手続きはきちんと行った方がいいです。

円満退職できれば、転職活動でも良い印象を与えられますからね。

もう少しやりたくない仕事にも向き合っていこうと思います。うまい方法はありますか?

やりたくない仕事の対処法

やりたくない仕事の対処法やりたくない仕事を、どうしても続けなければならないときありますよね。

どう対処したらいいか順に解説します。

1. 期限を決めて考える

1. 期限を決めて考えるやりたくない仕事の1つ目の対処法は、期限を決めて考えることです。

やりたくない仕事をエンドレスに続けると思うと絶望的になるものです。

そこで「3ヶ月続けてどうしても嫌だったら辞めよう」などと期限を区切って辞めるか続けるか考えるのもいいですね。

気持ちはかなり楽になります。

私の受講生で、「あと半年だけ頑張ろう」と決めて働いていた方がいます。

期限があることで心の負担が軽くなり、結果的に1年以上続けられました。

続けられるようであれば続け、限界が来たら辞めるというスタンスです。

2. 一刻も早く終わらせる

2. 一刻も早く終わらせるやりたくない仕事の2つ目の対処法は、一刻も早く終わらせることです。

やりたくない仕事を後回しにすれば、さらにやりたくなくなるもの。できるだけ早く片付けることをおすすめします。

また、やりたくない仕事をするときは、「仕事を処理するスピード」に意識を向けるのもうまいやり方です。

終わるまでの時間を計測し、毎回ひとり競争(自己更新チャレンジ)をする感覚です。

やりたくない感情から気をそらすのが狙い。

SEの仕事をしている知人の例ですが、嫌いな事務仕事を「ゲーム感覚」で取り組むようにした方がいます。

「今日は昨日より5分早く終わらせる」といった具合に。その結果、作業効率が大幅に向上したそうです。

3. 何も考えず手を動かす

3. 何も考えず手を動かすやりたくない仕事の3つ目の対処法は、何も考えず手を動かすことです。

やりたくない仕事をどうせやらねばならないならば、何も考えずに手を動かす(行動する)のもうまい対処法です。

仕事を始めてしまえば「やりたい・やりたくない」と考える余裕もなく、気持ちをそらせます。

また、やりたくない仕事をする「やる気」は待っていても出てくるものでもない。

多くの場合、やる気は後からついてくるものだからです。

とりあえず何も考えずに手を動かし始めたほうがいいですよ。

4. 自分を褒める

4. 自分を褒めるやりたくない仕事の4つ目の対処法は、自分を褒めることです。

やりたくない仕事を続けている自分を褒め続けましょう。

本当にすごいことですしね。

やりたい仕事の100倍くらい労力を感じることをしているのですから。充分、褒めるに値することですよ。

自己肯定感を下げないためにも自分を褒めるのは大切なこと。

私の受講生で、毎日「今日もよく頑張った」と自分に声をかけ続けた方がいます。

この習慣のおかげで、つらい時期を乗り越えることができたそうですよ。

言葉にするって大事なんですね。

関連記事 ▶自分を褒める効果と実践的な方法7選|自己肯定感を高める習慣

5. ご褒美をあげまくる

5. ご褒美をあげまくるやりたくない仕事の5つ目の対処法は、ご褒美をあげまくることです。

やりたくない仕事が終わったら、すぐにご褒美を自分にあげるといいです。

エステに行くでも、美味しいものを食べるでもなんでもいい。心のバランスを崩さないメンテナンスの一つですよ。

ご褒美の頻度を上げて、やりたくない仕事を乗り切ることだけ考えましょう。

私の講座の受講生で、「嫌な会議が終わったらスタバのフラペチーノ」「資料作成が終わったら好きな漫画を読む」といった小さなご褒美を設定している方がいます。

小さなことですが、これがあるかないかで気持ちの持ちようが全然違うそうです。

この対処法を使えば、やりたくない仕事も少しは楽になるはずです。転職の準備ができるまでの間、うまく乗り切ってくださいね。

やりたい・やりたくないは移り気

やりたい・やりたくないは移り気

やりたい・やりたくないという感情は意外なほど移り気なものです。

やりたくないと思っていた仕事でも苦痛なくできるようになるケースを多々見てきました。

最初はやりたくないと思っていたことも、やっているうちにおもしろさに気づき始めたなんて人もいます。

私の塾に通っていた受講生の例ですが、事務職から営業職に異動になった女性がいました。

最初はイヤイヤ仕事をしていた彼女も、商品が売れた喜びを一旦味わったのち、営業の仕事をおもしろいと感じるようになりました。今も営業の仕事を楽しそうにやってます。

繰り返し言いますが、やりたい・やりたくないという気持ちはけっこう移り気なものですよ。

  • 後悔しない人生を歩むために

「やりたくない仕事から逃げる」という選択は、人生の大きな分岐点です。だからこそ、表面的な判断ではなく、自分の心の奥底にある本当の気持ちと向き合うことが大切です。

でも正直なところ、一人で自分を見つめ直すのは簡単ではありませんよね。

「自分が本当に求めているものは何なのか?」「今の状況をどう改善すればいいのか?」

そんな迷いを抱えている方のために、自分の見つめ直し完全マニュアルをお作りしました。

このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。

制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

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最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

この記事を通じて、やりたくない仕事から逃げることは決して恥ずかしいことではないとお分かりいただけたでしょうか。

私自身、26年間という長い間、やりたくない仕事を続けてきました。当時は「逃げてはいけない」「我慢するのが当たり前」と思い込んでいました。

でも今なら分かります。もっと早く自分の心の声に耳を傾けるべきだったと。

人生は一度きりです。毎日8時間という貴重な時間を、心から納得できない仕事に費やし続けるのはもったいない。

とはいえ、感情的に逃げるのではなく、冷静に判断することが大切です。この記事でお伝えした判断基準や方法を参考に、後悔のない選択をしてください。

逃げることは負けではありません。自分らしく生きるための、勇気ある一歩なのです。

一人でも多くの方が、心から満足できる働き方を見つけられることを願っています。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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