頑張りたいのに頑張れない自分がいます。そんな人によくある原因は何かな？
対処する方法も知りたいです。
そんな疑問に答えます。
『頑張りたいのに頑張れない自分が嫌いになる』。この記事を書いている私の30代の頃のお話ですが、同じことで悩む人も多いようですね。
私たちは、頑張ることを美徳として教育されていただけにやっかいな問題。「頑張らねばならない」と、頭に刷り込まれていますからね。
自分が嫌いになるレベルとなると、かなり重症です。放置すると胃に穴が空いてしまうかも…。頑張れない原因を突き止め、正しく対処する必要がありますよ。
本記事をお読みになれば、頑張れない自分から抜け出す方法がわかります。文末には使えるツールも紹介しています。
読み逃しのないようご注意くださいね。3分くらいで読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!！自分の“強み”を活かして稼ぐ方法（大和出版）」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
頑張りたいのに頑張れない原因
頑張りたいと思っているにも関わらず頑張れない原因を解説します。
自分に当てはまるものはどれか、考えながらお読みくださいね。
頑張りたいのに頑張れない原因の1つ目は、過剰なストレスによるものです。
ストレスにさらされると、自律神経が不安定になり、血圧や心拍数が上昇し、睡眠障害、不安、うつ病などの病気を引き起こす可能性もある。
「このままではまずい」と身体が反応し、ブレーキがかかる感じですね。
頑張りたいのに頑張れない原因の2つ目は、責任感の強さによるものです。
失敗が怖くなったり、将来の不安に襲われたりして身体がすくむ状態になる。
また、過去の失敗を思い出して行動が鈍るケースもあります。
頑張りたいのに頑張れない原因の2つ目は、はっきりした目的がないことによるものです。
モチベーションも下がってしまいます。
自分にとって不本意な仕事を与えられたときによくある原因です。
頑張りたいのに頑張れない原因の4つ目は、燃え尽き症候群によるものによるものです。
次なる目標が見つからず、本気になれない状況に陥っている状況が考えられます。
頑張りたいのに頑張れない原因の5つ目は、自己肯定感の低下によるものです。
自己肯定感の低下は、自信がなくなり、自分自身を過小評価してしまう。
すると物事を否定的に考えたり、ストレスや不安感を引き起こしたりする。そして頑張れない状態になる感じですね。
- 頑張りたいのに頑張れない原因
- 過剰なストレスによるもの
- 責任感の強さによるもの
- はっきりした目的がない
- 燃え尽き症候群によるもの
- 自己肯定感の低下によるもの
頑張れない原因チェックリスト
頑張れない原因をチェックするリストを作りました。下記の質問に答えてみてください。
頑張れない原因のヒントをつかめます。
- 頑張れない原因チェックリスト
- 義務感でやっていないか？
- 一人で全部やろうとしていないか？
- 劣等感によってやっていないか？
- 不安を抱えてやっていないか？
- やらされていないか？
- やりたくないことやっていないか？
- やっている意味がわかっているか？
- 他にやりたいことはないか？
- 何も考えないでやってないか？
- 苦手なことをやってないか？
- 焦ってないか？
以上の質問から、なぜ頑張れないか原因を考えてみてね
頑張れない自分から抜け出す方法
頑張れない自分から抜け出す方法について解説します。
気を楽にして行うのがコツです。始めは戸惑うかもしれませんが、次期に慣れるので一つ一つ試すといいですよ。
頑張れない自分から抜け出す方法の1つ目は、ひと呼吸おくことです。
頑張りたいのに頑張れない状況に陥ったら、ひと呼吸おきましょう。
- 一度休むことです。
とはいえ焦りもあり、なかなか休む気にならないかもしれませんね。
そのようなときは、『頑張るために休む』と考えるといいですよ。
頑張りたいのに頑張れない状態のときは、例えるなら心と身体のギヤが合っていない状態。
- 調整が必要です。
調整のためには一度、動作を止めなければできませんよね。焦るお気持ちはわかりますが、一度お休みをとりましょう。
頑張れない自分から抜け出す方法の2つ目は、脱力を覚えること。拒絶したくなるかもしれませんがあえて言います。
真面目な性格が災いしているケースが多い。
- 正しく頑張るためには『脱力』が必要です。
フルマラソンをイメージして欲しいのですが、全速力でずっとゴールまで走れるわけではありませんよね。ペース配分をしているから走りきれる。つまり脱力のバランスがいいのです。
脱力すると緊張感を和らげ、より良いパフォーマンスを発揮する状態を作れる。
下記の記事に詳しい解説がありますので気になる人はお読みくださいね。
▶真面目に頑張る人が疲れないように生きるコツ｜適当さ必要。仕事も生活もうまく回ります
▶頑張るほどうまくいかない5つの理由と解決策【頑張りに逃げは危険。空回りを防ぐ方法】
頑張れない自分から抜け出す方法の3つ目は、ベイビーステップを設定すること。
文字通り”赤ちゃんの踏み台”ですね。即ち、すぐに叶えられそうな小さな目標(ステップ)を設定すること。
