劣等感は弱みですよね?強みになることあるの?
克服するコツも知りたいな。
そんな疑問に答えます。
結論から言うと、劣等感は強みに変わることもあります。
劣等感とは、自分が他人より劣っているという感情のことを言います。これは一種のコンプレックスであり、多くの人が持っています。
その感情との付き合い方次第で強みにも弱みにもなる。少し視点をズラせば克服も可能ですよ。
はっきり言います。
劣等感は宝です。お金に変わることもあります。
- 本記事の内容です
- 劣等感が弱みになる人の特徴
- 劣等感が強みになる人の特徴
- 劣等感を克服する方法
- 劣等感を強みに変える秘訣
- 劣等感はお金に変わる
以上の5つを中心に解説します。
劣等感の裏に隠れている、気づいていない強みを発見する「隠れた強み発見診断」も同時に公開中です。
知っておかなければ、歳を取るごとに生きることが苦しくなるでしょう。最後まで読み逃しのないようにご注意くださいね。
3分で読めます
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
劣等感を強みに切り替えた人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
劣等感が弱みになる人の特徴
劣等感を強みに変えるために、深い認識が必要です。まずは、劣等感が弱みになる人と強みになる人の特徴を解説します。
劣等感が弱みになる人の特徴は以下の通りです。
- 劣等感が弱みになる人の特徴
- 理想の自分像との食い違いが大きい
- 自分に無い点を見て落ち込む
- 失敗を自己無価値感につなげる
劣等感が弱みになる人の特徴を簡単に解説しますと、理想の自分像と今の自分の食い違いが大きいです。なんて自分はダメなのだろうと無用に卑下します。
そして人と自分を比べることが多く他人に有り、自分に無い点を見て落ち込むパターンが多い。
更には失敗したことを自己無価値感につなげる特徴もある。自信を失っている場合が多いですね。
劣等感が強みになる人の特徴
一方、劣等感が強みになる人の特徴は以下の通りです。
- 劣等感が強みになる人の特徴
- まだまだ足りないと追い込める
- 人を見下した態度をとらない
- 慢心しない
- 信頼されやすい
- 劣等感を持つ人の気持ちを理解する
劣等感が強みになる人の特徴を簡単に解説しますと、どんなに優れていようとも、まだまだ足りないと追い込めることです。向上し続けるので、自然に強みが育まれる。
また、優越感を持てないため人を見下した態度をとりません。慢心しないのです。常に低姿勢で、信頼されやすい特徴もあります。
更に、同じ劣等感を持つ人の気持ちを理解できるため、良きリーダー・教育者になりやすい特徴を持ちます。
ざっくり比較すると以下のようになります。
劣等感が弱みになる人の特徴 | 劣等感が強みになる人の特徴 |
---|---|
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劣等感が生まれる原因
劣等感が生まれる原因はいくつかあります。
主な原因は以下の通り。
- 劣等感が生まれる原因
- 生まれ持つものが不利益につながる
- 洗脳に合っている
- 合わないことをやっている
- 合わない環境にいる
劣等感が生まれる原因としては、生まれ持つものが不利益につながるからです。例えば背が低くてフラれたとか、体力がなくて仕事についていけないとかですね。
また親や目上の人たちの洗脳に合っている場合も、劣等感は生まれやすい。「あなたはダメなのよ」など、負のインプットを繰り返されるパターンですね。
そして、自分に合わないことをやっているのも原因のひとつ。いくらがんばっても結果が出ないからですね。
更に自分に合わない環境にいると、周りの人や状況に適合できず劣等感が湧きやすいのです。
劣等感の原因を理解したところで、次は劣等感の種類について見ていきましょう。劣等感にも様々な種類があり、それぞれが私たちの行動や考え方に影響を与えてしまいます。
以下の表で、7つの主な劣等感の種類とその影響をまとめました。
劣等感の種類 | 具体例 | 主な影響 |
---|---|---|
1. 社会的劣等感 | 会社で重要な仕事を任されていない | 新しい挑戦を避ける |
2. 能力的劣等感 | プレゼンが下手だと思い込む | 成長の機会を逃す |
3. 外見的劣等感 | 自分は太っている、顔が良くない | 人前に出るのを避ける |