自信がないときは、目標達成までの道のりが遠く感じてしまい思うように頑張れないものです。
より現実的な目標の設定。すなわちベイビーステップを設定すると、小さな成功を繰り返すことになります。
やがて自信がついてくる。
更に、前に進んでいる感も生まれてやる気もアップする。ベイビーステップの設定はおすすめの方法ですよ。
頑張れない自分から抜け出す方法の4つ目は、自己肯定感を高めることです。
先ほど書きましたが、自己肯定感の低下は頑張れない原因になります。
私たちは失敗したことはよく覚えているのに、うまくいったことはすぐ忘れるクセあります。
そこで自己肯定感を高める100の質問集を作りました。
この質問集をお読みになるとわかりますけど思い出せる過去の体験は、ポジティブなものばかり。
有料級のものなので迷いましたが、悩まれている人が多いためしばらく無料で配布します。
但し、いつまで無料配布を続けるかわかりません。必要だと思う人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
頑張れない自分から抜け出す方法の5つ目は、人のために頑張ることです。「自分のため」だと頑張れない人もいますからね。
ちなみに人のために頑張れる人には、2つのタイプがあります。
| 「世の人のためになることがしたい」（社会貢献タイプ） |
| 「身近な人によろこんでもらいたい」（他者実現タイプ） |
他者実現タイプの人は、身近な人のために頑張れる。一方、社会貢献タイプの人は、社会全体の見知らぬ誰かのために頑張れる。
どちらもやる気のほこ先が外向きの人です。
頑張るほこ先の個人差については、下記の記事に書いてますので気になる方はお読みくださいね。
▶「自分より人のため」に頑張る人と自分のために頑張る人の特徴
ここまでのまとめです。
- 頑張れない自分から抜け出す方法
- ひと呼吸おく
- 脱力を覚える
- ベイビーステップを設定する
- 自己肯定感を高める
- 人のために頑張る
よくある頑張れない人の特徴
よくある頑張れない人の特徴についても解説します。自覚していない人もいますから注意してお読みくださいね。
過去の失敗に囚われているのは、よくある頑張れない人の特徴の一つです。
過去に失敗した経験に執着し、いつまでも引きずっている状態。失敗を過剰に怖がり、いつも不安を抱えている傾向にありますね。
目標が高すぎるのも、よくある頑張れない人の特徴の一つです。
目標が高すぎるとなかなか実現しない自分に腹が立ち、焦りを生む。
失望の連続になりそんな自分自身を責めてしまいがち。モチベーションが下がり頑張れなくパターンの人ですね。
他人を気にし過ぎるのもは、よくある頑張れない人の特徴の一つです。
他の人と自分を比較し過ぎてしまい、劣っていると感じることで自信を失っているパターンの人ですね。
決断力に欠けるのも、よくある頑張れない人の特徴の一つです。
そんな状態が続くためモチベーションが下がり、頑張ることができなくなっている状態ですね。
頑張れる状況ではないのも、よくある頑張れない人の特徴の一つです。
例えば、職場の人間関係や家庭の環境が悪ければ、ストレスがたまり、頑張るどころではないでしょう。
- よくある頑張れない人の特徴
- 過去の失敗に囚われている
- 目標が高すぎる
- 他人を気にし過ぎる
- 決断力に欠ける
- 頑張れる状況ではない
頑張った感なく成果が出ることを選ぶ
ここまで書いていて何ですが、忍耐力が身につくとか精神論的なことを除くと、頑張ること自体にあまり意味がないのですよ。
理想的には、頑張った感なく成果の出ることに時間も労力もかけること。
その方が楽しく生きられます。
頑張った感なく成果が出ることとは、自分の強みとなるものです。
自分に備わった資質をうまく利用することは、強みを活かす行動となります。
自分の強みがよくわからない人は下記の記事を熟読することをおすすめします。
▶強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】
頑張れないときは変化のとき【実話】
はっきり言います。
この記事を書いている私も頑張りきれない26年を過ごしていた。父親が経営している会社を、のちのち継いでいくのかなという思いで働くものの、力が出なかった。
「自分はもっとできるはず…」という思いが心のどこかにありました。
今思い返してみると、やりたいと思える仕事ではなかった。わがままを言ってはいけないという義務感に縛られていたと思います。
※当時の私のことはコチラ
頑張れない自分を感じたら、働き方も仕事も見直したほうがいいときかもしれません。
私も行動を起こしたからこそ、現在は仕事も人生も楽しめています。この記事との出会いをきっかけに、自分を見つめ直してみることをおすすめしますよ。
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頑張れない自分を感じていたなら、悪いことは言いませんから自己分析を深めた方が身のためです。
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ではまた。
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