4. 経済的劣等感 | 周りの人より稼げていない | お金の話題を避ける、見栄を張る |
5. 学歴・学力の劣等感 | 有名大学を出ていない、勉強が苦手 | 新しい学びの機会を避ける |
6. 人間関係の劣等感 | 友達が作れない、人見知り | 新しい出会いを避ける |
7. 健康・体力の劣等感 | すぐに疲れる、運動が苦手 | 運動や健康的な習慣を避ける |
これらの劣等感は、誰もが程度の差こそあれ持っているもの。大切なのは、自分がどんな劣等感を感じているのかを認識し、それを克服する方法を見つけることです。
劣等感を克服する方法【強みに変えるコツ】
劣等感を克服するにはいくつか方法があります。自分の強みに変えるコツでもあるのでじっくり読んでくださいね。
- 劣等感を克服する方法
- 環境を変える
- 人に役立つことをする
- 視点をズラす
- 自己肯定感を高める
1.環境を変える
劣等感を克服するには、環境を変えることが有効です。逃げるのではありません。自分が適合できる環境に変えるだけ。
環境を変える中には、劣等感を湧かないような工夫も含まれます。たとえば洗脳する人と距離を置く、目に入らないようにする、競わないようにするなどですね。
2.人に役立つことをする
人に役立つことをするのも劣等感を克服するひとつの手段です。前にも書きましたけれど、劣等感のあるときは、自己無価値感に襲われがち。
そこで「自分には価値があると証明する行動」すなわち人に役立つことをするのです。
感謝やお礼の言葉のシャワーを浴びることになり、自己価値が高まります。
次第に劣等感は薄らぎますよ
3.視点をズラす
劣等感を感じるときは、相手を観察している状況と言えますよね。相手の優れたところにピントを合わせやすいのですが、視点をズラすのです。
相手に有るものと無いものを観察し、相手に無くて、しかも自分に有るものを考える。
例で解説します。
有能なキレキレ社員Aさんと、自分を比較観察したとしましょう。
⇒判断力があり常にシャープな答えを出せる
⇒ 親しみやすい、話しやすい雰囲気がある
以上であったとします。
- 「ある」もの・・・強み
- 「ない」もの・・・弱み
という視点で自分を見直すと、劣等感は緩和されるでしょう。
4. 自己肯定感を高める
劣等感を克服し、強みに変えるための重要なステップの1つが、自己肯定感を高めることです。自己肯定感が高まれば、自分の価値を認識し、劣等感に左右されにくくなります。
そこで、過去の成功経験を思い出し、自己肯定感を高めるためのツールとして、「自己肯定感を高める100の質問集」を作成しました。
この質問集は、強みを見つける専門家の私が個人セッションで使用している質問から厳選したもの。回答していくうちに、自分自身の中に眠っていた多くのポジティブな経験が蘇ってくるはずです。
現在、多くの方々が劣等感や自己肯定感の低さに悩んでいることを踏まえ、この質問集をしばらくの間、無料で配布することにしました。ただし、いつまで無料配布を続けられるかわかりません。
必要だと感じた方は、今すぐダウンロードして保存することをおすすめします。以下のリンクからアクセスできます。
この質問集を活用することで、ご自身の中にある素晴らしい経験や能力に気づき、自己肯定感を高めることができるでしょう。そして、高まった自己肯定感は、劣等感を克服し、それを強みに変えていく大きな力となるはずです。
劣等感を克服する方法については
音声でも解説しています。
(内容はブログに記載あるものです)
自分の強みは“相手ありき”で決まる
自分の強みは、自分以外の人との比較で決まるものです。自分より優れた人がこの世の存在しても、身近にいなければ問題ありません。
前職で出会った女性の例で解説します。
派遣社員の女性のMさんは、当社としては初めての事務員さんでした。
私よりも数倍早い事務処理能力でしたから。つまり相手ありきで強みは決まるものです。
劣等感を強みに変える秘訣
劣等感を強みに変える秘訣を解説します。
劣等感は主観的なものです。強みに変える場合は、客観的な評価を受け入れねばなりません。
わかりやすい私の例があります。
私はのっぺりした顔でお世辞にもイケメンとは言えません。容姿に劣等感ありでした。
しかし、現在の仕事をする上では、イケメンでないことはむしろ強みとなっている。
受講生たちは、私に何でも腹を割って話してくれる。「イケメンの先生だったら相談できない」とよく言われますよ。
- 劣等感も優越感も表裏一体ですよ。
下記にも関連情報が書かれていますので参考にどうぞ。
自分も誰かの劣等感を刺激している
私たちは気づかぬうちに誰かに劣等感を与えています。「ありえない」と思うでしょうけれど事実です。
誰かにほめられたときや、関心されたときを思い浮かべてください。そのとき私たちは、「大したことないですよ」とスルーしますよね。
しかし、ほめてくれた相手は「なぜこの人は自分のすごさがわからないの?」と思っていますよ。
一度でも誰かにほめられた経験があるとしたら、それは誰かの劣等感を刺激していると認識した方がいいです。
認識がないと自分の強みを見つけ、受け入れることはできませんからね。
隠れた強み発見診断【無料】
ここまで劣等感を克服し、強みに変えるコツについてお話ししてきました。しかし、「自分にはどんな強みがあるのかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
実は、私たちには気づいていない「隠れた強み」があるものなのです。その強みを発見できれば、劣等感を克服する大きな助けになります。
そこで、隠れた強みを発見するための簡単な診断をご用意しました。ぜひチャレンジしてみてください。
あなたの隠れた強み発見診断
使い方:以下の15の質問に対して、当てはまる度合いを1(全く当てはまらない)から5(非常に当てはまる)で選択してください。全ての質問に回答後、「診断結果を見る」ボタンをクリックすると、あなたの隠れた強みが表示されます。
この診断で発見された強みは、ご自身が感じている劣等感を克服するための大きな武器になります。例えば、「共感力」という強みがある人は、人間関係の劣等感を感じていても、その共感力を活かして深い人間関係を築くことができるのです。
しかし、強みを発見しただけでは不十分です。その強みを磨き、実際の生活や仕事で活かしていくことが大切です。
「でも、どうやって強みを活かせばいいの?」そう思った方には、以下の講座をおすすめします。
この講座では、強みを最大限に活かして劣等感を克服し、自信を持って人生を歩むための具体的な方法を学べます。入門コースもありますので詳しくはこちらをご覧ください。
劣等感は宝【お金に変わります】
劣等感は宝です。誰かの悩みを解決したとき、お金が発生するから。劣等感があると、似たような劣等感を持つ人達の気持ちを理解できますよね。
また自分が克服できたレベルのことまでなら同じ悩みを持つ人達のお役に立つこともできるでしょう。劣等感が引き金になり、強い使命感につながることもある。
例えば、話し方を教える先生は、以前は話し方に劣等感を持っていた人も多いですよ。劣等感は、お金も使命感も得られる宝です。
下記記事に具体的なことを書いています。
▶仕事に直結する強みの見つけ方|成功するための3つのステップ
ここまでお読みになった方は、劣等感を強みに変えることができるということだけでも、お分かりいただけたのではないでしょうか?
そのが本当の始まりと言えるでしょう。
自分自身をより深く理解し、最大限に活かすためには、継続的な自己分析と振り返りが不可欠です。そこで、さらに深めるための強力なツールをご紹介します。
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10年の歳月をかけて制作された本マニュアルには、以下の充実したコンテンツが含まれています
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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さらに、こちらのLINEに登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りな情報も公開しています。ブログでは書ききれないここだけの情報も配信中です。
●最後に筆者からのメッセージ:
劣等感との付き合い方は人それぞれです。誰もが持つ不安や弱さ、それを受け入れながら少しずつ前に進んでいく。そんな日々の積み重ねが、いつしか大きな自信につながっていくものですよ。共に、自分らしい道を探していきましょう。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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